JP2530493Y2 - 靴型保持装置 - Google Patents

靴型保持装置

Info

Publication number
JP2530493Y2
JP2530493Y2 JP5113991U JP5113991U JP2530493Y2 JP 2530493 Y2 JP2530493 Y2 JP 2530493Y2 JP 5113991 U JP5113991 U JP 5113991U JP 5113991 U JP5113991 U JP 5113991U JP 2530493 Y2 JP2530493 Y2 JP 2530493Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
last
flange
clamp
shoe
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5113991U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04136106U (ja
Inventor
俊夫 板垣
益幸 吉田
Original Assignee
ミドリ安全工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミドリ安全工業株式会社 filed Critical ミドリ安全工業株式会社
Priority to JP5113991U priority Critical patent/JP2530493Y2/ja
Publication of JPH04136106U publication Critical patent/JPH04136106U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2530493Y2 publication Critical patent/JP2530493Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、靴型保持装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の靴型保持装置には、特公平1−2
3123号公報に記載されているように靴の底付け機の
ための靴型保持装置であって、釣込み靴型が靴型保持部
に解離可能に結合される形式のものにおいて、靴型保持
部には、移動可能なロッドと、このロッドによって旋回
可能な2つの継手ジョーを設け、釣込み靴型には、前記
ロッドが静止位置にある状態で前記2つの継手ジョーが
係合する2つの切欠きを設けてなるものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の靴型保持装
置では、軸ピンを支点にして旋回する2つの継手ジョー
の係合端部をそれらの反対側の端部に懸架した押しばね
の弾力で釣込み靴型の2つの切欠きに係合させるため、
釣込み靴型を2つの継手ジョーから抜けないように保持
することはできる。しかしながら、2つの継手ジョーと
フランジの間のクリアランスにより釣込み靴型と靴型保
持部とにガタが生じること、またロッドを釣込み靴型に
設けた心合わせブシュに挿入するが、釣込み靴型が心合
わせブシュを中心として水平方向に回転するのを規制す
る構成を欠くために、釣込み靴型を水平面上で位置決め
をすることができないこと、また釣込み靴型を靴型保持
部に強力に結合した状態に保持する力が作用していない
ために、釣込み靴型に外力が加わると、釣込み靴型が外
力の加わった方向に動いてしまうことから、釣込み靴型
を靴型保持部にセットしただけてだは、釣込み靴型をそ
の底面形状に対するX、Y、Zの三方向全てに正確に位
置決めすることができない。そのため、靴の底付け機の
靴型保持装置としては使えるけれども、靴甲皮に起毛を
施すための靴型保持装置のように靴型に外力が加わって
も靴型の位置決めのずれを防ぐ必要のある靴型保持装置
としては使い物にならないという問題点があった。
【0004】本考案は、上記従来の問題点を解消しうる
靴型保持装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、靴型の上面には、心合わせ用の軸孔を
有するフランジであって、靴型底部の形状に対し位置決
めをしたフランジを設け、靴型保持部には、上記軸孔に
挿入する支軸を有し、かつ上記フランジを位置決めして
結合する治具と、この治具に対し接離する方向に往復移
動可能に支持されたロッドとを設け、このロッドには、
先端に上記フランジを挟持する挟持部を有する一対のク
ランプの基端部を枢着したクランプ支持部を設け、上記
クランプの基端部には、上記ロッドの往復移動に連動
し、かつ上記枢着部を支点にして上記挟持部を開閉駆動
するクランプ駆動部を付設し、上記ロッドには、上記挟
持部をそれらが上記フランジを挟持する位置へ常時引き
寄せるばねを懸架してなる。
【0006】
【実施例】以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明
すると、1は靴の甲皮を被せる靴型で、その上面には、
靴型底面2の形状に対するX、Y、Zの三方向に正確に
位置決めしたフランジ3を設け、このフランジ3から靴
型1の上部に向けて、心合わせ用の軸孔4と、位置決め
用の軸孔5とをフランジ3の前後両端方向に間隔をおい
て穿設してある。6は靴型1を保持する靴型保持部で、
筒状の支柱7の先端には、軸孔4と軸孔5にそれぞれ挿
入する支軸8、9を有する治具10を固定し、支柱7の
中間部より先端にかけて切欠した切欠部11を設け、支
柱7の中間部分の内部には、ロッド12を支柱7の両端
方向にスライド自在に案内するガイド孔13を設け、こ
のガイド孔13には、その中間部から支柱7の基端部1
4側の孔端にかけて孔径を拡大して、ガイド孔13の中
間部に段差部15を形成する拡径部16を設け、基端部
14には、拡径部16の径より拡大した内径を有する空
間17を設け、ロッド12の基端18には、空間17内
に嵌合するばね受けブロック19を設け、このばね受け
ブロック19には、手動解除用のレバーを引っ掛けるた
めのシャフト20、20を設け、ロッド12の先端21
には、切欠部11にスライド自在に嵌合させたクランプ
支持部22を軸ピン23で連結し、このクランプ支持部
23には、切欠部11側から治具10の両側面にかけて
互いにずれた位置で対向するように配置された一対のク
ランプ24、24の基端部25、25を軸ピン26によ
り枢着し、クランプ24、24の先端には、フランジ3
をその両側から挟持するように折曲し、かつ軸ピン26
を支点にして開閉される挟持部27、27を設け、クラ
ンプ24、24の基端部25、25には、ロッド12の
スライド方向に長くなる一対の長孔であって、それらの
間隔がクランプ24、24の先端側では広くなり、基端
側では狭くなるように穿設し、かつ切欠部11を横切っ
て支柱7に固定した軸ピン28、28にスライド自在に
係合させた長孔29、29を有するクランプ駆動部3
0、30を設け、段差部15と、ばね受けブロック19
との間には、ロッド12を支柱7の基端部14側へ常時
引き寄せると同時に、クランプ24、24の挟持部2
7、27をそれらがフランジ3を挟持する位置へ常時引
き寄せるばね31を懸架し、クランプ支持部23とクラ
ンプ24、24の基端部25、25との間には、クラン
プ24、24の作動時のガタを吸収するとともに、挟持
部27、27を常時内側へ寄せるように付勢するスプリ
ング32、32を介装してなる。
【0007】33は適当数の靴型保持部6、例えば6つ
の靴型保持部6をそれらの治具10が上向きになるよう
にして載置固定して回転駆動するターンテーブルで、そ
の上面の周辺部分の等間隔をおいた6箇所には、各支柱
7の基端部14を固定するとともに、各ばね受けブロッ
ク19と対向する通孔であつて、ターンテーブル33の
下方から上昇してばね受けブロック19を押し上げるシ
リンダ装置34を通すための通孔35を穿設してなる。
36はターンテーブル33の近傍に設置した起毛加工用
のロボットである。
【0008】上記の構成よりなる靴型保持装置では、シ
リンダ34によりばね受けブロック19を支柱7の先端
方向に押し上げると同時に、ロッド12をばね31の弾
力に抗して押し上げると、クランプ支持部23、クラン
プ駆動部30、30及びクランプ24、24が上昇する
と同時に、長孔29、29が軸ピン28、28に係合し
つつ上昇し、それに連動して長孔29、29の間隔が狭
められるので、クランプ駆動部30、30が軸ピン26
を支点にして互いに開く方向に旋回して、クランプ2
4、24及び挟持部27、27を治具10から離れた位
置へ移動させる。そこで、靴型1の底面を上に向け、フ
ランジ3を挟持部27、27の間を通過させて、治具1
0の上に重ね、支軸8を軸孔4に挿入して、靴型1の心
合わせをすると同時に、支軸9を軸孔5に挿入して、靴
型1が水平方向に回転しないように位置決めをした後、
ばね受けブロック19の上記押し上げを解除する。する
と、ばね受けブロック19がばね31の弾力を受て元位
置に引き下げられ、ロッド12、クランプ支持部23、
クランプ開閉駆動部30、30及びクランプ24、24
もそれぞれ元位置に引き下げられると同時に、長孔2
9、29が軸ピン28、28に係合しつつ降下し、それ
に連動して長孔29、29の間隔が広げられるので、ク
ランプ駆動部30、30が軸ピン26を支点にして互い
に閉じる方向に旋回して、クランプ24、24をそれら
が治具10の両側面を挟む位置へ引き寄せるとともに、
挟持部27、27をそれらがフランジ3を治具10に引
き寄せて、靴型1を靴型保持部6に結合する。
【0009】本考案は、上記実施例のように治具10を
支柱7の先端に固定するほか、図4に示すように支柱7
と治具10を分離自在に設け、治具10の一端に設けた
連結板37を支柱7の先端部の一側に設けたブラケット
38に軸39で枢着し、治具10の他端には、支柱7の
先端に突き当たるねじボルト40をねじ込み、このねじ
ボルト40のねじ込み量を加減することにより、軸39
を支点にして治具10の靴型1に対する取付け角度を微
調整できるように構成することもある。本考案は、上記
実施例に限定されるものではなく、位置決め用の軸孔5
と支軸9を省略し、支柱7の先端に靴型1水平方向のず
れを押さえる位置決め部を設けることもあり、その他適
宜設計変更しうるものである。
【00010】
【考案の効果】本考案は、叙上のように構成したから、
靴型を靴型保持部に正確に位置決めし、しかも靴型を治
具に常時加圧した状態で固定することができるため、靴
型に外力が加わっても、靴型を不動に保持することがで
き、靴甲皮に起毛を施すための靴型保持装置のように靴
型に外力が加わっても靴型の位置決めのずれを防ぐ必要
のある靴型保持装置として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案にかかる靴型保持装置の一部を切
欠した側面図である。
【図2】図2は同靴型保持装置の断面図である。
【図3】図3は同靴型保持装置の使用例を説明する図で
ある。
【図4】図4は治具の変更例を示す図である。
【符号の説明】
1…靴型、3…フランジ、4…心合わせ用の軸孔、6…
靴型保持部、10…治具、12…ロッド、23…クラン
プ支持部、24、24…クランプ、25、25…基端
部、27、27…挟持部、30、30…クランプ駆動
部、31…ばね。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴型の上面には、心合わせ用の軸孔を有
    するフランジであって、靴型底部の形状に対し位置決め
    をしたフランジを設け、靴型保持部には、上記軸孔に挿
    入する支軸を有し、かつ上記フランジを位置決めして結
    合する治具と、この治具に対し接離する方向に往復移動
    可能に支持されたロッドとを設け、このロッドには、先
    端に上記フランジを挟持する挟持部を有する一対のクラ
    ンプの基端部を枢着したクランプ支持部を設け、上記ク
    ランプの基端部には、上記ロッドの往復移動に連動し、
    かつ上記挟持部を上記枢着部を支点にして開閉駆動する
    クランプ駆動部を付設し、上記ロッドには、上記挟持部
    をそれらが上記フランジを挟持する位置へ常時引き寄せ
    るばねを懸架してなる靴型保持装置。
JP5113991U 1991-06-07 1991-06-07 靴型保持装置 Expired - Fee Related JP2530493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113991U JP2530493Y2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 靴型保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113991U JP2530493Y2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 靴型保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04136106U JPH04136106U (ja) 1992-12-17
JP2530493Y2 true JP2530493Y2 (ja) 1997-03-26

Family

ID=31928207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5113991U Expired - Fee Related JP2530493Y2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 靴型保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2530493Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6664768B1 (ja) * 2019-03-12 2020-03-13 カワノ株式会社 接着剤塗布装置及び接着剤塗布方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6664768B1 (ja) * 2019-03-12 2020-03-13 カワノ株式会社 接着剤塗布装置及び接着剤塗布方法
WO2020183621A1 (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 カワノ株式会社 接着剤塗布装置及び接着剤塗布方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04136106U (ja) 1992-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100232277B1 (ko) 판금용 인출장치
US9889543B2 (en) Clamping tool
US20090146356A1 (en) Swing Clamp Apparatus
CN109732378A (zh) 一种机电加工用适用于不同工件夹具
JP2530493Y2 (ja) 靴型保持装置
US5597149A (en) Clamping base
US4857838A (en) Apparatus for testing electronic components, in particular IC's
CN210308461U (zh) 一种玻璃加工用钻孔装置
CN210849283U (zh) 一种发动机缸盖自动夹具
CN216520568U (zh) 新型固定夹
CN217890728U (zh) 一种定轴承套圈定位装置
JP4343651B2 (ja) カメラ取付ユニットの構造
KR20210050117A (ko) 헬리코일 삽입장치
JPS5851789Y2 (ja) 製図台
CN220660792U (zh) 一种具有调节功能的夹具
TWI812563B (zh) 數控式夾治驅動裝置
CN213970885U (zh) 一种用于卡夹底座阴极管固定的装置
JP2595649Y2 (ja) プレスブレーキにおけるワーク位置決め装置
CN216345277U (zh) 一种便于拆装和调节的投影设备
CN111847305B (zh) 一种便于安装墙体立体字的校准装置
CN112253973B (zh) 一种医用内窥镜固定支架装置
CN218905219U (zh) 一种销轴拆装的快速定位结构
CN219633606U (zh) 一种便于安装的手轮弹簧座
CN220077020U (zh) 一种装配线托盘
JPS5920915Y2 (ja) クランプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D05

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees