JP2526481Y2 - トラック用ルーフキャリアの構造 - Google Patents

トラック用ルーフキャリアの構造

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JP2526481Y2
JP2526481Y2 JP1990008740U JP874090U JP2526481Y2 JP 2526481 Y2 JP2526481 Y2 JP 2526481Y2 JP 1990008740 U JP1990008740 U JP 1990008740U JP 874090 U JP874090 U JP 874090U JP 2526481 Y2 JP2526481 Y2 JP 2526481Y2
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JP
Japan
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roof
roof carrier
rack
carrier
cabin
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JP1990008740U
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吉秀 谷上
重明 木村
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日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トラックのキャビン上に設けたルーフキャ
リアの改良に関する。
〔考案の従来技術〕
例えば大型トラックにおいては、第3図に示すように
幌掛け作業等を行うためのはしご1とか、フロントガラ
ス2を拭くときに掴まるフロントグリップ3とか幌を積
載するルーフキャリア4等がキャビン5の周囲に取付け
られている。
前記はしご1はその上端をドリップチャンネル6にク
ランプ(図示せず)を用いて取付け、下端は第4図に示
すようにフェンダ7またはクォークパネル8にボルト9
を用いて取付けている。前記フロントグリップ3は第5
図に示すようにルーフパネル10にボルト9を用いて取付
け、前記ルーフキャリア4は第6図に示すようにキャリ
アステー11を固定用クランプ12とボルト9とによりドリ
ップチャンネル6とともに共締めすることにより取付け
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところがこのように、キャビン5の周囲にはしご1、
グリップ3、ルーフキャリア4を取付けることは、著し
く部品点数が増大するのみでなく、組立作業が面倒なも
のとなり、製品のコストをアップする結果となってい
る。
本考案は、上述した従来技術の欠点、問題点に着目し
てなされたもので、種々の部品を一括してキャビン周囲
に取付け、部品点数を低減し、組立作業を簡素化すると
ともに製品のコストの低減を図ることを目的とするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、キャビン5の
ルーフと両側面とを覆うアーチ状ラック22と、このアー
チ状ラック22から前記ルーフ上を前方に向かって突出し
たルーフラック23とをT字状に連結することによりトラ
ック用のルーフキャリア24を構成し、該ルーフキャリア
24の3つの各自由端部27を、前記キャビン5の前方端部
と側面下部に固着したものである。
〔作用〕
このように構成すると、ルーフキャリアを取付けるの
みで、はしご、フロントグリップおよびルーフキャリア
を一括して取付けることができ、組立作業を極めて簡単
かつ迅速に行うことができることになる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す概略斜視図、第2図
はルーフキャリアの全体斜視図であり、第3〜6図に示
す部材と同一部材には同一符号を付し、説明は省略す
る。
このトラック20ではドア21を開閉するときの邪魔にな
らないキャビン5の後部位置にルーフパネル10と両側面
を覆うアーチ状ラック22を設け、このアーチ状ラック22
からは、前記ルーフ10上を前方に向かって突出するルー
フラック23を突出し、ルーフキャリア24を形成してい
る。
このルーフキャリア24は第2図に示すように、相互に
所定長離間して平行に対設した一対のフレーム25,25
と、このフレーム25,25間に設けた多数の横棒26,26から
なる、いわばはしご状をしたものである。
特に、本実施例に係る前記ルーフキャリア24は前記ア
ーチ状ラック22とルーフラック23が平面的にはT字状と
なるよう一体的に連結してあり、このラック24の3つの
各自由端部27はそれぞれキャビン5の前方端部と、フェ
ンダ7とに固着してある。この固着に当たっては、前述
した第4図から第6図に示すようなボルト締めにする。
第7図は第2図のA部拡大図であるが、この図より明
らかなように、この実施例においては、フレーム25には
ボルト穴253を有する部分251とこの部分251が嵌め合わ
されるための嵌合部252を有しており、ボルト254で脱着
自在になっている。ルーフラック23も同様な構造になっ
ており、フレーム25と脱着自在になっている。
このように構成すれば、はしごとルーフキャリアとフ
ロントグリップの機能を備えたものを一つのルーフキャ
リア24により形成することができ、またこのルーフキャ
リア24を取付けるに当たっても、ボルト数本使用するの
みでキャビン5の周囲に取付けることができ、ボルト若
しくは各種パネル等の部品が低減し、組付け作業が極め
て簡素化されることになる。
特に、このルーフキャリア24は3点支持のため安全性
が高く、耐圧強度も優れたものとなり、しかも前記締付
作業のうち2つの自由端部27はトラックの下方に近い部
分であるため、作業者にとって前記締付作業は極めて行
い易いものとなる。
また、このルーフキャリア24は、アーチ状ラック22を
有するのでトラックの左右どちらからでもルーフ上に乗
ることができ、車道側からの作業を強いられることがな
く、作業の安全性が高いものとなる。第1図に示すよう
に荷台に幌等を被せる作業を行う場合もルーフパネル10
上に直接足を乗せることがないため、このルーフパネル
10を傷めることもない。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば一部品にルーフキ
ャリア、はしご、フロントグリップの機能を具有させる
ことができ、部品点数、組立工数を著しく低減できる。
また、三点支持構造のため強度的に優れ、安全性も高
く、しかもルーフパネルの保護にもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略斜視図、第2図は
本考案に係るルーフキャリアの斜視図、第3図は従来の
トラックを示す概略斜視図、第4図、第5図、第6図は
第3図IV-IV線、V−V線、VI-VI線に沿う断面図、第7
図は第2図のA部拡大図である。 5……キャビン、7……フェンダ、22……アーチ状ラッ
ク、23……ルーフラック、24……ルーフキャリア、27…
…自由端部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビン5のルーフと両側面とを覆うアー
    チ状ラック22と、このアーチ状ラック22から前記ルーフ
    上を前方に向かって突出したルーフラック23とをT字状
    に連結することによりトラック用のルーフキャリア24を
    構成し、該ルーフキャリア24の3つの各自由端部27を、
    前記キャビン5の前方端部と側面下部に固着したことを
    特徴とするトラック用ルーフキャリアの構造。
JP1990008740U 1990-01-31 1990-01-31 トラック用ルーフキャリアの構造 Expired - Lifetime JP2526481Y2 (ja)

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JPH0399667U JPH0399667U (ja) 1991-10-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60111741U (ja) * 1983-12-30 1985-07-29 三菱自動車工業株式会社 トラツクキヤビン用はしご
JPS6357142U (ja) * 1986-10-02 1988-04-16
JPS63137040U (ja) * 1987-02-27 1988-09-08

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JPH0399667U (ja) 1991-10-18

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