JP2526765B2 - ゴルフクラブヘッドの製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブヘッドの製造方法

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JP2526765B2
JP2526765B2 JP4112875A JP11287592A JP2526765B2 JP 2526765 B2 JP2526765 B2 JP 2526765B2 JP 4112875 A JP4112875 A JP 4112875A JP 11287592 A JP11287592 A JP 11287592A JP 2526765 B2 JP2526765 B2 JP 2526765B2
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健治 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるメタルウッド
と称せられる中空なゴルフクラブヘッドの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のウッドは木製であったが、スイー
トエリヤの拡大に限界があったりするために、近年にお
いては金属製の中空ヘッド、すなわちメタルウッドが採
用されている。従来このヘッドは、主としてロストワッ
クス法によって製造されていた。このロストワックス法
は、ろうを模型としてその周囲に鋳型材料を詰め、加熱
してろうを流し出して造形するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のロストワックス
法ではシャフト取付用のパイプもヘッド本体と同時に製
造するものであるために、型ごとにシャフトのライ角が
定められ、この結果所望のライ角を得るには各種の型が
必要であるという問題があった。
【0004】このような問題を解決するものとして、実
開昭60−37353号公報にはフェース部材、一側に
第1の半円筒部を形成した上面部材、前記第1の半円筒
部に対向して第2の半円筒部が形成された側周面・ソー
ル部材を、それらの縁を溶接し一体に形成してヘッド本
体を形成し、前記第1,2の半円筒部からなるネックに
シャフト取付用のパイプを挿入固定する際に、前記パイ
プの下端位置をシャフトのライ角に応じて調節して固定
するものが開示されている。
【0005】しかしながら、このようなものにおいて
は、前記第1,2の半円筒部からなるネックにシャフト
取付用のパイプを挿入固定するものであるので、パイプ
下端の取付強度が弱くライ角の調節ができないという問
題があった。
【0006】本発明は前記問題を解決して、簡単に所望
のライ角を得ることができるゴルフクラブヘッドの製造
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、フェース部
材、一側に第1の半円筒部を形成した上面部材、前記第
1の半円筒部に対向して第2の半円筒部が形成された側
周面・ソール部材を、それらの縁を溶接し一体に形成
し、上端を前記ー対の半円筒部に固着すると共に下端を
ソールに固着したシャフト取付用のパイプを設けたゴル
フクラブヘッドの製造方法において、シャフトが所定の
ライ角となるように前記パイプの下端をソールに該パイ
プより径大な取付補助材を介して溶着すると共に、その
上端を第2の半円筒部の上端に仮溶着した後に、第1の
半円筒部に前記パイプを溶着すると共に第2の半円筒部
を本溶接することを特徴とするゴルフクラブヘッドの製
造方法である。
【0008】
【作用】前記構成によって、所望のライ角を得ることが
できるようにパイプを予め固定することができ、ライ角
を正確に設けることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を参照して説明
する。ヘッド本体1は、金属殻たるフェース部材2、上
面部材3、側周面・ソール部材4を、それらの縁を溶接
し一体に形成されるものであり、これらはチタン(比重
略4.5)、チタン合金、或いはステンレスなどの金属
を金型を利用してプレス加工によって形成されている。
前記フェース部材2の前面にはショット面たるフェース
5が形成され、また前記上面部材3の一側には第1の半
円筒部6が立設している。側周面・ソール部材4は、そ
の下部にソール7が形成されると共に、左右側面及び後
部を覆うように側周面8が形成されており、さらに側周
面8の一側には、前記第1の半円筒部6に対向して第2
の半円筒部9が形成されている。そして前記一対の半円
筒部6、9に挟まれてシャフト10を取付けるためのシャ
フト取付用のパイプ11が設けられている。このパイプ11
はその上端を前記半円筒部6、9に固着し、下端をソー
ル7に固着しており、このパイプ11にシャフト10の下端
を固定するものである。12は前記パイプ11の下端12Aを
ソール部7に固着する際に用いるパイプ11より径大な
ッシャーのような取付補助材12である。
【0010】次に製造方法について説明する。まず、シ
ャフト10が所定のライ角Aとなるようにそのパイプ11の
下端11をソール7にワッシャーのような取付補助材12
を介して溶着し、またその上端11Aを第2の半円筒部9
の上端に仮溶着する。次に側周面・ソール部材4の前縁
に、フェース部材2を溶着する。この際にはフェース5
が所定の仰角となるように固定する。この後に側周面・
ソール部材4、フェース部材2の上縁に上面部材3を溶
着する。この際に第の半円筒部にパイプ11を溶着す
ると共に同時に第の半円筒部を本溶接する。
【0011】以上のように、前記実施例においては側周
面・ソール部材4が単独の状態で、シャフト10所定の
ライ角Aとなるようにパイプ11の下端11をソール7に
溶着し、またその上端11を第の半円筒部の上端に
仮溶着することよって、前記ライ角Aを簡単に調節す
ることができる。
【0012】さらに、前記実施例においてはパイプ11の
上端11Aを第2の半円筒部9の上端に仮溶着すると共
に、パイプ11の下端11をソール7に溶着する際に、ワ
ッシャーのような取付補助材11を介して溶着することに
よって、前記下端11を確実に固着して、所定のライ角
Aを設けることができる。この結果、パイプ11の上端11
Aが第2の半円筒部9に仮溶接された状態においてパイ
プ11の下端11Bをソール7に取付補助材12を介して溶着
することにより、確実にパイプ11を固定でき、この結果
その後の溶接工程時に所定のライ角Aに対応したパイプ
11の位置がずれるようなことはない。
【0013】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば金属殻の分割などについては々の変
形が可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明は、フェース部材、一側に第1の
半円筒部を形成した上面部材、前記第1の半円筒部に対
向して第2の半円筒部が形成された側周面・ソール部材
を、それらの縁を溶接し一体に形成し、上端を前記ー対
の半円筒部に固着すると共に下端をソールに固着したシ
ャフト取付用のパイプを設けたゴルフクラブヘッドの製
造方法において、シャフトが所定のライ角となるように
前記パイプの下端をソールに該パイプより径大な取付補
助材を介して溶着すると共に、その上端を第2の半円筒
部の上端に仮溶着した後に、第1の半円筒部に前記パイ
プを溶着すると共に第2の半円筒部を本溶接することを
特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法であり、パイ
プの上端が第2の半円筒部に仮溶接された状態において
パイプの下端をソールに取付補助材を介して溶着するこ
とにより、確実にパイプを固定でき、この結果その後の
溶接工程時に所定のライ角に対応したパイプの位置がず
れるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施例を示す組立途中の斜視図であ
る。
【図4】本発明の一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】 2 フェース部材 3 上面部材 4 側周面・ソール部材 6 第1の半円筒部7 ソール 9 第2の半円筒部 10 シャフト 11 パイプ 11A 上端 11B 下端12 取付補助材 A ライ角

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェース部材、一側に第1の半円筒部を
    形成した上面部材、前記第1の半円筒部に対向して第2
    の半円筒部が形成された側周面・ソール部材を、それら
    の縁を溶接し一体に形成し、上端を前記ー対の半円筒部
    に固着すると共に下端をソールに固着したシャフト取付
    用のパイプを設けたゴルフクラブヘッドの製造方法にお
    いて、シャフトが所定のライ角となるように前記パイプ
    の下端をソールに該パイプより径大な取付補助材を介し
    て溶着すると共に、その上端を第2の半円筒部の上端に
    仮溶着した後に、第1の半円筒部に前記パイプを溶着す
    ると共に第2の半円筒部を本溶接することを特徴とする
    ゴルフクラブヘッドの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57117682A (en) * 1981-01-06 1982-07-22 Daido Maruta Finishing Printing and color forming method
JPS58130743A (ja) * 1982-01-27 1983-08-04 Hitachi Ltd 充電用交流発電機
JPS6036074A (ja) * 1983-08-08 1985-02-25 株式会社遠藤製作所 ゴルフクラブヘツドの製造法

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