JP2538934Y2 - モザイクパネル - Google Patents

モザイクパネル

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JP2538934Y2
JP2538934Y2 JP1990091571U JP9157190U JP2538934Y2 JP 2538934 Y2 JP2538934 Y2 JP 2538934Y2 JP 1990091571 U JP1990091571 U JP 1990091571U JP 9157190 U JP9157190 U JP 9157190U JP 2538934 Y2 JP2538934 Y2 JP 2538934Y2
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JP1990091571U
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晴彦 増山
知和 細井
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キムラ電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、区画壁を縦横に連続して碁盤目状に形成し
た複数の格子ブロックの隣接する角隅部を表裏両面から
挟持して連結するモザイクパネルに関する。
「従来の技術」 従来、第23図に示すように配電盤等を形成するモザイ
クパネル50は、区画壁で縦横方向に仕切って形成した格
子状のブロック51を複数組合わせ、各角隅部53に設けて
ある孔に挿通させたボルト・ナット52で締付けて連結
し、それによって任意の大きさに形成していた。
「考案が解決しようとする課題」 互いに隣接させたブロック51の角隅部をボルト・ナッ
ト52で連結することにより任意大きさのモザイクパネル
を形成しているが、ボルト・ナット52は該ブロック51の
各角隅部1ケ所を連結しているため、互いに連結して形
成した大きなモザイクパネルに歪みが生じるという欠点
を有していた。
本考案はかかる従来の欠点に鑑み、各ブロックの各角
隅部を1ケ所でなく、連結表具と連結受具を用いて表裏
両面から挟持して複数個所を締付けて連結することを目
的とするものである。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案の構成は碁盤目状に
形成した格子ブロックを互いに連結して形成するモザイ
クパネルにおいて、縦横に連結して碁盤目を形成する区
画壁の各交点に設けた補強部の中心に通孔を形成し、角
隅部に位置する交点に4分割筒部、角隅部以外の周縁部
分に位置する交点に2分割筒部を夫々形成し、且つ、周
縁部分の区劃壁を他の区劃壁の半分の肉厚を形成した外
枠を有した格子ブロックの表側に、前記通孔の周囲に位
置させて4個の掛止片を上方に突設させると共に、各交
点の通孔周面に設けた補強部を裏面側に延長して突出さ
せて筒部を設けた格子ブロックと、前記格子ブロックと
同じピッチの碁盤目に形成し、前記通孔に挿通するよう
に前記交点に設けた通孔と同間隔に設けたねじ棒からな
る連結部を各交点に設けると共に、該縦横の碁盤目の端
部外方に夫々爪片を形成した連結表具と、該連結表具と
対をなして該連結表具の連結部が前記格子ブロックの通
孔を介して挿通できるように同間隔に孔部を設けた連結
受具とからなり、隣接させた格子ブロックの各角隅部の
表面には、前記掛止片を案内にして該連結表具の連結部
を該通孔に挿入させ、また、該格子ブロックの裏面に設
けた筒部上に連結受具を当接させて前記各連結部を締付
けて複数個所を連結させることを特徴とするものであ
る。
「作用」 格子ブロックの区画壁の各交点に通孔を設け、角隅部
に位置した交点に4分割筒部を形成し、角隅部以外の周
縁部分に位置した交点に2分割筒部を形成してあるた
め、前記交点に設けた通孔と同間隔に設けたねじ棒から
なる連結部を有して連結表具と、前記通孔と同間隔に孔
部を有した連結受具を、格子ブロックの角隅部の表裏両
面に当接させて複数個所を締付けて連結する。
「実施例」 本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第1〜
6図において、1はアルミ等の軽金属や合成樹脂等の部
材からなる縦横の区画壁2、3を碁盤目状に形成した格
子ブロックで、各区画壁2、3の夫々交点4に夫々通孔
6を形成してある。この格子ブロック1の各交点4の中
心に設けた通孔6の表側内面にテーパー部7を形成し、
且つ、各交点4部分には、通孔6を中心に円形の補強部
8を一体に設けてある。各交点4の表側には、前記通孔
6の周囲に位置させて4個の掛止片9を上方に突出させ
て形成してある。そのため、後記する第1の連結表具15
を、格子状ブロックのピッチに合わせて表側に重ねる場
合に、各連結表具の交点部の周囲に前記した4個の掛止
片が位置しているので、後記する連結表具の連結部を各
通孔に挿入させる際のガイドとなり、該連結表具15を格
子ブロック上に容易に当接させて取り付けることができ
る。
格子ブロック1の裏側には、前記補強部8に連続した
筒部10を各区画壁2、3の後方に突出させて形成してあ
り、各筒部10の内部は前記通孔6に連通させてある。さ
らに、この筒部上に第1の連結受具を載置して該連結部
の先端にナットを螺合して締付けると、該格子ブロック
の各交点の強度を維持することができる。この格子ブロ
ック1の周縁部分には区画壁2、3の半分の肉厚に形成
した外枠2a、3aを形成し、該外枠2a、3aの角隅部には4
分割筒部11を夫々形成し、角隅部以外の外枠2a、3aの周
縁部分に位置して各交点4には2分割筒部12を形成して
ある。
第7、8図において、15はアルミ等の軽金属や合成樹
脂等の部材からなる連結片16、17を縦横に連結して碁盤
目状に形成し、前記格子ブロック1の各交点に設けた通
孔6と同間隔毎に交点部18を夫々設けた第1の連結表具
である。各交点部18の中心には、先端にねじ部19を設け
たねじ棒からなる連結部20を一体に形成してあり、第1
の連結表具15の周縁部外方には、前記連結片16、17の端
部を夫々外方に延長させて爪片21を形成してある。
第9、10図において、22はアルミ等の軽金属や合成樹
脂等の部材で、連結板片24、25を用いて前記第1の連結
表具15の各交点部18と同間隔の碁盤目状に形成した第1
の連結受具で、前記連結板片24、25の各交点部26の中心
には、前記連結部20を挿通させる孔部27を夫々設けてあ
る。
第11、12図において、縦横の連結片30、31を格子状に
設けて第1の連結表具15と同形に形成した第2の連結表
具29は、連結片30、31の各交点基部32の中心に、格子ブ
ロックの各交点に設けた通孔6と同間隔にねじ孔33を形
成し、該連結片30、31の端部を外方に突出して爪片34を
設けてある。
第13、14図において、第3の連結表具35を説明する
と、直線状に形成した連結片36は、前記第1の連結表具
15の交点部18と同間隔毎に設けた各交点基部37に、先端
にねじ部38を設けたねじ棒39を一体に形成し、該連結片
の端部に爪片36aを設けてある。
第15、16図において、40は連結片40aを直線状に形成
し、前記第3の連結表具35の交点基部37と同間隔に設け
た交点基部41の中心にねじ孔42を形成した第4の連結表
具で、連結片40aの端部に爪片40bを設けてある。
第17、18図において、43は、第3の連結表具35または
第4の連結表具40と対をなす第2の連結受具で、直線状
をした連結板片44に、前記第3の連結表具35に設けた連
結部39と同間隔毎に設けた交点座部45の中心に、前記連
結部39又は通常のボルト47を挿通させる孔部46を形成し
てある。
図中、48はばね座金、49はナットである。
次に、本実施例の作用について説明する。
格子ブロック1の角隅部を互いに接近させて連結させ
るには、第19図に示す如く格子ブロック1a、1b、1c、1d
の角隅部である4分割筒部11を互いに接近させ、あたか
も通孔6と同様な通孔部6aを形成する。次いで、角隅部
以外の周縁部分に位置する他の交点に設けた2分割筒部
12を互いに向い合せに接近させてあたかも通孔6と同様
な通孔部6bを形成する。
次いで、第21図に示す如く、第1の連結表具15と第1
の連結受具22を用いて格子ブロック1を連結させる場合
を説明すると、第19図において、第1の連結表具15の9
個のねじ棒20の内、中心に位置させたねじ棒20aを有し
た連結部を4分割筒部11で構成する通孔6aに挿入させ、
2分割筒部12で形成した複数の通孔6b内に、他のねじ棒
20bを挿通させてある。また、第1の連結表具15の角隅
部に位置させた残りのねじ棒20cからなる連結部は、格
子ブロック1の通孔6cに挿通させる。
さらに、格子状をした第1の連結受具22の交点座部に
設けた孔部27aに、前記通孔6aを挿通して中心に位置さ
せたねじ棒20aからなる連結部を挿通し、該連結受具の
孔部27a以外の孔部27を周囲の通孔6b、6cに挿通し、夫
々ばね座金48を挿通させた後、ナット49を締付けること
により連結する。
この場合、格子ブロック1の4分割筒部11のみではな
く、その周囲部分も該連結表具15と連結受具22とで表裏
両面から挟持させてナットを締付けるため、従来のよう
に通孔6aのみを一点で締付けるのではなく、孔6a、6b、
6c、という面部分で一体に連結させるため強固に連結す
ることができる。
第2の連結表具29と第1の連結受具22を、互いに隣接
した格子ブロック1の角隅部の表裏側に当接させ、第22
図に示す如くばね座金48を介してボルト47を裏面の第1
の連結受具22側から孔部27、通孔6を挿通してねじ孔33
に螺合させて表裏両面から締付固定するものである。
また、各格子ブロックを平面状に複数連結する場合、
周縁部分に位置する外枠は他の区劃壁の半分の肉厚であ
るため、隣接する外枠どうしが接することにより、平面
部分を構成する区劃壁の肉厚が略同じ肉厚となり、外観
上、違和感を生じることはない。
尚、連結表具及び連結受具は必ずしも格子状に形成す
る必要はなく、連結片36、40aを直線状に形成して前記
格子ブロックの通孔6と同間隔に設けた交点基部37、41
に、ねじ棒である連結部39や、螺子孔である連結部42を
形成した第3、4の連結表具35、40と、同じく連結片44
を直線状に形成した第2の連結受具43を用いて裏側から
当接させてナット49を締付けたり、ボルト47をねじ孔42
に締付けて固着することもできる。この場合も、1ケ所
ではなく、表裏両面から直線状に複数個所を締付けて連
結することができる。
「考案の効果」 本考案は、格子ブロックを上下左右に連続させて各角
隅部に、碁盤目をした連結表具の中心を合致させ、裏側
に同じく碁盤目をした連結受具の中心を合致させて夫々
交点部を表裏から連結表具および連結受具を用いて締付
けて固定する。この場合、1個所を締付けるのではな
く、面部分の複数個所を締付けて固定するので隣接する
各格子ブロックを平面的に強固に連結するため歪みや撓
みを生じることがない。その上、格子ブロックの各交点
の表側には夫々各交点の周囲に位置させて掛止片を突出
させてあるので、連結表具の各連結部を格子ブロックの
通孔に挿入させる際の案内の役目を有し、締付作業を容
易に行うことができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は格子ブロックの正面図、第2図は第1図A−A
線断面図、第3図は第1図B−B線断面図、第4図は格
子ブロックの交点部分の拡大平面図、第5図は第4図C
−C線断面図、第6図は第4図D−D線断面図、第7図
は第1の連結表具の正面図、第8図は第7図E−E線方
向一部破断した断面図、第9図は第1の連結受具の平面
図、第10図は第9図F−F線断面図、第11図は第2の連
結表具の平面図、第12図は第11図G−G線断面図、第13
図は第3の連結表具の正面図、第14図は第13図H−H線
方向一部破断した断面図、第15図は第4の連結表具の正
面図、第16図は第15図I−I線方向断面図、第17図は第
2の連結受具の正面図、第18図は第17図J−J線方向断
面図、第19図は複数隣接した格子ブロックの角隅部を示
した要部の正面図、第20図は同角隅部を第1の連結表具
を用いて連結した状態の要部の正面図、第21図は第1の
連結表具及び連結受具を用いて連結した状態を示す要部
の断面図、第22図は第2の連結表具と第1の連結受具を
用いて連結した状態を示す要部の断面図、第23図は従来
の格子状のブロックを連結した状態を示す正面図であ
る。 1……格子ブロック、2、3……区画壁、4……交点、
6……通孔、8……補強部、9……掛止片、10……筒
部、11……4分割筒部、12……2分割筒部、15……連結
表具、20……連結部、22……連結受具、27……孔部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−88186(JP,U) 実開 昭51−81516(JP,U) 実開 昭49−28914(JP,U) 実開 平2−48981(JP,U) 実開 昭61−83092(JP,U) 実公 昭47−30696(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】碁盤目状に形成した格子ブロックを互いに
    連結して形成するモザイクパネルにおいて、 縦横に連続して碁盤目を形成する区画壁の各交点に設け
    た補強部の中心に通孔を形成し、角隅部に位置する交点
    に4分割筒部、角隅部以外の周縁部分に位置する交点に
    2分割筒部を夫々形成し、且つ、周縁部分の区劃壁を他
    の区劃壁の半分の肉厚を形成した外枠を有した格子ブロ
    ックの表側に、前記通孔の周囲に位置させて4個の掛止
    片を上方に突設させると共に、各交点の通孔周面に設け
    た補強部を裏面側に延長して突出させて筒部を設けた格
    子ブロックと、 前記格子ブロックと同じピッチの碁盤目に形成し、前記
    通孔に挿通するように前記交点に設けた通孔と同間隔に
    設けたねじ棒からなる連結部を各交点に設けると共に、
    該縦横の碁盤目の端部外方に夫々爪片を形成した連結表
    具と、 該連結表具と対をなして該連結表具の連結部が前記格子
    ブロックの通孔を介して挿通できるように同間隔に孔部
    を設けた連結受具とからなり、 隣接させた格子ブロックの各角隅部の表面には、前記掛
    止片を案内にして該連結表具の連結部を該通孔に挿入さ
    せ、また、該格子ブロックの裏面に設けた筒部上に連結
    受具を当接させて前記各連結部を締付けて複数個所を連
    結させることを特徴とするモザイクパネル。
JP1990091571U 1990-09-03 1990-09-03 モザイクパネル Expired - Lifetime JP2538934Y2 (ja)

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