JP2532631B2 - 紙葉類の形状判別方法 - Google Patents

紙葉類の形状判別方法

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JP2532631B2
JP2532631B2 JP63325904A JP32590488A JP2532631B2 JP 2532631 B2 JP2532631 B2 JP 2532631B2 JP 63325904 A JP63325904 A JP 63325904A JP 32590488 A JP32590488 A JP 32590488A JP 2532631 B2 JP2532631 B2 JP 2532631B2
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啓 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は自動預出金機などにもちいられる紙幣等の形
状を判別する紙葉類の形状判別装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より紙葉類の形状を判別する装置は自動預出金機
などにて用いられており、従来の装置においては、紙葉
類全体をラインセンサにより走査して得られた面積を紙
葉類が本来有している面積と比較して紙葉類の角の折れ
や、破損状態を検出している。
しかしながら、紙葉類全体をラインセンサにより走査
した際には紙葉類の前短、後端部分がラインセンサの走
査ラインの一部を遮ることがあり紙葉類の前短、後端部
分における走査信号が不安定になる。
従って、例えば搬送方向と直交する方向の長さが160m
mの紙葉類を1mm搬送する毎にラインセンサにより走査し
た時、正常な形状の紙葉類であっても紙葉類の前短が検
出できない場合には160mmの面接(紙葉類の角が18mm 1
8mm破損している場合と同じ面積)が破損していると誤
って判別してしまう。
このため、従来の装置においては紙葉類の角の折れ等
の形状の異常を判別することができなかった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記事情に基づきなされたもので、紙葉類の
角の折れ等の形状の異常を確実に判別することができる
紙葉類の形状判別装置を提供しようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用) 本発明は上記課題を解決するために、紙葉類に光を照
射する投光手段と、搬送される紙葉類を介して上記投光
手段と対向して設けられ投光手段からの光を受光する検
出手段とを有し、この検出手段により紙葉類を順次走査
し、投光手段からの光が紙葉類によって遮られることに
より紙葉類の形状を判別する紙葉類の径業判別方法にお
いて、上記検出手段による検出信号に基づき紙葉類の搬
送方向と直交方向の正当な長さを判定し、上記検出手段
による検出信号に基づき紙葉類のスキュー角度を算出
し、上記算出された長さ及びスキュー角度に基づき紙葉
類の先端部から搬送方向に第1の距離だけ離れた走査線
上における紙葉類の本来のあるべき側端部の位置を算出
し、紙葉類の先端部から搬送方向に第1の距離内でかつ
上記算出された紙葉類の本来あるべき側端部の位置から
搬送方向と直交方向に第2の距離内の範囲において上記
紙葉類の存在する面積を算出し、この算出された紙葉類
の存在する面積と上記範囲の本来の面積とを比較するこ
とにより紙葉類の形状を判別するものである。
(作用) 紙葉類の搬送方向と直交方向の正当な長さ及びスキュ
ー角度に基づき紙葉類の先端部から搬送方向に第1の距
離だけ離れた走査線上における紙葉類の本来あるべき側
端部の位置を算出し、紙葉類の先端部から搬送方向に第
1の距離内でかつ上記算出された紙葉類の本来あるべき
側端部の位置から搬送方向と直交方向に第2の距離内の
範囲において紙葉類の存在する面積を算出し、この範囲
の本来の面積と比較することにより、紙葉類の角につい
てのみの判別を行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示すように紙幣監査ユニット10は自動預出金
機などに組みこまれるユニットであり、紙幣の全面に光
を照射するLEDアレイ11と、このLEDアレイ11とは紙幣の
搬送路を介して対向配置され、LEDアレイ11の光を受光
するラインセンサ12が設けられている。またラインセン
サ12とLEDアレイ11との間にはLEDアレイ11の光をライン
センサ12に導くレンズアレイ13が設けられている。
紙幣は搬送ベルト14により挟持されてLEDアレイ11と
ラインセンサ12との間を搬送される。
ラインセンサ12は第2図に示す様に、紙幣の全面を走
査するようになっており紙幣が搬送されてくるとLEDア
レイ11の光が遮断され、券影領域は光を受光しないた
め、暗信号となる。
ラインセンサ12は256ビットの検出素子を有してお
り、紙幣が1mm搬送される毎に1ラインの走査がおこな
われる。又、ラインセンサ12の解像度は1本/1mmであ
る。
第3図に示すようにラインセンサ12はラインセンサ処
理回路15により駆動され、かつラインセンサ12の出力信
号はラインセンサ処理回路15により量子化されマイクロ
プロセッサ16におくられる。
マイクロプロセッサ16はラインセンサ12による走査信
号に基づき紙葉類の形状を判別するものであり、メモリ
17は紙葉類の形状を判別するために検出データを一時的
に記憶するようになっている。
また、メモリ18は紙葉類の形状判別のためのソフトウ
ェアプログラムやデータを予め記憶している。
次に上記構成による動作を説明する。
まず、紙幣が搬送されてLEDアレイ11とラインセンサ1
2との間に進入すると、ラインセンサ12の出力信号が変
化し、先ず第4図に示すA1のように先端が検出される。
マイクロプロセッサは走査信号に基づき最初に信号が
変化した時を紙幣の先端と判定し、この時の紙幣の右
端、左端のロデータをメモリに記憶する。
紙幣の右端、左端はそれぞれ、ラインセンサ12の出力
信号が明から暗、暗から明に変化したのが何ビット目で
あったかを判定し、第5図に示すように変化点のビット
ナンバーを各走査ライン毎にメモリに記憶する。
そして紙幣が1mm搬送される毎にラインセンサ12によ
り走査させ、各走査信号がマイクロプロセッサに送られ
上記の動作を行う。
そして、走査信号に変化が無くなり右端、左端のデー
タがなくなったとき紙幣がラインセンサ12上を通過し終
わったと判定され形状の判定を開始する。
各走査ライン毎に右端、左端のデータが記憶されてお
り、搬送方向と直光する方向の紙幣の長さが判定され
る。
マイクロプロセッサは右端、左端のデータの差を算出
して長さを求め、その長さを前の走査ライン及び次の走
査ラインにおける長さと比較する。
そして連続する3回の走査ラインにおける長さの変化
が1mm以内のとき、中央の走査ラインにおける長さを正
当な長さと判定し、長さデータとその走査ラインが紙幣
の先端から何回目の走査であったかを記憶する。
この判定を各走査ライン毎に行い、判定された長さが
すでに出現していた場合には、該当する長さのメモリ領
域に何回目の走査であったかを記憶することにより第6
図に示すように長さデータのヒストグラムを作成する。
そしてヒストグラムを長さの大きい方から、その度数
を調べ10以上の度数のある長さを紙幣の長さと判定す
る。またこの長さが検出された最終の走査ラインが何回
目の走査であったかをデータ:Pとして記憶する。
次に、形状の判定のために紙幣のスキュー角度が判定
される。
即ち、256ビットのラインセンサの中央から左右30ビ
ット目(E1、E2)が紙幣の先端を検出したのが何回目の
走査であったかを検出する。
第4図に示すようにE1(左30bit 目)にて先端が検
出された次の回の走査においてE2(右30bit 目)にて
先端が検出された場合、ラインセンサは紙幣が1mm搬送
される毎に走査し、かつ1本/mmにて走査しているため
次式により求められる。
スキュー角度:=tan−1(1/60) 紙幣の長さとスキュー角度が求まると、第7図に示す
ように、上述したP回目の走査における紙幣の左端の位
置B′を求める。
次に紙幣の先端Aから20mmの線上:Lで走査方向にて
B′と同じ位置であるCの位置を算出する。
そして、上述したスキュー角度に基づき線L上におけ
る本来あるべき正しい左端の位置C′を C′=C+(P−L)*tan により求める。
次にこのC′より内側に20mmの位置Dを求め、この
C′、Dよりも外側の斜線にて示す領域の紙幣の領域の
面積Sを求める。
即ち、各走査ライン毎の左端の位置とDの位置との差
を算出し20ライン目までの総和を算出する。
紙幣の先端からDの位置まては搬送方向において20mm
で、C′,Dの間は20mmであるため、破損量Oは「400−
面積S」により求まる。
この様に、紙葉類の搬送方向と直交方向の正当な長さ
及びスキュー角度に基づき紙葉類の先端部から搬送方向
に第1の距離だけ離れた走査線上における紙葉類の本来
あるべき側端部の位置を算出し、紙葉類の先端部から搬
送方向に第1の距離内でかつ上記算出された紙葉類の本
来あるべき側端部の位置から搬送方向と直交方向に第2
の距離内の範囲において紙葉類の存在する面積を算出
し、この範囲の本来の面積と比較するように構成してい
るため、角折れ等の異常な形状の紙葉類の角の面積を正
確に算出することができ紙葉類の角の折れ等の角の部分
における形状の異常を確実に判別することができる。
なお、上記実施例においては、左上の判定についての
み説明したが、紙幣のたの3つの角についても同様に角
折れの判別を行うことは勿論である。
更に上述した長さの判定、スキュー角度の判定はライ
ンセンサの走査時に行っても、紙幣の通過後に行っても
よく、判定のタイミングは制限されない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、紙葉類の角の折
れ等の形状の異常を確実に判別することができるという
効果をそうするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の紙葉類の形状判別装置の斜視図、第2
図は第1図に示した装置の走査領域を説明するための平
面図、第3図は電気ブロック図、第4図はラインセンサ
の走査信号を示す図、第5図及び第6図はデータの記憶
状態を説明するための図、第7図は形状判別の作用を説
明するための図である。
フロントページの続き (72)発明者 小知和 雅人 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イ ンテリジェントテクノロジ株式会社内 (72)発明者 山田 元多 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イ ンテリジェントテクノロジ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−142504(JP,A) 特開 昭58−96205(JP,A) 特開 昭50−51756(JP,A) 特開 昭58−96209(JP,A) 特公 平2−46097(JP,B2) 実公 平5−3924(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類に光を照射する投光手段と、搬送さ
    れる紙葉類を介して上記投光手段と対向して設けられ投
    光手段からの光を受光する検出手段とを有し、その検出
    手段により紙葉類を順次走査し、投光手段からの光が紙
    葉類によって遮られることにより紙葉類の形状を判別す
    る紙葉類の形状判別方法において、 上記検出手段による検出信号に基づき紙葉類の搬送方向
    と直交方向の正当な長さを判定し、 上記検出手段による検出信号に基づき紙葉類のスキュー
    角度を算出し、 上記算出された長さ及びスキュー角度に基づき紙葉類の
    先端部から搬送方向に第1の距離だけ離れた走査線上に
    おける紙葉類の本来あるべき側端部の位置を算出し、 紙葉類の先端部から搬送方向に第1の距離内でかつ上記
    算出された紙葉類の本来あるべき側端部の位置から搬送
    方向と直交方向に第2の距離内の範囲において上記紙葉
    類の存在する面積を算出し、 この算出された紙葉類の存在する面積と上記範囲の本来
    の面積とを比較することにより紙葉類の形状を判別する
    ことを特徴とする紙葉類の形状判別方法。
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