JP2530730Y2 - ドアサッシュの取付構造 - Google Patents

ドアサッシュの取付構造

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JP2530730Y2
JP2530730Y2 JP10722290U JP10722290U JP2530730Y2 JP 2530730 Y2 JP2530730 Y2 JP 2530730Y2 JP 10722290 U JP10722290 U JP 10722290U JP 10722290 U JP10722290 U JP 10722290U JP 2530730 Y2 JP2530730 Y2 JP 2530730Y2
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door
sash
door sash
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健 鈴木
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、ドアサッシュの取付構造に関するものであ
る。
b.従来の技術 従来のドアサッシュの取付構造としては、例えば第6
図に示すようなものがある。この自動車用ドアサッシュ
51は断面コ字状に形成され、ドアインナパネル52とドア
アウタパネル53とからなるパネルドア54のピラー部に取
付けられている。このため、ドアサッシュ51の上部に
は、スクリュなどにてパネルドア53に締付け固定される
サッシュブラケット55が固着され、また対向する側面に
はその一部を切り起こしてなる複数の係合片56が間隔を
置いて設けられている。一方、ドアサッシュ51側に位置
するドアインナパネル52およびドアアウタパネル53のフ
ランジ部は、互いに対向する開断面構造に形成されてお
り、その端末にはドアサッシュ51の係合片56と係合する
複数の切欠き57が対応して設けられている。
しかして、上記ドアサッシュの取付構造においては、
ドアサッシュ51をドアインナパネル52とドアアウタパネ
ル53との間に配置し、各係合片56を対応する切欠き57に
それぞれ差込むことにより位置決めする。そののち、図
外のスクリュなどによってサッシュブラケット55を締付
け固定すると、ドアサッシュ51はパネルドア54に取付け
られる。
c.考案が解決しようとする課題 ところが、上述した従来の取付構造では、係合片56と
切欠き57との係合作用によってドアサッシュ51を位置決
め保持しているため、上下方向に対するドアサッシュ51
の位置決めが確実に行われず、スクリュなどの締付け時
にドアサッシュ51が落下するおそれがあった。また、切
欠き57を設けたドアパネル52,53のフランジ部端末が前
後方向の荷重によって係合片56の切り起こし部分に接触
して押圧するため、当該部分に錆が発生しやすくなると
いう不具合があった。
本考案はこのような実状に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、上述の如き欠点を解消し得るドアサッ
シュの取付構造を提供することにある。
d.課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、本考案
においては、一端が開断面構造のドアパネルのピラー部
にブラケットを介して取付けられるドアサッシュの取付
構造において、前記ドアサッシュの対向する側面に複数
の半円弧状突起を上下方向に間隔を置いて設ける一方、
前記ドアパネルのフランジ部に、下部側がほぼL字状に
形成された切欠きを設け、これら切欠きに前記突起を係
合させることによって前記ドアサッシュを位置決めする
ように構成している。
e.実施例 以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図〜第5図は本考案に係るドアサッシュの取付構
造の一実施例を示している。図において1は自動車のパ
ネルドアであって、このパネルドア1は板金製のドアイ
ンナパネル2とドアアウタパネル3とから構成されてい
る。パネルドア1のピラー部4は、内周側端部が開断面
構造に形成されており、折り曲げられたインナパネル2
およびアウタパネル3のフンラジ部2a,3aは間隔を置い
て対向配置されている。
また、上記パネルドア1のピラー部4には、ドアガラ
スを保持するドアサッシュ5がサッシュブラケット6を
介して取付けられている。しかして、ドアサッシュ5は
断面コ字状に形成され、パネル取付面5aの上部にはサッ
シュブラケット6の一端部が溶接にて固着されている。
また、ドアサッシュ5の対向する両側面5bには、位置決
め用の複数の半円弧状突起7が上下方向に間隔を置いて
設けられており、これら突起7は、第5図に示す如くエ
ンボス加工によって両側面5bの外表面に一体的に形成さ
れている。なお、上記サッシュブケット6は、一枚の板
状部材の両端部を上下反対方向に直角に折り曲げたクラ
ンク形状に形成されており、上端部にはナット8と螺合
するスクリュ9の取付孔10が穿設されている。
一方、上記ドアインナパネル2およびドアアウタパネ
ル3のフランジ部2a,3aの端末には、ドアサッシュ5の
突起7と係合する複数の切欠き11がそれぞれ対応する位
置に設けられている。これら切欠き11は、第4図に示す
ように上部側が斜め上方に傾斜すべくカットされてお
り、これによってドアサッシュ5の突起7が容易に組込
めるようになっている。また、切欠き11の下部側はほぼ
L字状に形成され、突起7が係合することにより奥壁11
aはドアサッシュ5の前後方向の位置決め作用を行い、
下壁11bはドアサッシュ5の上下方向の位置決め作用を
行なうように構成されている。
次に、上記構成のドアサッシュ5の取付手順について
述べる。先ず、サッシュブラケット6の下端部をドアサ
ッシュ5のパネル取付面5aの上部に当てて溶接により固
着する。次いで、このドアサッシュ5をドアインナパネ
ル2およびドアアウタパネル3のフランジ部2a,3a間に
配置し、各突起7を対応する切欠き11内にそれぞれ差込
むことにより奥壁11aおよび下壁11bに係合させる。しか
して、ドアサッシュ5は、前後方向および上下方向に対
する位置決めがなされた状態で、ドアインナパネル2お
よびドアアウタパネル3のフランジ部2a,3aに保持され
る。この状態で、サッシュブラケット6の上端部をドア
インナパネル2の所定位置に当ててスクリュ9を取付孔
10に挿入し、そののちナット8をスクリュ9のネジ部に
螺合させて締付け固定すると、ドアサッシュ5はパネル
ドア1のピラー部4に取付けられる(第2図参照)。
以上、本考案の一実施例につき述べたが、本考案は既
述の実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的
思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
f.考案の効果 上述の如く、本考案に係るドアサッシュの取付構造
は、ドアサッシュの対向する側面に複数の半円弧状突起
を上下方向に間隔を置いて設ける一方、前記ドアパネル
のフランジ部に、下部側がほぼL字状に形成された切欠
きを設け、これら切欠きに前記突起を係合させることに
よって前記ドアサッシュを位置決めするように構成した
ので、上下方向に対するドアサッシュの位置決めを確実
に行なうことができ、この結果、スクリュなどの締付け
時にドアサッシュがドアパネルから落下するおそれはな
くなり、作業性の向上を図ることができる。また、本考
案の取付構造では、位置決め用の突起が半円弧状に形成
されているので、ドアパネルのフランジ部端末が前後方
向の荷重により上記突起に接触して押圧することがあっ
ても、当該突起部分が損傷を受けることは少なくなり、
錆発生の原因となりにくいという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すものであっ
て、第1図は本考案に係るドアサッシュの取付構造を適
用したパネルドアの正面図、第2図は第1図におけるA-
A線断面図、第3図は第1図におけるB部を拡大した分
解斜視図、第4図は突起をドアパネルの切欠きに差込ん
状態のドアサッシュの側面図、第5図はドアサッシュに
設けた突起の断面図、第6図は従来のドアサッシュの取
付構造を示す分解斜視図である。 1……パネルドア、2……ドアインナパネル、3……ド
アアウタパネル、4……パネルドアのピラー部、5……
ドアサッシュ、6……サッシュブラケット、7……突
起、8……ナット、9……スクリュ、10……取付孔、11
……切欠き。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が開断面構造のドアパネルのピラー部
    にブラケットを介して取付けられるドアサッシュの取付
    構造において、前記ドアサッシュの対向する側面に複数
    の半円弧状突起を上下方向に間隔を置いて設ける一方、
    前記ドアパネルのフランジ部に、下部側がほぼL字状に
    形成された切欠きを設け、これら切欠きに前記突起を係
    合させることによって前記ドアサッシュを位置決めする
    ように構成したことを特徴とするドアサッシュの取付構
    造。
JP10722290U 1990-10-12 1990-10-12 ドアサッシュの取付構造 Expired - Lifetime JP2530730Y2 (ja)

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JPH0465614U JPH0465614U (ja) 1992-06-08
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