JP2527959Y2 - 棒状物繰り出し容器 - Google Patents
棒状物繰り出し容器Info
- Publication number
- JP2527959Y2 JP2527959Y2 JP3000690U JP3000690U JP2527959Y2 JP 2527959 Y2 JP2527959 Y2 JP 2527959Y2 JP 3000690 U JP3000690 U JP 3000690U JP 3000690 U JP3000690 U JP 3000690U JP 2527959 Y2 JP2527959 Y2 JP 2527959Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- rod
- inner cylinder
- cylinder
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は棒状消ゴム,クレヨン,パス類,芯等の棒状
物を先端部より繰り出すことができる棒状物繰り出し容
器に関する。
物を先端部より繰り出すことができる棒状物繰り出し容
器に関する。
従来の棒状物繰り出し容器は、後端ノックによりチャ
ックリングに嵌合したチャック及び内筒が、バネに抗し
て前進あるいはそのバネ力により後退することによりチ
ャックが開閉し、チャックより棒状物が所定長さずつ繰
り出され先具の先端より所定長さずつ繰り出される構成
になっているが、外筒より先具を取り外すと、内部のチ
ャックリング,バネ,チャック付き内筒等が離脱し、取
り扱う部品点数がその分だけ増大すると共に分解,組立
も容易でないという課題がある。
ックリングに嵌合したチャック及び内筒が、バネに抗し
て前進あるいはそのバネ力により後退することによりチ
ャックが開閉し、チャックより棒状物が所定長さずつ繰
り出され先具の先端より所定長さずつ繰り出される構成
になっているが、外筒より先具を取り外すと、内部のチ
ャックリング,バネ,チャック付き内筒等が離脱し、取
り扱う部品点数がその分だけ増大すると共に分解,組立
も容易でないという課題がある。
本考案容器は上記の課題を解決するため、第1図示の
ように外筒1の先端部2付近に係合部3を設け、この係
合部3の後部内面に内方突出部4を設け、チャックリン
グ5の外面には係合部3に係合された外方突出部6を設
けると共に、チャックリング5内にチャック7を嵌合
し、このチャック7に内筒8を連設せしめ、外筒1の後
方部に弾性体10を設け、その後端を内筒8に当接させる
ことによって内筒8を後方に付勢し、先端部2の棒状物
保持部11とチャック7に棒状物12を内挿保持せしめてな
る構成としたものである。
ように外筒1の先端部2付近に係合部3を設け、この係
合部3の後部内面に内方突出部4を設け、チャックリン
グ5の外面には係合部3に係合された外方突出部6を設
けると共に、チャックリング5内にチャック7を嵌合
し、このチャック7に内筒8を連設せしめ、外筒1の後
方部に弾性体10を設け、その後端を内筒8に当接させる
ことによって内筒8を後方に付勢し、先端部2の棒状物
保持部11とチャック7に棒状物12を内挿保持せしめてな
る構成としたものである。
内筒8をノックすると、この内筒8に連設されチャッ
クリング5内に嵌合されたチャック7が弾性体10に抗し
てあるいはその弾性力により前進または後退することに
より棒状物12がチャック7より所定長さずつ繰り出され
先端部2より所定長さずつ繰り出されることになる。
クリング5内に嵌合されたチャック7が弾性体10に抗し
てあるいはその弾性力により前進または後退することに
より棒状物12がチャック7より所定長さずつ繰り出され
先端部2より所定長さずつ繰り出されることになる。
外筒1の係合部3に係合された外方突出部6を内方に
内方突出部4の高さより沈ませて内筒8を後方へ引く
と、外方突出部6により内方突出部4を外方へ撓ませつ
つ内筒8に連設されたチャック7,このチャック7に嵌合
されたチャックリング5,先端部2及びチャック7に内挿
保持された棒状物12等が一体化部品になっているので、
この一体化部品と外筒1の2部品として取り扱うことが
できることになり、部品点数を2部品に低減でき、分
解,組立も比較的容易になる。
内方突出部4の高さより沈ませて内筒8を後方へ引く
と、外方突出部6により内方突出部4を外方へ撓ませつ
つ内筒8に連設されたチャック7,このチャック7に嵌合
されたチャックリング5,先端部2及びチャック7に内挿
保持された棒状物12等が一体化部品になっているので、
この一体化部品と外筒1の2部品として取り扱うことが
できることになり、部品点数を2部品に低減でき、分
解,組立も比較的容易になる。
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案容器の第1実施例の構成を示す縦断面
図で、この第1実施例は外筒1とその先端部2及び同じ
くその後方部のバネ10が一体に構成されている。外筒1
の先端部2付近に係合部3が設けられ、この係合部3の
後縁部内面に切り込みによる内方突出部4が設けられて
おり、チャックリング5の外面には係合部3に係合され
た切り込みによる外方突出部6が設けられている。
図で、この第1実施例は外筒1とその先端部2及び同じ
くその後方部のバネ10が一体に構成されている。外筒1
の先端部2付近に係合部3が設けられ、この係合部3の
後縁部内面に切り込みによる内方突出部4が設けられて
おり、チャックリング5の外面には係合部3に係合され
た切り込みによる外方突出部6が設けられている。
チャックリング5内にチャック7が嵌合され、このチ
ャック7に内筒8が連設されており、この内筒8の受部
9には外筒1の後方部に設けられたバネ10が当接されて
いる。内筒8の受部9にクリップ13が一体に設けられ、
先端部2の棒状物保持部11とチャック7に棒状消ゴム12
が内挿保持されている。
ャック7に内筒8が連設されており、この内筒8の受部
9には外筒1の後方部に設けられたバネ10が当接されて
いる。内筒8の受部9にクリップ13が一体に設けられ、
先端部2の棒状物保持部11とチャック7に棒状消ゴム12
が内挿保持されている。
このような構成の第1実施例において、内筒8をノッ
クすると、この内筒8に連設されチャックリング5内に
嵌合されたチャック7がバネ10に抗してあるいはそのバ
ネ力により前進または後退することにより棒状消ゴム12
がチャック7より所定長さずつ繰り出され先端部2より
所定長さずつ繰り出されることになる。
クすると、この内筒8に連設されチャックリング5内に
嵌合されたチャック7がバネ10に抗してあるいはそのバ
ネ力により前進または後退することにより棒状消ゴム12
がチャック7より所定長さずつ繰り出され先端部2より
所定長さずつ繰り出されることになる。
外筒1の係合部3に係合された外方突出部6を内方に
内方突出部4の高さより沈ませて内筒8を後方へ引く
と、外方突出部6により内方突出部4を外方へ撓ませつ
つ内筒8に連設されたチャック7,このチャック7に嵌合
されたチャックリング5,先端部2及びチャック7に内挿
保持された棒状物12等が一体化部品になっているので、
この一体化部品と外筒1の2部品として取り扱うことが
できることになり、部品点数を2部品に低減でき、分
解,組立も比較的容易になる。
内方突出部4の高さより沈ませて内筒8を後方へ引く
と、外方突出部6により内方突出部4を外方へ撓ませつ
つ内筒8に連設されたチャック7,このチャック7に嵌合
されたチャックリング5,先端部2及びチャック7に内挿
保持された棒状物12等が一体化部品になっているので、
この一体化部品と外筒1の2部品として取り扱うことが
できることになり、部品点数を2部品に低減でき、分
解,組立も比較的容易になる。
第2図は第2実施例の要部の半縦断面図で、この第2
実施例は第1図の第1実施例において第2図,第3図
(a),(b),(c)示のようにチャックリング5の
延長部に、内方に向く突部14を設け、この突部14をチャ
ック7の切り込み部15に挿入してなる例であり、突部14
によってチャック7の開閉をより一層確実にならしめる
ことができる以外、第1実施例と全く同様の作用をなす
ものである。
実施例は第1図の第1実施例において第2図,第3図
(a),(b),(c)示のようにチャックリング5の
延長部に、内方に向く突部14を設け、この突部14をチャ
ック7の切り込み部15に挿入してなる例であり、突部14
によってチャック7の開閉をより一層確実にならしめる
ことができる以外、第1実施例と全く同様の作用をなす
ものである。
なお、第3図(c)は切り込みによることなくチャッ
クリング5に外方突出部6を設けた例である。
クリング5に外方突出部6を設けた例である。
上述のように本考案によれば、外筒1の先端部2付近
に係合部3を設け、この係合部3の後部内面に内方突出
部4を設け、チャックリング5の外面には係合部3に係
合された外方突出部6を設けると共に、チャックリング
5内にチャック7を嵌合し、このチャック7に内筒8を
連設せしめ、外筒1の後方部に弾性体10を設け、先端部
2の棒状物保持部11とチャック7に棒状物12を内挿保持
せしめてなるので、内筒8に連設されたチャック7,この
チャック7に嵌合されたチャックリング5,先端部2及び
チャック7に内挿保持された棒状物12等が一体化部品に
なっているため、この一体化部品と外筒1の2部品とし
て取り扱うことができ、部品点数を2部品に低減でき、
分解,組立も比較的容易にできる等の効果を奏する。
に係合部3を設け、この係合部3の後部内面に内方突出
部4を設け、チャックリング5の外面には係合部3に係
合された外方突出部6を設けると共に、チャックリング
5内にチャック7を嵌合し、このチャック7に内筒8を
連設せしめ、外筒1の後方部に弾性体10を設け、先端部
2の棒状物保持部11とチャック7に棒状物12を内挿保持
せしめてなるので、内筒8に連設されたチャック7,この
チャック7に嵌合されたチャックリング5,先端部2及び
チャック7に内挿保持された棒状物12等が一体化部品に
なっているため、この一体化部品と外筒1の2部品とし
て取り扱うことができ、部品点数を2部品に低減でき、
分解,組立も比較的容易にできる等の効果を奏する。
第1図は本考案容器の第1実施例の構成を示す縦断面
図、第2図は第2実施例の要部の半縦断面図、第3図
(a),(b)はそれぞれ本考案におけるチャックリン
グの縦断面図及びそのIII-III線横断面図、第3図
(c)はチャックリングの他例を示す縦断面図である。 1……外筒、2……先端部、3……係合部、4……内方
突出部、5……チャックリング、6……外方突出部、7
……チャック、8……内筒、9……受部、10……弾性体
(バネ)、11……棒状物保持部、12……棒状物(消ゴ
ム)、13……クリップ、14……突部、15……切り込み
部。
図、第2図は第2実施例の要部の半縦断面図、第3図
(a),(b)はそれぞれ本考案におけるチャックリン
グの縦断面図及びそのIII-III線横断面図、第3図
(c)はチャックリングの他例を示す縦断面図である。 1……外筒、2……先端部、3……係合部、4……内方
突出部、5……チャックリング、6……外方突出部、7
……チャック、8……内筒、9……受部、10……弾性体
(バネ)、11……棒状物保持部、12……棒状物(消ゴ
ム)、13……クリップ、14……突部、15……切り込み
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 83/00 B43K 23/00 L
Claims (4)
- 【請求項1】外筒の先端部付近に係合部を設け、この係
合部の後部内面に内方突出部を設け、チャックリングの
外面には係合部に係合された外方突出部を設けると共
に、チャックリング内にチャックを嵌合し、このチャッ
クに内筒を連設せしめ、外筒の後方部に弾性体を設け、
その後端を内筒に当接させることによって内筒を後方に
付勢し、先端部の棒状物保持部とチャックに棒状物を内
挿保持せしめてなる棒状物繰り出し容器。 - 【請求項2】外筒と先端部と弾性体を一体に構成してな
る請求項第1項記載の棒状物繰り出し容器。 - 【請求項3】内筒の受部にクリップを一体に設けてなる
請求項第1項,第2項のいずれかに記載の棒状物繰り出
し容器。 - 【請求項4】チャックリングの延長部に、内方に向く突
部を設け、この突部をチャックの切り込み部に挿入して
なる請求項第1項〜第3項のいずれかに記載の棒状物繰
り出し容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3000690U JP2527959Y2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 棒状物繰り出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3000690U JP2527959Y2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 棒状物繰り出し容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03121885U JPH03121885U (ja) | 1991-12-12 |
JP2527959Y2 true JP2527959Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=31532749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3000690U Expired - Lifetime JP2527959Y2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 棒状物繰り出し容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527959Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005004176A1 (de) * | 2005-01-26 | 2006-07-27 | J. S. Staedtler Gmbh & Co. Kg | Mine für Schreib-, Zeichen- oder Malgeräte |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP3000690U patent/JP2527959Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03121885U (ja) | 1991-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2527959Y2 (ja) | 棒状物繰り出し容器 | |
JP2562933Y2 (ja) | 棒状物繰り出し容器 | |
US5971644A (en) | Side knock-type writing instrument | |
US2114203A (en) | Pencil protector and penholder | |
JP2578084Y2 (ja) | シャープペンシル | |
JP2549741Y2 (ja) | 棒状物繰り出し容器 | |
JP2527960Y2 (ja) | 棒状物繰り出し容器 | |
JP2527958Y2 (ja) | 棒状物繰り出し容器 | |
JPH0417985U (ja) | ||
JP3895057B2 (ja) | 筆記具 | |
JPH0133357Y2 (ja) | ||
JPH0617587Y2 (ja) | スイング式シャープペンシル | |
JP2557062Y2 (ja) | シャープペンシル | |
JP2538768Y2 (ja) | クリップの係止装置 | |
KR930000110Y1 (ko) | 봉상물 조출용기 | |
JP3285556B2 (ja) | シャープペンシル | |
JPH0219273Y2 (ja) | ||
JPH07304298A (ja) | 可動式消しゴム | |
JP3653699B2 (ja) | ノック式筆記具 | |
JP2557063Y2 (ja) | シャープペンシル | |
JP3074854U (ja) | レフィールを移動させないボールペン又はシャープペンシル | |
JP2607579Y2 (ja) | 棒状体繰り出し装置 | |
JPH0440953Y2 (ja) | ||
JP3585435B2 (ja) | 屈撓式ボールペン | |
JPH055029Y2 (ja) |