JP2714168B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、インバータによりトッププレート上に載置
された調理具に交番磁束を供給して調理具を加熱するタ
イマー内蔵型の誘導加熱調理器に関する。
〈従来の技術と発明が解決しようとする課題〉 従来、セラミックス製のトッププレート上に金属製の
調理具を載置し、トッププレートに近接させて配置した
誘導加熱コイルに高周波電流を流して調理具に渦電流を
発生させ、この渦電流によるジュール熱を調理用の熱源
として利用する誘導加熱調理器が提供されている。
この誘導加熱調理器として、例えば実開昭60-149097
号公報に開示されているように、タイマー内蔵型のもの
が知られている。これによれば、予め設定された時間だ
け加熱操作を行い、タイマーがアップすると加熱を自動
的に終了することができる。したがって、調理者は、調
理物の内容に応じてタイマーをセットするだけで所望の
調理が行える。
しかし、実際の調理においては、調理器具(例えば
鍋)を外して内容物を新しく入れ替え、再度載置する場
合や、一定時間だけ加熱動作を行った後、再度一定時間
加熱を繰り返すいわゆるプリプログラム調理のような場
合には、調理を継続しようと思えば、一度電源を切り、
タイマーを再度セットして電源を入れる必要があった。
ところが、上記電源切断動作やタイマリセット動作を
行うのは繁雑であり、特に、業務用でプリプログラム調
理を行うときなど手動でリセットしていたのでは調理の
能率が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、調理器具の取り外しを検知したと
きには、タイマー回路を自動的にリセットすることによ
り上記手間を省くことができる誘導加熱調理器を提供す
ることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための本発明の誘導加熱調理器
は、インバータに入力される電流を検知する検知手段
と、この電流検知手段により検知される電流が所定の基
準値以上の場合に適正負荷出力を出力し、上記電流検知
手段により検知される電流が上記基準値よりも小さい場
合に非適正負荷出力を出力するための負荷判別手段と、
この負荷判別手段から適正負荷出力が出力された場合
に、設定された調理時間の計測を開始し、この調理時間
の計測が終了した場合に、リセットされるように構成さ
れたタイマー手段と、このタイマー手段により調理時間
の計測が行われている期間において、上記インバータに
電流を供給して交番磁束を発生させる加熱制御手段と、
上記タイマー手段による上記調理時間の計測途中におい
て、上記負荷判別手段から非適正負荷出力が出力された
場合に、上記タイマー手段を強制的にリセットするリセ
ット手段とを備えるものである。
〈作用〉 調理器具を取り外したとき、すなわち無負荷あるいは
所定よりも小さな負荷の場合には、インバータに入力さ
れる電流は小さくなっている。したがって、インバータ
に入力される電流を検知し、タイマー手段による調理時
間の計測途中において、上記検知される電流が基準値よ
りも小さくなったときに、タイマー手段をリセットする
ようにしておけば、次に調理器具を載置するときは、再
度フルタイムで調理できることとなる。
〈実施例〉 以下、本発明を添付図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明に係る誘導加熱調理器の一実施例を示
す回路図である。
誘導加熱調理器本体は、直流電源回路Aと、直流電流
をスイッチングして高周波を発生するインバータ回路B
と、インバータ回路BをON/OFF制御する制御回路Cと、
電源電流を検出する電流センサ(カレントトランス)11
の検出電流に基づき、負荷(今の場合調理器具14)が適
性なものかどうか判断する負荷判別回路Dと、自己のタ
イムアップにより制御回路Cに加熱停止信号を送るタイ
マ回路Eとを備えている。
直流電源回路Aは、商用交流電源1aに、電源スイッチ
1c、ヒューズ1dを介して全波整流器1bを接続し、全波整
流器1bの出力にチョークコイル1e、および平滑キャパシ
タ1fを接続したものである。
インバータ回路Bは上記チョークコイル1eに誘導加熱
コイル2aを接続し、この誘導加熱コイル2aに共振コンデ
ンサ2b、およびスイッチング素子2cを接続したものであ
る。スイッチング素子2cは、ダイオード内蔵ダーリント
ン接続トランジスタが使用されている。このスイッチン
グ素子2cがONしたときに、直流電源回路Aから電流が誘
導加熱コイル2aと共振コンデンサ2bからなる共振回路に
流れ、高周波交番磁束が調理器具7に印加される。
制御回路Cは、調理器具14を載せたことを検知すると
加熱を開始させるとともに、設定された温度で調理すべ
く、スイッチング素子2cをON/OFF制御するものである。
タイマ回路Eは、電源ONと同時に作動し、時間計測
中、制御回路Cに動作信号を送る。タイマアップしたと
き、負荷判別回路Dから非適性負荷出力を受けていると
き、いずれの場合でもタイマをリセットする。非適性負
荷出力を受けたときは、次に適性負荷出力を受けるまで
次の時間計測動作に入るのを保留するので、負荷を外し
ているときは、タイマ回路Eは常にリセット状態にあ
る。
負荷判別回路Dは、所定の時定数でカレントトランス
11の検出電流を検知し、比較器(図示せず)により基準
値と比較することにより、カレントトランス11の検出電
流が基準値より少ないと判断したときに非適性負荷出力
を出力し、基準値より多いと判断したときに適性負荷出
力を出力するものである。
上記構成によれば、調理中、調理器具14をトッププレ
ートから外すと、カレントトランス11の検出電流が基準
値よりも下がり、負荷判別回路Dは非適性負荷出力を出
力する。これにより、タイマがリセットされ、かつ、ス
イッチング素子2cがOFFとなり発振は停止する。
その後、一定時間(1秒程度)おきに、制御回路Cは
スイッチング素子2cを制御して、極く短時間の間欠発振
を繰り返させ、入力電流の検出を続ける。調理器具14を
再度載置すると、上記間欠発振時に、カレントトランス
11に多くの電流が流れるので、制御回路Cはこれを自動
的に検知し、連続発振を再開させる。これとともに負荷
判別回路Dは、適性負荷出力を出力し、タイマが再開す
る。したがって、タイマで設定した時間(フルタイム)
による調理を開始でき、特に業務用として非常に使い勝
手のよいものとなる。
なお、制御回路Cは、図示していないが、一般に過電
圧検知回路や温度保護回路等を含んでいる。例えば誘導
加熱調理器が一般家庭用でなく、業務用として使用され
る条件では電源状態が悪いことが多く、電源電圧の瞬時
的変動は日常よくあることであるが、このような場合、
電源電圧の瞬時的変動のため、インバータ回路Bが一時
的に発振停止する。しかし、発振停止してもタイマ回路
Eはリセットされないので、電源が正常に復帰したとき
には、残り時間の加熱が続いて行われるため、調理の出
来ばえは変わらない。
〈発明の効果〉 以上の発明によれば、負荷(調理器具)を置いたり外
したりする動作に対応してタイマー手段のセット、リセ
ットを行うため、同じ内容の調理を繰り返して行う場合
に、タイマーの繰り返し操作が不要となり、使い勝手が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の誘導加熱調理器の回路構成図である。 B……インバータ回路、D……負荷判別回路、E……タ
イマー回路、11……カレントトランス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インバータにより交番磁束を供給して調理
    具を加熱する誘導加熱調理器において、 インバータに入力される電流を検知する検知手段と、 この電流検知手段により検知される電流が所定の基準値
    以上の場合に適正負荷出力を出力し、上記電流検知手段
    により検知される電流が上記基準値よりも小さい場合に
    非適正負荷出力を出力するための負荷判別手段と、 この負荷判別手段から適正負荷出力が出力された場合
    に、設定された調理時間の計測を開始し、この調理時間
    の計測が終了した場合に、リセットされるように構成さ
    れたタイマー手段と、 このタイマー手段により調理時間の計測が行われている
    期間において、上記インバータに電流を供給して交番磁
    束を発生させる加熱制御手段と、 上記タイマー手段による上記調理時間の計測途中におい
    て、上記負荷判別手段から非適正負荷出力が出力された
    場合に、上記タイマー手段を強制的にリセットするリセ
    ット手段とを備えることを特徴とする誘導加熱調理器。
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JPS63218188A (ja) * 1986-10-21 1988-09-12 三洋電機株式会社 電磁調理器

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