JP2536649Y2 - リセット信号入力回路 - Google Patents

リセット信号入力回路

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JP2536649Y2
JP2536649Y2 JP11014790U JP11014790U JP2536649Y2 JP 2536649 Y2 JP2536649 Y2 JP 2536649Y2 JP 11014790 U JP11014790 U JP 11014790U JP 11014790 U JP11014790 U JP 11014790U JP 2536649 Y2 JP2536649 Y2 JP 2536649Y2
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reset signal
inverter
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signal input
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隆 浅見
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はリセット信号入力回路に関し、特に入力端子
における耐ノイズ性を向上したリセット信号入力回路に
関する。
(ロ)従来の技術 第3図は例えばマイコン、時計用IC等を用いられる従
来のリセット信号入力回路を示す回路図である。
図において、Tinは入力端子、Rinは入力抵抗、Rpl
ブルダウン抵抗、INV1は第1のインバータ、INV2は第2
のインバータである。なお第2のインバータの出力は内
部回路(図示せず)に入力されている。
次にこの回路の動作を説明する。
入力端子Tinにリセット信号(ハイレベル:電源電圧V
cc)が入力されていないときは、プルダウン抵抗Rpl
よって第1のインバータINV1の入力は接地電圧Vssに固
定されているので、第2のインバータINV2の出力はロウ
レベル(接地電圧Vss)となっている。
したがってこの場合は内部回路はリセットされない。
そして入力端子Tinにハイレベルのリセット信号が入
力されると、第1のインバータINV1の出力は接地電圧V
ssに立下り(ここでプルダウン抵抗Rplは比較的高抵抗
とする)、これに基づいて第2のインバータINV2の出力
はハイレベルに立上り、内部回路をリセットする。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかし、リセット端子には例えばリセットボタンを押
すことによる人体からの静電ノイズ等の外来ノイズが入
り易いという事情があり、この外来ノイズによって内部
回路がリセットされるおそれがある。
このような誤動作を第3図及び第4図を参照しながら
説明する。
まず、リセット信号が入っていないときに入力端子T
inに第1のインバータINV1のしきい値電圧Vt1以上の図
示ノイズパルスが印加された場合、ノードaはこれを受
けて瞬間的に立下る。
そしてノードaが第2のインバータINV2のしきい値電
圧V12以下となるとこれを受けてノードbが瞬間的に立
上る。このノードbにおける立上りパルスがリセット信
号と誤認されて内部回路がリセットされるおそれがあ
る。特に、ノイズパルスが電源電圧Vcc以上の高電圧の
場合はきわめて誤動作し易い。
本考案は斯上した従来の問題に鑑みてなされたもので
あり、外来ノイズによる誤動作を防止したリセット信号
入力回路を提供することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、第1図に示す如く、入力端子Tinと電源電
圧Vccとの間に接続されたダイオードDと、第1のイン
バータINV1と第2のインバータINV2との間に接続された
抵抗Rと、前記電源電圧Vccと第2のインバータINV2
入力ノードとの間に接続された容量Cとを有し、入力端
子Tinに印加される外来ノイズによる誤動作を防止する
ことを特徴としている。
(ホ)作用 上述の手段によれば、リセット信号が入力されていな
いときに入力端子Tinにノイズパルスが印加された場合
でも以下のような作用によって誤動作を防止できる。
すなわち、ノイズパルスのピーク値が第1のインバー
タINV1のしきい値電圧Vt1以上電源電圧Vcc以下の場合に
は前期容量Cと抵抗RとからなるCR時定数回路の積分作
用によって第1のインバータINV1の出力(ノードa)の
立下りは十分に緩和され、第2のインバータINV2のしき
い値電圧Vt2以下となるおそれはない。したがって第2
のインバータINV2の出力(ノードb)にノイズパルスの
影響が及ぶことはなく誤動作を防止できる。
そして、ノイズパルスのピーク値が電源電圧Vcc以上
の高電圧の場合には、前記ダイオードDが順方向にオン
し、容量Cのカップリングの効果によってノイズパルス
の影響とは逆にノードaを上昇させるように作用するの
で、このような場合でも誤動作を防止できるのである。
(ヘ)実施例 第1図は、本考案のリセット信号入力回路を示す回路
図である。
図において、Tinは入力端子、Rinは入力抵抗、Rpl
プルダウン抵抗、INV1は第1のインバータ、INV2は第2
のインバータである。第2のインバータINV2の出力(ノ
ードb)は内部回路(図示せず)に入力されている。
ここまでの構成は従来技術の構成と変わらない。
本考案の特徴とする点は、入力端子Tinと電源電圧Vcc
との間に接続されたダイオードDと、第1のインバータ
INV1と第2のインバータINV2との間に接続された抵抗R
と、前記電源電圧Vccと第2のインバータINV2の入力ノ
ード(ノードa)との間に接続された容量Cとを有し、
入力端子Tinに印加される外来ノイズによる誤動作を防
止することにある。
なお前記ダイオードDは、例えばP型半導体領域が入
力端子Tinに接続され、N型半導体領域が電源電圧Vcc
接続されたPN接合から成る。
第2図は本考案のリセット信号入力回路の動作を説明
する波形図である。
ここでは入力端子Tinに電源電圧Vcc以上のノイズパル
スが印加された場合の誤動作防止動作について同図を参
照しながら説明する。
まず図示ノイズパルスが入力端子Tinに印加される
と、これを受けてノードaは第1のインバータINV1の反
転作用によってハイレベルから立下る方向へ変化しよう
とする。しかし前記容量Cと抵抗RからなるCR時定数回
路の積分作用によってこの変化は緩和される。しかも、
ダイオードDは順方向にオンし、容量Cのカップリング
効果によってノードaは逆に上昇するので、第2のイン
バータINV2のしきい値電圧V12以下に立下ることなく誤
動作を防止できるのである。
また、ノイズパルスが電源電圧Vcc以下の場合にはダ
イオードDは順方向にオンしないが、CR時定数回路が同
様にノイズパルスを平滑化するように働くため同様に誤
動作を防止することができる。
なお、CR時定数回路の設けられる箇所は本実施例には
限らず、入力端子Tinから奇数段目のインバータと次段
インバータの間に設けられていれば同様な作用効果が得
られる。
(ト)考案の効果 以上説明したように本考案によれば入力端子Tinに電
源電圧Vcc以上の過大なノイズが印加された場合でも内
部回路を誤動作を防止したリセット信号入力回路を提供
することができる。
特に、マイコン、時計用IC等のリセット信号入力回路
として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のリセット信号入力回路を示す回路図、
第2図は本考案のリセット信号入力回路の動作を示す波
形図、第3図は従来のリセット信号入力回路を示す回路
図、第4図は従来のリセット信号入力回路の動作を示す
波形図である。 Tin…入力端子、Rin…入力抵抗、Rpl…プルダウン抵
抗、INV1…第1のインバータ、INV2…第2のインバー
タ、D…ダイオード、R…抵抗、C…容量、Vcc…電源
電圧、Vss…接地電圧。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子Tin電源電圧Vccとの間に接続され
    たダイオードDと、 入力端子Tinから奇数段目のインバータINV1と次段のイ
    ンバータINV2との間に接続された抵抗Rと、 前記電源電圧Vccと次段インバータINV2の入力ノードと
    の間に接続された容量Cとを有し、入力端子Tinに印加
    される外来ノイズによる誤動作を防止することを特徴と
    するリセット信号入力回路。
JP11014790U 1990-10-19 1990-10-19 リセット信号入力回路 Expired - Lifetime JP2536649Y2 (ja)

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JPH0466815U JPH0466815U (ja) 1992-06-12
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