JP2531511B2 - 転写型感熱プリンタのリボン蛇行防止装置 - Google Patents

転写型感熱プリンタのリボン蛇行防止装置

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JP2531511B2
JP2531511B2 JP60228805A JP22880585A JP2531511B2 JP 2531511 B2 JP2531511 B2 JP 2531511B2 JP 60228805 A JP60228805 A JP 60228805A JP 22880585 A JP22880585 A JP 22880585A JP 2531511 B2 JP2531511 B2 JP 2531511B2
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英範 菊池
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Sato Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は転写型感熱プリンタに使用されるリボンの蛇
行を防止して印字精度を維持するリボン蛇行防止装置に
係り、とくに印字終了後の幅広いリボンをその長さ方向
に少なくとも二枚以上にカットし印字によるリボンベー
ス基材の縮みによる影響を最少限するようにした転写型
感熱プリンタのリボン蛇行防止装置に関する。
(従来技術) 第1図にもとづき一般的な熱転写型感熱プリンタの説
明を行なう。非常に薄い材料たとえば合成樹脂フィルム
からなるベース基材にカーボンその他の材料をワックス
と混合して塗布した熱転写型カーボンリボン1は被印字
帯状材であるラベル2と共にサーマルヘッド3およびプ
ラテン4の間に供給される。そして、所望の印字パター
ン信号に応じたサーマルヘッド3の発熱によってカーボ
ンが熱転写されラベル2上に印字が行われる。一方リボ
ン1にはカーボンが抜けた白い抜け穴が残りこの状態で
リボン1は巻取られる。
しかしてリボン1は数ミクロンないし数十ミクロンと
薄い素材であるので非常に蛇行しやすく、従ってその表
面にしわを生じて印字精度に悪影響をおよぼし易いもの
である。
したがって従来はリボン1の巻取り供給の引っ張りテ
ンションを大きくしてこの蛇行を防止するようにしてい
るが、引っ張りテンションを大きくすることはプリンタ
全体に大きな機械的負荷がかかる問題がある。
また、第1図で示すようにラベル2の幅方向に偏った
印字を行う場合にはカーボンリボン1の左右においてベ
ース基材の縮む度合が大きく変化する。つまり、図中左
側1aに比較して右側1bの方のベース基材が縮む度合が大
きくリボン1が蛇行してしわWが図示のように発生す
る。従って、印字部Pの上流側のカーボンリボン1の部
分にもしわWが発生し、印字部Pのカーボンリボン1が
重なりあって正確な印字が不可能になってしまうもので
ある。
又、ラベル2は剥離剤を塗布した台紙Sに感圧接着剤
を塗布したラベル片Lを多数仮着したもので、台紙Sを
後方に転向してラベル片Lを剥離するときに剥離剤や感
圧接着剤の塗布不均一その他機械的理由から台紙S自体
が蛇行し、これがリボン1に影響してリボン1の蛇行さ
らにはしわWの発生を誘発する場合もある。
このようなしわ発生の問題は特にバーコード等機械読
取り用の印字を行うプリンタにとっては致命的は問題で
ある。
(発明の目的) 本発明は以上のような問題に鑑みてなされたもので、
印字終了後のリボンをその幅方向にわたり何分割かする
ようにしてリボン上の引っ張りテンションの不均一を解
消するようにした転写型感熱プリンタのリボン蛇行防止
装置を提供することを目的とする。
(発明の概要) すなわち、本発明は印字終了後のリボンの通路部分に
進退可能なカッタを設け、印字動作時においては印字終
了後のリボンをカッタで幅方向に裁断して最低二本以上
の細幅のリボンとし、リボンのある部分で生じたテンシ
ョンの相違によるリボン幅方向の他部への影響と最少限
に留めるようにし、リボンセット時においてはカッタを
リボンの通路から退避させる転写型感熱プリンタのリボ
ン蛇行防止装置である。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を第2図および第3図に基き
説明する。但し第1図と同一部分については同一符号を
付し詳述を省略する。
第2図においてカーボンリボン1はその供給軸10から
繰り出され、ガイドローラ11、12、プラテン4およびサ
ーマルヘッド3部分の印字部Pを通り、更にガイドロー
ラ13、14をへて駆動ローラ15、従動ローラ16によって移
送されて巻取軸17に巻取られる。
一方ラベル2は供給軸18から供給されラベル位置検出
用のセンサ19を経てプラテン4およびサーマルヘッド3
の間を通り図の実施例では台紙Sが転向ピン20およびガ
イドローラ21を通り巻取軸22に巻取られるようになって
いる。
ラベル片Lは転向ピン20更には剥離補助ローラ23によ
って剥離されラベル受部材24上に受け取られ機外に排出
されるようになっている。なお符号25はプリンタの前カ
バーである。
前記ガイドローラ11、14および駆動ローラ15は枠26に
軸着されており、同枠26に軸着された固定軸27を回動軸
として操作アーム28が回動可能に支持されている。この
回動操作を行なうにはツマミ29を持って行なう。
操作アーム28の垂直板面30には回動支持体31が固設さ
れ、回動支持体31の下面にはスプリングプランジャ32の
先端部が突出している。
またサーマルヘッド3及びガイドローラ12、13を支持
した支持枠28Aは、前記枠26に固定された回動軸33の回
りに回動可能に支持され、スプリング34によって常時時
計方向に付勢されている。この支持枠28Aは、スプリン
グ34の付勢力に抗して操作アーム28を時計方向に操作す
ると、回動支持体31のスプリングプランジャ32により反
時計方向に回動され、ヘッド3とプラテン4がリボン1
およびラベル2を挟持し印字状態とできるようになる。
なお前記プラテン4が軸着されている枠35に設けられ
たピン36に前記操作アーム28の下端凹部が係合してプラ
テン4とサーマルヘッド3との挟持状態が維持される。
支持枠28Aの前方上方のカーボンリボン1の通路には
カッタ37が固定され、その刃面37aは枠26よりやや突出
してリボン1の通路に交差しリボン1を切断可能な状態
にある。但し、支持枠28Aが回動軸33を中心にして回動
した開放状態において(仮想線)、刃面37aは枠26の内
方に収納されるのでリボンセット時の危険はないもので
ある。
また前記ガイドローラ21を保持した枠38にはセットア
ーム39が巻バネ40によって常時時計方向に回動付勢され
るように支持され、その内面には刃面41aを持つカッタ4
1が固定されている。刃面41aは台紙Sの通路に交差し台
紙Sをカットできるようになっている。
しかしてこれら刃カッタ37、41は第3図に示す如くカ
ーボンリボン1の幅方向に渡って所定数設けられるもの
でこの実施例では五本設けられている。
なお印字したラベル片Lを台紙Sから剥がさずにラベ
ル2をそのまま巻取る場合には、転向ピン20のところで
台紙Sを転向せずラベルをそのままガイドローラ42部分
で転向して巻取軸22に巻取るものとする。
尚、プラテン4、巻取り軸17、22、及び駆動ローラ15
の回転駆動は、ステップモータ43と連結したタイミング
ベルト44、45、46、47によってそれぞれ行う。
つぎに作用を説明する。
印字終了後のリボン1は印字部Pを通過したところで
カッタ37と交差し、速やかにカッタ37によってその幅方
向に五分割されることとなる。従って、仮に印字パター
ンあるいは部品の組み立て精度等によってリボン1の幅
方向での引っ張りテンションが異なっても、その引っ張
りテンションが互いに影響なくなるように分割される結
果、リボン1にしわWがよることを防止できる。
またカッタ41によって台紙Sをカットするようにして
あるので、ラベル片Lが台紙Sから剥離されるときにや
はり台紙Sに係る幅方向の引っ張りテンションを幅方向
に分割することによってできるだけテンションの相違に
よる幅方向のずれを小さくすることができ同じくリボン
1のしわ発生を防止できるものである。
なお本実施例においてはカッタ37、41にてリボンおよ
びラベルとともに幅方向に切断するようにしたが、いず
れか一方あるいは最低限リボン1のみをカットするよう
にすればよい。
また、第4図に示すごとく切断後のカーボンリボン1
を互いに重ね合わせないようにするために巻取軸17に仕
切り用の仕切板50を設けこれによって巻取径が異なると
を防止するようにしてもよい。
更に、カッタの数や互いの間隔は任意に設計するもの
とし、カッタの位置調整を可能とするようにしておけ
ば、各種の幅のリボンに対応することができる。
(効果) 以上説明したごとく、本発明はプラテン4に対して開
閉可能な支持枠28Aを設け、この支持枠28Aにプラテン4
に対向したサーマルヘッド3と、サーマル印字部Pを通
った印字済みのカーボンリボンの通路に沿ってカッタ37
とを設けたので、前記支持枠28Aを前記プラテン4側に
閉じた印字可能状態の時に、前記カッタ37で前記印字済
みのカーボンリボンをその長さ方向に切断分割できる。
これにより、カーボンリボンの幅方向に存在する異な
る引張りテンションが分離独立され、カーボンリボン相
互間の影響がなくなり、カーボンリボンの蛇行防止やし
わの発生防止が可能となり、印字精度の向上に寄与でき
る。
更には、印字動作前にカーボンリボンをサーマル印字
部Pに挿通し、ガイドローラ11、12、13にかけてセット
する時に、前記支持枠28Aをプラテン4から開放して枠
内に収納できる構成としたので、カッタ37がカーボンリ
ボンの通路から離れて枠内に移動するため、カーボンリ
ボンのセット時におけるカッタ37による損傷の危険性が
なくなる。
【図面の簡単な説明】
図中 第1図はサーマルプリンタの一般例を示す説明図、第2
図は本発明の一実施例の平面説明図、第3図は第2図の
III方向矢視図、第4図は変形例の説明図である。 1……カーボンリボン、1a……左側 1b……右側、2……ラベル 3……サーマルヘッド、4……プラテン 10、18……供給軸 11、12、13、14、21……ガイドローラ 15……駆動ローラ、16……従動ローラ 17、22……巻取軸、19……センサ 20……転向ピン、23……剥離補助ローラ 24……ラベル受部材、25……前カバー 26、35、38……枠、27……固定軸 28……操作アーム、28A……支持枠 29……操作ツマミ、30……垂直板面 31……回動支持体 32……スプリングプランジャ、33……回動軸 34……スプリング、36……係止ピン 37、41……カッタ、37a、41a……刃面 39……セットアーム、40……巻バネ 42……ガイドローラ 43……ステップモータ 44、45、46、47……タイミングベルト 50……仕切板 L……ラベル片、S……台紙

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱転写カーボンリボンと被印字帯状材とを
    サーマルヘッドとプラテンとからなるサーマル印字部に
    挟持して熱転写印字を行なう転写型感熱プリンタのリボ
    ン蛇行防止装置において、 前記プラテンに対し近接離間可能な支持枠を設け、該支
    持枠はプラテンに対向して設けた前記サーマルヘッド
    と、前記サーマル印字部を通った印字済みのカーボンリ
    ボンの通路に沿って設けたカッタとを有し、 前記支持枠を前記プラテン側に移動させて印字可能状態
    の時に、前記カッタで前記印字済みのカーボンリボンを
    その長さ方向に切断して、前記カーボンリボンを幅方向
    に分割し、前記支持枠をプラテン側から離間した際、前
    記カッタがカーボンリボンに非接触となることを特徴と
    する転写型感熱プリンタのリボン蛇行防止装置
JP60228805A 1985-10-16 1985-10-16 転写型感熱プリンタのリボン蛇行防止装置 Expired - Lifetime JP2531511B2 (ja)

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