JP2540880Y2 - 同期モ―タの逆転防止機構 - Google Patents

同期モ―タの逆転防止機構

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JP2540880Y2
JP2540880Y2 JP1990405980U JP40598090U JP2540880Y2 JP 2540880 Y2 JP2540880 Y2 JP 2540880Y2 JP 1990405980 U JP1990405980 U JP 1990405980U JP 40598090 U JP40598090 U JP 40598090U JP 2540880 Y2 JP2540880 Y2 JP 2540880Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は同期モ―タが逆方向に回
転することを防止する同期モ―タの逆転防止機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】同期モ―タは、負荷の通電時間或いは実
働時間を測定するアワ―メ―タにも利用されている。こ
のアワ―メ―タは、同期モ―タの回転を減速ギヤ機構を
介してカウンタに伝達し、そのカウンタのカウント内容
を表示部に表示させるようにしたものであり、同期モ―
タを常に所定方向に回転させる必要がある。ところで、
一般に同期モータは、起動時の固定子と回転子との関係
位置により、正方向へ回転したり或いは逆方向へ回転す
るので、逆転防止機構を設けて逆方向に回転することを
防止している。
【0003】この従来の同期モータの逆転防止機構を図
4及び図5を参照して述べる。即ち、1は減速ギヤ機構
2の初段のギヤであり、これは焼結合金でフライホイ―
ル3と一体に形成されている。そして、フライホイ―ル
3の下面には取付突部3a,3aが突設されている。4
はりん青銅板ばね製の係止部材であり、これは有端の略
円環状をなし、基端部4aから先端部たる係止部4bに
向かうに従って順次下方に指向するようになっている。
又、基端部4aには取付孔4c,4cが形成されてい
て、係止部材4は、この取付孔4c,4cをフライホイ
―ル3の取付突部3a,3aに嵌合させた上でその取付
突部3a,3aをかしめることによって、フライホイ―
ル3に取付けられている。そして、上記ギヤ1は同期モ
―タ5のシャフト6に嵌合固定されている。7は同期モ
ータ5に取付けられたストッパ部材であり、これにはス
トッパ部7aが形成されている。
【0004】尚、一般にギヤには遊びがあるので、この
遊びによりがた音を発生するものであり、このため、従
来では、減速ギヤ機構2の次段のギヤ8の軸8aに板ば
ね9によりスラスト方向への荷重を与えることにより、
がた音の発生を防止するようにしている。
【0005】而して、今、同期モ―タ5が起動されてシ
ャフト6が所定方向たる矢印A方向に回転されると、そ
の回転は減速ギヤ機構2を介してカウンタに伝達され、
そのカウンタのカウント内容が表示部に表示される。こ
の場合、シャフト6とともに回転されるフライホイ―ル
3に取付けられた係止部材4の係止部4bがストッパ部
材7のストッパ部7aに遭遇すると、図6に示すよう
に、係止部4bはストッパ部7aに乗り上げて弾性変形
しながらこれを通過するようになる。
【0006】さて、前述したような同期モ―タ5の起動
時にシャフト6が所定方向(矢印A方向)とは逆方向の
矢印B方向に回転されると、図7に示すように、係止部
材4の係止部4bがストッパ部材7のストッパ部7aに
遭遇した時に該ストッパ部7aに係止されるようにな
る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】従来の構成では、同期
モータ5が正規方向たる所定方向(矢印A方向)に回転
している時には、図6に示すように、係止部材4の係止
部4bが1回転毎にストッパ部材7のストッパ部7aに
遭遇してこれに乗り上げては落下することを繰返すこと
になるので、周期的に作動音を発生するばかりでなく、
これが同期モータ5にとって特に起動時に余分な負荷と
なる不具合がある。
【0008】さらに、図7に示すように、同期モータ5
が逆方向の矢印B方向へ回転して係止された状態におい
ては、ストッパ部7aと係止部4b先端との間に適宜の
ギャップを確保しておかないと、再起動時にモータの励
磁振動を妨げ、起動性が悪くなるため、相対的な取付角
度の調整が必要となる。
【0009】本考案は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、シャフトが逆方向に回転することを防
止し得、周期的な作動音の発生を確実に防止し得るとと
もに、同期モータにとって起動時の負荷となることがな
い同期モータの逆転防止機構を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、シャフトの所
定方向への回転に基づき減速ギヤ機構を介して負荷を駆
動する同期モータの逆転防止機構において、前記シャフ
トにこれと一体に回転するように設けられ、複数の爪部
を有する係止部材と、前記減速ギヤ機構の一つのギヤの
近傍に回動可能に設けられ逆転防止部材と この逆転
防止部材に設けられ、前記シャフトが正逆転することに
伴い、前記ギヤの回転力を逆転防止部材に伝達して逆転
防止部材を異なる方向へ回動させる回転伝達部と、 前記
逆転防止部材に設けられ、前記シャフトの正転時には前
記複数の爪部の回転軌跡外へ退避し、逆転時には回転軌
跡内に進入して所定の爪部に係合する係止部とを備え、
前記回転伝達部が、前記ギヤの一面部に弾性的に圧接さ
れ、 前記係止部が、所定の爪部に係合することに伴い弾
性的に変位して該爪部を正転方向へ付勢するアーム状を
なしているところに特徴を有する。
【0011】
【作用】本考案の同期モータの逆転防止機構によれば、
同期モータのシャフトの逆転時には、シャフトの回転力
が減速ギヤ機構のギヤから回転伝達部を介して逆転防止
部材に伝達され、逆転防止部材が所定方向とは異なる方
向へ回動する。すると、逆転防止部材の係止部が複数の
爪部の回転軌跡内に進入し、所定の爪部に係合する。そ
して、アーム状の係止部が弾性的に変位し、所定の爪部
を正転方向へ付勢するので、この反動によりシャフトが
逆転し、正転方向へ回転する。このため、爪部および係
止部間の衝撃力が係止部の変位により吸収されるので、
衝撃音の発生が防止される。しかも、係止部の変位によ
り、同期モータが起動するときの励磁振動が助長され、
係止部と爪部との位置関係によらず同期モータが確実に
逆転するので、両者の取付関係を調整する手間がなくな
る。
【0012】又、同期モータのシャフトの正転時には、
シャフトの回転力が減速ギヤ機構のギヤから回転伝達部
を介して逆転防止部材に伝達され、逆転防止部材が所定
方向へ回動する。すると、逆転防止部材の係止部が複数
の爪部の回転規制外へ退避するので、シャフトが正方向
へ回転することが許容される。このため、逆転防止部材
は同期モータの所定方向への回転には何ら干渉すること
はなく、従来とは異なり周期的な作動音を発生すること
はない。
【0013】更に、同期モータの起動時には、逆転防止
部材の回転伝達部を介して減速ギヤ機構の一つのギヤと
一体に回転するので、従来の係止部材及び板ばねとは異
なり、起動時に同期モータの余分な負荷とはならない。
【0014】
【実施例】以下、本考案をアワーメータに適用された一
実施例につき図1乃至図3を参照しながら説明する。
【0015】10は図示しないケースに取付けられた同
期モータであり、そのシャフト11はフレーム12より
上方に突出されている。
【0016】13は回転体であり、以下これについて述
べる。14は円形状をなすフライホイ―ル部であり、こ
れは金属板例えば黄銅板をプレス打抜き加工して形成さ
れたもので、中央部には複数個の貫通孔14a(1個の
み図示)が形成されている。15は係止部材たる爪車部
であり、これはフライホイ―ル部14における中央部の
上面部に合成樹脂により一体に成形されたものであり、
外周部に複数個例えば5個の爪部15aを有する。そし
て、フライホイ―ル部14における中央部の下面部には
上記一体成形時に保持用リング部16が成形されてお
り、これは前記貫通孔14aに充填された合成樹脂の連
結部17により爪車部15に連結されている。18はギ
ヤ部であり、これは爪車部15における中央部の上面部
に合成樹脂により一体に成形されたものである。
【0017】このように構成された回転体13は、同期
モータ10におけるシャフト11の上端部に嵌合固定さ
れている。
【0018】而して、ギヤ部18は夫々合成樹脂で形成
されたギヤ19,ウォーム20及びウォームホイール2
1ととともに減速ギヤ機構22を構成するもので、その
内、ギヤ部18と噛合するギヤ19及びウォームホイー
ル21と噛合するウォーム20は一体に形成されてい
て、その共通の軸23の下端部及び上端部は下シャーシ
24及び上シャーシ25に夫々形成された支承孔24a
及び25aに挿入支承され、最終段のギヤたるウォーム
ホイール21は負荷たる図示しないカウンタに連係され
ている。尚、26は前記回転体13に対応して前記下シ
ャーシ24に形成された挿通口部である。
【0019】さて、27は前記爪車部15を構成の一部
とする逆転防止機構であり、以下これについて述べる。
28は下端部に鍔部28aを有する合成樹脂製のブッシ
ュであり、これは減速ギヤ機構22の一つのギヤたる次
段のギヤ19と下シャーシ24との間に位置して軸23
に嵌合固定されている。29は合成樹脂例えばアセター
ル樹脂で一体成形された逆転防止部材であり、これは、
環状の嵌合部30と、この嵌合部30の一部に突設され
アーム状の係止片部31(係止部に相当する)と、嵌
合部30の一部に係止片部31とは略反対方向に突出す
るように突設された突出部32と、この突出部32の先
端部に互いに反対方向に延びるように突設された回転伝
達部たる円弧状のアーム部33,33とから構成されて
いる。係止片部31の端部はL字状に形成されており、
その先端部が爪車部15の爪部15aに係止する弾性変
形可能な係止部たる係止突片31aになされている。
又、アーム部33,33の先端部には接触突起33a,
33aが形成されている。そして、アーム部33,33
は両者で半円状をなすようになっていて、その接触突起
33a,33aは嵌合部30の中心を通る線上に位置す
るようになっている。更に、アーム部33,33は、先
端部が斜め上方に指向するようになっていて、接触突起
33a,33aが押圧されることにより下方に弾性変形
して上方へのばね力を蓄勢するようになっている。
【0020】このように構成された逆転防止部材29
は、嵌合部30がブッシュ28に嵌合されることにより
ギヤ19の近傍たる下方部位に軸23の周りに回動可能
に枢設されており、これによって、アーム部33,33
の接触突起33a,33aがギヤ19の一面部たる下面
部により押圧されることになって該下面部に弾性的に圧
接するものである。そして、逆転防止部材29は、矢印
C方向への回動により係止突片31aが爪車部15の爪
部15aの回転軌跡L内に進入する作用位置となり、逆
に、矢印C方向とは反対方向たる矢印D方向への回動に
より係止突片31aが前記回転軌跡L外に退出する不作
用位置となるように構成され、その不作用位置において
は係止片部31の側縁部31bが下シャーシ24に突設
された係止ピン34に係止されてそれ以上の矢印D方向
への回動が規制されるようになっている。
【0021】次に、本実施例の作用につき説明する。
【0022】今、同期モータ10が起動されてシャフト
11が所定方向たる矢印A方向に回転されると、これに
応じて回転体13も同方向に回転されて、その回転は減
速ギヤ機構22を介してカウンタに伝達され、そのカウ
ンタのカウント内容が表示部に表示される。この場合、
回転体13即ち初段のギヤ部18が矢印A方向に回転さ
れると、これと噛合する次段のギヤ19は図2に示す矢
印D方向に回転される。 そして、逆転防止部材29
は、ギヤ19の下面部に弾性的に圧接しているアーム部
33,33を介して同方向の矢印D方向に回動されて係
止突片31aが爪車部15の回転軌跡L外に退出して側
縁部31bが係止ピン34に係止する不作用位置にな
る。その後は、逆転防止部材29は係止ピン34により
矢印D方向への回動が規制されて不作用位置に保持され
る。
【0023】さて、前述したような同期モータ10の起
動時にシャフト11が所定方向(矢印A方向)とは逆方
向の矢印B方向に回転されると、回転体13も同方向に
回転されるとともに、初段のギヤ部18と噛合する次段
のギヤ19は図1に示す矢印C方向に回転される。そし
て、逆転防止部材29は、ギヤ19の下面部に弾性的に
圧接しているアーム部33,33を介して同方向の矢印
C方向に回動されて係止突片31aが爪車部15の回転
軌跡L内に進入する作用位置となる。
【0024】これにより、矢印B方向に回転する爪車部
15の一つの爪部15aが逆転防止部材29の係止突片
31aに係止して矢印B方向への回転が停止され、同期
モータ10の逆転が防止される。この場合、爪部15a
が係止突片31aに衝突すると、係止突片31aが弾性
変形してその衝撃力を吸収し、その弾性変形が最大に達
したところでその弾発力により爪車部15を矢印A方向
へ反発回動させる。これにより、同期モータ10のシャ
フト11は所定方向たる矢印A方向に回転し始めること
になる。
【0025】尚、減速ギヤ機構22における初段のギヤ
部18と次段のギヤ19との回転数比は3対1に設定さ
れ、又、逆転防止部材29の図2に示す不作用位置から
図1に示す作用位置までの回転角度は20度に設定され
ており、従って、同期モータ10の逆転時には逆転防止
部材29は初段のギヤ部18の60度の回転以内で爪車
部15と係止し得る作用位置に回動するものである。
【0026】このような本実施例によれば、次のような
効果を得ることができる。即ち、同期モータ10の所定
方向とは逆方向(矢印B方向)の回転時には、逆転防止
部材29が作用位置に回動され、その係止突片31aが
爪車部15の回転軌跡L内に進入してその爪部15aと
係止するので、同期モータ10の逆転が確実に防止され
る。この場合、アーム状の係止突片31aが弾性変形し
て爪部15aの衝撃力を吸収するので、爪部15aが係
止突片31aに衝突するときの衝撃音が発生しない。
かも、アーム状の係止片部31aが弾性的に変位し、爪
部15aを矢印A方向へ付勢するので、この反動により
同期モータ10が逆転し、正転方向へ回転する。このた
め、同期モータ10が起動するときの励磁振動が助長さ
れ、係止片部31aと爪部15aとの位置関係によらず
同期モータ10が確実に逆転するので、両者の取付関係
を調整する手間がなくなる。
【0027】又、同期モータ10の正規方向たる所定方
向(矢印A方向)の回転時には、逆転防止部材29が不
作用位置に回動され、その係止突片31aが爪車部15
の回転軌跡L外に退出するので、逆転防止部材29は同
期モータ10の所定方向への回転に何ら干渉することが
なく、従来とは異なり周期的な作動音を発生することは
ない。
【0028】更に、逆転防止部材29は、同期モータ1
0の起動時には、減速ギヤ機構22のギヤ19と一体回
転し、側縁部31bが係止ピン34に係止すると、接触
突起33a,33aとギヤ19下面部との摩擦によりギ
ヤ19に負荷を与えるもので、同期モータ5のシャフト
6の負荷となる従来の係止部材4及び板ばね9の双方を
設ける場合とは異なり、起動時に同期モータ10の余分
な負荷とはならない。
【0029】尚、上記実施例では係止部材としてギヤ部
18と一体の爪車部15を設けるようにしたが、代りに
単なる長尺部材を設けるようにしてもよく、更には、係
止部材はギヤ部18と別体に形成してもよい。
【0030】
【考案の効果】本考案の同期モータの逆転防止機構は以
上説明したように、同期モータのシャフトと一体に回転
される係止部材の回転軌跡に対して、減速ギヤ機構の一
つのギヤの回転に応じて回動される逆転防止部材の弾性
変形可能なアーム状の係止部を進退させるようにしたの
で、シャフトが逆方向に回転することを防止し得、その
反転時の衝撃音を吸収し得るとともに、シャフトの所定
方向への回転時に周期的な作動音を発生することを確実
に防止し得る。
【0031】又、逆転防止部材は、同期モータの起動時
には、減速ギヤ機構の一つのギヤと一体に回転するの
で、起動時における同期モータの余分な負荷となるもの
ではないという優れた効果を奏するものであり、さら
に、アーム状の係止部が弾性変形することにより同期モ
ータ起動時の励磁振動を助長することになって、係止部
材と逆転防止部材との相対的な取付角度の調整が不要と
なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す作用状態における図3
のI−I線に沿う断面図
【図2】不作用状態における図1相当図
【図3】縦断面図
【図4】従来例を示す縦断面図
【図5】要部の分解斜視図
【図6】作用説明図
【図7】作用説明図
【符号の説明】
10は同期モータ、11はシャフト、13は回転体、1
4はフライホイール部、15は爪車部(係止部材)、
5aは爪部、18はギヤ部、19はギヤ(一つのギ
ヤ)、22は減速ギヤ機構、23は軸、27は逆転防止
機構、29は逆転防止部材、31は係止片部、31aは
係止突片(係止部)、33はアーム部(回転伝達部)、
34は係止ピンを示す。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−105767(JP,U) 実開 昭56−106046(JP,U) 実開 昭54−4320(JP,U) 実開 昭50−104913(JP,U) 実開 昭57−159365(JP,U) 特公 昭62−36457(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトの所定方向への回転に基づき減
    速ギヤ機構を介して負荷を駆動する同期モータの逆転防
    止機構において、 前記シャフトにこれと一体に回転するように設けられ
    複数の爪部を有する係止部材と、 前記減速ギヤ機構の一つのギヤの近傍に回動可能に設け
    られ逆転防止部材と この逆転防止部材に設けられ、前記シャフトが正逆転す
    ることに伴い、前記ギヤの回転力を逆転防止部材に伝達
    して逆転防止部材を異なる方向へ回動させる回転伝達部
    と、 前記逆転防止部材に設けられ、前記シャフトの正転時に
    は前記複数の爪部の回転軌跡外へ退避し、逆転時には回
    転軌跡内に進入して所定の爪部に係合する係止部とを備
    え、 前記回転伝達部は、前記ギヤの一面部に弾性的に圧接さ
    れ、 前記係止部は、所定の爪部に係合することに伴い弾性的
    に変位して該爪部を正転方向へ付勢するアーム状をなし
    ている ことを特徴とする同期モータの逆転防止機構。
JP1990405980U 1990-12-28 1990-12-28 同期モ―タの逆転防止機構 Expired - Lifetime JP2540880Y2 (ja)

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