JP2534890Y2 - 車輌の無線識別装置 - Google Patents

車輌の無線識別装置

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JP2534890Y2
JP2534890Y2 JP16796187U JP16796187U JP2534890Y2 JP 2534890 Y2 JP2534890 Y2 JP 2534890Y2 JP 16796187 U JP16796187 U JP 16796187U JP 16796187 U JP16796187 U JP 16796187U JP 2534890 Y2 JP2534890 Y2 JP 2534890Y2
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memory
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JP16796187U
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忠夫 武田
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株式会社 ウェルキャット
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車輌の登録番号をはじめとする各種の情報
を無線電波により識別するための無線識別装置に関す
る。
〔従来の技術〕
車輌のナンバープレートには文字および数字からなる
登録番号が記録されており、目視で確認が可能である。
最近ではテレビカメラや赤外線を照射して赤外線カメラ
によりこれらの番号を撮影し、車輌を識別する装置が実
用化されている。これらの装置は高速道路のゲートや一
般道路に設置され、盗難車輌の早期発見や交通違反の取
り締まり等に効果を発揮している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしナンバープレートという限られたスペースに書
込める目視可能な情報量は極めて限られている。しかも
テレビカメラを用いて撮影しよとする場合には、十分な
光量が得られない夜間は不可能に近い。赤外線カメラを
用いる場合には、夜間でも使用できるが、雨天の日には
正確な画像が得られないことがある。ナンバープレート
が汚れている場合にも同様である。また通常の画像認識
装置では偽造プレートを見分ける事が出来ないという欠
点も有している。
本考案は前記の不都合を解消するためになされたもの
で、多量な情報を記録しておくことができ、しかも凡ゆ
る条件の下でも識別することが出来る、車輌の無線識別
装置を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の目的を達成するための本考案の車輌の無線識別
装置は、第1図に示すように、ホストコンピュータ(2
3)に接続されたデータターミナル(4)には、識別コ
ードを読出すコマンドを常時発振しており、識別コード
及びそれに付随するデータを送受する送受信回路(19)
を有している。車輌のナンバープレート(1)に取付け
られた識別コードカード(2)には、送信回路(15)
と、同調増幅回路(7)および解読回路(8)からなる
受信回路と、識別コードを書換え不能に記憶し、一部の
領域が書換え可能なメモリ(11)とを有し、該受信回路
がデータターミナル(4)から受信した識別コード及び
それに付随するデータによりメモリ(11)の前記一部の
領域に記憶されている識別コードに付随するデータが書
換えられる構成となっている。
〔作用〕
交通の要所等に設置されたデータターミナルから、読
出しのための無線電波信号を常時発信しておけば、本考
案のナンバープレートを取付けた車輌がそこを通過する
ときに、車輌登録番号等の識別コードが読出され、無線
電波信号として発信する。その無線電波信号をデータタ
ーミナルで受信すれば通過車輌を識別することができ
る。なおデータターミナルで識別した車輌に関するデー
タは、必要に応じホストコンピュータに転送する等、任
意である。
〔実施例〕
以下、本考案を適用する車輌の無線識別装置の実施例
を詳細に説明する。
第1図に示すように、識別コードカード2は車輌のナ
ンバープレート1の余白部分に取付けられる。その取付
けは、プレート1の表面に貼付けてもよいし、プレート
1の一部を切抜いた部分に嵌め込んでもよい。プレート
1の裏側に貼付けてもよいが、その場合にはプレート1
は電波を遮断しない材質、例えばプラスチックにする必
要がある。
識別コードカード2は、例えば第2図に示すようなブ
ロックの回路が組込まれている。なお、識別コードカー
ド2の回路は、データターミナル4の回路と相関連する
回路となる。識別コードカード2には、受信アンテナ
6、同調増幅回路7、解読回路8、読出制御回路10、車
輌登録番号やその他必要な識別コードのデータが記憶さ
れたメモリ11、コード発生回路13、変調回路14、送信回
路15、送信アンテナ16で構成されている。データターミ
ナル4は、送受信アンテナ18、送受信回路19、識別回路
20、データ転送回路21で構成されており、ホストコンピ
ュータ23に接続されている。
データターミナル4の送受信アンテナ18からは、識別
コードを読出すコマンドの無線電波信号が常時発信され
ている。無線識別用ナンバープレート1が取付けられた
車輌がデータターミナル4に近づき、カード2が受信可
能域に入ると、その無線電波が受信アンテナ6で受信さ
れる。受信信号は、同調増幅回路7により増幅され波形
が整えられ、解読回路8によりコマンドが解読される。
そのコマンドに従って読出制御回路10からメモリ11のア
ドレスを指定して必要なデータを読出してくる。そのデ
ータに基いてコード発生回路13により、識別コードを再
編成する。その識別コードは、変調回路14により伝送信
号に変換され、送信回路15を経て送信アンテナ16から無
線電波信号として発信される。データターミナル4で
は、識別コードの電波信号を送受信アンテナ18、送受信
回路19で受信し、識別回路20で識別コードの解読をす
る。解読されたデータは、転送回路21によりホストコン
ピュータ23に転送され、情報処理がなされる。
なお、メモリ11の少なくとも一部をランダムアクセス
メモリ(RAM)にすることにより、データターミナル4
からの指令で記憶されている識別コードのデータを追
加、消去、書換えすることが可能になる。
上記のような無線識別用ナンバープレート1を搭載し
た車輌は、車輌の管理上、各種の方面に役立つもので、
以下にその応用例を挙げる。
高速道路の入口と出口にデータターミナル4を設置し
ておき、そこを通過した車輌についてホストコンピュー
タ23で各区間の料金を計算すれば、通行券の受け取りを
省略することができる。さらにその車輌の所有者に後
日、銀行のオンライン等により料金徴収をするシステム
が導入出来、高速道路の混雑緩和、省力化に役立つ。
データターミナル4を駐車場の入口に設置し、ホスト
コンピュータ23に登録された車輌が来たときだけ入口を
開けるようにする。また駐車場の利用回数、時間等をメ
モリ11に使用の都度、記録してゆき、駐車料金徴収のた
めの基礎データにすることができる。
ホストコンピュータ23に盗難車や交通違反車等の手配
車のナンバーを入力しておけば、データターミナル4の
近辺を通過する段階でただちに発見することが出来る。
識別コードカード2のメモリ11に車輌登録番号以外に
車体検査証に関するデータ等を記録しておき、更新の都
度、データを追加して紙製の車体検査証の発行を省略す
る。
尚、上記の第2図に例示した回路では、識別コードカ
ード2からデータターミナル4に向けて信号電波をアク
ティブに発信する構成の回路となっているが、パッシブ
な構成の回路でも良い。すなわちパッシブな構成の回路
とは、識別コードカード内に共振回路を有するもので、
データターミナルからの無線電波信号を受け、メモリか
ら呼出された識別コード信号との共振状態の有無によ
り、信号電波をデータターミナルに向けて反射するもの
である。前者の構成の回路であると受信可能域が広くな
り、メモリも比較的大容量にできる利点があるが、電源
を必要とする。リチウム電池を電源とした場合は、10年
程度使用できる。後者の構成の回路であると、データタ
ーミナルから受信した微弱な信号電流により回路を動作
させることができるため、電源を必要としない反面、前
者に比べ受信可能域が狭く、メモリも少容量にせざるを
得ない。どちらの構成の回路にしても、実用的には十分
な性能であり、夫々の特性に合わせて採用できる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案の車輌の無線識別
装置では車輌のナンバープレートに取付けられた識別コ
ードカードが、従来のナンバープレートのように限られ
たスペースに目視可能な情報である車輌登録番号だけを
表示するのに留まらず、電気的なメモリを有するため、
多量、且つ多角的な情報を記録しておくことができる。
しかも、その読出しには無線電波信号を通信媒体とする
ため、昼夜天候を問わずプレートの汚れがあっても、凡
ゆる条件の下で識別することが出来、夫々の車輌データ
を自動的に収集することが出来る。また電気回路とメモ
リに記録された識別コードを有しているため、偽造が極
めて困難である。
そのため本考案の車輌の無線識別装置が普及すること
により、高速道路や駐車場での省略化、車輌に関連した
犯罪の取締りの効率化等、車輌の管理上、非常に役立つ
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用する車輌の無線識別装置のナンバ
ープレートの正面図、第2図は本考案を適用する車輌の
無線識別装置の実施例を示すブロック図である。 1……ナンバープレート、2……識別コードカード 4……データターミナル、6……受信アンテナ 7……同調増幅回路、8……解読回路 10……読出制御回路、11……メモリ 13……コード発生回路、14……変調回路、15……送信回
路 16……送信アンテナ、18……送受信アンテナ 19……送受信回路、20……識別回路 21……データ転送回路、23……ホストコンピュータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】識別コードを読出すコマンドを常時発振し
    ており、識別コード及びそれに付随するデータを送受す
    る送受信回路(19)を有し、ホストコンピュータ(23)
    に接続されたデータターミナル(4)と、 送信回路(15)と、同調増幅回路(7)および解読回路
    (8)からなる受信回路と、識別コードを書換え不能に
    記憶し、一部の領域が書換え可能なメモリ(11)とを有
    し、該受信回路がデータターミナル(4)から受信した
    識別コード及びそれに付随するデータによりメモリ(1
    1)の前記一部の領域に記憶されている識別コードに付
    随するデータが書換えられる、車輌のナンバープレート
    (1)に取付けられた、識別コードカード(2)とを備
    えたことを特徴とする車輌の無線識別装置。
JP16796187U 1987-11-04 1987-11-04 車輌の無線識別装置 Expired - Lifetime JP2534890Y2 (ja)

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JP2663894B2 (ja) * 1994-12-28 1997-10-15 光雄 千原 高速道路の料金自動徴収システム
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