JP2541255Y2 - シーズヒータの取付具 - Google Patents

シーズヒータの取付具

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JP2541255Y2
JP2541255Y2 JP1990021383U JP2138390U JP2541255Y2 JP 2541255 Y2 JP2541255 Y2 JP 2541255Y2 JP 1990021383 U JP1990021383 U JP 1990021383U JP 2138390 U JP2138390 U JP 2138390U JP 2541255 Y2 JP2541255 Y2 JP 2541255Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はシーズヒータを機器の取付基板に離間して取
付けるために用いるシーズヒータの取付具に関する。
[従来の技術] 従来のシーズヒータの取付具は、第3図に示すよう
に、機器の取付基板1に離間してシーズヒータ3を取付
ける取付部材5を有している。
取付部材5は対の脚部7(図面では一方のみの脚部を
示す)と、これらの脚部7を長手方向の両端に結合して
いる帯状の保持部9とを有している。保持部9はドーム
形状に曲げ加工を施して作られている。保持部9には対
向している対の側板9aの相互間に支持板9bが設けられて
いる。支持板9bの上端と保持部9のドーム部9cとによっ
て囲まれた空間部分にはシーズヒータ3が挿通されてい
る。
さらに、取付基板1には対の挿入穴(図示せず)が形
成されている。これらの挿通穴には取付基板1の表側か
ら脚部7が挿通され、裏側に突き出された脚部7を捩じ
り曲げることによって取付基板1から取付部材5が外れ
ないようにしている。
このようにして、シーズヒータは取付基板1に離間し
た状態で支持されている。
第4図はシーズヒータの取付具の他の従来例を示して
いる。この取付部材11は取付基板1に一枚の支持板13が
設けられている。支持板13は取付基板1に取付けられて
いる。この支持板13には上端から下方に向けて溝部13a
が形成されている。溝部13aにはシーズヒータ3が取付
けられている。さらに、シーズヒータ3は溝部13aの周
辺の支持板13をシーズヒータ3に向けて加締めることに
よって固定されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、第3図のシーズヒータ3を取付部材5
に保持させるには、脚部7を捩じり曲げるための工具を
必要とし、しかも取付基板1の裏側からその曲げ作業を
しなければならないため、困難な作業を伴なう。
また、第4図のシーズヒータ3を支持板13に固定させ
るには、溝部13aを加締めなければならないため加締め
工具を必要とするという問題がある。
それ故に、本考案の課題はシーズヒータを工具を必要
とせずに、簡単に取付けることができるシーズヒータの
取付具を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、シーズヒータを取付基板に対して離
間して取付けるシーズヒータの取付具において、上記取
付基板に取付けるよう互いに対向している対の脚部と、
上記シーズヒータを狭持する狭持部と、上記シーズヒー
タを上記取付基板に対し離間状態に支持するよう該狭持
部及び上記脚部間に結合されかつ互いに対向している対
の支持部とを有する取付部材、及び上記狭持部を上記シ
ーズヒータに付勢するよう上記支持部に取付けられるバ
ネ部材を含み、該バネ部材は上記シーズヒータを狭持す
る向きに上記支持部をバネ性をもって挟み込むよう上記
支持部に着脱可能に取付けられる対のバネ片を有しいる
ことを特徴とするシーズヒータの取付具が得られる。
また、本考案によれば、上記支持部及び上記バネ部材
はこれらが相互に係合する第1の係合装置を有し、該第
1の係合装置は上記支持部及び上記バネ部材の一方に形
成した第1の係合片と、上記バネ部材によって上記支持
部を狭持した状態で該第1の係合片に係合するよう上記
支持部及び上記バネ部材の他方に形成した係合穴とを有
していることを特徴とするシーズヒータの取付具が得ら
れる。
さらに、本考案によれば、上記取付基板及び上記脚部
はこれらが相互に係合する第2の係合装置を有し、該第
2の係合装置は上記脚部を挿入するよう上記取付基板に
形成した挿入穴と、上記脚部を上記挿入穴へ挿入した状
態で上記取付基板から上記取付部材を引き抜く方向で係
合するよう上記脚部に形成した第2の係合片を有してい
ることを特徴とするシーズヒータの取付具が得られる。
[実施例] 第1図及び第2図は本考案の一実施例によるシーズヒ
ータの取付具を示す。この実施例において、第3図と同
じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
このシーズヒータの取付具は、シーズヒータ3を取付
ける取付部材15と、この取付部材15に取付けられるバネ
部材17とを有している。取付部材15は対の脚部21と、シ
ーズヒータ3を挾持する挾持部23と、この挾持部23と脚
部21との間に結合されている対の支持部25とを有してい
る。
脚部21は取付部材15を取付基板1に取付ける部分であ
る。挾持部23はシーズヒータ3の径寸法と同等の径寸法
をもっている。支持部25は互いに対向し、シーズヒータ
3を取付基板1に対し離間状態に支持する部分である。
一方、バネ部材17は支持部25に着脱可能に取付けられ
る対のバネ片17aを有している。このバネ部材17は支持
部25をシーズヒータ3の挾持状態を維持する向きに付勢
する。バネ片17aの先端部はそれぞれ外向きに曲げられ
て支持部25に対して挿入を案内する部分としている。支
持部25にはこれらの支持部25を外向きに切起こされてい
る第1の係合片25aが形成されている。バネ部材17には
バネ片17aにそれぞれ第1の係合片25aに係合する係合穴
17bが形成されている。ここで、第1の係合片25aと係合
穴17bとを合わせて第1の係合装置を構成する。
さらに、取付基板1には脚部21が挿入できる挿入穴27
が形成されている。また、脚部21にはこれらの脚部21を
それぞれ外向きに切起こされている第2の係合片21aが
形成されている。ここで、第2の係合片21aと挿入穴27
とを合わせて第2の係合装置としている。即ち、第2の
係合片21aと挿入穴27とが互いに係合し、取付部材15が
取付基板1に支持される。
次に、このシーズヒータの取付具にシーズヒータ3を
取付ける作業を説明する。
第2図に示すように、挿入穴27には脚部21を下向きに
押込み、第2の係合片21aが取付基板1の裏側に突出す
るまで押込む。すると、第2の係合片21aは取付基板1
の裏面側で係合し、取付部材15が取付基板1に対して起
立した状態で支持される。この際、取付部材15を引き抜
く方向に第2の係合片21aが係合するため離脱すること
がない。さらに、挾持部25にはバネ部材17を挿入する。
この際、バネ部材17はバネ性を有しているため支持部25
を挟み込む。同時に、係合穴17bに第1の係合片25aが入
り込み、バネ部材17が支持部25にしっかりと係合する。
この状態で、挾持部23にシーズヒータ3を差込み取付
けができる。
このようにして、シーズヒータ3が取付けられると、
取付基板1に対し離間した状態でシーズヒータ3が挾持
部23に挾持され、バネ部材17の付勢によって支持部25の
拡張を押さえつつ取付け状態を保つことができる。
したがって、シーズヒータ3の熱膨張による伸縮や外
力による衝撃を取付部材15とバネ部材17とによって吸収
しながら挾持する。
このシーズヒータ3の取付け作業の順序は、上述の工
程に限らず、初めに挾持部23にシーズヒータ3を挿入し
て取付け、その後に挿入穴27に脚部21を係合し、支持部
25にバネ部材17を取付けるようにしても良いことは言う
までもない。
[考案の効果] 以上、実施例により説明したように、本考案のシーズ
ヒータの取付具によれば、シーズヒータを工具を用いな
くとも簡単に取付けることができるため取付作業も容易
になる。
また、取付部材及びバネ部材は第1及び第2の係合装
置により係合できるため、取付基板にしっかりと取付が
できる。
さらに、支持部の拡張をバネ部材の付勢によって挟み
込みながら取付状態を保つため、シーズヒータの熱膨張
による伸縮や衝撃を吸収しながら挾持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図の本考案の一実施例によるシーズヒータの取付具
の取付状態を示す斜視図、第2図は第1図のシーズヒー
タの取付具の分解斜視図、第3図は従来のシーズヒータ
の取付具の取付状態を示す斜視図、第4図はシーズヒー
タの取付具の取付状態の他の従来例を示す斜視図であ
る。 1;取付基板、3;シーズヒータ、5;取付部材、7;脚部、
9;;取付板、13;支持板、15;取付部材、17;バネ部材、17
a;バネ片、17b;係合穴、21;脚部、21a;第2の係合片、2
3;挾持部、25;支持部、25a;第1の係合片。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シーズヒータを取付基板に対して離間して
    取付けるシーズヒータの取付具において、上記取付基板
    に取付けるよう互いに対向している対の脚部と、上記シ
    ーズヒータを狭持する狭持部と、上記シーズヒータを上
    記取付基板に対し離間状態に支持するよう該狭持部及び
    上記脚部間に結合されかつ互いに対向している対の支持
    部とを有する取付部材、及び上記狭持部を上記シーズヒ
    ータに付勢するよう上記支持部に取付けられるバネ部材
    を含み、該バネ部材は上記シーズヒータを狭持する向き
    に上記支持部をバネ性をもって挟み込むよう上記支持部
    に着脱可能に取付けられる対のバネ片を有しいることを
    特徴とするシーズヒータの取付具。
  2. 【請求項2】上記支持部及び上記バネ部材はこれらが相
    互に係合する第1の係合装置を有し、該第1の係合装置
    は上記支持部及び上記バネ部材の一方に形成した第1の
    係合片と、上記バネ部材によって上記支持部を狭持した
    状態で該第1の係合片に係合するよう上記支持部及び上
    記バネ部材の他方に形成した係合穴とを有していること
    を特徴とする請求項1記載のシーズヒータの取付具。
  3. 【請求項3】上記取付基板及び上記脚部はこれらが相互
    に係合する第2の係合装置を有し、該第2の係合装置は
    上記脚部を挿入するよう上記取付基板に形成した挿入穴
    と、上記脚部を上記挿入穴へ挿入した状態で上記取付基
    板から上記取付部材を引き抜く方向で係合するよう上記
    脚部に形成した第2の係合片を有していることを特徴と
    する請求項1記載のシーズヒータの取付具。
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JPS55126104U (ja) * 1979-02-28 1980-09-06

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