JP2534764B2 - 衝撃波治療装置 - Google Patents

衝撃波治療装置

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JP2534764B2
JP2534764B2 JP1003055A JP305589A JP2534764B2 JP 2534764 B2 JP2534764 B2 JP 2534764B2 JP 1003055 A JP1003055 A JP 1003055A JP 305589 A JP305589 A JP 305589A JP 2534764 B2 JP2534764 B2 JP 2534764B2
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/22Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
    • A61B17/225Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for for extracorporeal shock wave lithotripsy [ESWL], e.g. by using ultrasonic waves
    • A61B17/2256Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for for extracorporeal shock wave lithotripsy [ESWL], e.g. by using ultrasonic waves with means for locating or checking the concrement, e.g. X-ray apparatus, imaging means

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、生体内の結石等を衝撃波のエネルギで破砕
して治療するための衝撃波治療装置に関する。
(従来の技術) 生体内の結石等を破砕する装置として特開昭62−0498
43号公報に開示されたものがある。第9図はこの装置を
示している。アプリケータ1は中央部に所定形状の抜孔
を有し、且つ、直径10cmの曲率を有して形成された球面
振動子2と、この振動子2の背面側に一様に接着された
バッキング材3とを有して成る。イメージングプローブ
4は、その送受面4aが振動子2の送受面と同一曲面ある
いはその面より後退させた位置となるように配置されて
いる。5は水袋であり、衝撃波はこの水袋5を介して生
体6内に送波される。
衝撃波の焦域位置決めは、イメージングプローブ4に
よって収集されたBモード情報を可視化し、この可視画
像(Bモード像)上で焦域マーカを被破砕物例えば結石
に合わせることで行われる。ここで集束点マーカはアプ
リケータ1によって幾何学的に定まる焦域を示してい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかし、アプリケータ内のイメージングプローブ4に
よって収集されたBモード情報による可視画像のみでは
被破砕物の位置確認が容易ではない。また、衝撃波を送
波した後において被破砕物の破砕の程度の確認が困難で
ある。
そこで本発明は上記の欠点を除去するもので、その目
的とするところは、被破砕物の位置確認の容易化、及び
被破砕物の破砕程度の確認の容易化を図った衝撃波治療
装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、生体内で集束する
衝撃波を発生する衝撃波発生手段と、この手段の衝撃波
送波面側に配置された衝撃波伝達手段とを有して衝撃波
アプリケータを形成し、このアプリケータ内に生体のB
モード情報を収集する第1のイメージングプローブを配
置してなる衝撃波治療装置において、前記衝撃波アプリ
ケータとは独立して生体に接触可能であり前記第1のイ
メージングプローブとは異なる角度方向からの前記生体
のBモード情報を収集する第2のイメージングプローブ
と、第1,第2のイメージングプローブの切り換え使用を
可能とする切り換え手段と、前記第1および第2のイメ
ージングプローブにより得られたBモード情報を表示す
る表示手段と、前記切り換え手段により第1および第2
のイメージングプローブの内いずれか一方から他方へ切
り換えられた場合に、前記他方のイメージングプローブ
によって得られたBモード情報に加え前記一方のイメー
ジングプローブにより得られたBモード情報を継続して
表示するよう前記表示手段を制御する表示制御手段とを
有することを特徴とするものである。
ここで、第1のイメージングプローブによって収集さ
れたBモード情報と、第2のイメージングプローブによ
って収集されたBモード情報とを同一画面上に表示する
ようにしてもよいし、あるいは第1のイメージングプロ
ーブによって収集されたBモード情報を第1の表示手段
に表示し、第2のイメージングプローブによって収集さ
れたBモード情報を第2の表示手段に表示するようにし
てもよい。また、第1,第2のイメージングプローブによ
ってそれぞれ収集された一連のBモード情報を記憶手段
に格納するようにするとよい。更に、衝撃波の焦域位置
決め時に第1のイメージングプローブの送受面を衝撃波
アプリケータの先端部より後方に位置させておき、焦域
位置決め終了後に第1のイメージングプローブの送受波
面が衝撃波アプリケータの先端部に位置するようにこの
第1のプローブを移動させるプローブ移動制御手段を設
けるとよい。また、衝撃波の焦域位置決め中に第1のイ
メージングプローブの先端部と生体表面との間の距離を
検知する距離検知手段と、この距離検知結果が所定値以
下となった場合に警報を発する警報発生手段とを設ける
とよい。
更に第1のイメージングプローブの先端部と生体表面
との接触度を検知する接触度検知手段を設け、この検知
結果に基づいて警報を発生するようにしてもよい。
(作 用) プローブ切換手段により第1,第2のイメージングプロ
ーブを切換えて使用することができるので、アプリケー
タ内の第1のプローブによるBモード情報の他に、第2
のイメージングプローブによって第1のイメージングプ
ローブとは異なる角度方向からのBモード情報を得るこ
とができる。すなわち本発明によれば、第1のイメージ
ングプローブによるBモード情報の他に、第2のイメー
ジングプローブによるBモード情報を用いて被破砕物の
位置確認及び被破砕物の破砕の程度確認を行うことがで
き、アプリケータ内プローブのみの場合に比して被破砕
物の位置確認及び被破砕物の破砕の程度確認を容易に行
うことができる。また、第1,第2のイメージングブロー
ブによって収集された一連のBモード情報を記憶手段に
格納しておくことにより、治療中及び治療結果の最終判
定時に当該記憶手段の記憶内容を再現することができ
る。更に、上記のプローブ移動手段を設けた場合には、
衝撃波焦域位置決め中において第1のイメージングプロ
ーブの送受波面が衝撃波アプリケータの先端部より後方
に位置させるようになるので、アプリケータを移動させ
てもイメージングプローブの先端部が生体の骨等に当る
ことはない。また、衝撃波焦域位置決め後においては、
プローブ移動制御手段の制御下で第1のイメージングプ
ローブの送受波面が衝撃波アプリケータの先端部に位置
するように第1のイメージングプローブが移動されるの
で、良好なBモード像が得られる。
更に、第1のイメージングプローブの先端部が生体に
近づきすぎた場合に、また、第1のイメージングプロー
ブの先端部が生体を異常に押圧する場合には、警報発生
手段により警報が発せられ、これによりプローブ先端部
と生体の骨等との当接防止が図れる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示している。
この装置は、生体内で集束する衝撃波を発生する衝撃
波発生手段15と、この手段15の衝撃波送波面側に配置さ
れた衝撃波伝達手段33とを有して成る衝撃波アプリケー
タ(以下、アプリケータという)17を具備する。ここで
衝撃波発生手段15としては球面状に形成された振動子が
適用され、衝撃波伝達手段33としては水袋が適用され
る。16はBモード情報を収集する第1のイメージングプ
ローブ(以下,第1のプローブという)であり、この第
1のプローブ16はアプリケータ17の中央部に配置されて
いる。31は、アプリケータ17の外側に配置され、このア
プリケータ17の外側より生体のBモード情報を収集する
第2のイメージングプローブ(以下、第2のプローブと
いう)であり、この第2のプローブ31にはセクタスキャ
ン型のハンドプローブが適用されている。第1,第2のプ
ローブ16,31はプローブ切換手段たる切換スイッチ32を
介して送受信回路19に接続されている。切換スイッチ32
はコントローラ23の制御下で第1,第2のプローブ16,31
の切換えを行うものである。送受信回路19は前記第1の
プローブ16又は第2のプローブ31に対してパルス信号を
送出すると共に、超音波エコー信号の受信を行うもので
ある。更に本実施例装置は、衝撃波発生手段15に対して
衝撃波発生用のパルス信号を送出するパルサ18と、前記
送受信回路19の出力信号を振幅検波し、それをビデオ信
号として信号変換系21に送出する信号処理回路20とを有
する。また、装置各部の動作制御を司るCPU(中央処理
装置)22及びこのCPU22の制御下で前記送受信回路19,信
号処理回路20,及びパルサ18におけるパルス信号の送受
信タイミング,振幅,周波数等を制御するコントローラ
23と、前記送受信回路19,信号処理回路20の出力信号に
対し信号変換処理を行う信号変換系21(ディジタルスキ
ャンコンバータ)と、この信号変換系21の出力信号を基
にBモード像及び焦域マーカ等を表示する表示手段27
と、前記パルサ18から衝撃波発生手段15に送出されるパ
ルス信号の発生タイミングを設定するパルス発生スイッ
チ29と、前記衝撃波発生手段15に対する第1のプローブ
16の相対的位置関係を調整する位置コントローラ30とを
有する。ここで、第1のプローブ16は移動駆動部36によ
り矢印B方向に移動されるようになっており、前記位置
コントローラ30は、衝撃波の焦域位置決め時に第1のプ
ローブ16の送受波面16aをアプリケータ17の先端部17aよ
り後方に位置させ(第2図参照)、焦域位置決め終了後
に第1のプローブ16の送受波面16aがアプリケータ17の
先端部17aに位置するように第1のプローブ16を移動さ
せる(第3図参照)。この位置コントローラ30が、本発
明におけるプローブ移動制御手段の一例である。
また、衝撃波の焦域位置決め中に第1のプローブ16の
先端部と生体表面との間の距離(スタンドオフ長)がCP
U22によって検知されるようになっている。このスタン
ドオフ長は超音波のAモード情報に基づいて行うことが
できる。故に本発明における距離検知手段はこのCPU22
によって機能的に実現される。更に、CPU22によるスタ
ンドオフ長検知結果が予め定められた値(スレッショル
ド)以下となった場合、ブザー34が鳴るようになってい
る。ここでこのブザー34が、本発明における警報発生手
段の一例である。
また、28は第1のプローブ16及び第2のプローブ31に
よってそれぞれ収集された一連のBモード情報を格納す
るメモリであり、このメモリが、本発明における記憶手
段の一例である。
次に上記構成の作用について説明する。
先ず、第2のプローブ(ハンドプローブ)31を生体に
当接し、この第2のプローブ31を介して超音波送受を行
い、生体のBモード情報を収集する。この第2のプロー
ブ31によるBモード情報収集は、コントローラ23の制御
により切換スイッチ32が第2のプローブ31を選択するこ
とで可能となる。この第2のプローブ31はハンドプロー
ブであり、手操作によって容易に生体の任意位置にその
送受面を当接させることができ、生体内被破砕物たる結
石がBモード像上で最も良く現われる位置に設定でき
る。従ってこれにより生体内被破砕物位置確認を容易に
行い得る。Bモード情報は信号変換系21を介して表示手
段27に伝達されて表示されると共にメモリ28へも伝達さ
れ、このメモリ28内に格納される。
オペレータは表示手段27に表示されたBモード像(第
2のプローブ31により得られた情報によるBモード像で
これを第2のBモード像と称する)を見て体表から生体
内被破砕物までの距離を求める。この距離計測は第2の
Bモード像上での目測でもよいが、CPU22での自動計測
の方が誤差が少ない。
次に、オペレータはアプリケータ17を操作してアプロ
ーチ方向に衝撃波の送波面を向ける。この状態で、CPU2
2の制御により、第2のプローブ31によって得られた第
2のBモード像がフリーズされ、更に切換スイッチ32に
よりアプリケータ17内の第1のプローブ16が選択され、
この第1のプローブ16によって超音波の送受が行われ
る。この超音波送受により得られたBモード像(これを
第1のモード像と称する)は信号処理回路20及び信号変
換系21を介して表示手段27にリアルタイムで表示され
る。第6図はこのときのBモード表示例を示している。
同図において40は第1のプローブ16による第1のBモー
ド像(リアルタイム像)であり、この第1のBモード像
40上には、衝撃波の焦域マーカ26が重畳表示されてい
る。また、41は第2のプローブ31によって先に得られた
第2のBモード像(フリーズ像)である。尚、44が生体
内被破砕物たる結石である。
衝撃波の焦域位置決めは次のように行われる。
第2図はこの焦域位置決めの状態を示している。同図
に示すようにこの位置決め状態は、第1のプローブ16の
送受波面16aがアプリケータ17の先端部17aより後方に位
置しており、プローブ16の送受波面16aと生体Pの表面
との間に所定のスタンドオフSが設けられている。この
ようなプローブ位置では、アプリケータ17を大きく動か
しても第1のプローブ16の先端部が生体Pの骨32a等に
当接することはない。従って、オペレータは安心してア
プリケータ17を移動して、更には水袋33内の水量を調節
して衝撃波焦域26の位置決めを行い得る。この位置決め
は、第7図に示すように第1のBモード像40上で被破砕
物たる結石44に、焦域マーカ26を合わせることによって
行われる。
また、上記の位置決めにおいて、スタンドオフSの長
さが所定値以下となった場合には(第2図参照)、第1
のプローブ16の先端部が生体Pの骨32a等に当接する危
険があるので、ブザー34が鳴りその旨をオペレータに伝
える。この場合、オペレータは第1のプローブ16を更に
後退させて所定のスタンドオフ長を保持する等の対策を
講じて上記の危険を回避する。ここで、上記の警報(ブ
ザー音)発生は次のように行われる。
すなわち、CPU22は超音波Aモード情報よりスタンド
オフSの長さを把握し、このスタンドオフ長が予め定め
られた値(スタンドオフスレッショルド値)以下となっ
た場合に警報発生信号をブザー34に送出する。この信号
入力によってブザー34が鳴る。
上記の位置決め終了後に第1のプローブ16の送受波面
16aがアプリケータ17の先端部17aに位置するように第1
のプローブ16が下げられる。このプローブ駆動は移動駆
動部36によって駆動されるが、その制御は位置コントロ
ーラ30によって行われる。第3図はこのプローブ移動後
の状態を示しており、第1のプローブ16の送受波面16a
と生体32の表面とが密着する。尚、実際には水袋33を形
成する薄膜が、送受波面16aと生体Pの表面との間に存
在する。衝撃波の送波はこの状態で行われることになる
が、第1のプローブ16の先端部によって衝撃波の送波が
妨げられることはない。
ここで、第1のプローブ16の先端部の接触状態の管理
は以下のように行われる。
第4図に示すように、アプリケータ17内における第1
のプローブ16の長さ(プローブ長)をMPとし、スタンド
オフ長をSPとし、補正定数をBとした場合、コンタクト
コンディション(接触度)CTCは、 CTC=M−(MP+SP)−B となる。ここでMはスタンドオフ零の場合のプローブ長
である。CTC=0の状態が、第1のプローブ16の先端部
が生体表面に当接している状態である。尚、第1のプロ
ーブ16を回転する場合には、CTC>0になるように第1
のプローブ16を上げ、回転後に再びCTC=0となるよう
に第1のプローブ16を下げる。
以上の接触状態管理はCPU22において行われる。そし
て上記のCTCの値が、予め定められた値(CTCスレッショ
ルド値)以下となった場合、CPU22はブザー34を駆動し
て警報を発生させる。上記のCTCスレッショルド値は、
第1のプローブ16の送受波面16aによる生体押圧が、生
体に負担をかけることのない範囲で設定されている。ま
た、スタンドオフ長が予め定められた値以下となった場
合のブザー音と区別するため、警報発生信号の周波数を
異ならせてブザー音の音程や音色を違えるか、あるいは
音程や音色の異なるブザーを2個設け、スタンドオフ警
報の場合とコンタクトコンデション警報の場合とでブザ
ーを使い分けるようにするとよい。ここで、本発明にお
ける接触度検知手段はCPU22によって実現される。
更に、Aモード情報によるスタンドオフ長の計測は次
のように行われる。
第5図においてALENGTHはAモード情報の長さであ
り、ZudはAモード不感領域である。尚、5mm以下のスタ
ンドオフはこのZudの存在により計測できない。
1ピクセル当りの実寸長Δpix[mm/pixel]は、 となる。但し、fSはサンプリング周波数である。不感ピ
クセル長MPudは、 である。従って、スタンドオフ長S[mm]は、 S=MPslength・Δpix となる。
衝撃波の焦域位置決め完了後に衝撃波が送波されるこ
とになるが、その前に、第2のBモード像41に代えて、
第1のBモード像がフリーズされて表示される。第8図
にこの場合の表示例を示す。同図において45がフリーズ
された第1のBモード像であり、40がリアルタイムBモ
ード像である。
衝撃波の発生は、パルス発生スイッチ29をオンするこ
とによって行われる。すなわちこのスイッチ29がオンさ
れると、CPU22によってそれが認識され、コントローラ2
3の制御下でパルサ18より駆動パルサが出力され、それ
が衝撃波発生手段15に印加されると、この衝撃波発生手
段15より生体P内の被破砕物44に向けて衝撃波が送波さ
れる。この衝撃波は焦域26で集束するから、上記の位置
決めにより被破砕物44と焦域26とが合致していれば、こ
の被破砕物44は衝撃波のエネルギで破砕されることにな
る。そしてこのとき、表示手段27には第8図に示すよう
にアプリケータ17内の第1のプローブ16によるリアルタ
イムBモード像40と衝撃波送波前のフリーズ像45とが同
一画面上に表示されているので、この両面像を比較する
ことによって、破砕の程度すなわち治療効果を容易に確
認できる。
また、必要に応じて第2のプローブ31を他の種類のプ
ローブ、例えばコンベックスプローブやリニアプローブ
に変えて、Bモード像表示を行うようにしてもよい。プ
ローブによって視野が変わるため、これにより治療効果
確認の適正化が図れる。尚、この場合、コンベックスプ
ローブやリニアプローブによるBモード像(これも第2
のBモード像に属する)がリアルタイムで表示され、ま
たそれまでリアルタイム表示されていた第1のBモード
像がフリーズされて表示される。
更に、本実施例装置によって表示されたBモード像は
メモリ28内に格納されているため、これを必要に応じて
表示手段27に表示することができ、これにより治療効果
の再確認を行うことができる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されず、種々の変形実施例が可能であ
るのはいうまでもない。
上記実施例では第1,第2のBモード像を同一画面上に
表示するようにしたが、第1,第2の表示手段を設け、第
1のBモード像を第1の表示手段に表示し、第2のBモ
ード像を第2の表示手段に表示するようにしてもよい。
また、衝撃波発生手段15はどのような構成のものでも
よく、例えば電磁誘導型のものを用いることもできる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば被治療物の位置
確認の容易化及び治療の程度の確認の容易化が可能とな
り、ひいては適切且つ迅速な衝撃波治療が可能となる衝
撃波治療装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置のブロック図、第2図は
衝撃波焦域位置決め時のプローブ位置の説明図、第3図
は衝撃波送波時のプローブ位置の説明図、第4図はプロ
ーブ先端部の接触状態管理の説明図、第5図はAモード
情報によるスタンドオフ長計測の説明図、第6図乃至第
8図は本実施例装置におけるBモード像表示例を示す説
明図、第9図は従来例装置の説明図である。 15……衝撃波発生手段、 16……第1のイメージングプローブ、 17……衝撃波アプリケータ、 22……CPU(距離検知手段,接触度検知手段)、 28……メモリ(記憶手段)、 30……位置コントローラ(プローブ移動制御手段)、 31……第2のイメージングプローブ、 32……プローブ切換手段、 33……水袋(衝撃波伝達手段)、 34……ブザー(警報発生手段)。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体内で集束する衝撃波を発生する衝撃波
    発生手段と、この手段の衝撃波送波面側に配置された衝
    撃波伝達手段とを有して衝撃波アプリケータを形成し、
    このアプリケータ内に生体のBモード情報を収集する第
    1のイメージングプローブを配置してなる衝撃波治療装
    置において、前記衝撃波アプリケータとは独立して生体
    に接触可能であり前記第1のイメージングプローブとは
    異なる角度方向からの前記生体のBモード情報を収集す
    る第2のイメージングプローブと、第1,第2のイメージ
    ングプローブの切り換え使用を可能とする切り換え手段
    と、前記第1および第2のイメージングプローブにより
    得られたBモード情報を表示する表示手段と、前記切り
    換え手段により第1および第2のイメージングプローブ
    の内いずれか一方から他方へ切り換えられた場合に、前
    記他方のイメージングプローブによって得られたBモー
    ド情報に加え前記一方のイメージングプローブにより得
    られたBモード情報を継続して表示するよう前記表示手
    段を制御する表示制御手段とを有することを特徴とする
    衝撃波治療装置。
  2. 【請求項2】前記表示手段は、前記切り換え手段による
    イメージングプローブの切り換えの際に前記一方のイメ
    ージングプローブによって得られた最後のBモード情報
    をフリーズ像として表示することを特徴とする請求項1
    記載の衝撃波治療装置。
  3. 【請求項3】前記表示手段は、前記第1のイメージング
    プローブによって収集されたBモード情報と、前記第2
    のイメージングプローブによって収集されたBモード情
    報とを同一画面上に表示するものである請求項1または
    2いずれか1項記載の衝撃波治療装置。
  4. 【請求項4】前記表示手段は、前記第1のイメージング
    プローブによって収集されたBモード情報を表示する第
    1の表示手段と、前記第2のイメージングプローブによ
    って収集されたBモード情報を表示する第2の表示手段
    とを備える請求項1または2いずれか1項記載の衝撃波
    治療装置。
  5. 【請求項5】前記第1のイメージングプローブ及び前記
    第2のイメージングプローブによってそれぞれ収集され
    た一連のBモード情報を格納する記憶手段を設けた請求
    項1乃至4いずれか1項記載の衝撃波治療装置。
  6. 【請求項6】衝撃波の焦域位置決め時に前記第1のイメ
    ージングプローブの送受波面を衝撃波プローブの先端部
    より後方に位置させておき、焦域位置決め終了後に第1
    のイメージングプローブの送受波面が衝撃波アプリケー
    タの先端部に位置するようにこの第1のイメージングプ
    ローブを移動させるプローブ移動制御手段を設けた請求
    項1乃至5いずれか1項記載の衝撃波治療装置。
  7. 【請求項7】衝撃波の焦域位置決め中に前記第1のイメ
    ージングプローブの先端部と生体表面との間の距離を検
    知する距離検知手段と、この距離検知結果が所定値以下
    となった場合に警報を発する警報発生手段とを設けた請
    求項6記載の衝撃波治療装置。
  8. 【請求項8】前記第1のイメージングプローブの先端部
    と生体表面との接触度を検知する接触度検知手段と、こ
    の接触度検知結果が所定値以下となった場合に警報を発
    する警報発生手段とを設けた請求項6または7いずれか
    1項記載の衝撃波治療装置。
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