JP2542882B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JP2542882B2 JP32251387A JP32251387A JP2542882B2 JP 2542882 B2 JP2542882 B2 JP 2542882B2 JP 32251387 A JP32251387 A JP 32251387A JP 32251387 A JP32251387 A JP 32251387A JP 2542882 B2 JP2542882 B2 JP 2542882B2
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勇市 奥村
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Description

【発明の詳細な説明】 イ)産業上の利用分野 本発明はマイクロコンピュータを用いて動作状態の制
御を行う誘導加熱調理器に関する。
ロ)従来の技術 誘導加熱調理器は例えば特公昭61−12638号に示すよ
うに加熱コイルに高周波電流を流し、この加熱コイルで
高周波交番磁界を発生させ、加熱コイルに近接配置され
た金属製の調理具を誘導加熱するものである。このよう
な誘導加熱調理器において誘導加熱調理の高周波出力調
節及び動作状態の表示はアナログ回路で組まれ、高周波
出力調節は可変抵抗にて調節可能にし、動作状態の表示
は起動信号等にてトランジスタ等のバツフアを介し表示
している。これをマイクロコンピュータにて出力調節及
び動作状態表示をするとき出力調節はマイクロコンピュ
ータ出力ポートにD/A変換を設けコントロールし動作状
態は各動作状態の出力信号、小物検知信号又は異常温度
上昇防止検知信号等の出力を直接マイクロコンピュータ
の入力ポートにて監視して各動作状態を使用者に報知し
ていた。
第2図は従来の誘導加熱調理器の回路であってインバ
ータ回路(1)内のスイツチングトランジスタ(2)を
ON、OFFすることで、インバータ(1)内に高周波電流
を生成し、加熱コイル(3)で高周波交番磁界を発生さ
せ、加熱コイル(3)に近接配置された金属製調理鍋
(4)を誘導加熱する。(5)はインバータ(1)への
交流入力電流を検出するカレントトランスを示し、その
信号は負荷検知のためのコンパレータ(6)の入力端
子へ接続されている。(7)はスイツチングトランジス
タ(2)のON、OFF制御をするための制御回路であっ
て、カレントトランス(5)の電圧変換レベル信号を見
ながらトランジスタ(2)のON、OFF信号を生成する。
また、このON、OFF信号は電圧レベルに変換されて上記
コンパレータ(6)の入力端子へ入力されている。
(7)は上記コンパレータ(6)から信号を受け、表示
器(8)の小物、無負荷の表示を制御するとともに入力
部(9)でのキー設定により動作出力を設定するマイク
ロコンピュータを示し、その設定出力は上記制御回路
(10)へ伝えられる。
このような誘導加熱調理器では、カレントトランス
(5)で検知された入力電流レベルと、制御回路(1
0)から出力されるON、OFF信号の比率を電圧に変換した
レベル信号と、をコンパレータ(6)で比較して制御
回路(10)及びマイクロコンピュータ(7)に小物検知
信号として与え、インバータ動作の停止や小物負荷の表
示を制御している。
ハ)発明が解決しようとする問題点 ところで、こうした調理器は、上述したように高周波
駆動されているため、カレントトランス(5)を介して
得られる信号にも高周波ノイズが乗る。このため調理
鍋(4)が小物であって第3図のように発振開始から信
号が立ち上がらず、信号とクロスする場合、コンパ
レータ(6)出力にチヤタリングが生じ、マイコン制
御の表示動作に悪影響を及ぼすと云う問題があった。
ニ)問題点を解決するための手段 本発明はこのような点に鑑みて為されたものであって
この調理器の動作状態を検知する検知手段と、この検知
手段出力により充放電する充放電手段と、この充放電手
段と所定レベルを比較する比較手段と、この比較手段の
出力を入力側に帰還する帰還手段と、上記比較手段の出
力を受けるマイクロコンピュータと、このマイクロコン
ピュータにより表示制御される表示手段と、を有してい
る。
ホ)作用 調理器動作を検出する検出手段からの信号を帰還手段
を有した比較手段を介してマクロコンピュータへ入力し
ているので、マイクロコンピュータへの信号入力にチヤ
タリングが生じることなく検知動作の表示が正確に行え
る。
ヘ)実施例 第1図は本発明誘導加熱調理器であって、第2図と同
一部分には同一符号を付してある。(11)はカレントト
ランス(5)出力を整流平滑する整流平滑手段、(12)
は制御回路(10)から発せられるスイツチングトランジ
スタ(2)のON、OFF信号を平滑する平滑回路、(13)
は上記整流平滑回路(11)及び平滑回路(12)出力の比
較により小物検知をする小物検知回路、(14)は調理鍋
(4)温度を検出するサーミスタを示し、この鍋(4)
の空炊き等の異常加熱を検知する異常検知回路(15)に
結ばれている。(16)(16)′は夫々カソード側が小物
検知回路(13)、異常検知回路(15)からの信号を受け
るダイオードであり、アノード側は抵抗(17)、コンデ
ンサ(18)から成る充放電回路に結ばれている。(19)
は分割抵抗(20)(21)の分割レベルと上記コンデンサ
(18)の充電レベルを比較するコンパレータを示し、そ
の出力レベルは帰還抵抗(22)を介して上記分割抵抗
(20)(21)の接続中点に結ばれている。また、このコ
ンパレータ(19)の出力は制御回路(10)及びマイクロ
コンピュータ(7)へ送られる。又、ここでマイクロコ
ンピュータ(7)は異常検知回路(15)からも検知信号
を受ける。(23)はマイクロコンピュータ(7)に結ば
れたD/A変換回路であって、入力部(9)でマイクロコ
ンピュータ(7)に設定された入力設定レベルをD/A変
換して制御回路(10)へ伝える。
こうした誘導加熱調理器では入力部(9)の設定に応
じてマイクロコンピュータ(7)に設定された設定入力
値はD/A変換回路(23)を介して制御回路(10)へ伝え
られ、制御回路(10)は、カレントトランス(5)、整
流平滑手段(11)を介して得られる実際の入力電流値が
上記設定入力値に等しくなるようスイツチングトランジ
スタ(2)のON、OFF制御を行う。そして小物検知回路
(13)及び異常検知回路(15)は夫々小物負荷状態及び
異常加熱状態を監視し、各々、小物検知、異常加熱検知
のとき“L"レベルの出力をする。このため、小物検知あ
るいは、異常加熱検知状態になると、ダイオード(16)
又は(16)′を介してコンデンサ(18)の電荷が放電さ
れコンパレータ(19)出力は“H"になる。そして、この
とき帰還抵抗(22)を介してコンパレータ(19)の入
力端子側が高いレベルに引かれ検知回路(13)(15)か
らのチヤタリングがあったとしても安定した“H"出力が
為される。この“H"出力は制御回路(10)に伝えられて
インバータ(1)発振を停止させるとともに、マイクロ
コンピュータ(7)に伝えられて、表示器(8)で異常
状態の表示を行う。また、この表示は異常検知回路(1
5)からマイコンへの出力が“H"のときは小物検知の表
紙をし、“L"のときは異常温度検知の表示を行う。尚、
こうしたマイクロコンピュータ(7)の表示制御動作の
流れを第4図に示す。
ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明誘導加熱調理器は調理器の動
作状態を検知する検知手段と、この検知手段出力により
充放電する充放電手段と、この充放電手段と所定レベル
を比較する比較手段と、この比較手段の出力を入力側に
帰還する帰還手段と、上記比較手段の出力を受けるマイ
クロコンピュータと、このマイクロコンピュターにより
表示制御される表示手段と、を有しているので、マイク
ロコンピュータへの信号入力にチヤタリングが生じるこ
となく検知動作の表示が正確に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明誘導加熱調理器の回路図、第2図は従来
の誘導加熱調理器の回路図、第3図は従来の小物検知動
作を説明する特性図、第4図は本発明誘導加熱調理器の
表示動作を説明する流れ図である。 (1)……インバータ、(2)……スイツチングトラン
ジスタ、(3)……加熱コイル、(4)……調理鍋、
(5)……カレントトランス、(7)……マイクロコン
ピュータ、(8)……表示器、(9)……入力部、(1
0)……制御回路、(11)……整流平滑手段、(12)…
…平滑手段、(13)……小物検知回路、(14)……サー
ミスタ、(15)異常検知回路、(16)(16)′……ダイ
オード、(17)……抵抗、(18)……コンデンサ、(1
9)……コンバータ、(22)……帰還抵抗、(23)……D
/A変換回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘導加熱コイルで発生した高周波交番磁界
    によりこの加熱コイルに近接配置された調理具を誘導加
    熱する誘導加熱調理器において、この調理器の動作状態
    を検知する検知手段と、この検知手段出力により充放電
    する充放電手段と、この充放電手段と所定レベルを比較
    する比較手段と、この比較手段の出力を入力側に帰還す
    る帰還手段と、上記比較手段の出力を受けるマイクロコ
    ンピュータと、このマイクロコンピュータにより表示制
    御される表示手段と、を有して成る誘導加熱調理器。
JP32251387A 1987-12-18 1987-12-18 誘導加熱調理器 Expired - Lifetime JP2542882B2 (ja)

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