JP2539362B2 - 光ディスクのシ―ク方法 - Google Patents

光ディスクのシ―ク方法

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JP2539362B2 JP60116415A JP11641585A JP2539362B2 JP 2539362 B2 JP2539362 B2 JP 2539362B2 JP 60116415 A JP60116415 A JP 60116415A JP 11641585 A JP11641585 A JP 11641585A JP 2539362 B2 JP2539362 B2 JP 2539362B2
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、光ディスクの目標トラックに記録再生用光
スポットを高速で位置づけるシーク方式に関するもので
ある。
〔発明の背景〕
光ディスク装置のアクセス時間は、記録再生用の光ス
ポットを目標トラックまで移動させるシーク時間と、デ
ィスクの回転待ち時間の和である。このうち、回転待ち
時間はシステムの輸送レートなどから決められることが
多いので、アクセス時間を短縮するには、シーク時間を
短縮する必ががある。
光ディスク装置におけるシーク動作には、二つの方式
がある。一つの方式は、粗シークと精シークの二段階に
わけて行うもので、もう一つの方式は、クロストラック
と呼ばれる方式である。例えば、特開昭58−91536号公
報参照。
二段階シーク方式は次のようになっている。すなわ
ち、記録再生用の光ヘッドを、リニアモータなどの粗シ
ーク機構により、光ディスク上のトラックにたいして、
概略位置決めを行う。このとき位置検出器として、ベー
スに固定された光学式リニアスケールなどを用いる。そ
の動作の整定完了後、一旦トラック追従動作を行い、そ
の場所のトラックアドレスを読みとり、目標トラックと
のずれを求める。目標トラックとのずれを補正するた
め、光ヘッドに搭載されたガルバノミラなどの精シーク
機構により、トラックごとのジャンプを繰り返し行い、
光スポットを目標トラックまで移動させる。
この動作をシーク時間の面から見ると、第1図のよう
に、トータルシーク時間は、粗シークの移動に要する
時間、粗シークの位置決め精度がリニアスケールの1
ピッチ内に入るまでの整定時間、トラック追従サーボ
系が起動して実際にトラック追従が始まるまでの時間、
精シークの移動に要する時間、の総和であるが、高速
シークの場合には、粗シークの移動に要する時間に比較
して整定時間が長くなり、無視できない値となる。また
ディスクの回転速度が速くディスクの偏心が大きくなる
と、トラック追従サーボ系が起動してもトラック外れが
起こり、実際にトラック追従が始まるまでの時間が問題
となる。
これに対してクロストラック方式は、トラックを横ぎ
るたびにトラックずれ信号から出力されるパルスの数を
計数し、光スポットを目標トラックに位置決めするもの
で、原理的にはシーク誤差はないが、高速シークの場合
には、ディスクに書かれているヘッダやデータ信号が、
トラックずれ信号に混入し、その帯域がトラックを横ぎ
るたびに出力されるパルスの帯域と重なるため、トラッ
ク数の誤計数が発生し、目標トラックに正しく位置決め
することができず、高速の移動には適していない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、以上のような問題点を解決し、安定
で高速の光ディスクシーク方式を提供することである。
〔発明の概要〕
二段階シーク方式では、粗シークの整定完了まで待つ
必要があるから時間がかかるので、待たなくても以後の
動作に影響しないようにすればよい。
粗シーク機構が減速から整定に切り替わる時間以降、
整定するまでに移動する距離は、所要時間の割にはごく
小さいから、その距離に相当するトラッアク数だけを精
シーク機構によるクロストラック方式シークを同時に併
用して移動する。この場合のクロストラックによるシー
クは、粗シークによる移動よりも高速ではあるが、ディ
スク書かれているヘッダやデータ信号の帯域とトラック
を横ぎるたびに出力されるパルスの帯域とが重なる程は
高速でないため、信号の分離ができ、トラック数は正し
く計数されるので、光スポットを粗シーク機構の本来の
目標まで高速に移動させることができる。
また精シーク機構によるクロストラック方式シークで
は、ディスクに偏心がある場合でも、その動きに追従す
るため、次のトラック追従サーボ系が起動したとき短時
間で実際のトラック追従を始められる。
この後、この場所のトラックアドレスを読みとり、目
標トラックとのずれを求め、精シーク機構により、トラ
ックごとのジャンプを繰り返し行い、光スポットを目標
トラックまで移動させる。
〔発明の実施例〕
本発明の実施例を第2図を用いて詳細に説明する。
移動トラック数をリニアスケール2のピッチで変換し
た値Nを粗シーク移動量カウンタ4に書き込む。
たとえば、移動トラック数M=10008で、リニアスケ
ールピッチL=32μm、トラックピッチp=1.6μmの
場合、 であるから、整数化して、 N=500 を粗シーク移動量のカウンタ4に書き込む。このとき丸
め誤差Eは0.4である。
この粗シーク移動量カウンタ4は、リニアスケール2
のピッチ毎に移動方向に応じて出力されるアップ、ダウ
ンパルス信号202,204によってカウントアップ、カウン
トダウンされる。
この粗シーク移動量カウンタ4の値である粗シーク偏
差206に応じて、粗シーク制御ドライブ6の出力207はス
イッチ7を介してリニアモータによる粗移動機構8を駆
動する。このときスイッチ7の出力208はシーク,トラ
ック追従切替信号234によってシーク側207に接続されて
いる。粗移動機構8が移動して粗シーク偏差206が小さ
くなり、あらかじめ決められた値Sとなると、粗シーク
制御ドライブ6が粗移動機構8を減速から整定に切り替
える。この機能は粗シーク制御ドライブ6に含まれてい
る速度指令特性によるもので、従来より良く知られてい
る方式であり本発明の目的ではない。
また、粗シーク偏差206が値Sと一致したことが比較
器10で検出されると、その出力210によってクロストラ
ック数カウンタ12にリニアスケール2のピッチでSに対
応するトラック数と、リニアスケールのピッチのための
丸め誤差Eを補正した値SLが書き込まれる。
たとえば、リニアスケール2のピッチL=32μmで、
光ディスクのトラックピッチp=1.6μm,S=4 E=0.
4の場合 の値がクロストラック数カウンタに書込まれる。
光スポット位置決めセンサ14からのトラックずれ信号
214と総光量信号216はディスクに書かれているヘッダや
データ信号の影響を除去するための低域フィルタ16,18
を通って信号218,220となり、クロストラックパルス発
生回路20に入力される。トラックに対する光スポットの
移動方向に応じてクロストラックパルス発生回路20から
出力されるアップ,ダウンパルス信号222,224によって
クロストラック数カウンタ12は、カウントアップ,カウ
ントダウンされる。
このクロストラック数カウンタ12の値であるクロスト
ラック偏差226に応じて精シーク制御ドライブ22の出力2
28は、スイッチ24とスイッチ26を介して粗移動機構8に
搭載されたガルバノミラによる精移動機構28を駆動し、
光スポットを粗移動機構8の本来の目標まで高速に移動
させる。このときスイッチ24の出力230は、シーク、ト
ラック追従切替信号234によってシーク側228に接続され
ており、スイッチ26の出力232は、トラックジャンプ切
替信号236によって230側に接続されている。
光スポットが粗移動機構8の本来の目標に到達しクロ
ストラック偏差226が零となると、クロストラック終了
判定回路30の出力であるシーク、トラック追従切替信号
234によって、スイッチ7とスイッチ24の接続が切替え
られ、トラック追従制御ドライブ32の、粗追従制御信号
238と精追従制御信号240とがおのおの粗移動機構8と精
移動機構28に加えられ、トラッアク追従制御が開始され
る。
このとき、事前に精移動機構28は、クロストラック制
御でほぼ光ディスクの偏心に追従していたから、トラッ
ク追従制御開始から、実際にトラック追従が行なわれる
までに、ほとんど時間がかからない。
このあと、図示されていない情報読取り回路によっ
て、この場所のトラックアドレスが読みだされ、目標ト
ラックとのずれ量242が計算され、トラックジャンブ制
御ドライブ34の出力であるトラックジャンプ制御信号24
4と、トラックジャンプ切替信号によって、精移動機構2
8が駆動され、目標トラックまで移動する。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、シーク時間のうち時
間のかかっていた、粗シークの整定時間と整移動機構に
よるトラック追従動作の起動から完了までの時間を、粗
シークの整定動作と精シークのクロストラック動作を同
時に行なうことによりきわめて短縮することができ、全
体のシーク時間を大幅にへらすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、光ディスクのシーク時間を説明する図、第2
図は、本発明の一実施例を説明するブロック図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスク上の目標トラックに光スポット
    を位置付けるシーク動作を、粗移動機構による粗シーク
    動作と、該粗移動機構に搭載された精移動機構による精
    シーク動作により行うシーク方法において、上記粗移動
    機構がリニアスケールを参照しながら上記光スポットを
    上記目標トラック近傍へ位置付ける際の整定動作期間中
    に、上記粗移動機構による粗シーク動作と併行して、上
    記精移動機構が上記光スポットがトラックを横切る際に
    検出されるパルスに基づいてトラック数を計数しながら
    上記目標トラックへ上記光スポットを移動させることを
    特徴とする光ディスクのシーク方法。
  2. 【請求項2】前記粗移動機構としてリニアモータを用
    い、前記精移動機構としてカルバノミラーを用いること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の光ディスク
    のシーク方法。
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US07/240,487 US4866687A (en) 1985-05-31 1988-09-06 Optical disc access method and optical disk storage using coarse and fine actuators

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JP2615662B2 (ja) * 1987-09-14 1997-06-04 松下電器産業株式会社 記録再生装置
JP2735241B2 (ja) * 1988-09-19 1998-04-02 株式会社日立製作所 光ディスクのシーク方法及び光ディスク装置

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