JP2528446Y2 - ラベルカット装置 - Google Patents

ラベルカット装置

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JP2528446Y2
JP2528446Y2 JP5822588U JP5822588U JP2528446Y2 JP 2528446 Y2 JP2528446 Y2 JP 2528446Y2 JP 5822588 U JP5822588 U JP 5822588U JP 5822588 U JP5822588 U JP 5822588U JP 2528446 Y2 JP2528446 Y2 JP 2528446Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はラベルカット装置にかかわるものであり、と
くに帯状ラベル連続体の印字装置あるいは移送装置に装
備されて印字ないしは移送終了時に必要な部分を切断す
るために使用されるラベルカット装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 第4図に従来からのラベル連続体1の一例を示す。こ
のラベル連続体1は、その表面に剥離剤を塗布した帯状
の台紙2上に、その裏面に感圧性接着剤を塗布した複数
のラベル片3を仮着するとともに台紙2の裏面に位置検
出用マーク4を印刷した構成であり、各種値札や表示媒
体として利用され、印字あるいは移送終了後に必要部分
を切断することによりそれぞれの使用目的に供されてい
る。
しかして、それぞれの使用目的に応じてラベル連続体
1の幅も各種のものが準備されているのが一般的であ
り、一台の印字装置、あるいは移送装置に複数種の幅を
有するラベル連続体1が装填されて印字されることがあ
る。こうした場合に、その切断のためには当然のことな
がら幅の広いラベル連続体1に合わせてカット装置もそ
の幅の広いラベル連続体1の幅分の幅を有する刃を備え
ているのが普通である。
しかしながら、このように幅の広い刃を備えた装置に
幅の狭いラベル連続体1を装填した印字等を行なった
後、ラベル連続体1のラベル片3を台紙2から剥離しよ
うとする場合に、当該ラベル連続体1より幅の広い刃が
剥離ラベル片3を取り出そうとする操作者の指にかかり
やすい。したがって、こうした操作に危険性があるばか
りか、このような危険を避けようとしてどうしても操作
がやりにくくなることとなって、操作性に問題があるこ
とが判明した。
ただし、印字装置等の設備投資の面から考えれば、一
台の装置で各種幅のラベル連続体1に印字等ができるこ
とは必須であり、何らかの解決策が望まれていた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案はこうした諸問題に鑑みてなされたもので、そ
の課題は各種の幅を有するラベル連続体を装填しても、
それぞれの幅に応じて切断操作できるとともに、操作性
および安全性も低下することのないラベルカット装置を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち本考案は、所定の通路に沿って移送されるラ
ベル連続体を切断するラベルカット装置であって、刃先
が前記ラベル連続体の移送方向に交差する如く前記通路
に配設された固定刃と、刃先を前記ラベル連続体の通路
から退避した退避位置と前記ラベル連続体を切断可能な
切断位置とのいずれかの位置に位置決め可能であると共
に前記退避位置と切断位置との間を可動可能な可動刃
と、を具備してなり、前記可動刃は、前記切断位置に位
置した際、その刃先が前記固定刃の刃先と前記ラベル連
続体の移送方向に交差する方向に沿って直線状に整列す
る様構成されていることを特徴とするラベルカット装置
である。
(作用) 本考案によるラベルカット装置においては、前記固定
刃が幅の狭いラベル連続体の切断にこれを使用して好適
であり、幅の広いラベル連続体を切断するときには、前
記可動刃をその退避位置から移動させて上記固定刃と並
列状態となせば、該ラベル連続体の幅に応じた切断刃を
構成することができる。また、ラベル連続体の台紙から
ラベル片を剥離してこれを取り出す場合においても、幅
の狭いラベル連続体からラベル片を取り出す場合には可
動刃をその退避位置に移動させれば、剥離されたラベル
片を取り出す指に可動刃がかからず操作性および安全性
にすぐれているラベルカット装置とすることができる。
(実施例) つぎに、本考案の一実施例を第1図ないし第3図にも
とづき説明する。
第1図は本実施例によるラベルカット装置を装備した
携帯式値札印字装置の側面カバーを取り外した状態の一
部断面側面図である。この実施例では、ラベル連続体1
の印字装置10を例に取って説明する。
この印字装置10は機枠11を有し、この機枠11の垂直部
11Aにラベル連続体1の供給部12と、巻取り部13とを設
け、この供給部12から巻取り部13との間にラベル連続体
1の通路14を形成してある。すなわち、供給部12から繰
り出されたラベル連続体1は、印字部15および転向部16
を通って巻取り部13に巻き取られることとなる。なお、
印字装置10は側面カバー11B(第2図)を有する。
また印字装置10はその機枠11の前方傾斜部分にテンキ
ーおよびファンクションキーからなるデータ入力部17お
よびデータ表示部18を有する。さらに、転向部16に臨ん
でラベルカット装置19を設けてある。またこの印字装置
10には、電源接続用コネクタ20および変圧器21、電源ス
イッチ22、フルキーボード接続用コネクタ23、ペンスキ
ャナ接続用コネクタ24、RS232C接続用コネクタ25、外部
データ記憶体としてのメモリカード26の装填部27を設け
てある。
上記ラベル連続体1はロール状に巻回した状態で供給
部12の供給軸28にこれを取り付けるもので、ラベル押え
具29によってその幅方向を規制する。繰り出されるラベ
ル連続体1はラベル連続体1のガイド装置30を通過し、
ラベルガイド軸31およびこのラベルガイド軸31に取り付
けたラベル幅規制部材32によって案内される。ラベル連
続体1はその前記位置検出マーク4を検出するラベル位
置センサ33に位置を検出されつつ移送され、印字部15の
サーマルヘッド34およびプラテン35の間に供給される。
この印字部15において所定のデータにもとづく情報を
印字された後、転向部16に至る。なお、ラベル連続体1
の装填態様により、この転向部16ではラベル片3を台紙
2から剥離して一枚ずつ取り出すか、あるいは印字後そ
のまま台紙2と一緒に巻き取るかのいずれかを選択する
ことができる。すなわち、ラベル片3を一枚ずつ剥離す
る場合には、台紙2のみを転向ピン36において転向さ
せ、剥離したラベル片3をラベル受け37に受け取る。ま
たラベル片3を剥離せずに台紙2とともに移送する場合
には、このラベル受け37の上方を通るようにラベル連続
体1を案内し、巻取り部13の巻取りコア38に巻き取れば
よい。なお、ラベル受け37は開放回動可能となっていて
(第1図の仮想線参照)、ラベル連続体1あるいは台紙
2の挿通を容易に行なうことができるようになってい
る。また、ラベル連続体1の転向部16にはラベル取出し
センサ39を設け、ラベル片3が取り出されたことを検出
してつぎのラベル片3に印字を開始させるための検出信
号を出力するようになっている。
さらに、前記印字部15には、サーマルヘッド34の開閉
機構40、および印字圧切換え機構41を設けてある。この
開閉機構40の開閉によりラベル連続体1を印字部15に装
填するとともに、印字圧切換え機構41の切り換えによっ
て値札がラベル連続体1か下札かによりサーマルヘッド
34とプラテン35との間の当接圧力を変化させて印字圧力
を取り換えることが可能となっている。
なお、印字装置10には移送駆動用のモータ42を設け、
タイミングベルト43により前記プラテン35と結合し、ま
た丸ベルト44によりプラテン35と巻取りコア38とを結合
してモータ42の回転駆動力を伝達するようにしてある。
また制御回路の基板45(第2図の仮想線)を設けてあ
る。さらに、機枠11の頂部に携帯用の取手46を起伏可能
に設け、印字装置10全体を携帯可能としている。
つぎに、本考案によるラベルカット装置19の詳細につ
いて第2図および第3図も参照しながら説明する。
第2図はラベルカット装置19の部分の拡大平面図、第
3図は同、拡大側面図である。このラベルカット装置19
は、固定刃50と可動刃51とを有する。この固定刃50は、
前記転向部16において転向してきたラベル連続体1の通
路14部分にその刃先50Aを臨ませてこれを機枠11に固定
状態に配設してある。また、可動刃51は刃先51Aを有
し、回動軸部51Bにより回動可能としてあって、刃先51A
が固定刃50の刃先50Aに並列する切断位置Cと、ラベル
連続体1の通路14から退避してラベル連続体1を切断す
ることのない退避位置Sとに位置決め可能としてある。
また、上記可動刃51AにはL字形の切り込み51Fを入れ
ることによって形成される弾性部51D(第2図におい
て、可動刃51の上方の刃先51の近傍を基部として、切り
込み51Fによって空間に浮いた部分が上下に弾性偏倚し
得る。)を設け、更に該弾性部51Dには透孔51Cが形成さ
れている。そして、可動刃51は、弾性部51Dの透孔51Cを
機枠11に突出形成した二箇所の位置決め用突出部52にそ
れぞれ係合させることにより、上記切断位置Cあるいは
退避位置Sに位置決め可能にされている。(可動刃51を
退避位置Sで位置決めする一方の位置決め用突起52は、
第3図において、可動刃51の紙面裏側方向に位置してい
るが、図面の煩雑化を避けるために省略されている。)
なお、可動刃51には操作用のつまみ51Eを設けるととも
に、前記機枠11にはこの可動刃51のストッパ53を突出形
成してある。
以上の構成のラベルカット装置19の作用について以下
説明する。
まず、幅の広いラベル連続体1の印字および移送のの
ち切断を行なう場合には、可動刃51をその切断位置Cに
該当する位置まで回動させることにより、その刃先51A
を固定刃50の刃先50Aに並列せしめる。この状態でラベ
ル連続体1を台紙2およびラベル片3ごと切断すること
もできるし、台紙2を転向ピン36部分において転向させ
ることによりラベル片3を剥離させ、この剥離したラベ
ル片3を指でつまみ取ることもできる。
一方、幅の狭いラベル連続体1の切断を行なう場合に
は可動刃51をその退避位置Sに回動させておく。こうす
れば、ラベル連続体1の切断に何らの支障もない。ま
た、ラベル片3を剥離させる場合にも可動刃51の刃先51
Aが指の邪魔になることもない。もちろん、幅の広いラ
ベル連続体1からラベル片3を剥離させ、ラベル連続体
1全体を切断する必要のないときにも可動刃51をその退
避位置Sに位置させておけば、剥離ラベル片3の取出し
作業はより容易である。
なお、本考案において可動刃51は上述の実施例のよう
にこれを回動させることにより切断位置Cと退避位置S
との間を回動移動させるばかりでなく、水平移動させる
ように構成してもよいものである。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、各種幅のあるラ
ベル連続体を一台の印字装置あるいは移送装置に充填し
ても、その幅に応じてカット装置の刃先の実質的な幅を
可変とすることができるので、ラベル連続体の切断作業
および剥離ラベル片の取出し作業の妨げになることな
く、機能的なラベルカット装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるラベル連続体1のラベ
ルカット装置19を組み込んだ印字装置10の側面カバー11
Bを取り外した状態の一部断面側面図、第2図はラベル
カット装置19の部分の拡大平面図、第3図は同、拡大側
面図、第4図はラベル連続体1の斜視図である。 図中、 1……ラベル連続体 2……台紙 3……ラベル片 4……位置検出用マーク 10……ラベル連続体1の印字装置 11……機枠 11A……機枠11の垂直部 11B……側面カバー 12……ラベル連続体1の供給部 13……ラベル連続体1の巻取り部 14……ラベル連続体1の通路 15……印字部 16……転向部 17……データ入力部 18……データ表示部 19……ラベルカット装置 20……電源接続用コネクタ 21……変圧器 22……電源スイッチ 23……フルキーボード接続用コネクタ 24……ペンスキャナ接続用コネクタ 25……RS232C接続用コネクタ 26……メモリカード 27……メモリカード26の装填部 28……ラベル連続体1の供給軸 29……ラベル押え具 30……ラベル連続体1のガイド装置 31……ラベルガイド軸 32……ラベル幅規制部材 33……ラベル位置センサ 34……サーマルヘッド 35……プラテン 36……転向ピン 37……ラベル受け 38……巻取りコア 39……ラベル取出しセンサ 40……サーマルヘッド34の開閉機構 41……印字圧切換え機構 42……モータ 43……タイミングベルト 44……丸ベルト 45……基板 46……取手 50……固定刃 50A……固定刃50の刃先 51……可動刃 51A……可動刃51の刃先 51B……可動刃51の回動軸部 51C……可動刃51の透孔 51D……可動刃51の弾性部 51E……操作用のつまみ 51F……切り込み 52……位置決め用突出部 53……ストッパ C……可動刃51の切断位置 S……可動刃51の退避位置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の通路に沿って移送されるラベル連続
    体を切断するラベルカット装置であって、 刃先が前記ラベル連続体の移送方向に交差する如く前記
    通路に配設された固定刃と、 刃先を前記ラベル連続体の通路から退避した退避位置と
    前記ラベル連続体を切断可能な切断位置とのいずれかの
    位置に位置決め可能であると共に前記退避位置と切断位
    置との間を可動可能な可動刃と、を具備してなり、 前記可動刃は、前記切断位置に位置した際、その刃先が
    前記固定刃の刃先と前記ラベル連続体の移送方向に交差
    する方向に沿って直線状に整列する様構成されているこ
    とを特徴とするラベルカット装置。
JP5822588U 1988-04-28 1988-04-28 ラベルカット装置 Expired - Lifetime JP2528446Y2 (ja)

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JPH01161043U JPH01161043U (ja) 1989-11-08
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JP6200396B2 (ja) * 2014-10-17 2017-09-20 東芝テック株式会社 カッター装置および印字装置

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