JP2533583B2 - 収納装置 - Google Patents

収納装置

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JP2533583B2
JP2533583B2 JP62288030A JP28803087A JP2533583B2 JP 2533583 B2 JP2533583 B2 JP 2533583B2 JP 62288030 A JP62288030 A JP 62288030A JP 28803087 A JP28803087 A JP 28803087A JP 2533583 B2 JP2533583 B2 JP 2533583B2
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秀徳 田代
実 阿南
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は食器収納棚のような収納装置、殊に収納箱部
とこの収納箱部に対して引き出し自在となっている収納
部とからなる収納装置に関するものである。
〔背景技術〕
従来からシステムキッチン等に組み込まれる食器収納
棚として、第12図に示すような収納装置、つまり前方が
開口する収納箱部1内に収納部2を引き出し自在にはめ
込むとともに、収納部2への収納物の出し入れは引き出
した状態の収納部2の側面の出し入れ用開口から行うも
のが提供されている。そして上記収納装置では、収納部
2を引き出し自在とするためのスライドレール機構Rが
左右上下に夫々配設されていた。
この場合、都合4つのスライドレール機構Rが必要で
あるほか、収納箱部1に固定したスライドレール機構R
に収納部2を取り付ける際、下方側の左右2つのスライ
ドレール機構R,Rに収納部2を同時に取り付けなくては
ならないために多人数での作業を必要とする。
特開昭60−153813号公報や実開昭61−80991号公報に
示されているように、少なくとも下方のスライドレール
機構Rを収納箱部の幅方向中央部に設けるものとすれば
取付作業に要する手間を削減することができる。しかし
実際には収納部の左右の傾きが生じやすくて少ない作業
者数では困難なことが多く、またスライドレール機構へ
の収納部の取り付けはスライドレール機構の移動側レー
ルを引き出してこの上に収納部を取り付けることになる
が、収納部の重さが大きい時など、上記両公報のうちの
後者に示されているように収納部に更に床面を転動する
車輪を付加したりしなくてはならず、このような車輪を
設けることができない高さに設置されるものなどではい
ろいろ問題が多い。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところはスライドレール機構の数が少なく
てすむ上に組立作業も少ない作業者数で行うことがで
き、また耐荷重性も良好な収納装置を提供するにある。
〔発明の開示〕
しかして本発明は前方が開口する収納箱部と、この収
納箱部に対して引き出し自在に取り付けられる収納部と
からなるとともに、収納部の上部が上部スライドレール
機構を介して収納箱部に取り付けられ、収納部の下部が
下部スライドレール機構を介して収納箱部に取り付けら
れている収納装置において、上スライドレール機構は収
納箱部に固定される上固定側レールとこの上固定側レー
ルに対してスライド自在であり且つ収納部に連結固定さ
れる上移動側レールとを具備するものであり、収納箱部
及び収納部の幅方向の中央部に設けられた下スライドレ
ール機構は、上下2段のレール部を左右両側に備えて収
納箱部の底部の幅方向中央部に取り付けられる下固定側
レールと、断面逆U字形であって収納部が載置固定され
る上板部分が平板状に形成されているとともに両側内面
に上記下固定側レールの各レール部に転動自在にはめ込
まれる上下2段の移動側ころを夫々備えて下固定側レー
ルに対してスライド自在となった下移動側レールとから
なることに特徴を有している。
以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、添
付図に示した収納装置はシステムキッチンの一部として
組み込まれる収納箱部1とこの収納箱部1の前面開口よ
りはめ込まれて下スライドレール機構Aと上スライドレ
ール機構Bとによって引き出し自在とされる収納部2と
からなるもので、ここにおける収納部2は、前部両側の
縦枠6,6と、後部両側の縦枠7,7と、縦枠6,6同士及び縦
枠7,7同士を上下位置において連結する横枠9と、前後
の縦枠6,7間を連結する前後枠8,10とから形成された枠
体3の前面に前面板4を取り付けたものとなっており、
かご29や棚が着脱自在とされていて、収納物の出し入れ
は、収納箱部1から収納部2を引き出した状態で収納部
2の左右両側の開口部5,5を通じて行うものとなってい
る。
次に収納装置の左右の幅方向中央に夫々配された下ス
ライドレール機構Aと上スライドレール機構Bについて
説明する。まず下スライドレール機構Aは、収納箱部1
の底部の幅方向中央に固着される下固定側レール12と、
この下固定側レール12に前後にスライド自在に嵌め合わ
されるとともに収納部2の下面に固着される下移動側レ
ール11と、下固定側レール12に対する下移動側レール11
の前後スライドをスムーズなものとするための複数個の
ころ13,18とからなるもので、断面逆U字形状となって
いる下移動側レール11は第6図にも示すようにその後部
内の上部左右及び下部左右に夫々移動側ころ13,13を備
えるとともに、下部左右の移動側ころ13,13の前方側の
左右にさらに移動側ころ13,13を備えている。
一方、下固定側レール12は、下横片14の幅方向中央部
から上方に突設した縦片15の上端部から左右両側に上横
片16を張り出すとともに縦片15の上下方向中央部から左
右両側に中横片17を張り出したものとして形成されて、
上横片16と中横片17とで囲まれて側方に開口する左右上
部のレール部12a,12aと、中横片片17と下横片14とで囲
まれて側方に開口する左右下部のレール部12a,12aとが
縦片15の両側に設けられたものとなっている。また縦片
15と下横片14との前端は、中横片17及び上横片16よりも
前方に位置しているとともに、縦片15の前端側の上部左
右に夫々固定側ころ18,18が回転自在に取り付けられて
いる。なお、固定側ころ18,18の上面は、上記上横片16
よりも若干上方に位置している。
そして、下固定側レール12に被さるように装着される
下移動側レール11に設けられた上部左右の2つの移動側
ころ13,13が固定側レール12の左右上部のレール部12a,1
2aに走行自在にはめ込まれ、下移動側レール11に設けら
れた下部左右の都合4つの移動側ころ13,13が下固定側
レール12の左右下部のレール部12a,12aに走行自在には
め込まれ、この時、下固定側レール12の前端上部に設け
られた固定側ころ18,18は下移動側レール11の下面側に
接する。
上スライドレール機構Bは、第9図に示すように、上
固定側レール21とこの上固定側レール21に対してスライ
ド自在な中間レール20、そして中間レール20に対してス
ライド自在な上移動側レール19とからなるもので、上固
定側レール21と中間レール20との間、並びに及び中間レ
ール20と上移動側レール19との間には夫々ベアリング22
が配されている。
この上スライドレール機構Bは、収納箱部1の上板23
の下面に第10図に示す取付部材24と中間取付金具25とを
介して第11図に示すように上固定側レール21が固着され
る。断面逆U字状であって上記上板23の幅方向中央にお
ける下面に固着される取付部材24に対して、同じく断面
逆U字状であり且つ上固定側レール21がねじ具によって
固着される中間取付金具25は、取付部材24の側片に設け
られた縦長孔26に挿入した取付ねじ27が雌ねじ孔28に締
め込まれることで取り付けられており、このために中間
取付金具25及び上スライドレール機構Bは上下の取付位
置の調整ができるようになっている。
収納箱部1への収納部2の取り付けは、次のようにし
て行う。まず、下スライドレール機構A及び上スライド
レール機構Bを上述のように収納箱部1の幅方向中央部
における上下に固定する。次いで下スライドレール機構
Aの下移動側レール11を第4図に示すように前方に引き
出し、この状態で下移動側レール11の平板状となってい
る上板上に収納部2の幅方向中央部を載置して、ねじ具
などの固着具により収納部2を下移動側レール11に固定
する。次いで上スライドレール機構Bの上移動側レール
19を引き出して収納部2の上部にねじ具などの固着具に
よって固定する。
この時、収納部2の下面部の幅方向の中央部を下移動
側レール11の上に載置して取り付ける上に、下固定側レ
ール12が左右両側に上下2段のレール部12a,12aと固定
側ころ18,18を備え、下移動側レール11がその左右両側
に上記レール部12a,12aにはめ込まれる移動側ころ13,13
左右上下に備えて、下スライドレール機構Aそのものが
左右に傾いたりすることがないために、収納部2は下ス
ライドレール機構A上にバランス良く支持された状態で
取り付けられることとなり、一人あるいは二人といった
最少の作業者で作業を行うことができる。
このようにして取り付けられた収納部2は、下スライ
ドレール機構A及び上スライドレール機構Bによってス
ムーズに引き出すことができるものであり、また下スラ
イドレール機構Aにおける下移動側レール11の下面に接
する固定側ころ18,18が上段のレール部12a,12aにはまり
込む上段側の移動側ころ13,13よりも上方に位置するた
めに、収納部2は若干前上がり状態となるものであり、
移動側ころ13,13が左右上下にあって夫々がレール部12
a,12aにはまり込む上に下方の移動側ころ13,13が前後二
組設けられていることもあって、収納部2を引き出した
時にも収納部2が前下がりとなってしまうことがないも
のである。
また、左右のレール部12a,12aに左右の移動側ころ13,
13を上下2段ではめ込む関係で下移動側レール11の側片
の高さも大きくて断面逆U字状の下移動側レール11を下
固定側レール12に被嵌した場合の被嵌部分の上下高さ
(第2図中のH)が大きいことから、上スライドレール
機構Bがなくとも、第2図に矢印で示すような左右の傾
きが収納部2に生ずることは殆どないものである。
第7図及び第8図は下スライドレール機構Aの他例を
示しており、ここでは下固定側レール12の下横片14の前
端部にストッパ31を設けるとともにストッパ31の後方側
に略三角形状の突部30を設けている。収納部2を引き出
した時、下段前方側の移動側ころ13が突部30を乗り越え
てストッパ31に当たることでこれ以上収納部2が引き出
せないようになっているとともに、突部30の存在によ
り、収納部2を押し込もうとする外力が働かない限り収
納部2の引き出し状態が保たれる。収納部2を引き出し
た状態での収納物の出し入れ作業をスムーズに行えるも
のである。
上記した実施例では収納箱部1としてシステムキッチ
ンの一部として組み込まれるものを示したが、これのみ
に限定されるものではなく、他の種々の収納箱であって
もよいのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明においては下方側のスライドレー
ル機構が1つであるために、スライドレール機構の数が
少なくてすむ上に、収納箱部に取り付けたスライドレー
ル機構に収納部を連結するにあたり、収納部は幅方向の
中央においてバランスよく支持されるものであり、殊に
下スライドレール機構が幅方向の中央部にしかないもの
の、下スライドレール機構の下固定側レールが上下2段
のレール部を左右両側に備え、下移動側レールが断面逆
U字状であってその上板部分が平板状に形成されている
とともに両側内面に上記下固定側レールの各レール部に
転動自在にはめ込まれる上下2段の移動ころを夫々備え
たものであって下スライドレール機構そのものが左右に
傾いたりすることがないことから、収納部の幅方向中央
部を下移動側レールの上に載せた時、下移動側レール上
に収納部がバランスよく支持されるものであって、小さ
な力で収納部を支持しているだけで収納部が傾かないよ
うにすることができ、このために一人あるいは二人とい
った少ない作業者数で収納部の取り付けを行うことがで
きるものであり、更に荷重の殆どを受けることになる下
スライドレール機構が上記構成になっているために、耐
荷重性も高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の縦断面図、第2図は同上の横断面図、
第3図は同上の破断水平断面図、第4図は同上の分解縦
断面図、第5図は同上の斜視図、第6図(a)(b)
(c)(d)は同上の下スライドレール機構の水平断面
図と縦断面図と側面図と正面図、第7図は下スライドレ
ール機構の他例の分解斜視図、第8図は同上の縦断面
図、第9図(a)(b)(c)は上スライドレール機構
の側面図と底面図と横断面図、第10図(a)(b)
(c)(d)は取付部材の平面図と側面図と底面図と正
面図、第11図は取付部材と上スライドレール機構の斜視
図、第12図は従来例の斜視図であって、1は収納箱部、
2は収納部、11は下移動側レール、12は下固定側レー
ル、13は移動側ころ、19は上移動側レール、21は上固定
側レール、Aは下スライドレール機構、Bは上スライド
レール機構である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方が開口する収納箱部と、この収納箱部
    に対して引き出し自在に取り付けられる収納部とからな
    るとともに、収納部の上部が上部スライドレール機構を
    介して収納箱部に取り付けられ、収納部の下部が下部ス
    ライドレール機構を介して収納箱部に取り付けられてい
    る収納装置であって、 上スライドレール機構は収納箱部に固定される上固定側
    レールとこの上固定側レールに対してスライド自在であ
    り且つ収納部に連結固定される上移動側レールとを具備
    するものであり、 収納箱部及び収納部の幅方向の中央部に設けられた下ス
    ライドレール機構は、上下2段のレール部を左右両側に
    備えて収納箱部の底部の幅方向中央部に取り付けられる
    下固定側レールと、断面逆U字形であって収納部が載置
    固定される上板部分が平板状に形成されているとともに
    両側内面に上記下固定側レールの各レール部に転動自在
    にはめ込まれる上下2段の移動側ころを夫々備えて下固
    定側レールに対してスライド自在となった下移動側レー
    ルとからなることを特徴とする収納装置。
JP62288030A 1987-11-14 1987-11-14 収納装置 Expired - Lifetime JP2533583B2 (ja)

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Families Citing this family (2)

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JP6034063B2 (ja) * 2012-06-11 2016-11-30 株式会社エース電研 玉タンクの架台および架台付き玉タンク

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JPS60153813A (ja) * 1984-01-25 1985-08-13 松下電工株式会社 収納家具システム
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