JP2543555Y2 - 部品取付け用ステー - Google Patents

部品取付け用ステー

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JP2543555Y2
JP2543555Y2 JP1992003446U JP344692U JP2543555Y2 JP 2543555 Y2 JP2543555 Y2 JP 2543555Y2 JP 1992003446 U JP1992003446 U JP 1992003446U JP 344692 U JP344692 U JP 344692U JP 2543555 Y2 JP2543555 Y2 JP 2543555Y2
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JP
Japan
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mounting
component
hole
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burring
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JP1992003446U
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JPH0562708U (ja
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築樹 村松
忠 加藤
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、部品を部品取り付け場
所への固定するのに必要とされる部品取付け用ステーに
関する。
【0002】
【従来の技術】図4(A)及び(B)は、部品2を取り
付け場所1への固定するため、従来から用いられている
部品取付け用ステー3の使用例を示したものである。該
取付けステー3は中央部が断面U字形状で、両端部3c
が外方に翼を伸ばした形状の薄板からなり、その中央部
に設けられた2個の穴3aを用いてネジ4aで部品2を
取り付け固定する。ついで、その両翼を形成する両端部
に設けられた穴3bを利用して取り付けネジ4bで取り
付け場所1に固定する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な取付け用ステー3を取り付け場所1に固定するには、
外方に延びた翼状の端部3cに設けられた穴3bを利用
するため、該端部3cを部品2の幅より飛び出さしてお
く必要がある。このため、取り付けスペースを多く必要
とするとともに、取り付け後も取り付け用ネジ4bが外
部に露出して好ましくない。特に、車両等の場合には車
室内が狭くスペースをとりにくいため問題となる。ま
た、部品2は取り付け場所1に対して一定の状態で固定
されるため、該部品2を取り付け面に対して任意の角度
とすることができず、使用者が最も利用し易い状態に調
節できず不便でもある。
【0004】本考案は、取り付けスペースも少なく、か
つ取り付け外観もよく、更に取り付け後に部品の角度調
節が可能な部品取付け用ステーの提供を目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る部品取付け
用ステーは、部品取付面及び取付け対象である部品の双
方にそれぞれ取り付けられる取付け用ステーであって、
方形状の薄板部材の両端部に立上げ部が形成され、前記
立上げ部の一方の前記立上げ部の中心よりも端部に近い
位置にはバーリング加工が施された孔であるバーリング
孔が穿設されているとともに、対向する他方の前記立上
げ部の前記バーリング孔に対応する位置には前記バーリ
ング孔の円筒部分が回動自在に挿入可能な短径を有する
長孔が設けられ、更に両立上げ部の間に位置する基部に
固定用のネジ孔が設けられていることを特徴としてい
る。
【0006】
【0007】
【作用】まず、一方の部品取付け用ステーの基部を部品
取付面である取付け場所に密着させて、当該基部に設け
られている固定用のネジ孔と取付け場所に予め設けられ
ている孔とを合わせてネジ止めする。次に他方の部品取
り付け用ステーの基部に取付け対象である部品を取り付
けて、他方の部品取付け用ステーの立上げ部のバーリン
グ孔の円筒部分を一方の部品取付け用ステーの立上げ部
の長孔に挿入し、他方の部品取付け用ステーの立上げ部
の長孔内に一方の部品取付け用ステーのバーリング孔の
円筒部分を挿入し、各バーリング孔の挿入方向とは逆方
向からそれぞれネジを各バーリング孔に螺合させ、他方
の部品取付け用ステーを回動させて、所望の角度に設定
後、ネジを締めて部品を当該角度で固定する。
【0008】このため、ステーの幅を部品の外形よりも
小さくすることが可能となり、かつ取り付けネジが外部
から見えず、また部品を取り付け面に対して任意な角度
に設定することも可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1(A)及び(B)には、本考案実施例
に係る部品取り付け用ステー5が示されている。該ステ
ー5は金属性の長方形状の薄板で構成されており、該長
方形の薄板の両端部の一部に平行な2本切り込みが入れ
られて、その切り込みの間の部分が垂直に折り曲げられ
て立上げ部10,11として形成されている。該立上げ
部10、11のうち一方の立上げ部10にはバーリング
加工された孔10aが設けられているとともに、他方の
立上げ部11の同じような位置には長孔11aが設けら
れている。なお、これらの孔10a、11aは立上げ部
10、11の中心よりも端部に近い位置に設けられてい
る。また、両立上げ部10、11に挟まれた平板状の基
部6の長辺に平行な中心線上に2個のネジ孔6a,6a
が設けられている。
【0011】図2には、前記部品取り付け用ステー5を
二個使用して部品2を部品取り付け場所1に取り付ける
ときの分解図が示されている。まず、1個のステー5の
基部6に設けられた2個の固定用の孔6aを利用して取
り付け用ネジ7で部品取り付け場所(図示せず)に密着
固定する。そして、他の1個のステー5は基部の固定用
の孔6aを利用してネジ8で箱形部品2に固定する。こ
のとき、箱形部品2へのステー5の上下の取り付け方法
は、部品取り付け場所に取り付けられたステー5の立上
げ部10に対して箱形部品2へのステー5の立上げ部1
1が対向させると、部品2の上下左右が正常な位置にな
るようにする。
【0012】そして、これらのステー5、5を対向して
係合させ、バーリング加工をした穴10aをもつ折り曲
げ部10を内側に、そして長方形の穴7aのある折り曲
げ部11を外側になるようにして、一方の立上げ部11
の長孔11a側からネジ9を通しバーリング加工した孔
10aに差し込んで部品を取り付け場所面に所望の角度
にした後、ネジを締めて部品を固定する。
【0013】図3には、二個のステー5、5を用いて箱
形部品2を取り付け場所1に固定した状態が示されてい
る。既に述べたように、立上げ部10、11の設けられ
た孔10a、11aは立上げ部10、11の中心よりも
端部に近い位置に設けられているため、ステー5、5同
士を対向させてバーリング加工された孔10aと長孔1
1aとを合わせてネジで固定することができる。また、
二個のステー5、5は立上げ部10、11のところで固
定されるので、ネジ9を締めつける前に、部品2を取り
付け場所に対して所望の角度に使用者が最も利用し易い
状態にすることができる。なお、固定後でも再度調節す
ることができることは自明である。
【0014】なお、本実施例における部品取付け用ステ
ーの立上げ部は薄板の端部の一部だけを立ち上げている
が、端部全体を立ち上げるように構成してもよい。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によると、
部品を取り付け面に対してバーリング孔を回動軸として
任意な角度に設定することができるため、非常に便利で
あるとともに、部品取付け用ステーの幅を部品の外形よ
りも小さくすることができるため、取付けスペースが少
なくてすみ、かつ、取付けネジが外部から見えないた
め、外観的にも良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における部品取付け用ステー
の外観を示す図で、(A)は平面図、(B)は側面図で
ある。
【図2】本考案の一実施例における部品取付け用ステー
を用いて部品を車両に取り付ける方法を示す分解図であ
る。
【図3】本考案の一実施例における部品取付け用ステー
を用いて部品を車両に取り付けた状態を示す側面図であ
る。
【図4】従来の部品取り付け用ステーを用いて部品を車
両に取り付ける方法を示す図で、(A)は部品を車両に
取り付けた状態を示す側面図、(B)は取り付け方法を
示す分解図である。
【符号の説明】
5 部品取付け用ステー 6 基部 6a 固定用のネジ孔 10,11 立上げ部 10a 孔 11a 長孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品取付面及び取付け対象である部品の
    双方にそれぞれ取り付けられる取付け用ステーであっ
    て、 方形状の薄板部材の両端部に立上げ部が形成され、前記
    立上げ部の一方の前記立上げ部の中心よりも端部に近い
    位置にはバーリング加工が施された孔であるバーリング
    孔が穿設されているとともに、対向する他方の前記立上
    げ部の前記バーリング孔に対応する位置には前記バーリ
    ング孔の円筒部分が回動自在に挿入可能な短径を有する
    長孔が設けられ、更に両立上げ部の間に位置する基部に
    固定用のネジ孔が設けられていることを特徴とする部品
    取付け用ステー。
JP1992003446U 1992-02-03 1992-02-03 部品取付け用ステー Expired - Lifetime JP2543555Y2 (ja)

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JPH0562708U JPH0562708U (ja) 1993-08-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5550512B2 (ja) * 2010-05-28 2014-07-16 興国インテック株式会社 防振マウント
JP6567883B2 (ja) * 2015-06-02 2019-08-28 株式会社大里 物品の取付構造

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JPS6149619U (ja) * 1984-08-31 1986-04-03
JPS6282625U (ja) * 1985-11-12 1987-05-26
JPS6389411U (ja) * 1986-11-28 1988-06-10

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