JP2528958B2 - 信号変換器移動装置 - Google Patents

信号変換器移動装置

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JP2528958B2 JP1016108A JP1610889A JP2528958B2 JP 2528958 B2 JP2528958 B2 JP 2528958B2 JP 1016108 A JP1016108 A JP 1016108A JP 1610889 A JP1610889 A JP 1610889A JP 2528958 B2 JP2528958 B2 JP 2528958B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録媒体に対し相対運動することにより信
号を記録再生する装置に係り、特にVTR等の回転磁気ヘ
ッド装置を搭載した装置において、ノイズバーのないサ
ーチ等の特殊機能を実現するのに好適な信号変換器移動
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の信号変換器移動装置は、特開昭63−173217号公
報に記載のように、コイルに流す電流を外部から供給す
るための電流供給線や信号変換器と外部との中継を行な
う信号線を回転シリンダ等の基礎構体上の端子へ直接接
続した一例があった。またその他の例を第9図乃至第11
図により説明する。第9図は弾性体の平面図、第10図は
フレキ基板でできた電流供給線、第11図は信号変換器移
動装置内に組込む状態である弾性体と電流供給線を貼り
合わせたものの平面図である。
25は弾性板、25aは電流供給線貼付け部、25b(ハッチ
ング部)は基礎構体側固定部、25c(クロスハッチング
部)はコイル側固定部、26は電流供給線、26aはランド
部である。基礎構体側固定部25bで基礎構体側に固定
し、コイル側固定部25cでコイル側に固定した弾性板25
に、前記コイルが移動してこの弾性板25が変形しても電
流供給線26がこの弾性板25と接触しないように、その電
流供給線26をスペーサを介して電流供給線貼付け部25a
に固着させ、ランド部26aにコイルの巻線の両端をハン
ダ付けすることによって、基礎構体側からコイルに電流
を供給する配線を形成したものを組込んだ信号変換器移
動装置である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術のうちの第1のものは、コイル側の移動
を見込みかつそのコイル側の移動時に他の物体との接触
状況が変化する部分を有しない適度な長さや形状の電流
供給線や信号線を容易に供給する点について配慮がされ
ておらず、この信号変換器移動装置の量産品において信
号変換器移動時に電流供給線または信号線の断線または
他の物体への接触によるその信号変換器の移動量の異常
発生の危険性が高いという問題があった。
上記従来技術のうちの第2のものは、ハンドリングの
困難な弾性板をコイルに固着した状態でコイルの巻線の
両端を前記電流供給線へハンダ付けしなければいけない
点について配慮がされておらず、ハンダ付け時の弾性板
への不慮の過大荷重から生じる塑性変形によるその弾性
板の性能劣化という問題がある。
本発明は、上記の2つの従来技術の問題点を解決でき
る信号変換器移動装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の信号変換器移動
装置においては、信号変換器が直接または保持材を介し
て固定されているコイルと、前記コイルに固定されその
コイルの形状の保護とともにそのコイルに流す電流のそ
のコイルからこの信号変換器移動装置の外部までの電流
供給線を一体化したボビンと、前記コイルをその空隙磁
界内に含み、筐体部若しくは基礎構体内にヨーク部と磁
石を含むかまたは筐体部若しくは基礎構体にヨーク部と
磁石を固定して成る磁気回路と、前記筐体部または基礎
構体に直接または部材を介して間接にその一端を固定し
その他端を前記コイルに直接または部材を介して間接に
固定しそのコイルが前記空隙磁界に直角な方向に移動可
能となるようにした弾性体で形成したものである。
また、上記の電流供給線を一体化したボビンに代えて
信号変換器とこの信号変換器移動装置の間の信号伝達線
を一体化したボビンとしたものである。
さらに、上記の電流供給線を一体化したボビンに信号
変換器とその信号変換器とこの信号変換器移動装置の間
の信号伝達線をも一体化したものである。
〔作用〕
この発明に係る信号変換器移動装置は、前記磁気回路
により生成した磁束と鎖交しその磁気回路を含む静止部
と前記弾性板を介して保持される前記コイルに、外部の
電源によって電流を流すことによりローレンツ力を働か
せ、それによって前記筐体部に対してコイルに移動変位
を起こす。前記コイルには前記信号変換器が固定配置さ
れているため、そのコイルの移動変位により前記信号変
換器が移動変位する。
ここで、前記コイルの形状を保護する前記ボビンにそ
のコイルに流す電流のそのコイルからこの信号変換器移
動装置の外部までの電流供給線を一体化することによ
り、前記電流供給線の長さ及び形状が統一され、この信
号変換器移動装置の量産品において信号変換器移動時に
電流供給線の断線または他の物体との接触によるその信
号変換器の移動量の異常発生を回避する。さらに前記弾
性板を前記コイルに固着する前にそのコイルの巻線の両
端を前記電流供給線へハンダ付けでき、ハンダ付け時の
弾性板への不慮の過大荷重から生じる塑性変形によるそ
の弾性板の性能劣化を回避する。
また、電流供給線を一体化した前記ボビンに代えて信
号変換器とこの信号変換器移動装置外部との間の信号伝
達線を一体化したボビンとすることにより、前記信号伝
達線の長さ及び形状が統一され、この信号変換器移動装
置の量産品において信号変換器移動時に信号伝達線の断
線による記録再生不能や他の物体との接触によるその信
号変換器の移動量の異常発生を回避する。
また、電流供給線及び信号伝達線をともにボビンと一
体化することにより、前記電流供給線及び前記信号伝達
線の長さ及び形状が統一され、この信号変換器移動装置
の量産品において、信号変換器移動時に電流供給線の断
線若しくは他の物体との接触及び信号伝達線の他の物体
との接触によるその信号変換器の移動量の異常発生、及
び、信号伝達線の断線による記録再生不能を回避する。
〔実施例〕
以下、本発明の各実施例を第1図乃至第8図並びに第
12図乃至第19図を参照しながら説明する。
まず、第8図は、記録媒体として磁気テープ、信号変
換器として磁気ヘッドの場合の一例であるVTRの回転磁
気ヘッド装置において、記録トラックに対し直角方向に
磁気ヘッドを移動させるように回転部に固定配置された
本発明の採用例を示した斜視図である。19は第1信号変
換器移動装置、19aは磁気ヘッド、であり、その磁気ヘ
ッドで記録する若しくは再生された信号は19eの信号線
により第1信号変換移動装置19の外部と接続される。22
は下固定シリンダ、21は上回転シリンダであり、第1信
号変換移動装置19は19bの左設置部と19cの右設置部によ
り上回転シリンダ21の下面に固定配置される。19dは電
流供給線であり、その電流は磁気ヘッド19aを記録トラ
ックに対し直角方向に移動させるために必要なものであ
る。23はスリップリング、19fは電流供給端子であり、
内部で結線されている。24はシリンダ基板、24aは電流
供給線用穴、24cは電流供給線用切欠、24bは電流供給パ
ターンである。シリンダ基板24は電流供給線用穴24aに
電流供給線19dを通し、さらに電流供給線用切欠き、24c
に電流供給端子を接触挿入するようにして上回転シリン
ダ21の上面上に固定配置される。電流供給線19dは電流
供給パターン24bの一端にハンダ付される。20は第2信
号変換器移動装置であり、第1信号変換器移動装置19と
同様にして上回転シリンダ21へ固定配置される。下固定
シリンダ22又は、下固定シリンダ23を固定するシャーシ
に直接若しくは間接に固定配置されたブラシ(図示せ
ず)をスリップリング23に接触させ電源(図示せず)を
接続することにより、上回転シリンダ21が回転状態にあ
るときでも、信号変換器移動装置1920の磁気ヘッドを記
録トラックに対し直角方向に移動させることが可能とな
る。
第1図乃至第7図並びに第12図乃至第19図は以上のよ
うな応用時の信号変換器移動装置のいくつかの実施例で
ある。
まず本発明の第1の実施例を第1図乃至第7図で説明
する。第1図は、その実施例の信号変換器移動装置の縦
断面図、第2,3,4及び6図は、その信号変換器移動装置
の部品であり各々は、ボビンの円筒形に丸める前の平面
図、磁気ヘットを固定するヘッド保持部を有するヘッド
保持部付弾性板の平面図、そのヘッド保持部付弾性板に
重ねて配置する信号フレキ線の平面図、及びヘッド保持
部無し弾性板の平面図、第5図は、第3図のヘッド保持
部付弾性板に第6図の信号フレキ線を重ねて固着したと
きの平面図である。
1はセンターヨーク、2は下部磁石、3はベースヨー
クであり、各々接着された後で、下部磁石2を軸方向に
着磁する。
4は円筒形状のボビンであり、それは4aの弾性をそな
えた絶縁体のボビン用フィルムに4eの電流線突起部用切
込み部を根元にともなった4bの電流線突起部を設けそこ
に4cのプリント配線Aを施したものを円筒状に丸めたも
のである。
5はコイルであり、それはボビン4に固着され、その
巻線の両端は4dの電流線ランド部にハンダ付される。
6はヘッド保持部付弾性板取付けリングであり、ボビ
ン4の外周に固着される。7はヘッド保持部無し弾性板
取付けリングであり、それは電流線突起部4bをボビン4
の外部に折曲げるように電流線突起部用切込み部4eに通
す形でボビン4の外周に固着される。
8はヘッドチップ、9はヘッド保持部付弾性板、9aは
ヘッド保持部、9b(第3図のハッチング部)はヨークは
さみ込み部A、9c(第3図のクロスハッチング部)は取
付けリング固着部A、9dは位置決め突起Aである。10は
信号フレキ線であり、10aは信号フレキ線ランド部であ
る。信号フレキ線10は11の信号フレキ線スペーサにより
間隔をおいてヘッド保持部付弾性板9に固着され、次
に、ヘッドチップ8がヘッド保持部9aに固着される。ヘ
ッドチップ8には12のヘッド巻線が巻かれ、その両端は
信号フレキ線ランド部10aにハンダ付けされる。
ヘッド保持部付弾性板9とヘッド保持部付弾性板取付
けリング7を取付けリング固着部A9cで固着し、位置決
め突起A9dをベースヨーク3に設定した切欠(図示せ
ず)へ入れてヘッド保持部9aが3bのヘッド穴用溝Aに収
まる回転位置にヘッド保持部付弾性板9を設定した状態
で3aの弾性板はさみ込みへこみ段差部Aにヘッド保持部
付弾性板9を挿入する。
13はアウターヨークであり、ヘッド保持部9aが13aの
ヘッド穴用溝Bに収まる回転位置にした状態で13bの弾
性板はさみ込み突出部Aを弾性板はさみ込みへこみ段差
部A3aに挿入し、ヨークはさみ込み部A9bをはさみ込んだ
状態でアウターヨーク13とベースヨーク3を接着する。
14はトップヨークであり、それに15の上部磁石を接着
し、その後上部磁石15を軸方向に着磁する。
16はヘッド保持部無し弾性板、16aは外縁無し部、16b
(第6図のハッチング部)はヨークはさみ込み部B、16
c(第6図のクロスハッチング部)は取付けリング固着
部B、16dは位置決め突起Bである。
位置決め突起B16dをアウターヨーク3に設定した切欠
(図示せず)へ入れて電流線突起部4bが外縁無し部16a
を通る回転位置にヘッド保持部無し弾性板16を設定した
状態で13cの弾性板はさみ込みへこみ段差部Bにヘッド
保持部無し弾性板16を挿入する。
14aはトップヨーク14に設けた電流供給線穴用溝であ
り、そこに電流線突起部4bが入る回転位置にトップヨー
ク14を設定した状態で14bの弾性板はさみ込み突出部B
を弾性板はさみ込みへこみ段差部B13cに挿入し、ヨーク
はさみ込み部B16cをはさみ込んだ状態でアウターヨーク
13とトップヨーク14を接着する。
3cは左設置部、3dは右設置部であり、ここで信号変換
器移動装置を所望の位置に固定する。
このようにして構成された、信号変換器移動装置につ
いて、次にその動作を説明する。
2個の磁石2,15と、4個のヨーク1,3,13,14により形
成される磁気回路により17のような磁束がつくられ、18
の円環状のギャップでは、ほぼ水平面に平行で、中心か
ら外周部へ向かう磁束が形成される。コイル5はギャッ
プ18内にあるので、鎖交磁束が存在することになり、電
流線突起部4bを、外部の電源に接続して、コイル5へ電
流を流すことにより、ローレンツ力を発生させ、これを
駆動力として、2枚の弾性板9,16に支持されたボビン4
を上下方向へ移動させることができる。ヘッドチップ8
は、ヘッド保持部9aを介してボビン4に固定されている
から、結局、ヘッドチップ8を上下方向へ移動させるこ
とができる。
本実施例は、前記コイル5の形状を保護するボビンに
そのコイル5に流す電流のそのコイル5からこの信号変
換器移動装置の外部までの電流供給線を一体化するため
に電流線突起部4bを有するボビン4を採用したため、電
流供給線の長さ及び形状が統一され、この信号変換器移
動装置の量産品においてヘッドチップ8の移動磁に電流
供給線の断線または他の物体との接触によるそのヘッド
チップ8の移動量の異常発生をなくすことができるとい
う効果がある。
さらに前記ヘッド保持部無し弾性板16を前記コイル5
に固着する前にそのコイル5の巻線の両端を前記電流線
ランド部4dへハンダ付けできるため、ハンダ付け時の前
記ヘッド保持部無し弾性板16への不慮の過大荷重から生
じる塑性変形によるその弾性板16の性能劣化という問題
をなくすことができるという効果がある。
また、信号フレキ線10がヘッド保持部付弾性板9上で
二又に分かれた形状となっており、ダブルアジマスヘッ
ド等を搭載したときの4本の信号線を通すような信号線
数増加時にも対応できるという本実施例特有の効果があ
る。
また、電流線突起部4bは一本にしたが、複数本に分割
して、ボビンを丸めやすくしてもよい。
次に本発明の第2の実施例を第12図乃至第16図で説明
する、第12図は、その実施例の信号変換器移動装置の部
品であるボビンの円筒形に丸める前の平面図、第13図
は、前記信号変換器移動装置の縦断面図、第14,15図は
前記信号変換器移動装置の部品であり各々は、磁気ヘッ
ドの保持部の無いヘッド保持部無し弾性板の平面図、そ
のヘッド保持部無し弾性板に重ねて配置するコイルへ電
流を供給する電流供給線の平面図、第14図のヘッド保持
部無し弾性板に第15図の電流供給線を重ねて固着したと
きの平面図である。
27は円筒形状のボビンであり、それは27aの弾性をそ
なえた絶縁体のボビン用フィルムの一辺に27eの信号線
突起部用切込み部を根本にともなった27bの信号変換器
側信号線突起部と27dの外部側信号線突起部を設け、そ
こに27cの信号フレキ線ランド部と27fのプリント配線B
を施したものを円筒状に丸めたものである。
16eは電流フレキ線貼付け部であり、28は電流フレキ
線、28aは電流フレキ線ランド部、29は電流フレキ線ス
ペーサである。
ヘッド保持部付弾性板取付けリング6は信号変換器側
信号線突起部27bと外部側信号線突起部27dをボビン27の
外部に折曲げるように信号線突起部用切込み部27eに通
す形でボビン27の外周に固着される。信号変換器側突起
部27bがヘッド保持部9a上にくるような回転位置にした
状態でヘッド保持部付弾性板9をヘッド保持部付弾性板
取付けリング6に固着しさらに信号変換器側突起部27b
をヘッド保持部9aに固着する。さらにヘッド巻線12の両
端を信号フレキ線ランド部27cにハンダ付される。電流
フレキ線28は電流フレキ線スペーサ29により間隔をおい
てヘッド保持部無し弾性板16と電流フレキ線貼付け部16
eで固着される。他の部分は第1の実施例と同様なので
構造の説明は略する。
この第2の実施例は、前記コイル5の形状を保護する
ボビンに信号変換器であるヘッドチップ8からこの信号
変換器移動装置の外部までの信号伝達線を一体化するた
めに信号線突起部27b,27dを有するボビン27を採用した
ため、信号伝達線の長さ及び形状が統一され、この信号
変換器移動装置の量産品においてヘッドチップ8の移動
時に信号伝達線の断線または他の物体との接触によるそ
のヘッドチップ8の移動量の異常発生をなくすことがで
きるという効果がある。
第17図は、本発明の第3の実施例の信号変換器移動装
置の部品であるボビンの円筒形に丸める前の平面図であ
り、第2の実施例とは外部側信号線突起部27dが信号変
換器側突起部27bの対辺にある点及びヘッド保持部無し
弾性板16を用いる点が異なる他は同様であるので構造及
び効果の説明は略する。
信号伝達線を短かく、かつ太くできるためにその抵抗
値を小さくおさえることができ、記録再生性能を向上さ
せるという本実施例特有の効果がある。
第18図及び第19図は、各々本発明の第4の実施例の信
号変換器移動装置の部品であるボビンの円筒形に丸める
前の平面図、及びその信号変換器移動装置の縦断面図で
ある。
ボビン4aに電流突起部4b、信号変換器側信号線突起部
27b、外部側信号線突起部27cがともに設置され、信号フ
レキ線10、信号フレキ線スペーサがなくなった他の部分
は第1の実施例と同様なので構造の説明は略する。
電流供給線及び信号伝達線をもとにボビンと一体化す
ることにより、前記電流供給線及び前記信号伝達線の長
さ及び形状を統一できるので、この信号変換器移動装置
の量産品において、信号変換器移動時に電流供給線の断
線若しくは他の物体との接触及び信号伝達線の他の物体
との接触によるその信号変換器の移動量の異常発生、及
び、信号伝達線の断線による記録再生不能を無くすこと
ができるという効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、前記コイルの形状を保護する前記ボ
ビンにそのコイルに流す電流のそのコイルからこの信号
変換器移動装置の外部までの電流供給線を一体化するこ
とにより、前記電流供給線の長さ及び形状を統一できる
ので、この信号変換器移動装置の量産品において信号変
換器移動時に電流供給線の断線または他の物体との接触
によるその信号変換器の移動量の異常発生をなくすこと
ができるという効果がある。さらに前記弾性板を前記コ
イルに固着する前にそのコイルの巻線の両端を前記電流
供給線へハンダ付けできることにより、ハンダ付け時の
弾性板への不慮の過大荷重から生じる塑性変形によるそ
の弾性板の性能劣化の問題をなくすことができるという
効果もあある。
また、電流供給線を一体化した前記ボビンに代えて、
信号変換器とこの信号変換器移動装置外部との間の信号
伝達線を一体化したボビンとすることにより、前記信号
電伝達線の長さ及び形状を統一できるので、この信号変
換器移動装置の量産品において、信号変換器移動時に信
号伝達線の断線による記録再生不能や他の物体との接触
によるその信号変換器の移動量の異常発生をなくすこと
ができるという効果がある。
また、電流供給線及び信号伝達線をもとにボビンと一
体化することにより、前記電流供給線及び前記信号伝達
線の長さ及び形状を統一できるので、この信号変換移動
装置の量産品において、信号変換器移動時に電流供給線
の断線若しくはその他の物体との接触及び信号伝達線の
他の物体との接触によるその信号変換器の移動量の異常
発生、及び、信号伝達線の断線による記録再生不能をな
くすことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1の実施例の縦断面図、第2図は、第1の
実施例中のボビンの丸める前の平面図、第3図は、第1
の実施例中のヘッド保持部付弾性板の平面図、第4図
は、第1の実施例中の信号フレキ線の平面図、第5図
は、その信号フレキ線をそのヘッド保持部付弾性板に固
着した状態の平面図、第6図は、第1の実施例中のヘッ
ド保持部無し弾性板の平面図、第7図は、第1の実施例
の斜視図、第8図は、VTRのシリンダに搭載された信号
変換器移動装置の一例の斜視図、第9図は、従来例中の
弾性板の平面図、第10図は、従来例中の電流供給線の平
面図、第11図は、その電流供給線をその弾性板に固着し
た状態の平面図、第12図は、第2の実施例中のボビンの
丸める前の平面図、第13図は、第2の実施例の縦断面
図、第14図は、第2の実施例中のヘッド保持部無し弾性
板の平面図、第15図は、第2の実施例中の電流フレキ線
の平面図、第16図はその電流フレキ線をそのヘッド保持
部無し弾性板に固着した状態の平面図、第17図は、第3
の実施例中のボビンの丸める前の平面図、第18図は、第
4の実施例中のボビンの丸める前の平面図、第19図は、
第4の実施例の縦断面図である。 符号の説明 2……下部磁石、4b……電流線突起部、 5……コイル、8……ヘッドチップ、 9……ヘッド保持部付弾性板、15……上部磁石、 16……ヘッド保持部無し弾性板、 18……ギャップ、 27b……信号変換器側制御信号線突起部、 27d……外部側信号線突起部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に対し、信号を記録または再生す
    る信号変換器(8)を、該信号変換器(8)が固定され
    た基礎構体上の基準面に対し、制御して所定量だけ移動
    変位させる信号変換器移動装置において、 上記信号変換器(8)が結合されたコイル(5)と、 上記コイル(5)に結合されて該コイル(5)を支持
    し、配線用接続部(4b,4c,4d,27b,27c,27d,27f)を構体
    の一部として一体化して備えたボビン(4)と、 上記コイル(5)を空隙磁界内に含み、ヨーク部と磁石
    とを備えて成る電気回路部材(1,2,3,13,14,15)と、 上記磁気回路部材(1,2,3,13,14,15)にその一端が固定
    され、かつ、他端が上記コイル(5)または上記ボビン
    (4)に固定され、少なくとも上記コイル(5)が、上
    記磁気回路部材(1,2,3,13,14,15)内の空隙磁界に対
    し、直角な方向に移動可能なように弾性支持した弾性体
    (9,16)と、 を備えた構成を特徴とする信号変換器移動装置。
  2. 【請求項2】上記ボビン(4)内の配線用接続部は、 上記コイル(5)の端末が接続され、上記コイル(5)
    への給電がされる電流供給部(4b,4c,4d)である請求項
    1に記載の信号変換器移動装置。
  3. 【請求項3】上記ボビン(4)内の配線用接続部は、 上記信号変換器(8)との間に設けられ、上記信号変換
    器のコイル端末が接続される信号伝達部(27b,27c,27d,
    27f)である請求項1に記載の信号変換器移動装置。
  4. 【請求項4】上記ボビン(4)内の配線用接続部は、 上記コイル(5)の電流供給部(4b,4c,4d)と、 上記信号変換器(8)への信号伝達部(27b,27c,27d,27
    f)と、 の双方である請求項1に記載の信号変換器移動装置。
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