JP2544640Y2 - 手すり固定具 - Google Patents

手すり固定具

Info

Publication number
JP2544640Y2
JP2544640Y2 JP1993029461U JP2946193U JP2544640Y2 JP 2544640 Y2 JP2544640 Y2 JP 2544640Y2 JP 1993029461 U JP1993029461 U JP 1993029461U JP 2946193 U JP2946193 U JP 2946193U JP 2544640 Y2 JP2544640 Y2 JP 2544640Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
fixing device
fixed
main body
insert
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993029461U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH071147U (ja
Inventor
純三 立野
和正 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UNION CO.,LTD.
Original Assignee
UNION CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UNION CO.,LTD. filed Critical UNION CO.,LTD.
Priority to JP1993029461U priority Critical patent/JP2544640Y2/ja
Publication of JPH071147U publication Critical patent/JPH071147U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2544640Y2 publication Critical patent/JP2544640Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、階段や廊下などの壁
面に沿わせて取り付けられる手すりの固定具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の手すりの固定具は、例えば図8〜
10に示したように、手すり1の本体水平部1a基端面
にネジ2で固定した固定板10を階段や廊下などの壁面
Wにネジ2で固定するようにしている。すなわち、固定
板10は、本体水平部1a基端面の上下左右に食み出す
大きさに形成しており、中央部寄りに設けた通し穴5、
5から本体水平部1a基端面に設けたネジ穴6、6にネ
ジ2、2を捩じ込んで本体水平部1a基端面に固定し、
さらにこの固定板10の四隅に設けた通し穴5、5、
5、5から階段や廊下などの壁面Wにネジ2、2、2、
2を捩じ込んだものとしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手すりの固定具は、固定板10が手すり1側に固定
されているので、階段や廊下などの壁面Wへ取り付ける
場合、手すり1を持ち上げた状態で階段や廊下などの壁
面Wに位置決めして取り付け作業をしなければならず、
手すりが大型であったり重いものである場合には、その
取り付け作業が困難であるという課題を有していた。
【0004】また、従来の手すりの固定具では、階段や
廊下などの壁面Wに捩じ込んだネジ2のネジ頭がすべて
固定板10の真正面に露出しているので、このネジ頭に
より固定具の外観が損ねられ、体裁が悪くなるという課
題を有していた。そこで、この考案は、上記従来の手す
りの固定具が有する課題を解決することを目的としてな
されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この考案の手
すり固定具は、本体水平部1a基端に固定した挿入体3
を、階段や廊下などの壁面Wに固定した受け体4に挿入
したものとしている。そして、前記挿入体3を、後面の
下端から上部にかけて抜窓3aを設けると共に、両側の
下端から上部にかけて抜窓3aに連通する挿入溝3bを
設け、さらに中央部寄りに設けた通し穴5、5から本体
水平部1a基端面に設けたネジ穴6、6にネジ2、2を
捩じ込んで、本体水平部1a基端面に固定したものと
し、受け体4を、上板7と下板8を重ね合わせたものと
すると共に、上板7の両側7aが下板8の両側8aから
食み出るようにし、さらに中央部寄りに設けた通し穴5
から階段や廊下などの壁面Wにネジ2を捩じ込んで固定
したものとしている。さらに前記挿入体3の挿入溝3b
に受け体4の上板7の両側7aを挿入すると共に、挿入
体3の抜窓3aに受け体4の下板8を嵌め込んだものと
している。
【0006】
【作用】この考案の手すり固定具は、階段や廊下などの
壁面Wの手すり1を取り付ける位置に、受け体4を予め
位置決めして固定しておける。また、この考案の手すり
固定具では、挿入体3を受け体4に挿入することにより
ネジ2のネジ頭が固定具内部に隠れる。
【0007】
【実施例】以下、この考案の手すり固定具の構成を、実
施例として示した図面に基づいて詳細に説明する。図1
〜3に示すように、この考案の手すり固定具は、手すり
1の本体水平部1a基端にネジ2で固定した挿入体3
を、階段や廊下などの壁面Wにネジ2で固定した受け体
4に挿入し、必要に応じて両者をネジ2で抜け止めする
ようにしている。すなわち、前記挿入体3は、後面の下
端から上部にかけて抜窓3aを設けると共に、両側の下
端から上部にかけて抜窓3aに連通する挿入溝3bを設
け、さらに中央部寄りに設けた通し穴5、5から本体水
平部1a基端面に設けたネジ穴6、6にネジ2、2を捩
じ込んで、本体水平部1a基端面に固定されている。受
け体4は、上板7と下板8を重ね合わせたものであり、
上板7の両側7aが下板8の両側8aから食み出るよう
になっており、さらに中央部寄りに設けた通し穴5から
階段や廊下などの壁面Wにネジ2を捩じ込んで固定され
ている。そして、前記挿入体3の挿入溝3bに受け体4
の上板7の両側7aを挿入すると共に、挿入体3の抜窓
3aに受け体4の下板8を嵌め込み、ネジ2を挿入体3
に設けた通し穴5から受け体4に設けたネジ穴6に捩じ
込んで、これら両者を抜け止めしている。さらに、受け
体4の下板8の裏面には、階段や廊下などの壁面Wにネ
ジ2で固定した時に、その壁面Wに埋め込まれて受け体
4の回り止めをする突起9を設けている。
【0008】前記手すり1は、ノブ式のものとしてお
り、木材、合成樹脂、金属などの任意の材料で作製さ
れ、本体水平部1aに本体立ち上り部1bを連設して略
L字形状としている。そして、本体立ち上り部1b上部
を掌に収まる程度の大きさの塊状としている。この塊状
は、楕円体または多面体から形成される略卵形状とする
のが掴むときに掌に馴染み、感触もよく好ましい。
【0009】なお、この考案の手すり固定具が使用され
る手すり1の形式は、通常の棒形式のものや、この実施
例に示したようなノブ形式のもの等、特に限定されるも
のではない。以上のように構成したこの考案の手すり固
定具は、例えば図4、5に示したように、ノブ式の手す
り1を、階段や廊下などの壁面Wa、Wbに適宜間隔を
おいて複数個取り付けたり、図6、7に示したように、
トイレや浴室の壁面Wc、Wdの適当な位置に取り付け
ることができる。
【0010】
【考案の効果】この考案の手すり固定具は、以上に述べ
たように構成されており、階段や廊下などの壁面Wの手
すり1を取り付ける位置に、受け体4を予め位置決めし
て固定しておけるので、手すり1を持ち上げた状態で階
段や廊下などの壁面Wに位置決めする必要がなく、取り
付け作業が簡単なものとなる。
【0011】また、この考案の手すり固定具では、挿入
体3を受け体4に挿入することによりネジ2のネジ頭が
固定具内部に隠れるので、ネジ頭が露出することなく、
体裁が悪くなるということがない。さらに、受け体4
が、上板7と下板8を重ね合わせたものであるので、受
け体4の構造が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の手すり固定具の分解斜視図である。
【図2】この考案の手すり固定具の使用状態を示す正面
図である。
【図3】この考案の手すり固定具の使用状態を示す断面
図である。
【図4】この考案の手すり固定具を使用して、階段の壁
面に手すりを取り付けた状態を示す説明図である。
【図5】この考案の手すり固定具を使用して、廊下の壁
面に手すりを取り付けた状態を示す説明図である。
【図6】この考案の手すり固定具を使用して、トイレの
壁面に手すりを取り付けた状態を示す説明図である。
【図7】この考案の手すり固定具を使用して、浴室の壁
面に手すりを取り付けた状態を示す説明図である。
【図8】従来の手すり固定具の分解斜視図である。
【図9】従来の手すり固定具の使用状態を示す正面図で
ある。
【図10】従来の手すり固定具の使用状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 手すり 1a 本体水平部 2 ネジ 3 挿入体 3a 抜窓 3b 挿入溝 4 受け体 5 通し穴 6 ネジ穴 7 上板 7a 両側 8 下板 8a 両側 W 壁面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手すり(1)の本体水平部(1a)基端
    に固定した挿入体(3)を、階段や廊下などの壁面
    (W)に固定した受け体(4)に挿入した手すり固定具
    であって、前記挿入体(3)を、後面の下端から上部に
    かけて抜窓(3a)を設けると共に、両側の下端から上
    部にかけて抜窓(3a)に連通する挿入溝(3b)を設
    け、さらに中央部寄りに設けた通し穴(5)(5)から
    本体水平部(1a)基端面に設けたネジ穴(6)(6)
    にネジ(2)(2)を捩じ込んで、本体水平部(1a)
    基端面に固定したものとし、受け体(4)を、上板
    (7)と下板(8)を重ね合わせたものとすると共に、
    上板(7)の両側(7a)が下板(8)の両側(8a)
    から食み出るようにし、さらに中央部寄りに設けた通し
    穴(5)から階段や廊下などの壁面(W)にネジ(2)
    を捩じ込んで固定したものとし、さらに前記挿入体3の
    挿入溝3bに受け体4の上板7の両側7aを挿入すると
    共に、挿入体3の抜窓3aに受け体4の下板8を嵌め込
    んだものとしたことを特徴とする手すり固定具。
JP1993029461U 1993-06-02 1993-06-02 手すり固定具 Expired - Lifetime JP2544640Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993029461U JP2544640Y2 (ja) 1993-06-02 1993-06-02 手すり固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993029461U JP2544640Y2 (ja) 1993-06-02 1993-06-02 手すり固定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH071147U JPH071147U (ja) 1995-01-10
JP2544640Y2 true JP2544640Y2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=12276745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993029461U Expired - Lifetime JP2544640Y2 (ja) 1993-06-02 1993-06-02 手すり固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2544640Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057104A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Naka Ind Ltd 手摺用ブラケット

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101448956B1 (ko) * 2014-06-03 2014-10-13 (주)상우엔지니어링 공동주택용 핸드레일 고정장치

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5793528U (ja) * 1980-11-29 1982-06-09
JPH0452133U (ja) * 1990-09-12 1992-05-01

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057104A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Naka Ind Ltd 手摺用ブラケット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH071147U (ja) 1995-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2544640Y2 (ja) 手すり固定具
JP2544641Y2 (ja) 手すり固定具
JPH071150U (ja) ノブ式手すり
JP4724327B2 (ja) 手摺装置
JPS6146115Y2 (ja)
JPH071149U (ja) 手すり固定具
JP2552844Y2 (ja) 手摺り取付具
JP2593850Y2 (ja) 手すりの取付構造
JPH08254006A (ja) 造作部材取付け構造並びに造作部材の取付け方法
JPH0735979Y2 (ja) 階 段
JP2003307007A (ja) 手すり構造
JP2000336880A (ja) 手摺り
JPH0428980Y2 (ja)
JPH0335017Y2 (ja)
JP3318056B2 (ja) ユニット式建物の階段の手摺構造
JPH1082154A (ja) 手摺り
JP2559096Y2 (ja) 手すり部の構造
JP2672789B2 (ja) 付属構築物
JPS6237901Y2 (ja)
JP3364754B2 (ja) 屋内手摺付階段
JP2506465Y2 (ja) 電子機器の化粧パネル
JPH0336661Y2 (ja)
JP2989715B2 (ja) ユニットルームの天井板取付け構造
JPH0610858Y2 (ja) 洗面化粧台の幕板取付装置
JP2547298Y2 (ja) 台所キャビネット用化粧材

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term