JP2540821Y2 - 車止め装置 - Google Patents

車止め装置

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JP2540821Y2
JP2540821Y2 JP6818192U JP6818192U JP2540821Y2 JP 2540821 Y2 JP2540821 Y2 JP 2540821Y2 JP 6818192 U JP6818192 U JP 6818192U JP 6818192 U JP6818192 U JP 6818192U JP 2540821 Y2 JP2540821 Y2 JP 2540821Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、各種の機械式駐車装
置において自動車を載置して移動するためのパレットに
設置される車止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、月極め専用駐車場や集合住宅用
駐車場等のように特定車種を預かる駐車場に設置された
機械式駐車装置では、自動車載置用パレットを利用者毎
に専用化し、特定のパレットに特定の車種を定めてパレ
ットを使うケースが多い。このようなパレットにおける
車止め装置では、自動車のタイヤに当接して該自動車の
停車位置を決めるための車止め部がパレット本体の所定
位置に一体に固設されている。そして、このような一体
式のものであると、パレットを製作した後では停車位置
の変更が困難であり、また、予めパレットごとに車種を
定めて停車位置を決めておいても途中で車種が変更され
る場合も当然に予想されることから、車止め部は余裕を
もってパレットの端部に設けられている。ところが、車
止め部がパレットの端部に設けられていると、オーバハ
ング量の大きい自動車では上記端部から喰み出してしま
い、逆に車止め部を端部からずれた位置に固設されてい
るとオーバハング量は小さいが全長の長い自動車では今
度は反対側の端部から喰み出すことになり、結局は必要
以上に前後スペースを確保しなければならなくなる。従
って、一体式のものでは、車止め装置のみで自動車の停
車位置を合理的に決めることが困難であり、所定スペー
スの前後端位置に光電ビームを何重にも設けて喰み出し
を検知する等の対策が必要となる。
【0003】これに対して、従来、車止め部の固定位置
が前後に移動できるようにした車止め装置が実開平3−
78856号公報に示されている。このものは、溝部の
底面上に載置された状態で固定される車止め部の両端部
に4つのボルト孔をそれぞれ形成する一方、パレットに
は上記ボルト孔に対応するボルト孔の組が溝部に沿って
前後方向に複数組開設されており、パレット側のボルト
孔を選択して4箇所でボルト締めすることにより、車止
め部を適切な前後位置に固定できるようになされてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、車止め部の固定位置がパレット側のボルト孔
の開設位置によって限定されている。このため、車種に
応じた適切な前後位置にボルト孔がない場合には、パレ
ットに新たなボルト孔を開設しなければならないという
問題がある。
【0005】また、車止め部を両端部でボルト締めしな
ければならないため、車止め部の固定作業や停車位置の
変更作業に手間がかかるという問題もある。
【0006】この考案は斯かる諸点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、特定車種を入庫させるパレットの車
止め装置に関して、車止め部をパレットに対して任意の
前後位置に固定することができ、しかも固定作業に手間
がかからないようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この考案では、上記の如き車止め部をパレットの溝
部内において一端部側の移動を規制した状態に仮固定し
た上で、タイヤの押動を受けて上記車止め部が移動不能
に本固定されるようにした。
【0008】すなわち、請求項1の考案では、自動車の
タイヤを載置案内する左右1対の溝部を前後方向に有す
る自動車載置用パレットに着脱可能に設置され、パレッ
トに入庫された自動車のタイヤの移動を規制してパレッ
トでの自動車の停車位置を決めるように構成された車止
め装置が前提である。
【0009】そして、上記パレットにおける少なくとも
一方の溝部内に横設された状態で両端部が該溝部の側壁
面にそれぞれ当接可能であり、上記溝部内に横設された
状態で略水平面内で回動して、両端部が上記側壁面にそ
れぞれ圧接するように形成された車止め部と、上記パレ
ットの側辺部に対して任意の前後位置にクランプ可能で
あり、上記側辺部をクランプした状態で上記車止め部が
タイヤの押動を受けたときに該車止め部が略水平面内で
回動して、両端部が上記側壁面にそれぞれ圧接するよう
に上記車止め部の一端部側の移動を規制する取付手段と
を備える。
【0010】請求項2の考案では、上記請求項1の考案
において、車止め部を、少なくとも一方の端部側と溝部
の底面との間に隙間が形成されるように支持されること
が可能であり、タイヤの押動を受けたときに少なくとも
上記一方の端部側が下方移動して、両端部が溝部の側壁
面にそれぞれ圧接するように構成する。
【0011】
【作用】請求項1の考案では、取付手段はパレットの側
辺部に対して任意の前後位置にクランプすることにより
取付けられ、この取付手段がパレットに取付けられた状
態において、車止め部はパレットの溝部内で一端部側の
移動が規制された状態に横設される。この段階では、車
止め部全体としては溝部内において仮固定の状態にあ
る。
【0012】この状態で、上記車止め部がタイヤの押動
を受けると、その一端部側が移動を規制されているの
で、該一端部側を回動中心として車止め部は略水平面内
で回動する。この水平回動により、両端部は溝部の側壁
面に対してそれぞれ当接する状態から圧接する状態にそ
れぞれ変化し、各端部は側壁面から押圧力を受けて該側
壁面との間に前後方向の摩擦力がそれぞれ生じる。この
前後方向の摩擦力により、車止め部は溝部内にて前後位
置が変位不能に本固定され、よって上記タイヤの移動を
規制することができる。
【0013】尚、仮固定の状態に車止め部を支持するに
は、溝部の側壁面及び底面や取付手段が用いられると好
適である。例えば、両側壁面に両者間の間隔寸法が上方
に向かって大となるようなテーパ状の傾斜がついている
場合には、車止め部は両側壁面にて支持されてもよい。
また、上記のような傾斜がついている場合や側壁面が互
いに平行である場合等では、一方の側壁面と底面とによ
って支持されてもよい。さらに、上記取付手段にて片持
ち状態で支持されたり、取付手段と対向面側の側壁面又
は底面とによって両持ち状態で支持されてもよい。上記
片持ち支持の場合には、仮固定の状態において少なくと
も一端部が側壁面に当接していることが望ましい。
【0014】請求項2の考案では、車止め部はタイヤの
押動を受ける際、同時にタイヤによる下方向きの押動を
受ける。このとき、車止め部の少なくとも一方の端部側
と溝部の底面との間に隙間が形成されているので、車止
め部は上記押動を受けて少なくとも上記一方の端部側が
下方移動する。この下方移動により両端部が溝部の側壁
面にそれぞれ圧接し、各端部は側壁面から押圧力を受け
て、該側壁面との間に上記水平回動による前後方向の摩
擦力に加えて上下方向の摩擦力がそれぞれ生じる。これ
により、車止め部は溝部内にて上記前後方向及び上下方
向の双方の摩擦力により前後位置がより強力に本固定さ
れる。
【0015】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。図4及び図5はこの考案の実施例を示し、パレ
ット1は鋼板をプレス成形したもので、その左右中央部
には前後方向に延びる中央***部2が、また左右両側の
側辺部3には同方向の側部***部4がそれぞれ形成され
ている。上記中央***部2と左右の各側部***部4との
間には、入出庫時の自動車aのタイヤTを載置案内する
溝部5がそれぞれ形成されている。上記各溝部5の左右
側壁面5a,5bは両者間の間隔寸法が上方に向かって
大となるように若干のテーパ状の傾斜がついている。ま
た、上記側辺部3の縁部3aは下向きに折り曲げられて
いる。
【0016】このようなパレット1に設置される車止め
装置Aは、図1〜図3に示すように、上記パレット1に
おける一方の溝部5内に両端部6a,6bが該溝部5の
側壁面5a,5bにそれぞれ当接するように横設される
ことが可能であり、該横設された状態で水平面内で回動
して、両端部6a,6bが上記側壁面5a,5bにそれ
ぞれ圧接するように形成された車止め部材6と、上記側
辺部3の縁部3aに対して任意の前後位置にクランプ可
能であり、該クランプされた状態で上記車止め部部材6
がタイヤTの押動を受けたときに該車止め部材6が水平
面内で回動して、両端部6a,6bが上記側壁面5a,
5bにそれぞれ圧接するように上記車止め部材6の一端
部6aの前後方向における移動を規制する取付手段7と
を備えている。また、上記取付手段7は、上記車止め部
材6の一端部6aに固着された支持部材8と、該支持部
材8をパレット側辺部3の縁部3aに止着可能なクラン
プ手段9とから構成されている。
【0017】上記車止め部材6は図3に示すように下方
に開放された断面略コ字状の鋼材からなり、その両端部
6a,6bの端面は図2に示すように溝部5の対面する
側壁面5a,5bに対応して傾斜し、一端部6aが上記
支持部材8のパレット側部***部4に対して内側に位置
する内側部位に溶接にて固着されている。車止め部材6
の上記内側部位を含めた最長寸法は、溝部5の両側壁面
5a,5b間の上下中間位置における間隔寸法よりも大
で、かつ同上部位置における間隔寸法よりも僅かに小に
設定されており、車止め部材6が溝部5内に該溝部5の
底面5cに対して略平行な自然状態で両端部6a,6b
が各々の側壁面5a,5bにそれぞれ当接(一端部6a
は支持部材8の内側部位を介して側壁面5aに当接)す
るように横設配置されたときに、溝部5内の最も高い位
置に車止め部材6が支持固定されるようになされてい
る。
【0018】上記支持部材8は鋼板をパレット1の側部
***部4の横断面形状に合わせて略逆凹字状に曲げ加工
したもので、内側部位の下部が溝部5の外方側の側壁面
5aに、また上記***部4に対して外側に位置する外側
部位の上下中間部が側辺部3の縁部3aにそれぞれ略密
着状態で接触するように形成されている。
【0019】上記クランプ手段9は、図2に示すよう
に、長寸の鉛直部と短寸の水平部とが断面L字状に連な
った止め金具10と、該止め金具10の鉛直部の前後2
箇所に形成されたボルト孔を左右方向に挿通する2本の
ボルト11と、各ボルト11に螺合する各々のナット1
2とからなる。上記止め金具10の鉛直部は上記ボルト
孔の開設位置から上方側の部位が側辺部3の縁部3a裏
面にあてがわれるように構成され、また水平部の左右寸
法は上記縁部3aの厚さ寸法と略同じか若干小さく設定
されている。一方、上記支持部材8の外側部位の下端部
には、上記ボルト11が挿通する上下方向に長いボルト
孔を前後2箇所に形成しており、該支持部材8が取付時
にパレット1に対して上下する際、上記止め金具10の
パレット1に対する所定の上下位置が確保できるように
なっている。
【0020】上記の構成により、クランプ手段9にてパ
レット側辺部3の縁部3aをクランプすると、支持部材
8は該パレット1の任意の前後位置に取付けられる。具
体的には、車止め部材6が溝部5を略直角に横切りかつ
該車止め部材6が溝部5の底面5cに対して略平行とな
るような状態で、上記支持部材8の外側部位をパレット
側辺部3の縁部3a表面側にあてがう一方、クランプ手
段9の止め金具10を上記縁部3aの裏面側にあてが
う。そして、支持部材8の外側部位と止め金具10とで
該縁部3aを挾み込んだ状態でボルト11及びナット1
2を締め込むことにより、上記支持部材8を取付ける。
尚、上記ボルト11は縁部3aの下方に位置しており、
上記縁部3aとは干渉しない。
【0021】上記支持部材8がパレット1に取付けられ
た状態において、車止め部材6はパレット1の溝部5内
で該溝部5を略直角に横切る方向に横設され、両端部6
a,6bが各々の側壁面5a,5bに当接して支持さ
れ、かつ一端部6a側の後方移動が規制されている。こ
の状態では、車止め部材6は未だ本固定されておらず、
仮固定の状態にある。
【0022】この状態で、上記車止め部材6がタイヤT
から後方向きの押動を受けると、その一端部6aが後方
移動を規制されているので、該一端部6aを回動中心と
して車止め部材6は他端部6b側が後方移動するように
水平面内で回動する。この水平回動により、車止め部材
6は溝部5内で拗られて両端部6a,6bが該溝部5の
側壁面5a,5bにそれぞれ圧接し、各端部6a,6b
は対面する側壁面5a,5bから押圧力を受けて該側壁
面5a,5bとの間に前後方向の摩擦力が生じる。尚、
この実施例では、車止め部材6の一端部6aは支持部材
8の内側部位を介して側壁面5aに当接及び圧接する。
【0023】また、車止め部材6はタイヤTによる後方
向きの押動を受けるとき、同時に上記タイヤTから下方
向きの押動を受ける。このとき、車止め部材6は両側壁
面5a,5bにて両端部6a,6bが略同じ条件で支持
され、かつ該車止め部材6お全体が溝部5の底面5cと
の間に隙間を形成しているので、車止め部材6は全体に
略均等に下方移動する。この下方移動により両端部6
a,6bが溝部5の側壁面5a,5bにそれぞれ圧接
し、各端部6a,6bは側壁面5a,5bから押圧力を
受けて、該側壁面5a,5bとの間に、上記水平回動に
よる前後方向の摩擦力に加えて、上下方向の摩擦力が生
じる。これにより、車止め部材6は溝部5内にて上記前
後方向及び上下方向の双方の摩擦力により前後位置が強
力に本固定され、よって上記タイヤTの後方移動を規制
することができる。また、この実施例では、車止め部材
6が溝部5内の高い位置でタイヤTに当接するので、溝
部5の最も低い位置である底面5c上に設置固定される
従来のものに比べて、タイヤTの後方移動を効果的に規
制することができるという利点もある。
【0024】一方、自動車aの種類が変更されて停車位
置を変更するときには、車止め部材6の他端部6b側に
上記タイヤTの押動とは逆方向の押動を加えて両端部6
a,6bの両側壁面5a,5bに対する圧接状態を解除
し、各端部6a,6bと側壁面5a,5bとの間の前後
方向及び上下方向の摩擦力を解消する。これにて車止め
部材6は当初の仮固定状態に戻る。そして、クランプ手
段9のボルト11及びナット12を緩め、止め金具10
と支持部材8の外側部位とによるパレット側辺部3の縁
部3aに対するクランプ状態を解除する。これにより、
支持部材8はパレット1に対し前後方向に移動可能とな
るので、車止め装置Aの全体を新たな車種に応じた前後
位置に移動し、最適の前後位置で新たな固定作業を再び
行う。
【0025】以上のように、この実施例に係る車止め装
置Aは、2組のボルト11及びナット12を締めること
により車止め部材6をパレット1の溝部5内に仮固定
し、自動車aのタイヤTによる後方向きの押動と下方向
きの押動とを利用して上記車止め部材6を本固定するよ
うにしたので、容易な固定作業により車止め部材6を強
力に固定することができる。しかも、上記仮固定は取付
手段7をパレット側辺部3の任意の前後位置にクランプ
して取付けることにより行えるので、車止め部材6を車
種に応じた最適の前後位置に固定することができる。
【0026】尚、上記実施例では、車止め部材6に溝形
鋼材を用いているが、角形鋼管や丸形鋼管を用いてもよ
い。
【0027】また、上記実施例では、取付手段7を支持
部材8とクランプ手段9とから構成しているが、上記取
付手段の具体的な態様はパレットの形状に適切に対応し
たものであればよい。例えば、上記実施例において、取
付手段を、パレット1の側辺部3としての側部***部4
を内外両側から挾み込むようにクランプ可能に設けても
よい。
【0028】また、上記実施例では、溝部5の両側壁面
5a,5bに上方に向かって大となるようなテーパ状の
傾斜がついているのを利用して車止め部材6を両側壁面
5a,5bにて支持し、このことによって車止め部材6
の水平回動を確保するように構成しているが、両側壁面
が互いに平行で両者間の間隔寸法が上下において同一で
あったり等の場合には、車止め部の一端部を取付手段に
て、また他端部を上記一端部よりも高い位置で対応する
側壁面にてそれぞれ支持させるようにしてもよい。さら
に、両側壁面間の間隔寸法が下方に向かって大となる等
の場合には、上記一端部の支持を取付手段に代えて溝部
の底面にて行うようにしてもよい。尚、これら2つの場
合では車止め部は少なくとも仮固定状態では鉛直面内に
おいて傾斜姿勢をとることになる。
【0029】また、上記実施例では、車止め部材6を溝
部5を略直角に横断する方向に横設支持しているが、水
平移動の規制されていない側の端部が規制されている側
の端部よりもタイヤに近い側に位置するように、水平面
内において溝部に対して若干斜めになっていてもよい。
【0030】また、上記実施例では、車止め部材6を溝
部5の底面5cに対して略平行な状態に横設支持してい
るが、上述のように車止め部は鉛直面内において傾斜し
ていてもよく、特に両側壁面が互いに平行で両者間の間
隔寸法が上下において同一である等の場合に上下方向の
摩擦力を積極的に活用する際には車止め部を鉛直面内に
おいても拗らせるために傾斜させた方が好ましく、その
際には少なくとも一方の端部の下方移動を取付手段や溝
部の底面等により規制する必要がある。
【0031】さらに、この考案に係る車止め装置が適用
される機械式駐車装置は、自動車載置用のパレットを使
用する種類のものであれば特に限定されず、例えば垂直
循環式、エレベータ式、水平循環式、多層循環式等、各
種の駐車装置に適用することが可能である。
【0032】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1の考案に
よれば、車止め部をパレットの溝部内に仮固定した状態
で、自動車タイヤからの水平方向の押動を利用して移動
不能に本固定するようにしたので、容易な固定作業によ
り車止め部を強力に固定することができ、しかも上記仮
固定は取付手段をパレット側辺部の任意の前後位置にク
ランプすることにより行えるので、車止め部を車種に応
じた最適の前後位置に固定することができる。
【0033】請求項2の考案によれば、上記車止め部の
本固定をタイヤの水平方向の押動に加えて、自動車タイ
ヤからの下方向きの押動をも利用して行うようにしたの
で、車止め部をさらに強力に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例に係る車止め装置がパレット
に設置された状態を示す平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】車止め装置が設置されたパレットの平面図であ
る。
【図5】車止め装置が設置されたパレットの正面図であ
る。
【符号の説明】
1 パレット 3 側辺部 5 溝部 5a,5b 側壁面 5c 底面 6 車止め部材(車止め部) 6a 一端部 6b 他端部 7 取付手段 a 自動車 T タイヤ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のタイヤを載置案内する左右1対
    の溝部を前後方向に有する自動車載置用パレットに着脱
    可能に設置され、パレットに入庫された自動車のタイヤ
    の移動を規制してパレットでの自動車の停車位置を決め
    るように構成された車止め装置であって、 上記パレットにおける少なくとも一方の溝部内に横設さ
    れた状態で両端部が該溝部の側壁面にそれぞれ当接可能
    であり、上記溝部内に横設された状態で略水平面内で回
    動して、両端部が上記側壁面にそれぞれ圧接するように
    形成された車止め部と、 上記パレットの側辺部に対して任意の前後位置にクラン
    プ可能であり、上記側辺部をクランプした状態で上記車
    止め部がタイヤの押動を受けたときに該車止め部が略水
    平面内で回動して、両端部が上記側壁面にそれぞれ圧接
    するように上記車止め部の一端部側の移動を規制する取
    付手段とを備えたことを特徴とする車止め装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車止め装置において、 車止め部は、少なくとも一方の端部側と溝部の底面との
    間に隙間が形成されるように支持されることが可能であ
    り、タイヤの押動を受けたときに少なくとも上記一方の
    端部側が下方移動して、両端部が溝部の側壁面にそれぞ
    れ圧接するように構成されていることを特徴とする車止
    め装置。
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