JP2529992B2 - ポ―リングにおける傍受局のデ―タ収集方法 - Google Patents
ポ―リングにおける傍受局のデ―タ収集方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 無線伝送等による親局の複数の子局に対して局情報の
送出を要求するポーリング監視における傍受局のデータ
収集方法に関し、 該傍受局が各子局の状態の最新情報を短時間で収集で
きることを目的とし、 通常は各子局の状態変化データのみを送信する親局へ
の送信波を傍受する傍受局が、電源投入により初めて立
上り親局からポーリング命令を受けた時に、親局への応
答データの中に要求を挿入して送り、親局に全子局へ全
項目データ送出の要求命令を出させ、全子局に１回だけ
全項目データを送出せしめ、その後は元の状態変化デー
タのみの送出に戻らせる構成したものである。
送出を要求するポーリング監視における傍受局のデータ
収集方法に関し、 該傍受局が各子局の状態の最新情報を短時間で収集で
きることを目的とし、 通常は各子局の状態変化データのみを送信する親局へ
の送信波を傍受する傍受局が、電源投入により初めて立
上り親局からポーリング命令を受けた時に、親局への応
答データの中に要求を挿入して送り、親局に全子局へ全
項目データ送出の要求命令を出させ、全子局に１回だけ
全項目データを送出せしめ、その後は元の状態変化デー
タのみの送出に戻らせる構成したものである。
本発明は無線伝送等による親局が複数の子局の局状態
を順番に監視するポーリングに関し、特に親局のポーリ
ング監視する子局の数が多い場合に、特定の子局が傍受
局となって自分の担当する各子局が親局へ送出する送信
波を傍受して各子局の状態を確認する傍受局のデータが
収集方法に関する。
を順番に監視するポーリングに関し、特に親局のポーリ
ング監視する子局の数が多い場合に、特定の子局が傍受
局となって自分の担当する各子局が親局へ送出する送信
波を傍受して各子局の状態を確認する傍受局のデータが
収集方法に関する。
親局の複数の子局に対するポーリング監視における傍
受局のデータ収集は、自分の担当する各子局の状態を新
鮮なデータで確認できるようにする為に、複数の子局の
全局のデータ収集に要する一巡時間が、出来るだけ短い
ことが望まれている。
受局のデータ収集は、自分の担当する各子局の状態を新
鮮なデータで確認できるようにする為に、複数の子局の
全局のデータ収集に要する一巡時間が、出来るだけ短い
ことが望まれている。
従来のポーリングにおける傍受局のデータ収集方法
は、第４図に示す如き局構成において、親局1Aが子局31
A,傍受局2A,子局32A,子局33Aに対して順次に送出するポ
ーリングの監視命令p31,p2,p32,p33に応じて、該子局31
A,傍受局2A,子局32A,子局33Aが夫々の命令受信時の自局
の状態データを、応答信号ANS31,ANS2,ANS32,ANS33とし
て親局1Aへ返送せしめ、傍受局2Aが、自分の担当する子
局31A,32A,33Aの親局1Aへ返送する返送信号ANS31,ANS3
2,ANS33を傍受して子局31A,32A,33Aの状態データを確認
している。
は、第４図に示す如き局構成において、親局1Aが子局31
A,傍受局2A,子局32A,子局33Aに対して順次に送出するポ
ーリングの監視命令p31,p2,p32,p33に応じて、該子局31
A,傍受局2A,子局32A,子局33Aが夫々の命令受信時の自局
の状態データを、応答信号ANS31,ANS2,ANS32,ANS33とし
て親局1Aへ返送せしめ、傍受局2Aが、自分の担当する子
局31A,32A,33Aの親局1Aへ返送する返送信号ANS31,ANS3
2,ANS33を傍受して子局31A,32A,33Aの状態データを確認
している。
傍受局2Aが各子局の状態を正しく確認するには、収集
データが新鮮でなければならず、その為には親局1Aから
のポーリング命令に対する各子局の応答データ送出の一
巡時間を短くする必要がある。
データが新鮮でなければならず、その為には親局1Aから
のポーリング命令に対する各子局の応答データ送出の一
巡時間を短くする必要がある。
その為には、親局1Aからの監視命令ｐに対する応答信
号ANSとして、各子局に状態変化した項目のデータのみ
を送らせる方法が短時間ですむが、傍受局2Aの他の子局
より後に電源投入され立上った時は、先に送信した子局
の最初の状態データを受信確認することが出来ない為、
一般には各子局にポーリングに対する応答信号ANSとし
てその都度、その局の状態の全項目データを送出せしめ
ている。
号ANSとして、各子局に状態変化した項目のデータのみ
を送らせる方法が短時間ですむが、傍受局2Aの他の子局
より後に電源投入され立上った時は、先に送信した子局
の最初の状態データを受信確認することが出来ない為、
一般には各子局にポーリングに対する応答信号ANSとし
てその都度、その局の状態の全項目データを送出せしめ
ている。
従来のポーリングにおける傍受局のデータ収集方法
は、上述の如く、傍受局2Aを含めて、子局31A,子局32A,
子局33Aに対して、夫々の局の状態の全項目データを、
応答信号ANS31,ANS2,ANS32,ANS33として親局1Aへ返送せ
しめているので、ポーリングにおける各子局からのデー
タ収集の時間を短くすることが出来ず、全子局を一巡す
るのに長時間を要することとなり、傍受局2Aが自分の担
当する各子局の状態データの鮮度が悪くなり、最新の子
局の局情報を収集することが出来ない。そうかと言っ
て、各子局からのデータ収集の時間を短くするため、子
局の応答信号ANSとして、各子局に状態変化した項目の
データのみを送出させる方法は、前述の如く、傍受局2A
がその立上り時間の関係で、全子局の最初の状態データ
を確認することが出来ないこともあるという問題があ
る。
は、上述の如く、傍受局2Aを含めて、子局31A,子局32A,
子局33Aに対して、夫々の局の状態の全項目データを、
応答信号ANS31,ANS2,ANS32,ANS33として親局1Aへ返送せ
しめているので、ポーリングにおける各子局からのデー
タ収集の時間を短くすることが出来ず、全子局を一巡す
るのに長時間を要することとなり、傍受局2Aが自分の担
当する各子局の状態データの鮮度が悪くなり、最新の子
局の局情報を収集することが出来ない。そうかと言っ
て、各子局からのデータ収集の時間を短くするため、子
局の応答信号ANSとして、各子局に状態変化した項目の
データのみを送出させる方法は、前述の如く、傍受局2A
がその立上り時間の関係で、全子局の最初の状態データ
を確認することが出来ないこともあるという問題があ
る。
この問題は、通常は、親局１からのポーリング命令p
1,p2,pnに対する複数の子局31,32,3nの応答信号ANS31,3
2,3nとして、各子局の状態変化の有無のデータだけを送
信させ、傍受局２が電源投入され初めて立上がり親局１
からのポーリングp2を受信した時に、傍受局２の応答デ
ータD2の中に、親局１に全子局に対して全項目データの
送出を要求する要求信号（REQ）を挿入してD2（REQ）と
して送信し、親局１が全子局31,32,3nに対して、夫々の
子局の状態の全項目データを応答信号として１回だけ送
出せしめる本発明の構成によって解決される。
1,p2,pnに対する複数の子局31,32,3nの応答信号ANS31,3
2,3nとして、各子局の状態変化の有無のデータだけを送
信させ、傍受局２が電源投入され初めて立上がり親局１
からのポーリングp2を受信した時に、傍受局２の応答デ
ータD2の中に、親局１に全子局に対して全項目データの
送出を要求する要求信号（REQ）を挿入してD2（REQ）と
して送信し、親局１が全子局31,32,3nに対して、夫々の
子局の状態の全項目データを応答信号として１回だけ送
出せしめる本発明の構成によって解決される。
本発明のポーリングにおける傍受局のデータ収集方法
の構成を示す原理図において、 １は、子局31,32,3nへ順次にポーリング命令p31,p32,
p3nを送信し該子局31,32,3nから自局の状態変化のデー
タを応答信号ANS31,ANS32,ANS3nとして受信し、傍受局
２へのポーリング命令p2に対する傍受局２からの応答信
号ANS2の中に全子局に対する全項目データ送出を要求す
る要求信号D2（REQ）を見出した時は、全子局31,32,3n
に対して要求信号REQを送出し各子局から自局の全項目
データD31,D32,D3nの送信を要求する親局である。２
は、各子局31,32,3nが親局１へ返送する各局の状態デー
タD31,D32,D3nを傍受する傍受局であって、電源投入に
より初めて立上がり親局１からのポーリング信号p2を受
信した時に、応答信号としての自局の状態データD2の中
に、親局１に全子局31,32,3nに対して全項目データの送
出を要求する要求信号（REQ）を挿入して応答信号ANS2
としてデータD2（REQ）を返送する局である。
の構成を示す原理図において、 １は、子局31,32,3nへ順次にポーリング命令p31,p32,
p3nを送信し該子局31,32,3nから自局の状態変化のデー
タを応答信号ANS31,ANS32,ANS3nとして受信し、傍受局
２へのポーリング命令p2に対する傍受局２からの応答信
号ANS2の中に全子局に対する全項目データ送出を要求す
る要求信号D2（REQ）を見出した時は、全子局31,32,3n
に対して要求信号REQを送出し各子局から自局の全項目
データD31,D32,D3nの送信を要求する親局である。２
は、各子局31,32,3nが親局１へ返送する各局の状態デー
タD31,D32,D3nを傍受する傍受局であって、電源投入に
より初めて立上がり親局１からのポーリング信号p2を受
信した時に、応答信号としての自局の状態データD2の中
に、親局１に全子局31,32,3nに対して全項目データの送
出を要求する要求信号（REQ）を挿入して応答信号ANS2
としてデータD2（REQ）を返送する局である。
そして、親局１が、傍受局２からの応答データD2（RE
Q）を受信し全子局31,32,3nに要求命令REQを送信し、全
子局31,32,3nに夫々の局の状態の全項目データD31,D32,
D3nを１回だけ応答信号ANS31,ANS32,ANS3nとして返送せ
しめる構成とする。
Q）を受信し全子局31,32,3nに要求命令REQを送信し、全
子局31,32,3nに夫々の局の状態の全項目データD31,D32,
D3nを１回だけ応答信号ANS31,ANS32,ANS3nとして返送せ
しめる構成とする。
親局１は、子局31,32,3nへ通常は、順次にポーリング
命令p31,p32,p3nを送信し該子局31,32,3nから、自局の
状態変化データを応答信号ANS31,ANS32,ANS3nとして受
信し各子局の状態を監視するが、傍受局２が電源投入で
立上がりポーリング命令p2に対する傍受局２からの応答
信号ANS2として、自局の状態変化データD2に、親局１に
全子局に対する全項目データの送出を要求する要求信号
（REQ）を付加した応答データD2（REQ）を受信した時
は、全子局31,32,3nに対して要求信号REQを送出し各子
局から１回だけ自局の全項目データD31,D32,D3nの返送
を受ける。
命令p31,p32,p3nを送信し該子局31,32,3nから、自局の
状態変化データを応答信号ANS31,ANS32,ANS3nとして受
信し各子局の状態を監視するが、傍受局２が電源投入で
立上がりポーリング命令p2に対する傍受局２からの応答
信号ANS2として、自局の状態変化データD2に、親局１に
全子局に対する全項目データの送出を要求する要求信号
（REQ）を付加した応答データD2（REQ）を受信した時
は、全子局31,32,3nに対して要求信号REQを送出し各子
局から１回だけ自局の全項目データD31,D32,D3nの返送
を受ける。
傍受局２は、各子局31,32,3nが親局１へ返送する各局
の状態変化データD31,D32,D3nを傍受する傍受局である
が、電源投入により初めて立上がり親局１からのポーリ
ング信号p2を受信した時に、親局１への応答信号として
の自局の状態データD2に、親局１に全子局31,32,3nに対
して全項目データの送出を１回だけ行うように要求する
要求信号（REQ）を挿入して応答データD2（REQ）として
親局１へ送信する。そして、親局１が、傍受局２からの
応答データD2（REQ）を受信して全子局31,32,3nに要求
信号REQを送信し、全子局31,32,3nに、自局の状態の全
項目データD31,D32,D3nを１回だけ応答信号ANS31,ANS3
2,ANS3nとして返送せしめ傍受局２がそれを傍受する構
成となっているので、傍受局２が、ある子局に遅れて電
源が投入され立ち上がっても、その傍受局２の立ち上が
った時に、親局１に要求して全子局に１回だけ全項目の
状態データの送出を行わせ、その後は元の通常の状態変
化項目データのみの送出に戻るので、全子局が１回だけ
全項目データの送出を行った時に、全子局の全項目デー
タを傍受して全子局の状態データを把握することが可能
となり、その後は、通常の状態変化項目データのみの傍
受に戻るので、短い一巡時間で全子局の最新の状態デー
タを確認することが出来るので問題は解決される。
の状態変化データD31,D32,D3nを傍受する傍受局である
が、電源投入により初めて立上がり親局１からのポーリ
ング信号p2を受信した時に、親局１への応答信号として
の自局の状態データD2に、親局１に全子局31,32,3nに対
して全項目データの送出を１回だけ行うように要求する
要求信号（REQ）を挿入して応答データD2（REQ）として
親局１へ送信する。そして、親局１が、傍受局２からの
応答データD2（REQ）を受信して全子局31,32,3nに要求
信号REQを送信し、全子局31,32,3nに、自局の状態の全
項目データD31,D32,D3nを１回だけ応答信号ANS31,ANS3
2,ANS3nとして返送せしめ傍受局２がそれを傍受する構
成となっているので、傍受局２が、ある子局に遅れて電
源が投入され立ち上がっても、その傍受局２の立ち上が
った時に、親局１に要求して全子局に１回だけ全項目の
状態データの送出を行わせ、その後は元の通常の状態変
化項目データのみの送出に戻るので、全子局が１回だけ
全項目データの送出を行った時に、全子局の全項目デー
タを傍受して全子局の状態データを把握することが可能
となり、その後は、通常の状態変化項目データのみの傍
受に戻るので、短い一巡時間で全子局の最新の状態デー
タを確認することが出来るので問題は解決される。
第２図は本発明の実施例のポーリングにおける傍受局
のデータ収集方法の構成を示すブロック図であり、第３
図は親局１の監視する複数の子局数が３局31,32,33で構
成され傍受局が１局の場合の各局の動作を説明するため
の信号配置図である。
のデータ収集方法の構成を示すブロック図であり、第３
図は親局１の監視する複数の子局数が３局31,32,33で構
成され傍受局が１局の場合の各局の動作を説明するため
の信号配置図である。
第２図において、親局１は、送信機11,受信機12,空中
線13からなる無線機部10と、監視命令発生器141,全項目
要求信号発生器142からなる監視制御部14で構成され、
通常は監視命令発生器141の発生した３つの子局31,32,3
3を順次に監視するポーリング命令p31,p32,p33を送信機
11,空中線13により子局31,32,33へ順次に送信し、該子
局31,32,33から応答信号ANS31,ANS32,ANS33として各局
の状態変化のデータD31,D32,D33を受信し各子局の状態
変化を監視しているが、傍受局２からポーリング命令p2
に対する応答信号ANS2として、全子局に対して全項目デ
ータの送出を要求する要求信号（REQ）の挿入されたデ
ータD2（REQ）を受信した時は、全項目要求信号発生器1
42の発生した要求信号REQを送信機11,空中線13により全
子局31,32,33に対して送出し、各子局から自局の全項目
データD31,D32,D33の返送を１回だけ受ける。
線13からなる無線機部10と、監視命令発生器141,全項目
要求信号発生器142からなる監視制御部14で構成され、
通常は監視命令発生器141の発生した３つの子局31,32,3
3を順次に監視するポーリング命令p31,p32,p33を送信機
11,空中線13により子局31,32,33へ順次に送信し、該子
局31,32,33から応答信号ANS31,ANS32,ANS33として各局
の状態変化のデータD31,D32,D33を受信し各子局の状態
変化を監視しているが、傍受局２からポーリング命令p2
に対する応答信号ANS2として、全子局に対して全項目デ
ータの送出を要求する要求信号（REQ）の挿入されたデ
ータD2（REQ）を受信した時は、全項目要求信号発生器1
42の発生した要求信号REQを送信機11,空中線13により全
子局31,32,33に対して送出し、各子局から自局の全項目
データD31,D32,D33の返送を１回だけ受ける。
傍受局２は、送信機21,受信機22,空中線23の無線機部
と、全項目要求信号発生器241,全項目データ発生器242,
加算器243からなる監視制御部24と電源投入スイッチ25
と傍受器26から構成され、電源投入スイッチ25のオンに
より、初めて立上がり親局１からのポーリング信号をp2
を受信した時に、自局のデータ発生器242の出力データD
2に、全項目要求信号発生器241の出力の要求信号（RE
Q）を加算器243にて加算して送信機21により親局１へ送
信する、つまり自局の状態データD2の中に、親局１に全
子局31,32,33に対して全項目データの送出を１回だけ行
うように要求する要求信号（REQ）を挿入してデータD2
（REQ）として応答する。
と、全項目要求信号発生器241,全項目データ発生器242,
加算器243からなる監視制御部24と電源投入スイッチ25
と傍受器26から構成され、電源投入スイッチ25のオンに
より、初めて立上がり親局１からのポーリング信号をp2
を受信した時に、自局のデータ発生器242の出力データD
2に、全項目要求信号発生器241の出力の要求信号（RE
Q）を加算器243にて加算して送信機21により親局１へ送
信する、つまり自局の状態データD2の中に、親局１に全
子局31,32,33に対して全項目データの送出を１回だけ行
うように要求する要求信号（REQ）を挿入してデータD2
（REQ）として応答する。
そして、親局１が、傍受局２からの応答データD2（RE
Q）を受信して全子局31,32,33に要求信号REQを送信し、
全子局31,32,33に夫々の局の状態の全項目データD31,D3
2,D33を１回だけ応答信号ANS31,ANS32,ANS33として返送
せしめ、傍受局２がその返送波を傍受して全子局31,32,
33の全項目データD31,D32,D33を取得する。その後は
又、元の各子局31,32,33の状態変化データD31,D32,D33
を受信して各子局の状態変化を知る動作に戻る。
Q）を受信して全子局31,32,33に要求信号REQを送信し、
全子局31,32,33に夫々の局の状態の全項目データD31,D3
2,D33を１回だけ応答信号ANS31,ANS32,ANS33として返送
せしめ、傍受局２がその返送波を傍受して全子局31,32,
33の全項目データD31,D32,D33を取得する。その後は
又、元の各子局31,32,33の状態変化データD31,D32,D33
を受信して各子局の状態変化を知る動作に戻る。
本実施例の各子局31,32,33は同一構成であり、子局31
は、送信機311,受信機312,空中線313の無線機部と、状
変データ発生器3141,全項目データ発生器3142,信号スイ
ッチ3143からなる監視制御部314から構成され（子局32,
33についても同じ構成である）、通常は親局１の監視制
御部14の監視命令発生器141からの各子局向けの監視命
令p31,p32,p33を受信機312,322,332により順次に受信
し、各局において状変データ発生器3141,3241,3341の発
生する状変データD31,D32,D33を、信号スイッチ3143,32
43,3343を介し送信機311,321,331により親局１へ返送す
るが、各子局31,32,33が親局１から自局向けの全項目要
求信号REQ31,REQ32,REQ33を受信機312,322,332により受
信する時は、全項目データ発生器3142,3242,3342の発生
する全項目データD31,D32,D33を、信号スイッチ3143,32
43,3343を介し送信機311,321,331により親局１へ返送す
る。
は、送信機311,受信機312,空中線313の無線機部と、状
変データ発生器3141,全項目データ発生器3142,信号スイ
ッチ3143からなる監視制御部314から構成され（子局32,
33についても同じ構成である）、通常は親局１の監視制
御部14の監視命令発生器141からの各子局向けの監視命
令p31,p32,p33を受信機312,322,332により順次に受信
し、各局において状変データ発生器3141,3241,3341の発
生する状変データD31,D32,D33を、信号スイッチ3143,32
43,3343を介し送信機311,321,331により親局１へ返送す
るが、各子局31,32,33が親局１から自局向けの全項目要
求信号REQ31,REQ32,REQ33を受信機312,322,332により受
信する時は、全項目データ発生器3142,3242,3342の発生
する全項目データD31,D32,D33を、信号スイッチ3143,32
43,3343を介し送信機311,321,331により親局１へ返送す
る。
第３図の信号配置図は、上記の動作を説明するもの
で、（Ａ）は親局１の子局31,32,33、傍受局２へ送信す
るポーリングの監視命令ｐと全項目要求信号REQの時間
配置を示し、（Ｂ）は子局31,32,33と傍受局２の親局１
へ返送する局別の応答信号の時間配置を示し、特に子局
31へのポーリング監視動作が終了した時点で、傍受局２
が立ち上がった場合の各局動作を示しものである。第３
図の（Ｃ）は（Ａ），（Ｂ）の信号のフォーマットの一
例としてのHDLCフォーマットを示すもので、（Ｃ）の信
号フォーマットの監視情報DATAは、子局の監視項目が25
6項目であれば、１項目を１ビットとして32バイト分だ
け必要であり、全項目データの送受に長時間を必要とす
ることが判る。
で、（Ａ）は親局１の子局31,32,33、傍受局２へ送信す
るポーリングの監視命令ｐと全項目要求信号REQの時間
配置を示し、（Ｂ）は子局31,32,33と傍受局２の親局１
へ返送する局別の応答信号の時間配置を示し、特に子局
31へのポーリング監視動作が終了した時点で、傍受局２
が立ち上がった場合の各局動作を示しものである。第３
図の（Ｃ）は（Ａ），（Ｂ）の信号のフォーマットの一
例としてのHDLCフォーマットを示すもので、（Ｃ）の信
号フォーマットの監視情報DATAは、子局の監視項目が25
6項目であれば、１項目を１ビットとして32バイト分だ
け必要であり、全項目データの送受に長時間を必要とす
ることが判る。
その為、補助情報CONTの１バイト８ビットのうち１ビ
ットを、子局の状態変化の有無を表すフラグとして用
い、子局に状態変化が無い場合は32バイトの監視情報DA
TA部分の無い補助情報CONT部分の１ビットフラグのみを
もつ状変データを応答信号として親局１へ伝送するよう
にして伝送信号の長さを短縮する。親局１においては、
そのフラグによりその子局では状態変化が無かったと判
断することが出来る。
ットを、子局の状態変化の有無を表すフラグとして用
い、子局に状態変化が無い場合は32バイトの監視情報DA
TA部分の無い補助情報CONT部分の１ビットフラグのみを
もつ状変データを応答信号として親局１へ伝送するよう
にして伝送信号の長さを短縮する。親局１においては、
そのフラグによりその子局では状態変化が無かったと判
断することが出来る。
親局１は、第３図（Ｃ）の補助情報CONT部分に１ビッ
トのフラグを立てるだけの短い伝送信号を子局31へのポ
ーリング信号として第３図（Ａ）のp31に示すごとく送
信し、子局31は、そのポーリング信号p31のフラグによ
り起動され、それが一番最初のポーリングであれば自局
の最新情報を監視情報DATA部分の32バイトを使って全項
目のデータを送出するが、次のポーリングであれば、第
３図（Ｂ）応答信号の状変データD31の如く、第３図
（Ｃ）のフォーマットの補助情報CONT部分に１ビットの
フラグを立てるだけの短い伝送信号を親局１へ返送して
応答する。
トのフラグを立てるだけの短い伝送信号を子局31へのポ
ーリング信号として第３図（Ａ）のp31に示すごとく送
信し、子局31は、そのポーリング信号p31のフラグによ
り起動され、それが一番最初のポーリングであれば自局
の最新情報を監視情報DATA部分の32バイトを使って全項
目のデータを送出するが、次のポーリングであれば、第
３図（Ｂ）応答信号の状変データD31の如く、第３図
（Ｃ）のフォーマットの補助情報CONT部分に１ビットの
フラグを立てるだけの短い伝送信号を親局１へ返送して
応答する。
次に傍受局２は、自局が親局１より監視信号p2により
ポーリングされた時に、自局が電源投入され立上ったと
いう情報を、第３図（Ｂ）の応答信号D2（REQ）に示す
如く、同じく第３図（Ｃ）のフォーマットの補助情報CO
NT部分に１ビットのフラグを立てただけの短い信号によ
り親局１へ返送し、親局１はそのフラグを検出し、第３
図（Ａ）の要求信号REQ32に示す如く、同様の短い信号
により、次の子局32に全項目データの送出を要求し、子
局32は、監視情報DATA部分の32バイトを使って全項目の
最新データを、第３図（Ｂ）の全項目データD32に示す
如く送出する。以下同様に、第３図（Ａ）の短い要求信
号REQ33,REQ31,REQ2により順番に要求して、次の子局3
3,子局31,傍受局２に監視情報DATA部分の32バイトを使
って、全項目の最新データD33,D31,D2を順番に親局１へ
送出させる。そして全局の全項目の最新データD32,D33,
D31,D2を順番に１回だけ送出させた後は、通常のポーリ
ング監視に戻り、第３図（Ａ）の短いポーリング信号の
監視信号p32,p33を子局32,子局33へ送り、子局32,子局3
3に、第３図（Ｂ）の短い応答信号の状変データD32,D33
を親局１へ送出させる。
ポーリングされた時に、自局が電源投入され立上ったと
いう情報を、第３図（Ｂ）の応答信号D2（REQ）に示す
如く、同じく第３図（Ｃ）のフォーマットの補助情報CO
NT部分に１ビットのフラグを立てただけの短い信号によ
り親局１へ返送し、親局１はそのフラグを検出し、第３
図（Ａ）の要求信号REQ32に示す如く、同様の短い信号
により、次の子局32に全項目データの送出を要求し、子
局32は、監視情報DATA部分の32バイトを使って全項目の
最新データを、第３図（Ｂ）の全項目データD32に示す
如く送出する。以下同様に、第３図（Ａ）の短い要求信
号REQ33,REQ31,REQ2により順番に要求して、次の子局3
3,子局31,傍受局２に監視情報DATA部分の32バイトを使
って、全項目の最新データD33,D31,D2を順番に親局１へ
送出させる。そして全局の全項目の最新データD32,D33,
D31,D2を順番に１回だけ送出させた後は、通常のポーリ
ング監視に戻り、第３図（Ａ）の短いポーリング信号の
監視信号p32,p33を子局32,子局33へ送り、子局32,子局3
3に、第３図（Ｂ）の短い応答信号の状変データD32,D33
を親局１へ送出させる。
上述の如く、本実施例の第２図のポーリングにおける
傍受局のデータ収集方法は、傍受局２が何時に電源投入
され立ち上がっても、その傍受局２の立ち上がった時
に、親局１に要求して全子局に１回だけ全項目データの
送出を行わせ、その後は通常の状態変化した項目のデー
タのみの送出に戻るので、全子局が１回だけ全項目デー
タの送出を行った時にそれを傍受して全子局の状態デー
タを把握することが可能となり、その後は、通常の状態
変化した項目データのみの傍受に戻るので、短い一巡時
間で全子局の最新の状態データを確認することが出来る
ので問題は無い。
傍受局のデータ収集方法は、傍受局２が何時に電源投入
され立ち上がっても、その傍受局２の立ち上がった時
に、親局１に要求して全子局に１回だけ全項目データの
送出を行わせ、その後は通常の状態変化した項目のデー
タのみの送出に戻るので、全子局が１回だけ全項目デー
タの送出を行った時にそれを傍受して全子局の状態デー
タを把握することが可能となり、その後は、通常の状態
変化した項目データのみの傍受に戻るので、短い一巡時
間で全子局の最新の状態データを確認することが出来る
ので問題は無い。
以上説明した如く、本発明によれば、傍受局が何時に
電源投入され立ち上がっても、その傍受局の立ち上がっ
た時に、１回だけ親局が全子局に所要時間の長い全項目
データの送出を行わせ、その後は時間の短い通常の状態
変化項目のデータのみの送出動作に戻るので、傍受局
が、全子局の最新の状態データを短い時間で収集し子局
の状態を新鮮なデータで確認することが出来て、子局の
状態確認を能率よく行える効果が得られる。
電源投入され立ち上がっても、その傍受局の立ち上がっ
た時に、１回だけ親局が全子局に所要時間の長い全項目
データの送出を行わせ、その後は時間の短い通常の状態
変化項目のデータのみの送出動作に戻るので、傍受局
が、全子局の最新の状態データを短い時間で収集し子局
の状態を新鮮なデータで確認することが出来て、子局の
状態確認を能率よく行える効果が得られる。
第１図は本発明のポーリングにおける傍受局のデータ収
集方法の構成を示す原理図、 第２図は本発明の実施例のポーリングにおける傍受局の
データ収集方法の構成を示すブロック図、 第３図は本発明の実施例の動作を説明するための信号配
置図、 第４図は従来の傍受局のデータ収集方法の構成を示すブ
ロック図である。 図において、 １は親局、 14は親局の監視制御部、 141は変化項目監視命令発生器、 142は全項目要求信号発生器、 ２は傍受局、 24は傍受局の監視制御部、 241は全項目要求信号発生器、 242は全項目データ発生器、 243は加算器、 25は電源投入スイッチ、 26は傍受器、 31,32,3nは複数の子局、 314,324,3n4は各子局の監視制御部、 3141,3241,3341は状変データ発生器、 3142,3242,3342は全項目データ発生器、 3143,3243,3343は信号スイッチである。
集方法の構成を示す原理図、 第２図は本発明の実施例のポーリングにおける傍受局の
データ収集方法の構成を示すブロック図、 第３図は本発明の実施例の動作を説明するための信号配
置図、 第４図は従来の傍受局のデータ収集方法の構成を示すブ
ロック図である。 図において、 １は親局、 14は親局の監視制御部、 141は変化項目監視命令発生器、 142は全項目要求信号発生器、 ２は傍受局、 24は傍受局の監視制御部、 241は全項目要求信号発生器、 242は全項目データ発生器、 243は加算器、 25は電源投入スイッチ、 26は傍受器、 31,32,3nは複数の子局、 314,324,3n4は各子局の監視制御部、 3141,3241,3341は状変データ発生器、 3142,3242,3342は全項目データ発生器、 3143,3243,3343は信号スイッチである。
Claims (1)
- 【請求項１】親局（１）が複数の子局（31,32,3n）へ順
次にポーリングの監視命令（p31,p32,p3n）を送信し、
該子局（31,32,3n）から自局の状態変化データ（D31,D3
2,D3n）を応答信号（ANS31,ANS32,ANS3n）として返送さ
せ、傍受局（２）が該子局（31,32,3n）の親局（１）へ
返送する自局の状態変化データ（D31〜D3n）を傍受する
ポーリングにおける傍受局のデータ収集方法において、 傍受局（２）が電源投入（25）により初めて立上がり親
局（１）からのポーリング命令（p2）を受信した時、傍
受局（２）の親局（１）へ応答する自局の状態データ
（D2）の中に、親局（１）に全子局に対して全項目デー
タの送出を要求する要求信号〔D2（REQ）〕を挿入して
返送し、 該親局（１）が傍受局（２）からの前記要求信号〔D2
（REQ）〕を受けて全子局（31,32,3n）に要求命令（RE
Q）を送出し各子局（31,32,3n）から１回だけ自局の全
項目データを送信させ、 該傍受局（２）が各子局（31,32,3n）の親局（１）へ送
信する全項目データを１回だけ傍受することを特徴とし
たポーリングにおける傍受局のデータ収集方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63053913A JP2529992B2 (ja) | 1988-03-07 | 1988-03-07 | ポ―リングにおける傍受局のデ―タ収集方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63053913A JP2529992B2 (ja) | 1988-03-07 | 1988-03-07 | ポ―リングにおける傍受局のデ―タ収集方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01227532A JPH01227532A (ja) | 1989-09-11 |
| JP2529992B2 true JP2529992B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=12955951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63053913A Expired - Fee Related JP2529992B2 (ja) | 1988-03-07 | 1988-03-07 | ポ―リングにおける傍受局のデ―タ収集方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529992B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110795480A (zh) * | 2019-10-09 | 2020-02-14 | 北京趣拿软件科技有限公司 | 交通运营数据的处理方法及装置 |
-
1988
- 1988-03-07 JP JP63053913A patent/JP2529992B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110795480A (zh) * | 2019-10-09 | 2020-02-14 | 北京趣拿软件科技有限公司 | 交通运营数据的处理方法及装置 |
| CN110795480B (zh) * | 2019-10-09 | 2023-11-21 | 北京趣拿软件科技有限公司 | 交通运营数据的处理方法及装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01227532A (ja) | 1989-09-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |