JPH01292628A - 光学記録媒体のトラック検索制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は光学記録媒体に記録された情報ピットにレーザ
光ビームを照射し、その反射光ビームにより情報を読み
取る光学記録媒体の記録再生装置におブる目標トラック
の検索方法に関し、特にレーザカードのり−ダ／ライタ
に適用して有用なものである。

「従来の技術」 光学記録媒体例えばレーザカードのようにシャトル動作
させつつレーザ光により記録、再生するリーダ／ライタ
のトラック検索は、レーザビームがトラックを横断した
ことを検出する記録媒体からの反射光を利用してトラッ
クの横断回数をカウントする方法が採られているが、光
学ヘッドの停止時にアクチュエータのレンズ位置を補正
する際、光学ヘッドの送りモータが本来有する不感帯に
基づ（不感領域の存在、送りモータによる光学ヘッド移
動のりニアリティにバラツキがあるなどの原因でトラッ
ク数のミスカウントを起している。従って目標トラック
の近傍まで移動させてリトライの補正動作を繰返してい
る。

またトラックの検索におけるレンズアクチュエータの駆
動源としてステッピングモータを用いているが、これは
トラッキングサーボによって１パルスで光学ヘッドを移
動する距離に換算する方法が採用されているが、換算上
の誤差がそのままトラック数のカウント誤差になって現
われ、トラック数に比例して索出すべき指定したトラッ
クとの位置差が拡大するので、指定トラックに達するま
で前記したようなりトライの補正動作を繰返さざるを得
な（なる。

従って従来のトラックジャンプ法による限り目標トラッ
クへの光学ピックアップの移動に要するアクセスタイム
は、トラック数のミスカウントをリトライにより補うた
めに精密なカウント索出のための大がかりな対策が採ら
れてきた。

「発明が解決しようとする問題」 ところで従来のトラック数検索方法にあっては、レンズ
アクチュエータを搭載した光学ヘッドが静止状態から移
動する初動段階で光学ヘッドの送りモータに付随する固
有の不感応領域の存在のために、対物レンズのアクチュ
エータ中心からの位置のズレに基いてトラック数にカウ
ント誤差を生じる原因のあることに着目し、情報の読取
りのために反射光を光電変換した検出信号をトラック横
断検出信号としても利用し、更にトラッキング誤差信号
と合わせて制御信号として目標トラックの正確な検索の
ために調整動作のりトライなしにレーザビームスポット
の位置決めができて、アクセスタイムの低減を計ろうと
するものである。

「問題点を解決するための手段」 レンズアクチュエータの静止状態からトラックジャンプ
開始に際し、先づ直流モータを起動し一定時間経過後に
前記対物レンズをアクチュエータの進行方向とは逆向き
にアクチュエータの中心位置から片側へ寄せた状態にし
てからトラッキングサーボ機能を止めれば、アクチュエ
ータの対物レンズの移動方向が常に光学ヘッドの進行方
向となって、光学レンズが横断するトラック数のカウン
ト値は最終目標トラック番号と検出トラック値とが一致
してトラックカウントミスを皆無にすることができるト
ラック数検索制御の方法を得る点にある。

「実施例」 第１図（５）は発明を実施する光学記録再生装置の要部
回路構成図で、光学記録媒体にレーザビームスポットを
照射してそのサブビームの反射光な光電検出して得た信
号り、、　Ｌ、が夫夫電流電圧変換器１１．１２を経て
その差分を誤差増幅器３から取出しフィルタ４によりろ
波してレンズアクチュエータのコイル６と直流モータ５
とに出力電圧を加えてトラッキング制御と送りモータ制
御を行っており、トラックラインを光学ヘッドが横断す
るときに出力される波形で第３図（ロ）のようになって
いる。

従ってアクチュエータコイルと直流モータのステータコ
イルとに夫夫の抵抗比で分割された電圧が加えられ、そ
の電圧に応じた電流が夫夫のコイルに分流する。

また第１図（至）はメインビームの反射光を信号入力と
してＣＰＵにトラック数のカウント信号を出力させる回
路の構成例で、Ｍ、、Ｍ、はレーザメインビームの光学
記録媒体への照射スポットの反射光な光電検出して得た
メインビーム信号、２１．２２は夫夫電流電圧変換器で
加算増幅器９．検波器１０を介してトラック数のカウン
トデータをＣＰＵに出力する。

次に第２図は第１図装置の各要素を別途設けたＣＰＵか
らの指令によって作用させることを説明するフローチャ
ートを示し、先づ検索すべきトラック屑が指定されると
レンズアクチュエータに対してジャンプせよとの指令が
出されるとともに光学ヘッドが横断すべきトラック数を
カウンタにセットし、レンズアクチュエータの送りモー
タに始動指令を与えて一定時間経過後にトラッキングサ
ーボの機能を停止せしめ、トラック数をカウントし始め
ることによって光学ヘッドの始動時から初期段階までの
制御が終了する。

更に第３図はトラックジャンプ動作が終了に近づき目標
トラック扉に達する終末段階において光学ヘッドが光学
記録媒体のトラックを横断する際、レーザメインビーム
スポットの反射光を光電検出した信号波形（イ）、光学
ヘッドが光学記録媒体のトラックを横断するときに出さ
れるレーザビームの差信号つまりＳカーブ（ロ）、レン
ズアクチュエータ送り用モータな加速、等速、減速の順
で制御して目標トラックに近接するとモータが減速して
メインビーム信号の周期が一定期間を超えたときモータ
を停止させるために出力する波形（ハ）で、トラックラ
イン信号に）の間隔で判断して取出され、同図に）は同
図（イ）のサブビーム信号の下側最低点Ｐ、　、　Ｐ。

・・・・・・つまりメインビームがトラックライン上に
来たときに出力される。同図（（ホ）はトラッキングＳ
カブ信号がＯ基線を横切ったときに出力されるゼロクロ
ス信号である。また同図（へ）は上記モータ停止を指示
する波形Ｅ→、メインビームがトラックライン上に来た
ときに出力される波形に）、ゼロクロス信号（ホ）の制
御に基づいて出力されるトラッキングサーボの投入指令
信号である。

従って本発明は静止状態にあるがトラッキングサーボ機
能の作用しているレンズアクチーエータの始動時に、ト
ラックのミスカウント原因つまりアクチュエータの中心
からの対物レンズのズレに基いてこのズレに相当したト
ラックをアクチュエータの移動に伴って重複カウントす
るといった欠陥を解消するもので、従来はトラッキング
サーボ機能を止めてからレンズアクチュエータを移動さ
せるための駆動モータを起動していたために、アクチー
エータの移動方向に対物レンズが片寄ってトラッキング
サーボがかかっていた時に、その機能を止めることで対
物レンズがアクチーエータの中心に移動して進行方向と
は逆のトラック数をカウントしてしまってからモータを
起動して実際のカウントが゛狂９ていた問題があったの
を一挙に解決したものである。

「効　果」 か（して本発明によれば、レンズアクチュエータの始動
時に発生するトラック数のミスカウント原因が排除され
ているので、目標トラックまでの距離が長（てもリトラ
イすることなく１回の探査動作で検索が完了できる。

またトラッキングサーボ信号をトラック数のカウントの
ための制御信号としているために、万一探査動作が不完
全である場合には、光学ヘッドを含めてヘッドから出さ
れる信号に不具合の原因があることが判明するなど、性
能の良否判別の材料としても利用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のトラック検索制御方法を実施する光学
記録再生装置の要部回路構成図で同図（８）はレーザサ
ブビームによるＳカーブを得る回路、同図（Ｂ）はメイ
ンビームの反射光からトラック数のカウントデータをＣ
ＰＵに出力する回路図、第２図は光学記録再生装置の各
要素を作用させるとき又は作用させることを説明するた
めのフローチャート、第３図はトラックジャンプの初動
段階から終末段階までに各要素が出力する波形グラフで
、同図（イ）はレーザメインビームスポットの反射光を
光電検出して得た信号波形、同図（ロ）は光学ヘッドが
光学記録媒体のトラックを横断するときに出される差信
号によるＳカーブ波形、同図（ハ）はレンズアクチュエ
ータを目標トラックに向ってジャンプさせ、目標トラッ
クに近接するタイミングでモータに減速、停止させるた
めの信号波形、同図に）はトラックライン信号の波形、
同図（ホ）はゼロクロス信号波形、同図（へ）はモータ
を停止するための信号波形である。 Ｌ、、Ｌ、　　・・・サブビームの反射光信号、Ｍ・１
Ｍ・・・・メインビームの反射光信号、１１，１２．２
１゜２２・・・電流電圧変換器、３・・・誤差増幅器、
４・・・フィルタ、５・・・直流モータ、６・・・アク
チュエータコイル、９・・・加算増幅器、１０・・・検
波器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レンズアクチュエータを搭載した光学ヘッドにより光学
   記録媒体にレーザビームスポットを照射するとともにそ
   の反射ビームを用いて記録情報を再生する装置の上記光
   学ヘッドをトラックジャンプさせて目標トラックを検索
   する制御方法において、静止状態にある上記レンズアク
   チュエータを始動時に予め指定した方向に移動せしめて
   一定時間経過後にトラッキングサーボ機能を除いてトラ
   ック数をカウントし、上記光学ヘッドが目標トラック位
   置に接近したとき上記光学ヘッドを停止させるべき信号
   を与えた後にトラックライン信号並びにトラッキングゼ
   ロクロス信号により再度トラッキングを掛けるようにし
   たことを特徴とする光学記録媒体のトラック検索制御方
   法。