JP2532399Y2 - 空気清浄機枠の取付装置 - Google Patents
空気清浄機枠の取付装置Info
- Publication number
- JP2532399Y2 JP2532399Y2 JP1991025022U JP2502291U JP2532399Y2 JP 2532399 Y2 JP2532399 Y2 JP 2532399Y2 JP 1991025022 U JP1991025022 U JP 1991025022U JP 2502291 U JP2502291 U JP 2502291U JP 2532399 Y2 JP2532399 Y2 JP 2532399Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- air purifier
- flange portion
- frame
- end plate
- Prior art date
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、空気調和機等に搭載す
る空気清浄機を固定する空気清浄機枠を取り付ける空気
清浄機枠の取付装置に関するものである。
る空気清浄機を固定する空気清浄機枠を取り付ける空気
清浄機枠の取付装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の空気清浄機枠の取付装置
は、図５のようになっていた。すなわち空気清浄機枠２
を固定する熱交換器の端板１ａに設けたフランジ部分１
ｂが、冷媒流路を形成するヘアーピン状の銅管９とＵ字
形状の銅管１０をロー付けするロー付け部分の線上II−
IIに掛かっていた。
は、図５のようになっていた。すなわち空気清浄機枠２
を固定する熱交換器の端板１ａに設けたフランジ部分１
ｂが、冷媒流路を形成するヘアーピン状の銅管９とＵ字
形状の銅管１０をロー付けするロー付け部分の線上II−
IIに掛かっていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしこのような構造
のものでは熱交換器の冷媒流路を形成する銅管のロー付
けの際にロー付けの炎が空気清浄機取付枠２を固定する
熱交換器の端板１ａに設たフランジ部分１ｂに触れるこ
とにより前記フランジ部分１ｂの防錆処理膜が破壊され
防錆効果が著しく損なわれるため空気清浄機枠２を前記
フランジ部分１ｂにネジ等で固定して空気調和機を冷房
運転すると熱交換器の冷熱が前記熱交換器の端板１ａに
設けたフランジ部分１ｂに結露して空気清浄機枠との間
に滞留し長時間使用するとフランジ部分１ｂが錆びてく
るという問題があった。
のものでは熱交換器の冷媒流路を形成する銅管のロー付
けの際にロー付けの炎が空気清浄機取付枠２を固定する
熱交換器の端板１ａに設たフランジ部分１ｂに触れるこ
とにより前記フランジ部分１ｂの防錆処理膜が破壊され
防錆効果が著しく損なわれるため空気清浄機枠２を前記
フランジ部分１ｂにネジ等で固定して空気調和機を冷房
運転すると熱交換器の冷熱が前記熱交換器の端板１ａに
設けたフランジ部分１ｂに結露して空気清浄機枠との間
に滞留し長時間使用するとフランジ部分１ｂが錆びてく
るという問題があった。
【０００４】本考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、空気調和機を冷房運転時に、熱交換器の冷熱が、前
記熱交換器のフランジ部に結露して空気清浄機枠との間
に滞留した状態で長時間使用しても、フランジ部が錆び
ることのない、空気清浄機枠の取付装置を提供すること
を目的とする。
で、空気調和機を冷房運転時に、熱交換器の冷熱が、前
記熱交換器のフランジ部に結露して空気清浄機枠との間
に滞留した状態で長時間使用しても、フランジ部が錆び
ることのない、空気清浄機枠の取付装置を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案における第１の手段は風上側から順に空気清浄
機，熱交換器，送風装置を設け、前記空気清浄機は空気
清浄機枠を介して前記熱交換器に取付けられ、前記熱交
換器には、その端板に、前記空気清浄機枠を固定するフ
ランジ部分を設けた空気調和機において、前記フランジ
部分を前記熱交換器の冷媒流路形成するヘアーピン状の
銅管とＵ字状の銅管をロー付けするロー付け部分の線上
よりも内側に設けたものである。
に本考案における第１の手段は風上側から順に空気清浄
機，熱交換器，送風装置を設け、前記空気清浄機は空気
清浄機枠を介して前記熱交換器に取付けられ、前記熱交
換器には、その端板に、前記空気清浄機枠を固定するフ
ランジ部分を設けた空気調和機において、前記フランジ
部分を前記熱交換器の冷媒流路形成するヘアーピン状の
銅管とＵ字状の銅管をロー付けするロー付け部分の線上
よりも内側に設けたものである。
【０００６】また本考案の第２の手段は前記熱交換器の
端板に設けられたフランジ部分を熱交換器端板よりも熱
交換器を形成するフィン側に折り曲げたものである。
端板に設けられたフランジ部分を熱交換器端板よりも熱
交換器を形成するフィン側に折り曲げたものである。
【０００７】
【作用】本考案の第１および第２の手段による作用は次
のようになる。
のようになる。
【０００８】すなわち熱交換器の冷媒流路を形成するヘ
アーピン状の銅管とＵ字形状の銅管のロー付けの際にロ
ー付けの炎を熱交換器のフランジ部分に触れさせないこ
とにより熱交換器端板に設けた前記フランジ部分の防錆
処理膜が破壊されず防錆効果が保たれ空気清浄機枠をフ
ランジ部分にネジ等で固定して空気調和機を冷房運転し
熱交換器の冷熱が前記熱交換器の端板に設けた熱交換器
のフランジ部分に結露して空気清浄機枠との間に滞留し
長時間使用してもフランジ部分が錆びることがないもの
である。
アーピン状の銅管とＵ字形状の銅管のロー付けの際にロ
ー付けの炎を熱交換器のフランジ部分に触れさせないこ
とにより熱交換器端板に設けた前記フランジ部分の防錆
処理膜が破壊されず防錆効果が保たれ空気清浄機枠をフ
ランジ部分にネジ等で固定して空気調和機を冷房運転し
熱交換器の冷熱が前記熱交換器の端板に設けた熱交換器
のフランジ部分に結露して空気清浄機枠との間に滞留し
長時間使用してもフランジ部分が錆びることがないもの
である。
【０００９】
【実施例】以下本考案の一実施例について図１から図４
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【００１０】図１および図２において１は熱交換器、２
は空気清浄機取付枠、３は送風装置、４は前面パネル、
５は水受け皿である。以上の構成において空気調和機の
上部に具備した吸い込み口６より空気を吸い込み空気清
浄機（図示せず）および熱交換器１を通り吹き出し口７
から室内へ吐き出される。図３は本考案の一実施例を示
す要部拡大図であり空気清浄機枠２は熱交換器１の端板
１ａにネジ８で固定されている。また前記熱交換器１は
ヘアーピン状の銅管９とＵ字状の銅管１０をロー付けし
て冷媒の流路を形成している。以上の構成において空気
清浄機枠２は熱交換器１の前記ヘアーピン状の銅管９と
Ｕ字状の銅管１０のロー付け線上II−IIよりも内側に設
けたフランジ部分１ｂにネジ８で固定している。
は空気清浄機取付枠、３は送風装置、４は前面パネル、
５は水受け皿である。以上の構成において空気調和機の
上部に具備した吸い込み口６より空気を吸い込み空気清
浄機（図示せず）および熱交換器１を通り吹き出し口７
から室内へ吐き出される。図３は本考案の一実施例を示
す要部拡大図であり空気清浄機枠２は熱交換器１の端板
１ａにネジ８で固定されている。また前記熱交換器１は
ヘアーピン状の銅管９とＵ字状の銅管１０をロー付けし
て冷媒の流路を形成している。以上の構成において空気
清浄機枠２は熱交換器１の前記ヘアーピン状の銅管９と
Ｕ字状の銅管１０のロー付け線上II−IIよりも内側に設
けたフランジ部分１ｂにネジ８で固定している。
【００１１】また図４は本考案の第二の実施例を示す図
であり熱交換器１は第一の実施例と同じ構成をもち空気
清浄機枠２を固定するフランジ部分１ｃを熱交換器１の
フィン側１ｄに曲げ空気清浄機枠をネジ８で固定するも
のである。
であり熱交換器１は第一の実施例と同じ構成をもち空気
清浄機枠２を固定するフランジ部分１ｃを熱交換器１の
フィン側１ｄに曲げ空気清浄機枠をネジ８で固定するも
のである。
【００１２】以上のように、第一および第二の実施例に
おいては、ともに、熱交換器の冷媒流路を形成する銅管
のロー付けの際にロー付けの炎が、熱交換器のフランジ
部分に触れることがなくなるので、フランジ部の防錆処
理膜が破壊されず、防錆効果が保たれる。
おいては、ともに、熱交換器の冷媒流路を形成する銅管
のロー付けの際にロー付けの炎が、熱交換器のフランジ
部分に触れることがなくなるので、フランジ部の防錆処
理膜が破壊されず、防錆効果が保たれる。
【００１３】
【考案の効果】以上のように本考案は熱交換器の端板
に、空気清浄機枠を固定するフランジ部分を設け、前記
フランジ部分を、熱交換器の冷媒流路を形成するヘアー
ピン状の銅管とＵ字状の銅管をロー付けするロー付け部
分の線上よりも内側に設けることにより、空気清浄機枠
を固定する熱交換器の端板に設けたフランジ部分に熱交
換器の冷媒流路を形成する銅管のロー付けの際にロー付
けの炎が熱交換器のフランジ部分に触れることがなくな
り、熱交換器端板に設けた前記フランジ部分の防錆処理
膜が破壊されず防錆効果が保たれ、空気清浄機枠をフラ
ンジ部分にネジ等で固定して空気調和機を冷房運転して
熱交換器の冷熱が前記熱交換器の端板に設けたフランジ
部分に結露して空気清浄機枠との間に滞留し長時間使用
した場合にも、フランジ部分が錆びることがなくなる等
種々の効果を奏するものである。
に、空気清浄機枠を固定するフランジ部分を設け、前記
フランジ部分を、熱交換器の冷媒流路を形成するヘアー
ピン状の銅管とＵ字状の銅管をロー付けするロー付け部
分の線上よりも内側に設けることにより、空気清浄機枠
を固定する熱交換器の端板に設けたフランジ部分に熱交
換器の冷媒流路を形成する銅管のロー付けの際にロー付
けの炎が熱交換器のフランジ部分に触れることがなくな
り、熱交換器端板に設けた前記フランジ部分の防錆処理
膜が破壊されず防錆効果が保たれ、空気清浄機枠をフラ
ンジ部分にネジ等で固定して空気調和機を冷房運転して
熱交換器の冷熱が前記熱交換器の端板に設けたフランジ
部分に結露して空気清浄機枠との間に滞留し長時間使用
した場合にも、フランジ部分が錆びることがなくなる等
種々の効果を奏するものである。
【図１】本考案の一実施例における空気調和機の要部拡
大図
大図
【図２】同断面図
【図３】同空気調和機の正面図
【図４】本考案の第二の実施例を示す要部拡大図
【図５】従来例を示す要部拡大図
１ 熱交換器 １ａ 端板 １ｂ フランジ １ｃ フランジ １ｄ フィン ２ 空気清浄機枠 ９ ヘアーピン状の銅管 １０ Ｕ字状の銅管
Claims (2)
- 【請求項１】風上側から空気清浄機，熱交換器，送風装
置を設け、前記空気清浄機は空気清浄機枠を介して熱交
換器に取付けられ、前記熱交換器にはその端板に、前記
空気清浄機枠を固定するフランジ部分を設けた空気調和
機において前記熱交換器の冷媒流路形成するヘアーピン
状の銅管とＵ字状の銅管をロー付けするロー付け部分の
線上よりも内側に前記フランジ部分を設けた空気清浄機
枠の取付装置。 - 【請求項２】熱交換器の端板に設けたフランジ部分を熱
交換器の端板よりも熱交換器を形成するフィン側に折り
曲げた請求項１記載の空気清浄機枠の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991025022U JP2532399Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 空気清浄機枠の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991025022U JP2532399Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 空気清浄機枠の取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04120524U JPH04120524U (ja) | 1992-10-28 |
| JP2532399Y2 true JP2532399Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=31909837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991025022U Expired - Lifetime JP2532399Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 空気清浄機枠の取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2532399Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP1991025022U patent/JP2532399Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04120524U (ja) | 1992-10-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |