JPH081309U - ダイアダプタ着脱装置 - Google Patents

ダイアダプタ着脱装置

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JPH081309U
JPH081309U JP015864U JP1586491U JPH081309U JP H081309 U JPH081309 U JP H081309U JP 015864 U JP015864 U JP 015864U JP 1586491 U JP1586491 U JP 1586491U JP H081309 U JPH081309 U JP H081309U
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clamp ring
die adapter
head
die
adapter
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JP015864U
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信行 早房
邦昭 遠藤
喜久男 尾鷲
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押出機のヘッド部におけるダイアダプタの取
付け、取外し、またはブレーカプレートの抜取り作業等
の安全性、操作性および迅速性の向上を図ったダイアダ
プタの着脱装置を提供する。 【構成】 断面が凹形状のクランプリング31を設け
て、このクランプリング31の一端に軸33の移動によ
りクランプリング31の開閉を行うトグル手段34を連
結して、ヘッド21とその先に取付けられたダイアダプ
タの突合せ部に形成された断面凸形状のフランジにクラ
ンプリング31をトグル手段により内側に押付け、また
は開放することによりダイアダプタの着脱を行う。この
ような構成により作業の安全性、操作性および迅速性が
図られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
押出機先端に取付けたヘッドにダイまたはノズルを取付けたダイアダプタを着 脱させるダイアダプタ着脱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の押出機ヘッド部におけるダイアダプタ着脱装置は、図7および図8に示 すような装置が知られている。このダイアダプタ着脱装置は押出機の先端部に取 付けられているヘッド11と、さらにその先端に取付けられているダイアダプタ 12とをクランプリング13で連結した構成となっている。このクランプ構造は クサビ理論を応用して締付けるようにしたものでヘッド11とダイアダプタ12 の端部は片側に斜面14を形成したフランジとなっており、これらの斜面14に 一致した斜面15を形成した断面凹形状のクランプリング13で内側に挿入した ブレーカプレート16をヘッド11とダイアダプタ12とで両側から挾んで押圧 する方向に締付けクランプするようになっている。
【0003】 クランプリング13の一端はヘッド11の側面に取付けた支エ17にピン18 で回動自在に取付けられ、他端は締付ボルト19で締付けるようになっている。
【0004】 前述したように構成されているのでダイアダプタ12の取外し、または図示し ないスクリーンパックの交換のためのブレーカプレート16の抜取りに当っては 先ず締付ボルト19をスパナ等を使用して弛め抜取った後クランプリング13を 上下に押し広げてダイアダプタ12の取外し、またはブレーカプレート16の抜 取りを行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のダイアダプタ着脱装置にあっては、ダイアダプタ12,ブレーカプレー ト16,クランプリング13および締付ボルト19等は摂氏180度から300 度程度に加熱されているためダイアダプタ12の開放に当っての作業は火傷を負 いやすく安全性に問題があった。また、これらの作業は厚い手袋をしての作業で あるため操作性が悪く長時間を必要とした。
【0006】 本考案はこれらの問題点を解消するためになされたものでヘッドに対してダイ アダプタの取付け、取外し作業の改善、すなわち安全性、操作性および迅速性の 向上を図ったダイアダプタ着脱装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決すべく押出機先端に設けたヘッドにダイまたはノズ ルを取付けたダイアダプタを着脱させるダイアダプタ着脱装置において、ヘッド およびダイアダプタの一端に片側に勾配を持たせたフランジを設け、これらのフ ランジを互に突合せて断面凸形状を形成し、この凸形状部に一致した断面凹形状 の溝を有するクランプリングと、同クランプリングに連結して軸の移動によりク ランプリングの開閉を行うトグル手段とを設けたものである。
【0008】
【作用】
クランプリングに、軸の移動によりクランプリングの開閉を行うトグル手段を 連結してヘッドおよびダイアダプタの突合せ部に形成された断面凸形状のフラン ジにクランプリングの内側に形成した断面凹形状の溝をトグル手段によって押付 け、または開放によりヘッドにダイアダプタの取付け、またはヘッドからダイア ダプタの取外しを安全にしかも迅速に行う。
【0009】
【実施例】
以下本考案の一実施例を示す図1ないし図6により説明する。図1は側面図、 図2はその断面図、図3は押出機先端部の断面図である。これらの図面において 、20は押出機、この押出機20の先端にヘッド21が図示されていないボルト で取付けられ、さらにその先端にダイアダプタ22が内側にブレーカプレート2 3を挾んで略半円形状の2個の片リング24を円形状にしたクランプリング31 で取付けられている。
【0010】 クランプリング31の内側は図8で示す従来例と同様斜面15,15を形成し 断面凹形状をしており、これらの斜面15,15はヘッド21とダイアダプタ2 2のフランジに形成された斜面14,14と一致しておりヘッド21とダイアダ プタ22の突合せ部は断面が凸形状をしている。この凸部にクランプリング31 の凹部を内側に押付けた時ブレーカプレート23をヘッド21とダイアダプタ2 2とで挾んでクランプするようになっている。また、ダイアダプタ22にはダイ 25が取付けられている。
【0011】 ダイアダプタ22はヘッド21の側面にボルト26で取付けられた内ヒンジ2 7に連結したピン28を中心に旋回する外ヒンジ29にボルト30で取付けられ ており、クランプリング31を開いてヘッド21から離す時ピン28を中心に旋 回するようになっている。またクランプリング31の下端はヘッド21にボルト 35で取付けられたブラケット36にピン37で回動可能に取付けられている。 ピン37はクランプリング31の回動を円滑にするためと抜け防止のための先端 側は平座金38を入れて割りピン39で止められている。
【0012】 クランプリング31の開閉動作はハンドル32により軸33を昇降させ、この 軸33にリンクを組合せたトグル手段34により行うようにしたもので、この構 成を以下説明する。
【0013】 ハンドル32はヘッド21の上面41にボルト42で取付けられた支エ43の ボス44の上面に載置された形で設けられ、ハンドル32とボス44の中心を貫 通して内側にネジ45を有するスリーブ46が上方より挿入され、下端を止メ輪 47で回転可能に取付けられている。このスリーブ46とハンドル32とはキー 50で連結されハンドル32の回転力をスリーブ46に伝達するようになってい る。またスリーブ46の内側のネジ45に軸33のネジ48がねじ込まれ、スリ ーブ46が回転することにより軸33は昇降するようになっている。なお、ネジ は右ネジである。またスリーブ46の上部にはロックナット52が軸33にねじ 込まれている。このロックナット52はニギリ53が螺着され、このニギリ53 によって締付時のロックが行われるようになっている。
【0014】 また軸33の下方の二面取部55とスリーブ465の下面56との間にストッ パリング57が挿入され軸33の上昇限を規定すると共にクランプリング31の 締付力の調整を行うようになっている。二面取部55の下部には後述するトグル 手段34のトグルリンク60が挿入されロックナット61で固定されている。そ してトグルリンク60の上部は2面取部55の2面巾部にはめ込まれハンドル3 2が回転した時軸33が共回りしないようになっている。
【0015】 トグル手段34は図2,図4および図5に示すようにトグルリンク60,上リ ンク62,スイングアーム63,下リンク64,ピン37および中心ピン65等 により構成されている。このトグル手段34を詳しく説明する。トグルリンク6 0の両側は上リンク62,62の一端にピン37,37で連結され、さらに他端 はピン37でスイングアーム63の上端に連結されている。スイングアーム63 の中心は中心ピン65が支エ43側まで貫通して挿入され端部を平座金66とボ ルト67でスイングアーム63が回動可能に支エ43に取付けられている。
【0016】 スイングアーム63の下端は下リンク64の一端にピン37で連結され他端は 片側のクランプリング31の片リング24の上端にピン37で連結されている。 そして上リンク62,下リンク64の両端に使用するピン37には回動を円滑に 行うためと抜け防止のためそれぞれ平座金38と割ピン39が使用されている。 また軸33の上端は軸33の下降限を規制するための平座金66がはめられ六角 ナット68で固定されている。
【0017】 次に動作について説明する。ヘッド21の先端にブレーカプレート23をセッ トした後ダイアダプタ22をヘッド21に合せてハンドル32を時計方向(右回 転)に回すとトグルリンク60が図2に示す二点鎖線の位置から実線で示す位置 、すなわちストッパリング57が軸33の二面取部55の上面59とスリーブ4 6の下面56とで挾まれ、これ以上軸33が上昇しない位置まで上昇する。
【0018】 実線で示すようにクランプリング31は内側に寄せられクランプリング31の 内側斜面15,15でヘッド21とダイアダプタ22の斜面14,14を押しダ イアダプタ22はブレーカプレート23を間に挟んで強固にヘッド21にクラン プされる。そしてクランプが完了した時、すなわち軸33が上昇限に達した時ニ ギリ53によりロックナット52を締付けて弛まないよう軸33を固定する。
【0019】 ダイアダプタ22またはブレーカプレート23の取外しは、取付時と逆の順序 で行う。すなわちロックナット52を弛めてからハンドル32を反時計方向に回 転させ実線の位置から二点鎖線で示す位置まで移動させる。
【0020】 なお、本実施例ではハンドル32を手動で回すようにしたがハンドル32の代 りに歯車を使用して動力で回すようにすることもシリンダを使用してトグル手段 34を開閉するようにすることも可能である。
【0021】
【考案の効果】
本考案は以上説明したような構成であるのでハンドルを5から10kg程度の比 較的小さい操作力で、しかも迅速にダイアダプタの取付け、取外しができる。ま た操作性がよくなり楽に操作ができると共に火傷等に対しての安全性が向上した 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図2のC−C断面図である。
【図5】図2のD−D断面図である。
【図6】図1のZ矢視図である。
【図7】従来のダイアダプタ着脱装置の正面図である。
【図8】図7のE−E断面図である。
【符号の説明】
20 押出機 21 ヘッド 22 ダイアダプタ 23 ブレーカプレート 24 片リング 25 ダイ 31 クランプリング 32 ハンドル 33 軸 34 トグル手段 43 支エ 60 トグルリンク 62 上リンク 63 スイングアーム 64 下リンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機先端に設けたヘッドにダイまたは
    ノズルを取付けたダイアダプタを着脱させるダイアダプ
    タ着脱装置において、前記ヘッドおよびダイアダプタの
    一端に片側に勾配を持たせたフランジを設け、これらの
    フランジを互に突合せて断面凸形状を形成し、この凸形
    状部に一致した断面凹形状の溝を有するクランプリング
    と、同クランプリングに連結して軸の移動により前記ク
    ランプリングの開閉を行うトグル手段とを設けたことを
    特徴としたダイアダプタ着脱装置。
JP1991015864U 1991-02-25 1991-02-25 ダイアダプタ着脱装置 Expired - Lifetime JP2541618Y2 (ja)

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JPH081309U true JPH081309U (ja) 1996-08-20
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272613A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Mie Chuo Kaihatsu Kk 押出成形機
JP2006334782A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 押出機用クランプ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4943707A (ja) * 1972-09-04 1974-04-24

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JP2541618Y2 (ja) 1997-07-16

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