JP2542944Y2 - 端子とピンの接続構造 - Google Patents

端子とピンの接続構造

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JP2542944Y2
JP2542944Y2 JP1991008429U JP842991U JP2542944Y2 JP 2542944 Y2 JP2542944 Y2 JP 2542944Y2 JP 1991008429 U JP1991008429 U JP 1991008429U JP 842991 U JP842991 U JP 842991U JP 2542944 Y2 JP2542944 Y2 JP 2542944Y2
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JP
Japan
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terminal
pin
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solder
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JP1991008429U
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JPH0496801U (ja
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環次 石原
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Resistors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば可変抵抗器の端
子をスロットルポジションセンサのコネクタのピンに接
続する端子とピンの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9及び図10は従来例の説明図で、図
9は端子をピンに嵌挿する前の分解斜視図、図10は端
子をピンに嵌挿後、両者をはんだ付けした状態の断面図
である。
【0003】これ等の図面において、1は可変抵抗器の
端子、2はこの端子1の接続部3に設けた円孔、4は車
載用のスロットルポジションセンサのコネクタ等のピン
で、四角柱状をなし、これ等端子1をピン4にはんだ付
けして接続するには、端子1の円孔2にピン4を嵌挿
後、両者をはんだ5によつて固定していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記の接続
構造では、ピン4は、端子1の接続部3の円孔2に遊嵌
された状態ではんだ付けされるので、一定量のはんだ5
で両者を接続する場合は、はんだ5は、端子1には付着
するが、円孔2の内周とピン4の外周間には若干の隙間
6があるため、はんだ5が円孔2の周囲までは付着しづ
らく、この場合は、端子1又はピン4等に車の振動等が
加わつた場合は、端子1とピン4のはんだが剥離すると
いう問題点があつた。
【0005】本考案は、上記のような従来の問題点を解
消しようとするものであり、本考案の目的は、端子とピ
ンのはんだ付け強度が大きくし、振動に対しても端子と
ピンのはんだ付けが剥離することのない端子とピンの接
続構造を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、抜き孔を介して対向する一対の挾持片を
有する平板状の端子と、前記抜き孔内に圧入された四角
柱状のピンとを備え、前記抜き孔には前記端子の先端に
達する間隙が形成され、前記ピンの両側面は前記両挾持
片の内側面にそれぞれ圧接され、このピンの周囲に位置
する前記抜き孔にはんだが充填されている接続構造を採
用した。 また、上記構成において、前記端子の先端を幅
広部となし、この幅広部に前記両挾持片を形成した。
【0007】
【作用】ピンを端子の抜き孔内に圧入して両挾持片を押
し拡げると、ピンは端子に仮止めされ、この状態で、ピ
ンの周囲に位置する抜き孔の残余部分にはんだを充填す
る。かかる仮止め時に、両挾持片は先端の間隙が広が
り、その反力でピンの両側面に圧接されるため、その後
のはんだ付け作業を簡単に行うことができ、しかも、ピ
ンの周囲を両挾持片に確実にはんだ付けすることができ
る。
【0008】
【実施例】以下に本考案の実施例を添付の図面に基づい
て説明する。
【0009】図1〜図8は本考案の実施例の説明図で、
図1は可変抵抗器の端子の平面図、図2は同側面図、図
3はコネクタのピンの平面図、図4は端子とピンの接続
前の分解斜視図、図5は端子をピンに装着した状態の平
面図、図6は同斜視図、図7は端子をピンにはんだ付け
した状態の平面図、図8は同斜視図である。
【0010】これ等のにおいて10は図示省略した
可変抵抗器の端子で、この端子10のリード部10aに
連続する先端部分は幅広部となっており、この幅広部に
平面視コ字形の挾持片10b,10cが相対向して形成
されている。これら挾持片10b,10cは平板状の端
子10に矩形状の抜き孔10dを抜き加工することによ
って形成され、抜き孔10dの一辺は若干の間隙tを介
して端子10の先端に達している。一方、11は図示省
略したスロットルポジションセンサに備えられるコネク
タのピンで、このピン11は四角柱状に形成され、その
幅Aは前記抜き孔10dの幅Bに比し大となっている。
このように構成された端子10とピン11を接続するに
際しては、まず、両挾持片10b,10cを押し拡げな
がらピン11を抜き孔10d内に圧入することで、ピン
11を端子10に仮止めし、しかる後この仮止め状態
で、ピン11の周囲に位置する抜き孔10dの残余部分
にはんだ12を充填する。かかる仮止め時に、図5と図
6に示すように、両挾持片10b,10cは先端の間隙
tが広がり、その反力でピン11の両側面11aに圧接
されるため、その後のはんだ付け作業を簡単に行うこと
ができる。また、図7と図8に示すように、はんだ12
はピン11の周囲に残る抜き孔10dに充填されるた
め、ピン11の周囲が両挾持片10b,10cに確実に
はんだ付けされる。したがって、はんだ付け後のピン1
1は、その両側面11aが両挾持片10b,10cに圧
接されることと、周囲にはんだ12が充填されることに
よって、端子10に対して安定した接触状態が確保され
る。
【0011】上記実施例によれば、ピン11の両側面1
1aが端子10の両挾持片10b,10cに圧接した状
態で仮止めされるため、その後のはんだ付け時に、はん
だ1 2をピン11の周囲の抜き孔10dに簡単に充填す
ることができる。また、こうしてはんだ付けされたピン
11と端子10は、ピン11の両側面11aが両挾持片
10b,10cに圧接されることと、ピン11の周囲に
はんだ12が充填されることによって、安定した接触状
態が確保され、したがって、ピン11と端子10の接続
部分に振動が加わっても両者を接続するはんだ12が剥
離することはない。さらに、両挾持片10b,10cは
端子10の幅広部に形成され、それらの固定端が幅狭な
リード部10aに連続しているため、両挾持片10b,
10cに十分な弾性を付与することができ、しかも、両
挾持片10b,10cは金属平板に簡単な抜き加工を施
すことによって形成できるため、コストの低減化を図る
ことができる。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ピンの両側面を端子の両挾持片に圧接した仮止め状態
で、はんだをピンの周囲の抜き孔に充填するため、はん
だ付け作業を簡単に行うことができるばかりでなく、端
子とピンのはんだ付け強度を高めることができる。ま
た、両挾持片を端子の幅広部に形成し、それらの固定端
を幅狭部に連続させた場合、両挾持片に十分な弾性を付
与することができるため、端子とピンの接続状態をより
一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の端子の平面図である。
【図2】本考案の端子の側面図である。
【図3】本考案のピンの平面図である。
【図4】本考案の端子とピンの接続前の分解斜視図であ
る。
【図5】本考案の端子をピンに装着した状態の平面図で
ある。
【図6】本考案の端子をピンに装着した状態を示す斜視
図である。
【図7】本考案の端子をピンにはんだ付けした状態の平
面図である。
【図8】本考案の端子をピンにはんだ付けした状態の斜
視図である。
【図9】従来の端子をピンに嵌挿する前の分解斜視図で
ある。
【図10】従来の端子をピンに嵌挿後、両者をはんだ付
けした状態の断面図である。
【符号の説明】
10 端子 10a リード部 10b,10c 挾持片 10d 抜き孔細隙 11 ピン 11a 側面 12 はんだ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抜き孔を介して対向する一対の挾持片を
    有する平板状の端子と、前記抜き孔内に圧入された四角
    柱状のピンとを備え、前記抜き孔には前記端子の先端に
    達する間隙が形成され、前記ピンの両側面は前記両挾持
    片の内側面にそれぞれ圧接され、このピンの周囲に位置
    する前記抜き孔にはんだが充填されていることを特徴と
    する端子とピンの接続構造。
  2. 【請求項2】 前記端子の先端が幅広部となっており、
    この幅広部に前記両挾持片が形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の端子とピンの接続構造。
JP1991008429U 1991-01-31 1991-01-31 端子とピンの接続構造 Expired - Lifetime JP2542944Y2 (ja)

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JPH0496801U JPH0496801U (ja) 1992-08-21
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JP6512373B2 (ja) * 2016-08-23 2019-05-15 日本精工株式会社 端子接続部品及びこれを用いた制御装置とモータとの端子接続構造

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