JP2544096Y2 - ウインドシールド用モールディング - Google Patents

ウインドシールド用モールディング

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JP2544096Y2
JP2544096Y2 JP3147891U JP3147891U JP2544096Y2 JP 2544096 Y2 JP2544096 Y2 JP 2544096Y2 JP 3147891 U JP3147891 U JP 3147891U JP 3147891 U JP3147891 U JP 3147891U JP 2544096 Y2 JP2544096 Y2 JP 2544096Y2
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JP
Japan
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lip
molding
stiffener
windshield
vehicle body
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保 小野
鉄男 岩下
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Honda Motor Co Ltd
Tokai Kogyo Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Tokai Kogyo Co Ltd
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のウインドシー
ルドの周縁を車体パネルの端縁に形成した段部に固定す
るためのウインドシールド用モールディングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるウインドシールド用モール
ディングとして、ウインドシールドの周縁を保持する本
体部分を保持力に優れた硬質部材で構成し、車体パネル
の外表面に当接してシールするヒレ状のリップ部分を可
撓性を有する軟質部材で構成したものが用いられている
(例えば、実開昭63−155814号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ウインドシールド用モールディングは、車体パネルの外
表面に対する密着性を高めるべくリップの材質を軟らか
くすると、自動車の走行により発生する負圧でリップが
吸い上げられて振動を起こし、騒音発生の原因となる問
題があった。
【0004】本考案は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、シール性に優れ且つ充分な剛性を有するリップを備
えたウインドシールド用モールディングを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案は、ウインドシールドの周縁を保持して車体
パネルの端縁に形成した段部に固定するモールディング
本体と、このモールディング本体よりも軟質の可撓性材
料で形成され、基端が前記モールディング本体に接続し
且つ先端が前記車体パネルの外表面に密着するリップと
を備えてなるウインドシールド用モールディングであっ
て、両端がモールディング本体に接続するとともに中央
が車体パネルの段部に当接する横断面半円状のスティフ
ナを前記リップと一体に形成し、そのリップの基端と接
続するスティフナの一端の肉厚を、該スティフナの他の
部分の肉厚よりも大きく形成したことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明
する。
【0007】図1および図2は本考案の一実施例を示す
もので、図1はモールディングの横断面図、図2はその
装着状態を示す図である。
【0008】図1に示すように、ウインドシールド用モ
ールディングMは硬質合成樹脂製のモールディング本体
1と、このモールディング本体1に接続された可撓性を
有する軟質合成樹脂製のリップ2、スティフナ3、およ
びストッパ4から構成される。これらの部材1〜4は、
共通の金型の内部に前記2種類の材料を射出することに
より一体に形成される。
【0009】モールディング本体1の横断面すなわち長
手方向に直交する断面は、車体前方に延びる外装部1a
と、この外装部1aの後端から下方に延びる脚部1b
と、この脚部1bの下端から車体前方へ延びる支持部1
cを備え、前記外装部1a、脚部1b、および支持部1
cによって後述のフロントウインドシールドWの上縁が
嵌合する溝1dが形成される。
【0010】前記リップ2は、その基端がモールディン
グ本体1の後壁1e上部に接続され、その先端のシール
部2aは下向きに湾曲しながら車体後方に延出する。前
記後壁1eには後向きに凸な断面半円形状のスティフナ
3の上端および下端が接続され、そのスティフナ3の上
端は前記リップ2の基端にも滑らかに接続される。リッ
プ2に接続されるスティフナ3の上端の肉厚T1 は、ス
ティフナ3の他の部分の肉厚T2 よりも大きく設定さ
れ、これによりリップ2の基端の剛性が高められる。
【0011】ストッパ4は断面V字形に形成され、その
前部においてモールディング本体1の後壁1e下部に接
続されるとともに、その後側に形成されたシール部4a
が後上方に延出するように構成される。
【0012】図2を併せて参照すると明らかなように、
ルーフパネルPの前端は下方および前方に屈曲し、そこ
に壁面5aおよび受面5bよりなる段部5が形成され
る。モールディング本体1の溝1dに上縁を嵌合させた
フロントウインドシールドWの上部は、ルーフパネルP
前端の受部5bにダムラバー6を介して支持されて接着
剤7で固定される。このとき、モールディング本体1の
後壁1eに接続するストッパ4のシール部4aが自己の
弾性で段部5の壁面5aに密着し、接着剤7の上方への
はみ出しが防止される。
【0013】モールディング本体1の後壁1eに接続す
るリップ2のシール部2aは、図2の装着状態では上方
に僅かに変形し、その弾性復元力でルーフパネルPの上
面に密着してシール機能を発揮する。自動車の走行によ
りフロントウインドシールドWの上縁近傍に負圧が発生
すると、リップ2のシール部2aは負圧で吸い上げられ
てルーフパネルPの上面から離れようとする。しかしな
がら、リップ2の基端はスティフナ3の上端に一体に接
続され、且つその接続部の肉厚が大きく形成されて剛性
が高められているため、前記負圧による吸引力に対抗し
てルーフパネルPの上面との密着状態が維持される。そ
の結果、自動車の走行中にリップ2が振動して騒音を発
する不都合が確実に回避される。
【0014】また、スティフナ3の中央部がルーフパネ
ルPの段部5の壁面5aに当接してシールするため、段
部5とモールディング本体1との隙間が密封される。こ
れによりリップ2のシール部2aからの空気の吸い出し
が減少し、前記リップ2の振動による騒音が一層効果的
に防止される。
【0015】以上、本考案の実施例を詳述したが、本考
案は前記実施例に限定されるものでなく、実用新案登録
請求の範囲に記載された本考案を逸脱することなく、種
々の小設計変更を行うことが可能である。
【0016】例えば、硬質合成樹脂製のモールディング
本体1と軟質合成樹脂製のリップ2とスティフナ3、お
よびストッパ4を同時押出成型により一体に形成するこ
とも可能であり、別個の成型したモールディング本体
1、リップ2とスティフナ3、およびストッパ4を後か
ら結合することも可能である。また、本考案のウインド
シールド用モールディングMは、フロントウインドシー
ルド用に限定されず、リヤウインドシールド等の他の部
分にも適用することができる。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、両端がモ
ールディング本体に接続する横断面半円状のスティフナ
をリップと一体に形成し、そのリップの基端に接続する
スティフナの一端の肉厚を大きく形成したので、リップ
をシール性に優れた軟質材料で形成しても、そのリップ
の基端の剛性をスティフナによって高めることができ、
その結果リップが振動して騒音を発する不都合が確実に
回避される。また、スティフナの中央を車体パネルの段
部に当接させたことにより、スティフナの剛性すなわち
リップの剛性を一層高めることができるばかりか、ウイ
ンドシールドと前記段部との間に形成される隙間からの
空気の吸い出しが防止されるため、リップの防振効果が
更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】モールディングの横断面図
【図2】モールディングの装着状態を示す図
【符号の説明】
1・・・モールディング本体 2・・・リップ 3・・・スティフナ 5・・・段部 P・・・ルーフパネル(車体パネル) W・・・フロントウインドシールド(ウインドシール
ド)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドシールド(W)の周縁を保持し
    て車体パネル(P)の端縁に形成した段部(5)に固定
    するモールディング本体(1)と、このモールディング
    本体(1)よりも軟質の可撓性材料で形成され、基端が
    前記モールディング本体(1)に接続し且つ先端が前記
    車体パネル(P)の外表面に密着するリップ(2)とを
    備えてなるウインドシールド用モールディングであっ
    て、両端がモールディング本体(1)に接続するととも
    に中央が車体パネル(P)の段部(5)に当接する横断
    面半円状のスティフナ(3)を前記リップ(2)と一体
    に形成し、そのリップ(2)の基端と接続するスティフ
    ナ(3)の一端の肉厚を、該スティフナ(3)の他の部
    分の肉厚よりも大きく形成したことを特徴とする、ウイ
    ンドシールド用モールディング。
JP3147891U 1991-05-08 1991-05-08 ウインドシールド用モールディング Expired - Fee Related JP2544096Y2 (ja)

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JPH04125914U JPH04125914U (ja) 1992-11-17
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JP3664461B2 (ja) * 1997-04-18 2005-06-29 鬼怒川ゴム工業株式会社 自動車用ウインドモール及びその製造方法
JP2004066983A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Asahi Glass Co Ltd 車両用ウインドガラスモールディング

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