JP2541618Y2 - ダイアダプタ着脱装置 - Google Patents

ダイアダプタ着脱装置

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JP2541618Y2
JP2541618Y2 JP1991015864U JP1586491U JP2541618Y2 JP 2541618 Y2 JP2541618 Y2 JP 2541618Y2 JP 1991015864 U JP1991015864 U JP 1991015864U JP 1586491 U JP1586491 U JP 1586491U JP 2541618 Y2 JP2541618 Y2 JP 2541618Y2
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JP
Japan
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shaft
head
die adapter
clamp ring
die
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JP1991015864U
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JPH081309U (ja
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信行 早房
邦昭 遠藤
喜久男 尾鷲
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】押出機先端に取付けたヘッドにダ
イまたはノズルを取付けたダイアダプタを着脱させるダ
イアダプタ着脱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の押出機ヘッド部におけるダイアダ
プタ着脱装置は、図7および図8に示すような装置が知
られている。このダイアダプタ着脱装置は押出機の先端
部に取付けられているヘッド11と、さらにその先端に
取付けられているダイアダプタ12とをクランプリング
13で連結した構成となっている。このクランプ構造は
クサビ理論を応用して締付けるようにしたものでヘッド
11とダイアダプタ12の端部は片側に斜面14を形成
したフランジとなっており、これらの斜面14に一致し
た斜面15を形成した断面凹形状のクランプリング13
で内側に挿入したブレーカプレート16をヘッド11と
ダイアダプタ12とで両側から挾んで押圧する方向に締
付けクランプするようになっている。
【0003】クランプリング13の一端はヘッド11の
側面に取付けた支エ17にピン18で回動自在に取付け
られ、他端は締付ボルト19で締付けるようになってい
る。
【0004】前述したように構成されているのでダイア
ダプタ12の取外し、または図示しないスクリーンパッ
クの交換のためのブレーカプレート16の抜取りに当っ
ては先ず締付ボルト19をスパナ等を使用して弛め抜取
った後クランプリング13を上下に押し広げてダイアダ
プタ12の取外し、またはブレーカプレート16の抜取
りを行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来のダイアダプタ着
脱装置にあっては、ダイアダプタ12,ブレーカプレー
ト16,クランプリング13および締付ボルト19等は
摂氏180度から300度程度に加熱されているためダ
イアダプタ12の開放に当っての作業は火傷を負いやす
く安全性に問題があった。また、これらの作業は厚い手
袋をしての作業であるため操作性が悪く長時間を必要と
した。
【0006】本考案はこれらの問題点を解消するために
なされたものでヘッドに対してダイアダプタの取付け、
取外し作業の改善、すなわち安全性、操作性および迅速
性の向上を図ったダイアダプタ着脱装置を提供すること
を目的としている。
【0007】上記目的を達成するための本考案は、押出
機先端に設けたヘッドにダイまたはノズルを取付けたダ
イアダプタを着脱させるダイアダプタ着脱装置におい
て、前記ヘッドおよびダイアダプタの一端に片側に勾配
を持たせたフランジを設け、これらのフランジを互に突
合せて断面凸形状を形成し、この凸形状部に一致した断
面凸形状の溝を有するクランプリングと、同クランプリ
ングに連結して前記ヘッド上面から延設された支エ上面
に設けたハンドルの回動による軸の移動により前記クラ
ンプリングの開閉を行う、前記ヘッド上面より延設され
た前記支エに枢着したスイングアーム、同スイングアー
ムと前記クランプリングに枢着した下リンクおよび前記
スイングアームと前記軸一端側に挿入されたトグルリン
クに枢着された上リンクとからなるトグル手段と、前記
軸に挿入して前記軸他端側に設けたストッパリングと、
前記軸の移動を固定するロックナットからなる操作手段
とを設けたものである。
【0008】
【作用】クランプリングに、軸の移動によりクランプリ
ングの開閉を行うトグル手段を連結してヘッドおよびダ
イアダプタの突合せ部に形成された断面凸形状のフラン
ジにクランプリングの内側に形成した断面凹形状の溝を
トグル手段によって押付け、または開放によりヘッドに
ダイアダプタの取付け、またはヘッドからダイアダプタ
の取外しを安全にしかも迅速に行う。
【0009】
【実施例】以下本考案の一実施例を示す図1ないし図6
により説明する。図1は側面図、図2はその断面図、図
3は押出機先端部の断面図である。これらの図面におい
て、20は押出機、この押出機20の先端にヘッド21
が図示されていないボルトで取付けられ、さらにその先
端にダイアダプタ22が内側にブレーカプレート23を
挾んで略半円形状の2個の片リング24を円形状にした
クランプリング31で取付けられている。
【0010】クランプリング31の内側は図8で示す従
来例と同様斜面15,15を形成し断面凹形状をしてお
り、これらの斜面15,15はヘッド21とダイアダプ
タ22のフランジに形成された斜面14,14と一致し
ておりヘッド21とダイアダプタ22の突合せ部は断面
が凸形状をしている。この凸部にクランプリング31の
凹部を内側に押付けた時ブレーカプレート23をヘッド
21とダイアダプタ22とで挾んでクランプするように
なっている。また、ダイアダプタ22にはダイ25が取
付けられている。
【0011】ダイアダプタ22はヘッド21の側面にボ
ルト26で取付けられた内ヒンジ27に連結したピン2
8を中心に旋回する外ヒンジ29にボルト30で取付け
られており、クランプリング31を開いてヘッド21か
ら離す時ピン28を中心に旋回するようになっている。
またクランプリング31の下端はヘッド21にボルト3
5で取付けられたブラケット36にピン37で回動可能
に取付けられている。ピン37はクランプリング31の
回動を円滑にするためと抜け防止のための先端側は平座
金38を入れて割りピン39で止められている。
【0012】クランプリング31の開閉動作はハンドル
32により軸33を昇降させ、この軸33にリンクを組
合せたトグル手段34により行うようにしたもので、こ
の構成を以下説明する。
【0013】ハンドル32はヘッド21の上面41にボ
ルト42で取付けられた支エ43のボス44の上面に載
置された形で設けられ、ハンドル32とボス44の中心
を貫通して内側にネジ45を有するスリーブ46が上方
より挿入され、下端を止メ輪47で回転可能に取付けら
れている。このスリーブ46とハンドル32とはキー5
0で連結されハンドル32の回転力をスリーブ46に伝
達するようになっている。またスリーブ46の内側のネ
ジ45に軸33のネジ48がねじ込まれ、スリーブ46
が回転することにより軸33は昇降するようになってい
る。なお、ネジは右ネジである。またスリーブ46の上
部にはロックナット52が軸33にねじ込まれている。
このロックナット52はニギリ53が螺着され、このニ
ギリ53によって締付時のロックが行われるようになっ
ている。
【0014】また軸33の下方の二面取部55とスリー
ブ465の下面56との間にストッパリング57が挿入
され軸33の上昇限を規定すると共にクランプリング3
1の締付力の調整を行うようになっている。二面取部5
5の下部には後述するトグル手段34のトグルリンク6
0が挿入されロックナット61で固定されている。そし
てトグルリンク60の上部は2面取部55の2面巾部に
はめ込まれハンドル32が回転した時軸33が共回りし
ないようになっている。
【0015】トグル手段34は図2,図4および図5に
示すようにトグルリンク60,上リンク62,スイング
アーム63,下リンク64,ピン37および中心ピン6
5等により構成されている。このトグル手段34を詳し
く説明する。トグルリンク60の両側は上リンク62,
62の一端にピン37,37で連結され、さらに他端は
ピン37でスイングアーム63の上端に連結されてい
る。スイングアーム63の中心は中心ピン65が支エ4
3側まで貫通して挿入され端部を平座金66とボルト6
7でスイングアーム63が回動可能に支エ43に取付け
られている。
【0016】スイングアーム63の下端は下リンク64
の一端にピン37で連結され他端は片側のクランプリン
グ31の片リング24の上端にピン37で連結されてい
る。そして上リンク62,下リンク64の両端に使用す
るピン37には回動を円滑に行うためと抜け防止のため
それぞれ平座金38と割ピン39が使用されている。ま
た軸33の上端は軸33の下降限を規制するための平座
金66がはめられ六角ナット68で固定されている。
【0017】次に動作について説明する。ヘッド21の
先端にブレーカプレート23をセットした後ダイアダプ
タ22をヘッド21に合せてハンドル32を時計方向
(右回転)に回すとトグルリンク60が図2に示す二点
鎖線の位置から実線で示す位置、すなわちストッパリン
グ57が軸33の二面取部55の上面59とスリーブ4
6の下面56とで挾まれ、これ以上軸33が上昇しない
位置まで上昇する。
【0018】実線で示すようにクランプリング31は内
側に寄せられクランプリング31の内側斜面15,15
でヘッド21とダイアダプタ22の斜面14,14を押
しダイアダプタ22はブレーカプレート23を間に挟ん
で強固にヘッド21にクランプされる。そしてクランプ
が完了した時、すなわち軸33が上昇限に達した時ニギ
リ53によりロックナット52を締付けて弛まないよう
軸33を固定する。
【0019】ダイアダプタ22またはブレーカプレート
23の取外しは、取付時と逆の順序で行う。すなわちロ
ックナット52を弛めてからハンドル32を反時計方向
に回転させ実線の位置から二点鎖線で示す位置まで移動
させる。
【0020】なお、本実施例ではハンドル32を手動で
回すようにしたがハンドル32の代わりに歯車を使用し
て動力で回すことも可能である。
【0021】
【考案の効果】本考案は以上説明したような構成である
のでハンドルを5から10kg程度の比較的小さい操作力
で、しかも迅速にダイアダプタの取付け、取外しができ
る。また操作性がよくなり楽に操作ができると共に火傷
等に対しての安全性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図2のC−C断面図である。
【図5】図2のD−D断面図である。
【図6】図1のZ矢視図である。
【図7】従来のダイアダプタ着脱装置の正面図である。
【図8】図7のE−E断面図である。
【符号の説明】
20 押出機 21 ヘッド 22 ダイアダプタ 23 ブレーカプレート 24 片リング 25 ダイ 31 クランプリング 32 ハンドル 33 軸 34 トグル手段 43 支エ 60 トグルリンク 62 上リンク 63 スイングアーム 64 下リンク

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機先端に設けたヘッドにダイまたは
    ノズルを取付けたダイアダプタを着脱させるダイアダプ
    タ着脱装置において、前記ヘッドおよびダイアダプタの
    一端に片側に勾配を持たせたフランジを設け、これらの
    フランジを互に突合せて断面凸形状を形成し、この凸形
    状部に一致した断面凸形状の溝を有するクランプリング
    と、同クランプリングに連結して前記ヘッド上面から延
    設された支エ上面に設けたハンドルの回動による軸の移
    動により前記クランプリングの開閉を行う、前記ヘッド
    上面より延設された前記支エに枢着したスイングアー
    ム、同スイングアームと前記クランプリングに枢着した
    下リンクおよび前記スイングアームと前記軸一端側に挿
    入されたトグルリンクに枢着された上リンクとからなる
    トグル手段と、前記軸に挿入して前記軸他端側に設けた
    ストッパリングと、前記軸の移動を固定するロックナッ
    トからなる操作手段とを設けたことを特徴とするダイア
    ダプタ着脱装置。
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JPH081309U JPH081309U (ja) 1996-08-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272613A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Mie Chuo Kaihatsu Kk 押出成形機
JP2006334782A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 押出機用クランプ装置

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