JP2530369Y2 - 光結合装置 - Google Patents

光結合装置

Info

Publication number
JP2530369Y2
JP2530369Y2 JP1991069524U JP6952491U JP2530369Y2 JP 2530369 Y2 JP2530369 Y2 JP 2530369Y2 JP 1991069524 U JP1991069524 U JP 1991069524U JP 6952491 U JP6952491 U JP 6952491U JP 2530369 Y2 JP2530369 Y2 JP 2530369Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
holder
shielding plate
case
optical coupling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991069524U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04131955U (ja
Inventor
穣 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1991069524U priority Critical patent/JP2530369Y2/ja
Priority to US07/851,658 priority patent/US5285085A/en
Publication of JPH04131955U publication Critical patent/JPH04131955U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2530369Y2 publication Critical patent/JP2530369Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V8/00Prospecting or detecting by optical means
    • G01V8/10Detecting, e.g. by using light barriers
    • G01V8/12Detecting, e.g. by using light barriers using one transmitter and one receiver
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/12Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof structurally associated with, e.g. formed in or on a common substrate with, one or more electric light sources, e.g. electroluminescent light sources, and electrically or optically coupled thereto
    • H01L31/16Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof structurally associated with, e.g. formed in or on a common substrate with, one or more electric light sources, e.g. electroluminescent light sources, and electrically or optically coupled thereto the semiconductor device sensitive to radiation being controlled by the light source or sources

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geophysics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、通過路上を通過する被
検出物体の有無を無接点で検出することのできる光結合
装置(フオトインタラプタ)の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の被検出物体の通過路を挟んで発光
素子と受光素子を対向配置してなる透過型光結合装置
(フオトインタラプタ)の構造を図30,31に示す。
図30は平面図、図31は分解斜視図である。
【0003】図30,31において、1は発光素子(発
光ダイオード)を透光性樹脂にてモールドして成る発光
部、2は受光素子(フオトトランジスタ)を透光性樹脂
にてモールドして成る受光部で、これら発光部1および
受光部2を通過路Xを挟んで対向するよう遮光性材料か
らなるケース3に組み込み固定している。
【0004】また、ケース3の対向面(通光部)3a,
3bには、投光窓4aおよび採光窓4bが形成されてお
り、採光窓4bのある対向面3bに、光結合装置の検出
位置精度(分解能)を高めるため、エツチングもしくは
パンチング加工により形成された絞り窓5をもつ遮光板
6が接着剤7により貼り付け固定されている。
【0005】よつて、図30,31の構造の光結合装置
においては、発光部1より発せられた光がケース3の投
光窓4aを通過し、被検出物体Yに照射される。そし
て、被検出物体Yの状態により信号となつた光が、遮光
板6の絞り窓5およびケース3の採光窓4bを介して受
光部2へ入射し、電気信号として変換されることにな
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来構造
の光結合装置においては、図30,31に示した絞り窓
を持つ遮光板がケースに接着剤にて貼り付けられている
だけであり、衝撃等の外力によりケースからの剥離が生
じやすく、また、接着剤量の管理等、作業が困難であ
り、各々の製品において接着強度取り付け状態の差が生
じやすい。さらに、作業時間がかかることにより製品コ
ストが高くなる。
【0007】本考案は、上記に鑑み、高分解能で位置精
度の高い絞り窓を作業性が良く、安価に構成できる光結
合装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案による課題解決手
段は、図1ないし図5の如く、通過路X上を通過する被
検出物体の有無を無接点で検出するもので、発光素子を
有する発光部1と、受光素子を有する受光部2と、該発
光部1および受光部2が通過路Xを挟んで対向配置され
て収納されるケース3とを備え、前記ケース3の対向面
3a,3bに投光窓4aおよび採光窓4bが形成された
光結合装置において、前記発光部1と投光窓4a、およ
び受光部2と採光窓4bとの少なくとも一方の間隙に、
発光部1または受光部2を保持するためのホルダー10
が配置され、該ホルダー10に発光部1または受光部2
に対向する導光孔41bが形成され、前記ホルダー10
の導光孔41bを覆うように絞り窓5を有する遮光板6
が配されている。
【0009】そして、図6〜1の如く、遮光板6は、
その一端6aがインサート成形あるいは熱圧着等により
前記ホルダー10内に固定され、他端6bが自由状態と
されて前記ケース3と前記ホルダー10との間の隙間Z
に収納され、前記ケース3に、ホルダー10との当たり
によりホルダー10を位置決めする位置決め手段20が
設けられたものである。また、遮光板6に折曲片6aが
形成され、前記遮光板6は前記折曲片6aを折り曲げて
L字形とされ、前記折曲片6aが前記ホルダー10内に
埋設されている。
【0010】また、ケース3は、遮光性材料により形成
され、ホルダー10は、機種に応じてその色調が変更さ
れたものである。
【0011】さらに、図17〜27の如く、ホルダー1
0の発光部1または受光部2と接触する接触面に、発光
部1または受光部2を嵌合する凹部62が設けられ、発
光部1または受光部2が嵌合された前記ホルダー10を
前記ケース3に係合する係合手段が設けられたものであ
る。
【0012】
【作用】上記課題解決手段において、ケース3に絞り窓
5を有する遮光板6を具備したホルダー10を挿入す
る。このとき、ケース3に位置決め手段20を設けてお
り、ホルダー10は、ケース3との当たりにより位置決
めがなされる。しかる後、発光部1または受光部2を挿
入する。そうすると、発光部1または受光部2は、ホル
ダー10に突き当てられた形でケース3と接着されるた
め、ホルダー10は、ケース3と受光部2を介して固定
されることになる。
【0013】このように、発光部1または受光部2と採
光窓4bとの間隙に、絞り窓5を有する遮光板6を具備
したホルダー10を配置し、ケース3に、ホルダー10
との当たりによりホルダー10を位置決めする位置決め
手段20を設けているので、従来のように、高分解能で
位置精度の高い絞り窓を持つ遮光板を接着剤によりケー
スに貼付する必要がなくなり、作業時間の短縮および製
品ごとの遮光板の取り付け状態の均一性が図れる。
【0014】ここで、絞り窓5を有する遮光板6は、
の一端である折曲片6aがインサート成形あるいは熱圧
着によりホルダー10内に固定されているため、衝撃
等、外力による遮光板の剥離の問題もなくなる。さら
に、遮光板6の他端6bは、ケース3とホルダー10
の間の隙間Zに自由端として収納されるため、周囲温度
の変動により生じる樹脂と金属の膨張、収縮等の熱的変
動量の逃げとなり、変動量の差により生じる応力がかか
らず遮光板の反りが発生しにくくなると共に、衝撃
等、外力による遮光板6の変形を防止することができ
る。
【0015】また、ホルダー10の色調を変更させるこ
とで、製品の仕様の識別が容易となる。
【0016】さらに、ホルダー10の凹部62に発光部
1または受光部2を嵌合し、フツク61にてホルダー1
0をケース3内に固定する。そうすると、接着剤を用い
ずに発光部1または受光部2をケース3内に固定でき
る。
【0017】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、図30,31に示した従来技術と同一機能
部品については同一符号を付している。
【0018】〔第一実施例〕 図1ないし図5は本考案第一実施例に係る光結合装置を
示しており、図1は本考案第一実施例に係る光結合装置
の平面図、図2は同じくその底面図、図3は図1のA−
A断面図、図4は図1のB−B断面図、図5は図1のC
−C断面図である。
【0019】また、図6は同じくホルダーの斜視図、図
7は同じくホルダーを背面から視た斜視図、図8は同じ
くホルダーを背面から視た図、図9は図8のD−D断面
図、図10は同じくホルダーを正面から視た図、図11
は同じくホルダーの平面図、図12は同じく底面図であ
る。
【0020】図13は同じく絞り窓を有する遮光板を示
す正面図、図14は同じく曲げ加工を施した遮光板を示
す正面図、図15は同じくその側面図、図16は同じく
その底面図である。
【0021】図示の如く、本実施例の光結合装置(フオ
トインタラプタ)は、請求項1,2に対応するもので、
通過路X上を通過する被検出物体の有無を無接点で検出
するもので、発光素子を有する発光部1と、受光素子を
有する受光部2と、該発光部1および受光部2が通過路
Xを挟んで対向配置されて収納されるケース3とを備
え、前記ケース3の対向面3a,3bに投光窓4aおよ
び採光窓4bが形成されている。
【0022】そして、前記受光部2と採光窓4bとの間
隙に、受光部2を保持するための絞り窓5を有する金属
製の遮光板6を具備したホルダー10が配置され、前記
ケース3に、ホルダー10との当たりによりホルダー1
0を位置決めする位置決め手段20が設けられている。
【0023】前記発光部1および受光部2は、図3の如
く、個別のリードフレーム31,32に搭載された発光
素子および受光素子を透光性樹脂にてモールドして成
る。
【0024】前記ケース3は、遮光性材料にて、発光部
1が収納される発光側収納室33と、受光部2が収納さ
れる受光側収納室34と、該収納室33,34間に介設
され収納室33,34と共に通過路Xを形成する連結部
35とから成る下面開放コ字形に形成されている。な
お、受光側収納室34の上面には、図4の如く、採光窓
4bと連通する開口34aが設けられている。
【0025】前記投光窓4aおよび採光窓4bは、図
1,2の如く、ケース3の対向面3a,3bの上部から
縦長に形成されており、採光窓bの幅は、投光窓4a
の幅よりも大きく設定されている。なお、採光窓4bの
壁面50は、内側に突出形成されている。
【0026】前記ホルダー10は、図6〜12に示すよ
うな形状を有しており、遮光板6を支持し、採光部4b
および受光側収納室34の開口34aに嵌合する縦断面
L字形のホルダー本体41と、該ホルダー本体41の両
側面に一体的に設けられた張り出しガイド42とから構
成されている。そして、ホルダー本体41には、絞り窓
5で絞り込まれた発光部1からの光を受光部2に導く導
光孔41bが貫通して形成されており、裏面には、受光
部2を収納するための凹部41aが形成されている。
【0027】前記遮光板6は、図13〜16の如く、所
定位置にエツチングまたはプレス加工にて形成された微
小幅の絞り窓5が形成されており、その上端に一体的に
形成されたくさび形の折曲片6aが設けられている。ま
た、遮光板6は、図14の如く、折曲片6aをプレス加
工等により折り曲げL字形とされ、その後、インサート
成形により、図6,9の如く、一端(折曲片)6aを埋
設してホルダー10内に固定し、他端6bを自由状態と
している。なお、図10,13中、6cはホルダー10
の成形樹脂がまわり込むことにより遮光板6の抜けを防
止する孔、6dは遮光板6をホルダー成形用金型にセツ
トする際に位置決め用ピンが挿入されるピン孔である。
【0028】前記位置決め手段20は、図2,3の如
く、ホルダー本体41の上部を嵌合保持する前記受光側
収納室34の開口34aと、ホルダー10のガイド42
を支持するため、このガイド42に当接する位置まで突
出させた採光窓4bの壁面50とから構成されている。
【0029】上記光結合装置は、以下のようにして製造
される。
【0030】図3の如く、ケース3の発光側収納室33
に発光部1を挿入し、接着剤7にて固定する。一方、ケ
ース3の受光側収納室34の壁面50に対して絞り窓5
を有する遮光板6を具備したホルダー10のガイド42
を沿わせるかたちでホルダー10を下方から挿入する。
【0031】このとき、ケース3に、図2,4の如く、
ホルダー本体41の上部と、ホルダー10のガイド42
とを支持する位置決め手段20を設けており、ホルダー
10は、ケース3との当たりにより位置決めがなされ
る。
【0032】すなわち、ホルダー本体41の上部がケー
ス3の開口34aに嵌合保持されることにより、ホルダ
ー10の前後および上下方向の位置決めがなされ、また
ホルダー41のガイド42がケース3の壁面50に当接
することにより、ホルダー10の左右方向の位置決めが
なされる。
【0033】しかる後、受光部2をホルダー10の凹部
41aに挿入し、接着剤7により固定する。そうする
と、受光部2は、ホルダー10に突き当てられた形でケ
ース3と接着されるため、ホルダー10は、ケース3と
受光部2を介して固定されることになる。
【0034】このように、受光部2と採光窓4bとの間
隙に、絞り窓5を有する遮光板6を具備したホルダー1
0を配置し、ケース3に、ホルダー10との当たりによ
りホルダー10を位置決めするよう位置決め手段20を
設けているので、従来のように、高分解能で位置精度の
高い絞り窓を持つ遮光板を接着剤によりケースに貼付す
る必要がなくなり、作業時間の短縮および製品ごとの遮
光板の取り付け状態の均一性が図れる。
【0035】また、絞り窓5が形成された遮光板6は、
インサート成形により、その一端6aをホルダー10内
に埋設して固定しているが、他端6bはケース3とホル
ダー10の嵌合によりできる隙間Zに自動的に支持され
る形となり、衝撃等、外力による遮光板の剥離の問題は
なくなる。
【0036】この隙間Z(図3参照)に支持される遮光
板6の他端6bは、隙間Z内では接着も圧入もされてお
らず、自由状態であり、周囲温度の変化によつて樹脂と
金属の膨張、収縮等熱的変動量の差により生じる応力が
かからないので、遮光板の反りが発生しにくい。
【0037】さらに、遮光板6をホルダー成形用金型内
にセツトしてインサート成形を行うことによりホルダー
10が形成されるが、この際、金型内に、遮光板6に設
けられた位置決め用ピン孔6dに対するピンを具備する
ことにより、ホルダー10と遮光板6に形成された絞り
窓5の取り付け精度を向上させ、均一化を図ることが可
能となる。
【0038】したがつて、高分解能の絞り窓を精度よく
安価に光結合装置に組み込むことが可能となり、かつ絞
り窓を有する遮光板の取り付け強度の高い光結合装置が
提供できる。
【0039】〔第二実施例〕 第一実施例の光結合装置においては、分解能(スリツト
幅)を変更する際、ホルダー10に具備される遮光板6
の絞り窓5の幅を変更すれば良いという利点があるがゆ
えに、完成品形状は分解能が変わつても類似したものと
なる。例えば、スリツト幅が少し違う(分解能の異な
る)製品が発生した場合、完成品及びホルダーは酷似し
ており、識別は困難となる。このことは、光結合装置の
生産工程において、異機種部品の混入という問題につな
がる可能性もある。
【0040】そこで、本実施例は、請求項3に対応して
おり、第一実施例の光結合装置の利点を生かしつつ、識
別の容易な光結合装置及びその部品を提供可能とするた
め、絞り窓5を有する遮光板6が具備されたホルダー1
0の成形材料の色調を、黒色以外にも変更させる(例え
ば、赤色、青色等の材料を使用する)ものであり、その
他の構成は第一実施例と同様である。
【0041】このように、ホルダー10の材料の色調を
変更することにより、光結合装置を組み立てた際には、
ケース3の正面にホルダー10の先端部が現れ、色調の
違いが容易に確認できる。
【0042】このため、完成品及びホルダー10の識別
を容易にすることが可能となる。また、ホルダー10の
色調を機種別に設定すれば、完成品の機種名の印字等を
省くこともできる。
【0043】なお、色調を変更させる為に、ホルダー1
0の材料に遮光性材料が使えなくても、絞り窓5をもつ
遮光板6により発光素子、受光素子の遮光作業が得られ
るので、多様な色調を使える構造上の利便さもある。
【0044】〔第三実施例〕 図17は本考案第三実施例に係る光結合装置の平面図、
図18は同じくその底面図、図19は図17のE−E断
面図、図20は図17のF−F断面図、図21は同じく
ホルダーの斜視図、図22は同じくホルダーを背面から
視た斜視図、図23は同じくホルダーを背面から視た
図、図24は図23のG−G断面図、図25は同じくホ
ルダーを正面から視た図、図26は同じくホルダーの平
面図、図27は同じくホルダーの底面図である。
【0045】前述の第一、第二実施例の光結合装置にお
いては、構成部材の最終的な固定には、接着剤が必要と
なり、生産工程上、接着剤の塗布量の管理作業や注入作
業を必要とする。本実施例はこれらの作業の省略を目的
としたものであつて、図示の如く、ホルダー10に、ケ
ース3と係合してケース3からの背面方向Mへの抜けを
防止する係合手段が設けられ、ホルダー10の発光部1
または受光部2と接触する接触面に、発光部1または受
光部2に嵌合してそのホルダー10からのリードフレー
ム32の引き出し方向Mへの抜けを防止する凹部62が
設けられたものである。
【0046】前記係合手段は、図17〜21の如く、ホ
ルダー10の光対向面(底面)側に突出形成されたフツ
61と、ケース3の連結部35の通路側面に形成され
た弾性変形可能な当接部35aとからなる。
【0047】前記フツク61は、ホルダー10をケース
3の背面から挿入する際の容易さを考慮し、挿入方向側
の面のみが傾斜して三角形状に形成されている。
【0048】前記連結部35のフツク61が当接する当
接部35aは、ホルダー10の挿入時にフツク61の挿
入方向への進行を阻害しないよう、連結部35の周囲よ
り薄くされ、かつスリツト35bが切欠かれており、こ
れにより、該当接部35aは、フツク61の進行方向に
対して弾性変形可能とされている。また、遮光板6は、
図21,25の如く、フツク61に対応する位置に切欠
部6aが形成されている。
【0049】前記凹部62は、図23〜24の如く、受
光部2の受光面が埋没するよう、該受光部2の受光面と
同形状に形成されている。
【0050】上記構成において、まず、受光部2をホル
ダー10の凹部62に嵌合する。そうすると、受光部2
と遮光板6との位置関係が固定される。
【0051】次に、受光部2を嵌合したホルダー10を
ケース3の背面から受光側収納室34に挿入する。そし
て、ホルダー10のフツク61の傾斜面が連結部35の
当接部35aに当接し、当接部35aをフツク61の押
圧力によりフツク61の進行方向に強制的に倒す。倒さ
れた当接部35aは、フツク61の通過後、弾性復元し
て元の状態に戻る。そして、この当接部35aにより、
フツク61のケース3の背面方向への抜けを防止する。
【0052】このように、ケース3に対してホルダー1
0を係合する係合手段と、ホルダー10に対して受光部
を嵌合する凹部62とを設けているので、受光部2を
固定するための接着剤を省略しても、ケース3、ホルダ
ー10および受光部2を互いに固定でき、接着材料の削
除、接着作業の簡易化により安価なフオトインタラプタ
が提供できる。
【0053】なお、本考案は、上記実施例に限定される
ものではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0054】例えば、本考案のホルダーを発光側に配置
してもよい。
【0055】また、上記実施例では、絞り窓5が1つの
基本的な光結合装置について説明したが、図28の様
に、複数の絞り窓を持つ光結合装置にも応用できる。ま
た、図29の様に、絞り窓を有する遮光板をフレーム状
に形成し、曲げ加工後、ホルダーにインサート成形を行
い、継手部6eをカツトすれば、さらに作業性の向上が
図れる。
【0056】さらに、インサート成形で遮光板をホルダ
ーに固定したが、遮光板を熱圧着により固定しても同様
な効果が得られる。
【0057】さらにまた、第三実施例において、フック
61をホルダー10の光対向面に突出形成していたが、
ホルダー10の側面に設けてもよいし、形状について
も、断面円弧状や凹状に形成してもよい。
【0058】
【考案の効果】以上の説明から明らかな通り、本考案に
よると、発光部または受光部を保持するためのホルダー
に、絞り窓を有する遮光板が配され、この遮光板の一端
がインサート成形あるいは熱圧着等によりホルダー内に
固定され、他端が自由状態とされてケースとホルダーと
の間の隙間に収納されているので、従来のように遮光板
を接着剤によりケースに貼付するときと比べて、衝撃
等、外力による遮光板の剥離や変形を防止することがで
き、また他端が自由状態であるが故に周囲温度の変動に
より生じる樹脂と金属の膨張、収縮等の熱的変動量の逃
げとなり、変動量の差により生じる応力がかからず遮光
板の反りが発生しにくい。また、遮光板をL字形とし、
この折曲片をホルダー内に埋設することにより、遮光板
のホルダーへの固定が強固となり、遮光板の取り付け強
度をより向上することができる。
【0059】また、ケースに、ホルダーとの当たりによ
り遮光板が固定されたホルダーを位置決めする位置決め
手段を設けているので、従来のように遮光板を接着剤に
よりケースに貼付する必要がなくなり、作業時間の短縮
および製品ごとの遮光板の取り付け状態の均一化が図れ
る。
【0060】以上から、高分解能の絞り窓を精度よく安
価に光結合装置に組み込むことが可能となり、かつ絞り
窓を有する遮光板の取り付け強度の高い光結合装置が提
供できる。
【0061】また、ホルダーは機種に応じてその色調が
変更されているので、製品の仕様の識別が容易となる。
しかも、ケースは遮光性材料により形成され、ホルダー
の導光孔を覆うように遮光板が配されているので、ホル
ダーの色調を任意に変更しても、発光部や受光部への外
乱光の侵入を極力防止できる。
【0062】さらに、ホルダーの発光部または受光部と
接触する接触面に、発光部または受光部を嵌合する凹部
が設けられ、発光部または受光部が嵌合されたホルダー
をケースに係合する係合手段が設けられているので、
光部または発光部を固定するための接着剤を省略でき、
組み立て作業を効率良く簡単に行うことができる。しか
も、遮光板と受発光部の位置決めを高精度に行うことが
でき、光結合装置としての検出精度を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案第一実施例に係る光結合装置の平
面図である。
【図2】図2は同じくその底面図である。
【図3】図3は図1のA−A断面図である。
【図4】図4は図1のB−B断面図である。
【図5】図5は図1のC−C断面図である。
【図6】図6は同じくホルダーの斜視図である。
【図7】図7は同じくホルダーを背面から視た斜視図で
ある。
【図8】図8は同じくホルダーを背面から視た図であ
る。
【図9】図9は図8のD−D断面図である。
【図10】図10は同じくホルダーを正面から視た図で
ある。
【図11】図11は同じくホルダーの平面図である。
【図12】図12は同じく底面図である。
【図13】図13は同じく絞り窓を有する遮光板を示す
正面図である。
【図14】図14は同じく曲げ加工を施した遮光板を示
す正面図である。
【図15】図15は同じくその側面図である。
【図16】図16は同じくその底面図である。
【図17】図17は本考案第三実施例に係る光結合装置
の平面図である。
【図18】図18は同じくその底面図である。
【図19】図19は図17のE−E断面図である。
【図20】図20は図17のF−F断面図である。
【図21】図21は同じくホルダーの斜視図である。
【図22】図22は同じくホルダーを背面から視た斜視
図である。
【図23】図23は同じくホルダーを背面から視た図で
ある。
【図24】図24は図23のG−G断面図である。
【図25】図25は同じくホルダーを正面から視た図で
ある。
【図26】図26は同じくホルダーの平面図である。
【図27】図27は同じくホルダーの底面図である。
【図28】図28は他の実施例に係る複数の絞り窓を有
する遮光板の正面図である。
【図29】図29は同じく絞り窓を有する遮光板をフレ
ーム状に形成した例を示す正面図である。
【図30】図30は従来の光結合装置の平面図である。
【図31】図31は同じくその分解斜視図である。
【符号の説明】
1 発光部 2 受光部 3 ケース 3a,3b 対向面 4a 投光窓 4b 採光窓 5 絞り窓 6 遮光板 6a 一端 6b 他端 10 ホルダー 20 位置決め手段 61 フック 62 凹部 X 通過路

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通過路上を通過する被検出物体の有無を
    無接点で検出するもので、発光素子を有する発光部と、
    受光素子を有する受光部と、該発光部および受光部が通
    過路を挟んで対向配置されて収納されるケースとを備
    え、前記ケースの対向面に投光窓および採光窓が形成さ
    れた光結合装置において、前記発光部と投光窓、および
    受光部と採光窓との少なくとも一方の間隙に、発光部ま
    たは受光部を保持するためのホルダーが配置され、該ホ
    ルダーに発光部または受光部に対向する導光孔が形成さ
    れ、前記ホルダーの導光孔を覆うように絞り窓を有する
    遮光板が配され、該遮光板は、その一端がインサート成
    形あるいは熱圧着等により前記ホルダー内に固定され、
    他端が自由状態とされて前記ケースと前記ホルダーとの
    間の隙間に収納され、前記ケースに、ホルダーとの当た
    りによりホルダーを位置決めする位置決め手段が設けら
    れたことを特徴とする光結合装置。
  2. 【請求項2】 前記遮光板に折曲片が形成され、前記遮
    光板は前記折曲片を折り曲げてL字形とされ、前記折曲
    片が前記ホルダー内に埋設されたことを特徴とする請求
    項1記載の光結合装置。
  3. 【請求項3】 前記ケースは、遮光性材料により形成さ
    れ、前記ホルダーは、機種に応じてその色調が変更され
    たことを特徴とする請求項1または2記載の光結合装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ホルダーの発光部または受光部と接
    触する接触面に、発光部または受光部を嵌合する凹部が
    設けられ、発光部または受光部が嵌合された前記ホルダ
    ーを前記ケースに係合する係合手段が設けられたことを
    特徴とする請求項1または2記載の光結合装置。
JP1991069524U 1990-10-05 1991-08-30 光結合装置 Expired - Lifetime JP2530369Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991069524U JP2530369Y2 (ja) 1990-10-05 1991-08-30 光結合装置
US07/851,658 US5285085A (en) 1990-10-05 1992-03-16 Photo-coupling device with improved light shading plate holding means

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10544990 1990-10-05
JP1631091 1991-03-19
JP2-105449 1991-03-19
JP3-16310 1991-03-19
JP1991069524U JP2530369Y2 (ja) 1990-10-05 1991-08-30 光結合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04131955U JPH04131955U (ja) 1992-12-04
JP2530369Y2 true JP2530369Y2 (ja) 1997-03-26

Family

ID=27281350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991069524U Expired - Lifetime JP2530369Y2 (ja) 1990-10-05 1991-08-30 光結合装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5285085A (ja)
JP (1) JP2530369Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5539198A (en) * 1993-09-28 1996-07-23 Rockwell International Corporation Uniform sensitivity light curtain
GB9811708D0 (en) * 1998-06-02 1998-07-29 Conner Stephen J C Optical potentiometer
JP2004006753A (ja) * 2002-04-05 2004-01-08 Canon Inc 光半導体用パッケージ
WO2006063379A1 (en) * 2004-12-15 2006-06-22 Aimbridge Pty Ltd Optical potentiometer and control lever assembly
DE102016103113A1 (de) * 2016-02-23 2017-08-24 Vishay Semiconductor Gmbh Optoelektronische Vorrichtung

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5918684A (ja) * 1982-07-22 1984-01-31 Toshiba Corp フオトインタラプタ
JPS6153786A (ja) * 1984-08-23 1986-03-17 Nec Corp 光遮断装置
JPS61154186A (ja) * 1984-12-27 1986-07-12 Nec Corp 光スイツチ
JPS61220483A (ja) * 1985-03-27 1986-09-30 Toshiba Corp 光結合装置
JPS61276381A (ja) * 1985-05-31 1986-12-06 Toshiba Corp 光結合半導体装置
JPS6278887A (ja) * 1985-10-01 1987-04-11 Sharp Corp ホトインタラプタ
JPH0272681A (ja) * 1988-09-07 1990-03-12 Nec Corp 防塵形光センサ
JPH02105473A (ja) * 1988-10-13 1990-04-18 Nec Corp フォトインタラプタ
JPH02125669A (ja) * 1988-11-04 1990-05-14 Nec Corp ホトインタラプタ
JPH02161782A (ja) * 1988-12-14 1990-06-21 Nec Corp 光センサ
JPH0289858U (ja) * 1988-12-28 1990-07-17
KR940007588B1 (ko) * 1990-11-13 1994-08-20 가부시키가이샤 도시바 반도체 광전변환장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04131955U (ja) 1992-12-04
US5285085A (en) 1994-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4628402B2 (ja) 光電センサ及び光電センサ用発光装置
JP4746665B2 (ja) 光モジュール
JPH08330608A (ja) 受光センサおよび受発光センサ
JP2530369Y2 (ja) 光結合装置
JPH0794775A (ja) ホトインタラプタの構造
US5028113A (en) Attaching structure of optical fibers in photoelectric switch
CN110274685B (zh) 光电传感器
JP3951573B2 (ja) 多光軸光電センサ
JP2001267594A (ja) 光学装置
CN111052290B (zh) 多光轴光电传感器
JP3168955B2 (ja) 組付構造
JP2005122057A (ja) 液晶表示装置および液晶表示装置の組立方法
JP2591239Y2 (ja) 光結合装置
JPH11338637A (ja) 光学式タッチパネル
JP2544237Y2 (ja) ホトインタラプタ
JP2512193Y2 (ja) 光伝送装置
JP2986617B2 (ja) 透過型光結合装置およびその製造方法
JP2004257857A (ja) 光電センサ
JPH0517889Y2 (ja)
JP3606547B2 (ja) 反射型光結合装置
JP2001144320A (ja) フォトインタラプタ
JPH04532B2 (ja)
JP2695761B2 (ja) 光結合装置の製造方法
JPS6336182A (ja) 透過型ホトインタラプタ
JPH0355223Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term