JPS6342272B2 - - Google Patents

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JPS6342272B2
JPS6342272B2 JP57088749A JP8874982A JPS6342272B2 JP S6342272 B2 JPS6342272 B2 JP S6342272B2 JP 57088749 A JP57088749 A JP 57088749A JP 8874982 A JP8874982 A JP 8874982A JP S6342272 B2 JPS6342272 B2 JP S6342272B2
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JP
Japan
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chord
melody
note
sound
designation
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JP57088749A
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JPS58207089A (ja
Inventor
Eiichiro Aoki
Iwao Azuma
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は付加音としてカウンタメロデイ音を
自動演奏する電子楽器に関し、特に伴奏用の和音
の指定操作に続くメロデイ音の指定操作が所定時
間以内に行なわれたときには両操作を同一タイミ
ングのものと見做し、この時の和音とメロデイ音
とに調和した音楽性豊かなカウンタメロデイ音を
自動演奏し得るようにした電子楽器に関するもの
である。 従来、伴奏和音に伴つてカウンタメロデイ音を
自動演奏する電子楽器として、特開昭52−72213
号公報に開示されたものがある。この公報に示さ
れている電子楽器は、和音の変化を契機として伴
奏和音の中の構成音の1つの音を選択し、これと
同一ノート音をカウンタメロデイ音として発音さ
せるものである。 ところで一般に、楽譜上は和音の鍵操作と同一
タイミングでなされるべきメロデイ音の鍵操作
は、和音の鍵操作より若干遅れてなされる場合が
多い。 ところが、上記従来の電子楽器では、このよう
な鍵操作を考慮せずに、単純に和音の構成音の1
つに関連したカウンタメロデイ音を発生するよう
にしているため、メロデイ音の発音が付加された
時にこのメロデイ音とカウンタメロデイ音とが不
協和関係になつたりすることが起り、音楽的に好
ましくないという欠点があつた。 この発明は上述した欠点に鑑みなされたもの
で、その目的は和音の指定操作に続くメロデイ音
の指定操作が所定時間以内になされたときには両
操作を同一タイミングのものと見做し、この時の
和音とメロデイ音とに調和したカウンタメロデイ
音を自動演奏し得るようにした電子楽器を提供す
ることにある。 このためにこの発明は、和音の指定に続くメロ
デイ音の指定が所定時間内に行なわれたものか否
かを判別し、メロデイ音の指定が所定時間以内に
なされたときには和音の指定時に決定したカウン
タメロデイ音とは別に改めて和音とメロデイ音の
両方に関連してカウンタメロデイ音を再決定して
発音させるようにしたものである。 以下、図示する実施例に基づきこの発明を詳細
に説明する。 なお、以下の実施例では、メロデイ音の有無に
応じて異なるカウンタメロデイ音を決定する複数
のカウンタメロデイ音決定手段が示されている。 第1図はこの発明による電子楽器の一実施例を
示す全体構成のブロツク図である。同図におい
て、鍵盤部10は上鍵盤10A、下鍵盤10Bお
よびペダル鍵盤10Cを備え、通常、メロデイ演
奏には上鍵盤10Aが使用され、伴奏(和音)演
奏には下鍵盤10Bが使用される。また、この鍵
盤部10の近傍には、自動ペースコード演奏をフ
インガコードモードで行うか、シングルフインガ
モードで行うかを選択するためのフインガコード
モード選択スイツチや、カウンタメロデイ音を発
生するか否かを制御するためのカウンタメロデイ
制御モードスイツチ、各鍵盤における押圧鍵に対
応する楽音の音色や音量等を制御する操作子など
を備えた操作子回路11が設けられている。 鍵盤部10における各押圧鍵のオン・オフ状態
および操作子回路11における各操作子のオン・
オフ状態あるいは操作状態量は、演算処理装置1
2の制御に従つて走査回路13の順次走査によつ
て検出される。 この順次走査により、オン状態となつている鍵
が検出されると、この鍵を表わすキーコードKC
が通常楽音用ワーキングメモリ14の鍵盤別の記
憶領域に記憶される。また、オン状態となつてい
る操作子が検出されると、この操作子のオン状態
を示すフラグ情報が制御データワーキングメモリ
18の鍵盤別の記憶領域に記憶されると共に、ア
ナログ量として設定される音量操作子などの操作
状態量がデイジタル値に変換された後鍵盤別の記
憶領域に記憶される。 この場合、各鍵盤における鍵を表わすキーコー
ドKCは、第1表に示すように、オクターブ音域
を表わすオクターブコードOCと、音名を表わす
ノートコードNCとから構成されている。
【表】
【表】 なお、鍵および操作子の順次走査によつて、前
回走査まではオン状態であつた鍵または操作子
が、今回走査ではオフ状態となつていた場合に
は、この鍵または操作子を表わすキーコードKC
またはフラグ情報は消去される。従つて、通常楽
音用メモリ14には、各鍵盤における最新の押圧
鍵を表わすキーコードKCが、また制御データ用
ワーキングメモリ18には各操作子の最新オン・
オフ状態および操作状態量を表わす制御データが
常に記憶されていることになる。 このようにしてワーキングメモリ14および1
8に記憶されたキーコードKCおよび制御データ
のうち、前者は鍵盤別に分離されて上鍵盤
(UKB)用バツフアメモリ15、下鍵盤(LKB)
用バツフアメモリ16、ペダル鍵盤(PKB)用
バツフアメモリ17に転送される。 この場合、操作子回路11におけるフインガコ
ードモード選択スイツチでフインガコードモード
が選択されているときには、下鍵盤10Bで押圧
されている鍵の全てに関するキーコードKCが下
鍵盤用バツフアメモリ16に配送される。しか
し、シングルフインガモードが選択されていると
きには、下鍵盤10Bで押圧されている1つの鍵
を表わすキーコードKCが根音を発音させるため
のデータとしてバツフアメモリ16に転送される
と共に、この根音に対応するキーコードKCを参
照して残りの和音構成音(従音)を発音させるた
めの複数のキーコードKCが定数メモリ20から
読出されてバツフアメモリ16に転送される。 一方、各操作子のオン・オフ状態や操作状態量
を表わす制御データは、制御データ用バツフアメ
モリ19に転送される。 そして、各バツフアメモリ15〜17に転送記
憶された各鍵盤における押圧鍵を表わすキーコー
ドKCは、鍵盤別に設けられた上鍵盤(UKB)用
トーンジエネレータ21、下鍵盤(LKB)用ト
ーンジエネレータ22、ペダル鍵盤(PKB)用
トーンジエネレータ23に転送される。同時に、
制御データバツフアメモリ19に記憶された制御
データは、鍵盤別に分離されて各トーンジエネレ
ータ21〜23に送られる。これにより、上鍵盤
用トーンジエネレータ21は、上鍵盤10Aにお
ける押圧鍵を表わすキーコードKCと、上鍵盤1
0Aに関する音色、音量などの制御データとに基
づき対応する楽音を形成し、サウンドシステム2
4からメロデイ音として発音させる。 また、下鍵盤用トーンジエネレータ22は下鍵
盤10Bにおける押圧鍵または和音構成音を表わ
すキーコードKCと、下鍵盤10Bに関する音色、
音量などの制御データとに基づき対応する楽音を
形成し、サウンドシステム24から伴奏音(和
音)として発音させる。また、ペダル鍵盤用トー
ンジエネレータ23はペダル鍵盤10Cにおける
押圧鍵を表わすキーコードKCと、ペダル鍵盤1
0Cに関する音色、音量などの制御データとに基
づき対応する楽音を形成し、サウンドシステム2
4からベース音として発音させる。 なお、これらの各トーンジエネレータ21〜2
3は、波形メモリ読出し方式、高調波合成方式、
周波数変調方式などの公知の楽音形成方式を利用
して構成される。 鍵盤部10における通常演奏による楽音の形成
は、以上のようにしてプログラムメモリ25に予
め記憶された通常楽音形成用のプログラムに従つ
て演算処理装置12の制御によつて行なわれる
が、プログラムメモリ25にはこの他に下鍵盤1
0Bで演奏(指定)される伴奏音(和音)の演奏
状態(指定状態)や上鍵盤10Aで演算されるメ
ロデイの演奏状態に応じて、メロデイ音と調和関
係にあり、かつ伴奏音の変化に連動して滑らかに
ゆつくりと変化するカウンタメロデイ音形成用の
プログラムが予め記憶されている。そして、この
カウンタメロデイ音形成用プログラムによつて下
鍵盤10Bで演奏される和音構成音用の鍵(シン
グルフインガモード時は根音に相当する鍵)が変
化する毎に、カウンタメロデイ音に対応するキー
コードKCが決定され、カウンタメロデイ
(CML)用バツフアメモリ28に転送される。そ
して、このカウンタメロデイ音に対応するキーコ
ードKCは、上鍵盤用トーンジエネレータ21に
供給される。すると、トーンジエネレータ21は
上鍵盤10Aにおける押圧鍵に対応したメロデイ
音と共に、カウンタメロデイ音を形成してサウン
ドシステム24から発音させる。なお、カウンタ
メロデイ音はG1〜G2の発音域で発音される。 このカウンタメロデイ音の形成のために、定数
メモリ20には、下鍵盤10Bで演奏(指定)さ
れる和音の構成が音楽上決められた正規の構成に
なつているか否か、さらに正規の構成の場合の和
音名を検査するための和音コード検出用テーブル
や、和音の各種の指定状態などに応じたカウンタ
メロデイ音を決定するための各種テーブルが予め
記憶されている。 また、カウンタメロデイ用ワーキングメモリ2
6には、その記憶領域を利用して専らカウンタメ
ロデイ音の形成に用いるための第2表および第3
表に示すような各種のレジスタやフラグレジスタ
が準備されている。 さらに、和音の指定操作(伴奏音の演奏操作)
に続く最初のメロデイの演奏操作までの時間間隔
を計測するためのタイマ27が設けられている。 さらにまた、演算処理装置12には次の第4表
に示すようなレジスタやフラグレジスタが準備さ
れている。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 第2図は、通常演奏音およびカウンタメロデイ
音を形成する場合のメインルーチンを示すフロー
チヤートであつて、まずステツプ100において鍵
盤部10および操作子回路11における各鍵およ
び操作子のオン・オフ状態などが順次走査によつ
て検出される。この状態検出処理によつて検出さ
れた押圧鍵のキーコードKCおよび操作子のオ
ン・オフ状態を示す制御データは、前述したよう
に通常楽音用ワーキングメモリ14および制御デ
ータ用ワーキングメモリ18に記憶される。 また、このステツプ100では、前回の順次走査
で検出したキーコードKCおよび制御データと、
今回の順次走査で検出したキーコードKCおよび
制御データとが比較され、上鍵盤10Aにおける
メロデイ音用の押圧鍵が変化しているか否か、下
鍵盤10Bにおける和音の指定状態(伴奏音用の
押圧鍵の状態)が変化しているか否か、ペダル鍵
盤10Cにおけるベース音用の押圧鍵が変化して
いるか否か、操作子回路11における操作子の状
態が変化しているか否かが検出される。 この状態変化の検出(イベントの検出)の結
果、下鍵盤10Bにおける和音の指定状態が変化
しているイベント、すなわち和音イベントなら
ば、ステツプ101の「操作子イベント?」の判断
を受けた後ステツプ103へ進み、このステツプ103
において下鍵盤10Bで指定されている和音の構
成が予め決められた正規の構成となつているか否
かが検出される。すなわち、正規の和音コードと
して成立しているか否かが検出される。また、こ
の和音コードの成立・不成立の検出と共に、正規
の和音コードとして成立している場合の和音名が
検出される。 さらに、このステツプ103では、和音の指定の
仕方がシングルフインガモードに選択されている
場合、下鍵盤10Bで押圧されている1つの鍵を
根音に対応するものと定め、この根音に対する従
音に対応したキーコードKCが定数メモリ20か
ら読出される。そして、従音に対応したキーコー
ドKCは根音に対応するキーコードKCと共にワー
キングメモリ14の下鍵盤10Bに対応した記憶
領域に記憶される。 和音コードの成立・不成立の検出および和音名
の検出は次のようにして行なわれる。まず、この
実施例では音楽上決められた和音種類のうち、通
常多く使用されるメイジヤー(M)、セブンス
(7th)、メイジヤーセブンス(M7)、マイナー
(m)、マイナーセブンス(m7)、マイナセブン
ス・フラツトフアイブ(m7−5)、オーギユメン
ト(Aug)、デイミニツシユ(dim)、シツクス(6)
の9種類に関し、C〜Bの12の各ノートを根音と
する合計108種類の和音名が検出対象とされてい
る。そして、これらの和音の構成音は音楽上決め
られた構成音だけでなく、変形構成もある程度許
容するようにしている。 例えば、ノートCを根音とする和音について
は、第3図に示すような構成を全て正規の構成と
して許容し、正規の和音の指定が行なわれたもの
と見做している。 そこで、このような構成の和音名を検出するた
め、定数メモリ20には正規の和音として認める
べき基準の和音構成がC〜Bの各ノート別に和音
検出用テーブルとして予め記憶されている。例え
ば、ノートCを根音とする9種類の和音構成に対
しては、その基準の和音構成が第5表に示すよう
な数値データとして記憶されている。
【表】
【表】 第5表において、縦方向の欄は、メイジヤー
(M)などの和音種類を表わし、横方向の欄は
「0〜B」(16進表示)の一連番号で示したC〜B
の12ノートを表わし、その交叉する欄に記入され
た数字の「1」は当該ノートが基準の和音構成音
の中に存在することを表わしている。 例えば、Cメイジヤー(CM)の和音の構成に
ついては第3図に示したように、 (a) 「ド」 (b) 「ド」,「ミ」 (c) 「ド」,「ソ」 (d) 「ド」,「ミ」,「ソ」 の4つの構成が正規の和音構成として認められる
ため、これに対応して、 (a) 「100000000000」 (b) 「100010000000」 (c) 「100000010000」 (d) 「100010010000」 の数値データにより基準の和音構成が示されてい
る。 従つて、下鍵盤10Bにおいて和音が指定され
た時、指定された和音構成音の各ノートに対応す
る番号(0〜B)のビツト位置を“1”とした12
ビツトの和音指定データと、和音検出用テーブル
から順次読出した根音ノート別の基準の和音構成
データとを比較することにより、下鍵盤10Bで
指定された和音の構成が正規の和音構成として成
立しているか否か、またその構成がどの和音名に
相当するかを検出することができる。 このようにして検出された和音名、和音種類を
示すデータおよび和音構成音を示すキーコード
KCは、根音を示すキーコードKCと共にカウンタ
メロデイ用ワーキングメモリ26に記憶される。 この場合、下鍵盤10Bで指定される和音構成
音は、これに対応するキーコードKCとして通常
楽音用ワーキングメモリ18に記憶されているた
め、上述のような和音名の検出に当つてはノート
コードNCの部分のみを「0〜B」の一連の数値
番号に変換する処理が行なわれる。この変換処理
は、定数メモリ20に予め記憶された第6表に示
すようなノートコード変換テーブルを利用して行
なわれる。
【表】
【表】 このように、和音イベントの発生が検出された
ならば、和音コードが成立しているか否かの処
理、和音名の検出処理、従音に対応するキーコー
ドの読出し処理(シングルフインガモード時の
み)が行なわれる。そして、これらの処理が終る
と、ステツプ104に進み、ここにおいて通常楽音
用ワーキングメモリ14に記憶された和音のキー
コードKCが下鍵盤用バツフアメモリ16に転送
される。これにより、トーンジエネレータ22に
おいては下鍵盤10Bで指定された和音構成に対
応する和音が形成される。 しかし、和音イベントの発生でもなく、操作子
イベントの発生でもなく、メロデイ演奏用の押圧
鍵が変化しているメロデイイベントの発生ならば
ステツプ103の処理は行なわれず、メロデイ演奏
用の最新の押圧鍵をを表わすキーコードKCがス
テツプ104においてバツフアメモリ15に転送さ
れる。これによつて、トーンジエネレータ21に
おいてはこの最新のキーコードKCに対応したメ
ロデイ音が形成される。 この後、ステツプ105における「カウンタメロ
デイモードか?」の判断処理により、カウンタメ
ロデイ制御モードスイツチでカウンタメロデイ音
を形成すべきモードに選択されているか否かが判
断される。判断の結果、カウンタメロデイモード
に選択されていなければ、ステツプ100の「鍵、
操作子の状態検出処理」に戻り、同様の処理が繰
り返される。 しかし、ステツプ100における状態検出処理の
結果、操作子の操作状態が変化したことが検出さ
れると、すなわち操作子イベントの発生が検出さ
れると、ステツプ101からステツプ106に分岐し、
ここにおいて制御データ用ワーキングメモリ18
に記憶された各操作子の最新のオン・オフ状態お
よび操作状態量を示す制御データが制御データ用
バツフアメモリ19へ転送される。これによつ
て、各トーンジエネレータ21〜23では最も新
しい制御データによつて楽音の音色、音量などが
制御されるようになる。 また、このステツプ106では操作子回路11に
設けられたカウンタメロデイ制御モードスイツチ
のオン・オン状態も検出され、もしこのモードス
イツチがオン状態ならばステツプ107の「カウン
タメロデイ制御スイツチは?」の判断処理を経由
してステツプ108の「スタートフラグセツト」の
処理へ進み、ここにおいて第1のスタートフラグ
STRT1・FLGをセツトした後、ステツプ100の
状態検出処理へ戻る。 すなわち、カウンタメロデイ制御モードスイツ
チがオン状態ならば、以後においてはメロデイイ
ベントまたは和音イベントの発生毎に、通常の楽
音(メロデイ音、和音)の形成と共にカウンタメ
ロデイ音も形成すべきことを指示するため第1の
スタートフラグSTRT1・FLGをセツトした後、
ステツプ100に戻る。 しかし、カウンタメロデイ制御モードスイツチ
がオフ状態ならば、ステツプ107からステツプ100
へ直接戻り、以後においては通常の楽音形成のた
めの処理のみが繰り返される。 カウンタメロデイ制御モードスイツチがオン状
態に操作され、また第1のスタートフラグ
STRT1・FLGがセツトされた後、操作子イベン
ト、メロデイイベント、和音イベントのいずれも
発生しなければ、処理の流れはステツプ100→105
→100で循環して待機状態となる。 しかしこの後、メロデイイベントあるいは和音
イベントのいずれかが発生すると、カウンタメロ
デイ音を形成すべきモードであることが第1のス
タートフラグSTRT1・FLGによつて既にわかつ
ているため、ステツプ105の判断に基づきステツ
プ109以後に続くカウンタメロデイ音の形成処理
に移る。 この場合、第1のスタートフラグSTRT1・
FLGは、後述の説明から明らかなように、該フ
ラグSTRT1・FLGがセツトされた後に最初に発
生したメロデイイベントまたは和音イベントに対
応するカウンタメロデイ音の形成処理が終つた段
階でリセツトされるようになつている。 従つて、該フラグSTRT1・FLGがセツトされ
た後に最初に発生したイベントは、カウンタメロ
デイ音が付加される楽曲全体の中で曲の初めに相
当するイベントであることを意味する。換言すれ
ば、第1のスタートフラグSTRT1・FLGは、該
フラグSTRT1・FLGのセツト以後に発生したメ
ロデイイベントまたは和音イベントが曲の初めに
相当するイベントであることを示している。 なお、ステツプ105からステツプ109へ移行する
前に、ステツプ103の和音コード検出処理やステ
ツプ104の通常の楽音形成処理が行なわれること
はもちろんである。 カウンタメロデイ音の形成処理では、まずステ
ツプ109においてメロデイ音のうち最低音が検出
される。つまり、この実施例においてメロデイ音
はG#2〜C6の音域で発音するように構成されてい
るが、カウンタメロデイ音はその性格上メロデイ
音よりも低音域側で発音するのが望ましいため、
まずメロデイ音のうち最低音が検出される。 メロデイ音のうち最低音は、上鍵盤10Aにお
ける押圧鍵のキーコードKCを相互に比較するこ
とによつて検出される。そして、該最低音を示す
キーコードKCはカウンタメロデイ用ワーキング
メモリ26に一時記憶される。なお、以下ではメ
ロデイ音の最低音を単にメロデイ音と言う。 次に、ステツプ110の「キーコード変換処理」
において、メロデイ音、和音構成音、根音のそれ
ぞれに対応するキーコードKCがキーナンバKN
に変換される。そして、その変換結果であるキー
ナンバKNは、カウンタメロデイ用ワーキングメ
モリ26の中に設けられたメロデイキーナンバレ
ジスタMLKN1R、和音構成音キーナンバレジス
タLKKNIR、第1コードルートキーナンバレジス
タCDRT1Rに記憶される。 キーナンバKNは、音域C1〜C6の鍵に対して次
の第7表に示すように順に割当てた「0〜60」の
数値である。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メロデイ音を指定するメロデイ音指定手段
    と、指定されたメロデイ音に対応する楽音を発生
    するメロデイ音発生手段と、和音を指定する和音
    指定手段と、指定された和音に対応する楽音を発
    生する和音発生手段とを有する電子楽器におい
    て、 上記メロデイ音指定手段によつてメロデイ音が
    新たに指定されたことを検出するメロデイ音指定
    検出手段と、 上記和音指定手段によつて和音が新たに指定さ
    れたことを検出する和音指定検出手段と、 上記メロデイ音指定検出手段によつて新たなメ
    ロデイ音指定が検出されたとき、この新たなメロ
    デイ音指定がその直前に上記和音指定検出手段に
    よつて新たな和音指定が検出されたときから該新
    たなメロデイ音指定および該新たな和音指定がほ
    ぼ同一タイミングと見なせる所定時間以内のもの
    であるか否かを判別する判別手段と、 付加音に対応する楽音を発生する付加音発生手
    段であつて、 (a) 上記和音指定検出手段によつて新たな和音指
    定が検出されるごとに、少なくとも上記和音指
    定手段によつて指定された和音に基づき所定の
    付加音を決定して発生する第1の付加音発生処
    理を実行し、かつ、 (b) 上記判別手段が所定時間以内であることを判
    別したときに限り、該第1の付加音発生処理に
    よつて決定された付加音に代えて上記和音指定
    手段によつて指定された和音および上記メロデ
    イ音指定手段によつて指定されたメロデイ音に
    基づき所定の付加音を決定して発生する第2の
    付加音発生処理を実行する 付加音発生手段と を備えた電子楽器。 2 前記付加音は、カウンタメロデイ音である特
    許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 3 前記第1および第2の付加音発生処理におい
    てそれぞれ発生する付加音は、音域を所望の範囲
    内に制限することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の電子楽器。 4 前記判別手段は、前記和音指定検出手段によ
    つて新たな和音指定が検出されるごとに計時動作
    を開始するタイマ手段と、前記メロデイ音指定検
    出手段によつて新たなメロデイ音指定が検出され
    たときの上記タイマ手段の計時値が前記所定時間
    に相当する値に達しているか否かを判断する判断
    手段とを含むものである特許請求の範囲第1項記
    載の電子楽器。 5 前記付加音発生手段は、前記第2の付加音発
    生処理において前記指定された和音の構成音およ
    び前記指定されたメロデイ音と3度または6度の
    音程関係にある音のうち1つを選択し、この選択
    した音と同一のノート音を付加音として決定して
    発生する手段を有する特許請求の範囲第1項記載
    の電子楽器。 6 前記付加音発生手段は、前記第2の付加音発
    生処理において前記指定された和音の構成音のう
    ち前記指定されたメロデイ音と半音程関係にある
    構成音を除いた残りの構成音の中の1つを選択
    し、この選択した音と同一のノート音を付加音と
    して決定して発生する手段を有する特許請求の範
    囲第1項記載の電子楽器。
JP57088749A 1982-05-27 1982-05-27 電子楽器 Granted JPS58207089A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6414076U (ja) * 1987-07-17 1989-01-24
JPH0451267U (ja) * 1990-09-04 1992-04-30

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JPS58207089A (ja) 1983-12-02

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