JP2526286B2 - 商品デ―タ読取装置 - Google Patents

商品デ―タ読取装置

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JP2526286B2
JP2526286B2 JP1120665A JP12066589A JP2526286B2 JP 2526286 B2 JP2526286 B2 JP 2526286B2 JP 1120665 A JP1120665 A JP 1120665A JP 12066589 A JP12066589 A JP 12066589A JP 2526286 B2 JP2526286 B2 JP 2526286B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、商品データ読取装置に関する。
[従来の技術] スーパーや量販店などでは、作業能率の向上を目的と
して、個々の商品のデータを登録する登録部(主とし
て、スキャナ)と売上金額に対して金銭授受を行う精算
部(主として、電子キャッシュレジスタ)とを分離し、
それぞれにオペレータを配置した、いわゆる二人制シス
テムが採用されている。
二人制システムでは、登録部のオペレータは、顧客が
未登録商品の入った買物かごを登録部まで持ってきた
ら、その買物かごの中から未登録商品を1つずつ取出
し、その未登録商品に付されたバーコードをスキャナに
よって読取らせた後、先の顧客が使用した空の買物かご
内に収納する。全ての未登録商品の登録が終了した後、
登録済商品の入った買物かごを先の精算部に移動させる
とともに、次の顧客に備えて空になった買物かごをスキ
ャナの後方まで移動させる。
一方、精算部のオペレータは、登録済商品の入った買
物かごが精算部まで移動されると、小計キーを押す。す
ると、先の登録部で登録された商品データが読取されプ
リンタからプリントアウトされるとともに、表示器に合
計金額が表示される。そこで、金銭授受を行う。
従って、二人制システムでは、上述したように、精算
部における仕事量に比べ登録部における仕事量がはるか
に多いため、登録部と精算部とを1:1で対応させると、
登録部のオペレータが多忙であるのに対して精算部のオ
ペレータは暇となるので、全体としての効率が悪いとい
う問題が生じる。
そこで、登録部の数に対して精算部の数を減らし、い
ずれかの登録部で商品の登録が済んだ顧客が任意の精算
部、通常、最もすいている精算部で精算を行えるように
したシステムが提案されている。
このようなシステムでは、登録部のオペレータは、全
ての商品を登録後、締めキーを押す。すると、登録され
た商品データが客番号とともにファイルコントローラへ
伝達されるとともに、客番号が印刷された番号札がプリ
ンタから発行される。
顧客は、登録済商品の入った買物かごとともに番号札
を持って任意の精算部まで行く。
精算部のオペレータは、顧客から番号札を受取り、そ
の番号札の客番号をキーボードから入力する。すると、
ファイルコントローラからその客番号に対応する商品デ
ータが転送されてくるので、その商品データを基に精算
を行う。
[発明が解決しようとする課題] 従来のシステムでは、次のような問題がある。
客番号を印字した番号札を発行しなければならないた
め、登録部にプリンタを備えなければならない。
顧客は登録部で渡された番号札を精算部まで持ち歩か
なければならないので、面倒であるである上、途中で紛
失する虞がある。
しかも、番号札を受取る際、片方の手で他のものを持
っていたりすると、他の片方の手で登録済商品の入った
重い買物かごを持たなければならないので、番号札を持
てない場合がある。このような場合、登録済商品の入っ
た買物かご内に番号札を入れればよいが、買物かご内に
番号札を入れてしまうと、精算部で番号札を取出しずら
い場合がある。
ここに、本発明の目的は、このような従来の欠点に鑑
みなされたもので、顧客に負担をかけることなく、しか
も、能率的に作業を行える商品データ読取装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 通常、商品の登録を行う場合、未登録商品を読取部を
通過させて先の顧客が使用した空の買物かご内へ収納す
る。全ての未登録商品の登録が終了した後、顧客は登録
済商品の入った買物かご、つまり先の顧客が登録部まで
持ってきた買物かごを持って精算部まで行く。
本発明は、このような買物かごの流れに着目し、買物
かごにその買物かご固有の識別コードを付し、商品の登
録前に先の顧客が使用した買物かごの識別コードを記憶
させておき、その識別コードに対応して商品コードを登
録させた後、締め操作によってそれらの商品データを識
別コード番号とともに記憶手段へ出力するように構成し
たものである。
具体的には、第2の買物かご内の未登録商品を1つず
つ取出して先の顧客が使用した第1の買物かご内に順次
収納する過程で、その未登録商品に付された商品データ
を読取部によって読取り記憶部に記憶させるとともに、
締め操作に応動して前記記憶部に記憶された商品データ
を記憶手段へ出力する商品データ読取装置において、前
記買物かごにその買物かご固有の識別コードを付すとと
もに、前記記憶部に前記第1の買物かごの識別コードを
記憶するための第1の商品データ登録エリアと前記第2
の買物かごの識別コードを記憶するための第2の商品デ
ータ登録エリアとをそれぞれ設け、前記第1の商品デー
タ登録エリアに前記識別コードが記憶されていることを
条件としてその第1の商品データ登録エリアに前記読取
部によって読取られた商品データを記憶させる手段と、
前記第2の買物かごの識別コードが入力された際その識
別コードを前記第2の商品データ登録エリアに記憶させ
る手段と、前記締め操作が行われた際前記第2の商品デ
ータ登録エリアに前記識別コードが記憶されていること
を条件として前記第1の商品データ登録エリアの識別コ
ードと商品データとを前記記憶手段へ出力した後、前記
第2の商品データ登録エリアの識別コードを前記第1の
商品データ登録エリアへ転送する手段とを有する制御手
段を設けた、ことを特徴とする。
[作 用] 顧客が未登録商品の入った第2の買物かごを登録部ま
で持ってきたら、オペレータは、その買物かごの中から
未登録商品を1つずつ取出し、その未登録商品に付され
た商品データを読取部によって読取らせた後、先の顧客
が使用した第1の買物かご内に収納する。すると、第1
の商品データ登録エリアに先の顧客が使用した第1の買
物かごの識別コードが記憶されていることを条件として
その第1の商品データ登録エリアに読取部によって読取
られた商品データが順次登録されていく。
締め操作を行う前に、第2の買物かごの識別コードを
第2の商品データ登録エリアに記憶させておき、全ての
未登録商品の登録が終了したことを条件として、締め操
作を行う。すると、第1の商品データ登録エリアの識別
コードと商品データとが記憶手段へ出力されるととも
に、第2の商品データ登録エリアの識別コードが第1の
商品データ登録エリアへ転送される。これにより、次の
顧客に対しては、第1の商品データ登録エリアに先の顧
客が使用した第1の買物かごの識別コードが記憶され
る。
従って、登録終了後、顧客が持ち去る買物かごの識別
コードとその買物かご内に収納された登録済商品の商品
データとが対応した状態で記憶手段に記憶されているの
で、例えば精算部において買物かごの識別コードを基に
記憶手段の中から買物かごの識別コードと対応する商品
データを読出すことができる。よって、従来のように、
顧客が番号札を持ち歩かなくてもよいので、顧客に負担
をかけることがない。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例のシステムは、第1図に示す如く、互いに一
定間隔置きに配置された複数の登録部A1〜Anと、これら
の登録部A1〜Anより顧客の流れ方向位置に互いに一定間
隔置きに配置された複数の精算部B1〜Bn−1とを含んで
構成されている。ここでは、登録部A1〜Anに数に対し
て、精算部B1〜Bn−1の数を1つ少なくしてある。これ
により、仕事量の均等化をはかっている。
各登録部A1〜Anは、未登録商品の入った第2の買物か
ご100Aおよび先の顧客が使用した空の第1の買物かご10
0Bを置くためのスペースを有するサッカー台101〜10
nと、このサッカー台101〜10nの上面中央位置つまり両
買物かご100A,100Bの中間位置に固定されたスキャナ111
〜11nとから構成されている。また、各精算部B1〜Bn−
1は、前記いずれかの登録部A1〜Anで商品の登録が終了
した登録済商品が入った買物かご100Cを置くためのスペ
ースを有するサッカー台301〜30n-1と、この各サッカー
台301〜30n-1の一側位置に設置された電子キャッシュレ
ジスタ311〜31n-1とから構成されている。
ここで、本実施例の買物かご100A,B,Cには、第8図に
示す如く、矩形状の周囲壁を構成する長辺側両側壁外面
上部位置にID番号カード101がそれぞれ一体的に付され
ている。各ID番号カード101には、その買物かご固有の
識別コードであるID番号がバーコード化して表示されて
いる。
また、各登録部A1〜Anにおけるスキャナ111〜11nと各
精算部B1〜Bn−1における電子キャッシュレジスタ311
〜31n-1とは、第2図に示す如く、閉ループの伝送回路
8を介して交互に接続されている。閉ループの伝送回線
8の途中には、記憶手段を構成するファイルコントロー
ラ1が接続されている。ファイルコントローラ1には、
ホストコンピュータ9が接続されている。
第3図は前記ファイルコントローラ1の回路構成を示
している。同図において、2はCPUである。CPU2には、
アドレス・データバス3を介して、ROM4、RAM5、前記ホ
ストコンピュータ9とデータ伝送を行うための伝送制御
回路6、前記伝送回線8を通じて前記スキャナ111〜11n
および電子キャッシュレジスタ311〜31n-1とデータ伝送
を行うための伝送制御回路7がそれぞれ接続されてい
る。
ここで、CPU2は、ROM4に記憶されたプログラムに従っ
て、前記いずれかのスキャナ111〜11nから伝送されてき
たID番号を含む商品データを前記RAM5にID番号ごとに区
分けして記憶させるとともに、いずれかの電子キャッシ
ュレジスタ311〜31n-1からID番号を含む商品データの送
信要求があった際、RAM5の中からそのID番号に対応する
商品データを読出し、その商品データを送信要求があっ
た電子キャッシュレジスタ311〜31n-1へ送信する機能を
備える。
第4図は前記各スキャナ111〜11nの回路構成を示して
いる。同図において、12はCPUである。CPU12には、アド
レス・データバス13を介して、ROM14、記憶部としてのR
AM15、読取部制御回路16、表示器制御回路17、キーボー
ト制御回路19、前記伝送回線8を通じて前記ファイルコ
ントローラ1とデータ伝送を行うための伝送制御回路20
がそれぞれ接続されている。
前記RAM15には、先の顧客が使用した第1の買物かご
のID番号を記憶するための第1の商品データ登録エリア
15Aと、これから登録される未登録商品が収納された第
2の買物かごのID番号を記憶するための第2の商品デー
タ登録エリア15Bとがそれぞれ設けられている。各商品
データ登録エリア15A,15Bには、前記読取部21によって
読取られた買物かご100A,BのID番号とともに、商品に付
されたバーコードの商品データが格納できるようになっ
ている。
また、前記読取部制御回路16には光の走査によってバ
ーコードを光学的に読取る読取部21が接続されている。
表示器制御回路17には表示器22が接続されている。キー
ボード制御回路19には終了キーなどを有するキーボード
24が接続されている。これらの読取部21、表示器22およ
びキーボード24は、第5図に示すように配置されてい
る。即ち、本体25の正面に読取部21が、本体25の上部一
側位置に表示器22が、本体25の上部つまり読取部21の上
方位置にキーボード24がそれぞれ配置されている。読取
部21は、買物かご100Aのサッカー台101〜10nの上面に沿
って読取部21の前方を通過した際、その買物かご100Aの
ID番号カード101を読取れる高さ位置に取付けられてい
る。
また、前記CPU12は、ROM14に記憶されたプログラムに
従って、第9図に示すフローチャートの処理を実行す
る。なお、これらの処理については、作用の項で詳述す
る。ここに、CPU12とROM14とから、前記第1の商品デー
タ登録エリア15Aに先の顧客が使用した第1の買物かご
のID番号が記憶されていることを条件としてその第1の
商品データ登録エリア15Aに前記読取部21によって読取
られた商品データを記憶させる手段、これから登録され
る未登録商品を収納した第2の買物かごのID番号が前記
読取部21によって読取られた際そのID番号を第2の商品
データ登録エリア15Bに記憶させる手段、終了キーの操
作に基づく締め操作が行われた際前記第2の商品データ
登録エリア15Bに前記第2の買物かごのID番号が記憶さ
れていることを条件として第1の商品データ登録エリア
15AのID番号と商品データとを前記ファイルコントロー
ラ1へ送信した後、第2の商品データ登録エリア15BのI
D番号を前記第1の商品データ登録エリア15Aと転送する
手段などを有する制御手段を構成している。
第6図は前記各電子キャッシュレジスタ311〜31n-1
回路構成を示している。同図において、32はCPUであ
る。CPU32には、アドレス・データバス33を介して、ROM
34、RAM35、キーボード制御回路36、表示器制御回路3
7、プリンタ制御回路38、ドロワー制御回路39、読取部
制御回路40、前記伝送回線8を通じて前記ファイルコン
トローラ1とデータ伝送を行うための伝送制御回路42が
それぞれ接続されている。
前記キーボード制御回路36には小計キーや現計キーな
どを有するキーボード51が接続されている。表示器制御
回路37には表示器52が接続されている。プリンタ制御回
路38にはプリンタ53が接続されている。ドロワー制御回
路39にはドロワー54が接続されている。読取部制御回路
40には光の走査によってバーコードを光学的に読取る読
取部55が接続されている。これらのキーボード51、表示
器52、プリンタ53、ドロワー54および読取部55は、第7
図に示すように配置されている。即ち、筐体56の正面に
キーボード51、表示器52およびプリンタ53が、筐体56の
下部にドロワー54がそれぞれ配置されているとともに、
ドロワー54より下方に読取部55が配置されている。読取
部55は、登録済商品が入った買物かご100Cがサッカー台
301〜30n-1の上面に沿って読取部55の位置まで移動され
た際、その買物かご100CのID番号カード101を読取れる
高さ位置に着脱自在に取付けられている。
また、前記CPU32は、ROM34に記憶されたプログラムに
従って、第10図に示すフローチャートの処理を実行す
る。なお、これらの処理については、作用の項で詳述す
る。
次に、本実施例の作用を第9図および第10図のフロー
チャートを参照しながら説明する。
まず、第5図に示すように、顧客が未登録商品の入っ
た第2の買物かご100Aをいずれかの登録部A1〜Anのサッ
カー台101〜1nの上に置くと、その登録部A1〜Anのオペ
レータは、その買物かご100Aの中から未登録商品を1つ
ずつ取出し、その未登録商品に付されたバーコードを読
取部21へ向けながら通過させそのバーコードの商品デー
タを読取部21で読取らせた後、先の顧客が使用した空の
第1の買物かご100B内に収納する。締め操作を行う前
に、その登録時に未登録商品が入っていた買物かご100A
を読取部21まで移動させ、その買物かご100AのID番号を
読取部21で読取らせた後、全ての未登録商品の登録が終
了したことを条件として、締め操作つまり終了キーを押
す。
すると、スキャナ111〜11nのCPU12は、第9図に示す
フローチャートに従って処理を実行する。まず、ステッ
プ(以下、STと略す。)1において、第1の商品データ
登録エリア15Aに先の顧客が使用した空の買物かごのID
番号が有るか否かを判断する。ここで、第1の商品デー
タ登録エリア15Aに先の顧客が使用した空の買物かごのI
D番号が有ることを条件として、ST2,ST3の判断を経て商
品データが入力されたことを認識すると、つまりST2で
入力データが有ることを認識し、かつ、ST3でその入力
データがID番号でないことを認識すると、ST4へ進み第
1の商品データ登録エリア15Aに商品データを登録した
後、ST5で終了キーが押されていないことを条件としてS
T2へ戻る。
従って、第1の商品データ登録エリア15Aに先の顧客
が使用したID番号が登録されていることを条件として、
未登録商品のバーコードが順次読取部21によって読取ら
れていくと、それらの商品データが第1の商品データ登
録エリア15Aに順次登録されていく。
この未登録商品の登録の過程、あるいは、全ての未登
録商品の登録が終了した時点で、ST3において、買物か
ごのID番号を認識すると、つまり締め操作前の登録時に
未登録商品が入っていた買物かご100AのID番号が読取部
21で読取られると、ST6へ進み第2の商品データ登録エ
リア15BにID番号が有るか否かを判断する。第2の商品
データ登録エリア15BにID番号が有れば、エラーとして
処理する。第2の商品データ登録エリア15BにID番号が
無ければ、第2の商品データ登録エリア15BにID番号を
登録し、ST5へ進む。
これらの処理の過程で、ST5において、終了キーが押
されたことを認識すると、ST8へ進み第2の商品データ
登録エリア15BにID番号が有るかを判断する。第2の商
品データ登録エリア15BにID番号が無ければ、エラーと
して処理する。第2の商品データ登録エリア15BにID番
号が有れば、ST9へ進み第1の商品データ登録エリア15A
のデータつまりID番号を含む商品データをファイルコン
トローラ1へ送信する。これにより、ファイルコントロ
ーラ1は、ID番号を含む商品データを受信し、RAM5内に
ID番号ごとに区分けして商品データを格納する。
続いて、ST10へ進み第1の商品データ登録エリア15A
のデータをクリアし、続いて、ST11へ進み第2の商品デ
ータ登録エリア15BのID番号を第1の商品データ登録エ
リア15Aへ転送した後、ST12で第2の商品データ登録エ
リア15BのID番号をクリアする。これにより、次の顧客
に対しては、第1の商品データ登録エリア15Aに先の顧
客が使用した空の買物かご100AのID番号が登録された状
態となる。
これで、一人の顧客の商品登録が終了する。すると、
その顧客は登録済商品の入った買物かご100Bを持って任
意の精算部B1〜Bn−1へ行く。一方、登録部A1〜Anのオ
ペレータは、次の顧客に備えて、先の顧客が使用して空
になった買物かご100Aを前の買物かご100Bの位置まで移
動させ、次の顧客を待つ。次の顧客が未登録商品の入っ
た買物かごを持ってきたら、同様に操作を行う。この場
合には、既に第1の商品データ登録エリア15Aには先の
顧客が使用した空の買物かご100AのID番号が登録されて
いるから、ST1を経てST2以降の処理へ進むことができ
る。
なお、登録業務開始時点では、第1の商品データ登録
エリア15AにID番号が登録されていないから、初めに空
の買物かごのID番号を読取部21で読取らせる。すると、
ST13,ST14を経てST15で第1の商品データ登録エリア15A
にID番号が登録されるから、ST2以降の処理へ進むこと
ができる。
一方、精算部B1〜Bn−1のキャッシャは、顧客が登録
済商品の入った買物かご100Cを持ってきたら、まず、そ
の買物かご100Cを読取部55まで移動させ、あるいは、読
取部55を外して買物かご100CのID番号カード101を読取
部55で読取らせ、続いて、小計キーを押した後、現計キ
ーを押す。
すると、電子キャッシュレジスタ311〜31n-1のCPU32
は、第10図に示すフローチャートに従って処理を実行す
る。まず、ST21で入力データがあることを認識し、続い
て、ST22でその入力データがID番号であることを認識す
ると、そのID番号を登録する。
一方、ST2で入力データがID番号で無ければ、ST24で
小計キーか否か、ST30で現計キーか否かを順番に判断す
る。ST24で小計キーであることを認識すると、ST25へ進
みID番号が登録されているかを判断する。ID番号が登録
されていれば、ST26へ進みそのID番号を含むデータ送信
要求を前記ファイルコントローラ1へ送信し、ST27でそ
の送信要求に応答してファイルコントローラ1からの送
信される商品データを受信し、続いて、ST28で受信した
商品データをプリンタ53で印字させた後、ST29で合計金
額を表示器52に表示させる。また、ST30で現計キーであ
ることを認識すると、ST31へ進み締め処理を行う。
従って、本実施例によれば、各登録部A1〜Anにおい
て、先の顧客が使用した買物かごのID番号を登録してお
き、そのID番号とともに登録された商品データをファイ
ルコントローラ1へ送信し、ファイルコントローラ1で
ID番号ごとに商品データをファイルしておき、任意の精
算部B1〜Bn−1において、買物かごのID番号を基にID番
号を含む商品データの送信要求があった際、ファイルコ
ントローラ1からID番号に対応する商品データを送信要
求があった精算部B1〜Bn−1へ送信するようにしたの
で、顧客は登録済商品が収納された買物かごつまり先の
顧客が使用した買物かごを持って任意の精算部B1〜Bn−
1へ行くだけでよい。このことは、従来のように、顧客
が買物かごのほかに番号札を持たなくてもよいので、顧
客に負担をかけることなく、しかも、番号札の紛失など
もないので精算業務を能率的に行うことができる。
また、各登録部A1〜Anにおいて、買物かご100Aがサッ
カー台101〜10nの上面に沿って読取部21の前方を通過し
た際、その買物かご100AのID番号カード101を読取れる
高さ位置に読取部21を配置したので、買物かごをサッカ
ー台101〜10nの上面に沿って移動させるだけで、買物か
ごのID番号を読取ることができる。しかも、買物かごの
ID番号の読取りに当っては、買物かご内の未登録商品を
全て登録処理して空になった時点で行えるもので、買物
かごを移動させるのも容易である。
また、各精算部B1〜Bn−1において、登録済商品が入
った買物かご100Cがサッカー台301〜30n-1の上面に沿っ
て読取部55の位置まで移動された際、その買物かご100C
のID番号カード101を読取れる高さ位置に読取部55を配
置したので、買物かご100Cをサッカー台301〜30n-1の上
面に沿って移動させるだけで、買物かご100CのID番号を
読取ることができる。しかも、読取部55を着脱自在とし
たので、買物かご100Cが重い場合には、読取部55を外し
て買物かご100CのID番号を読取ることができる。つま
り、重い買物かご100Cを移動させなくてもよいので、オ
ペレータの負担を軽減させることができる。
なお、上記実施例では、ID番号カード101を買物かご1
00A,B,Cに一体的に付したが、第11図に示す如く、買物
かご100A,B,Cにポケット102を設け、このポケット102に
ID番号カード101を差込むようにしてもよい。ただ、ポ
ケット102にID番号カード101を差込んだ状態のままで
は、スキャナ111〜11nの読取部21で読取ることができな
いので、読取時にポケット102からID番号カード101を抜
取り、読取部21で読取るようにすればよい。
また、第12図に示す如く、ID番号カード101にID番号
をバーコード化して表示するとともに、ID番号を数字で
併記すれば、各精算部B1〜Bn−1のキャッシャは、数字
で表示されたID番号をみてその数字をキーボード51から
入力させることもできる。
また、上記実施例では、ID番号カード101にID番号を
バーコード化して表示したが、これに限られるものでは
ない。例えば、ID番号を磁気によって書込むようにして
もよい。この場合には、各スキャナ111〜11nおよび各電
子キャッシュレジスタ311〜31n-1に磁気によって書込ま
れたID番号カードを読取るカードリーダを付設するよう
にすればよい。
また、上記実施例では、各登録部A1〜Anにおけるスキ
ャナ111〜11nと各精算部B1〜Bn−1における電子キャッ
シュレジスタ311〜31n-1とを交互に接続した閉ループの
伝送回線8の途中に記憶手段を構成するファイルコント
ローラ1を挿入したが、ファイルコントローラ1を各登
録部A1〜An内に設けるようにしてもよい。この場合に
は、各精算部B1〜Bn−1において、買物かごのID番号が
入力された際、各登録部A1〜Anのファイルコントローラ
を順番に読出し、該当するID番号が有るか否かを判断
し、有ればその登録部A1〜Anのファイルコントローラか
ら該当するID番号の商品データを読出すようにすればよ
い。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、先の顧客が使用した第
1の買物かご、つまり、登録終了後、顧客が持ち去る買
物かごの識別コードとその買物かご内に収納された登録
済商品の商品データとが対応した状態で記憶手段に記憶
されているので、例えば精算部において買物かごの識別
コードを基に記憶手段の中から買物かごの識別コードと
対応する商品データを読出すことができる。よって、従
来のように、顧客が番号札を持ち歩かなくてもよいの
で、顧客に負担をかけることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は全体の構成を示す図、第2図はスキャナと電子キャ
ッシュレジスタとファイルコントローラとの接続を示す
図、第3図はファイルコントローラを示すブロック図、
第4図はスキャナを示すブロック図、第5図は登録部を
示す図、第6図は電子キャッシュレジスタを示すブロッ
ク図、第7図は積算部を示す図、第8図は買物かごを示
す斜視図、第9図はスキャナ側の動作を示すフローチャ
ート、第10図は電子キャッシュレジスタ側の動作を示す
フローチャートである。第11図は本発明の他の実施例を
示す買物かごの斜視図、第12図は本発明の他の実施例を
示すID番号カードの正面図である。 1……ファイルコントローラ、(記憶手段)、 12,14……CPUおよびROM(制御手段) 15……RAM(記憶部)、 15A……第1の商品データ登録エリア、 15B……第2の商品データ登録エリア、 21……読取部、 100A,B,C……買物かご、 101……ID番号カード。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第2の買物かご内の未登録商品を1つずつ
    取出して先の顧客が使用した第1の買物かご内に順次収
    納する過程で、その未登録商品に付された商品データを
    読取部によって読取り記憶部に記憶させるとともに、締
    め操作に応動して前記記憶部に記憶された商品データを
    記憶手段へ出力する商品データ読取装置において、 前記買物かごにその買物かご固有の識別コードを付すと
    ともに、 前記記憶部に前記第1の買物かごの識別コードを記憶す
    るための第1の商品データ登録エリアと前記第2の買物
    かごの識別コードを記憶するための第2の商品データ登
    録エリアとをそれぞれ設け、 前記第1の商品データ登録エリアに前記識別コードが記
    憶されていることを条件としてその第1の商品データ登
    録エリアに前記読取部によって読取られた商品データを
    記憶させる手段と、前記第2の買物かごの識別コードが
    入力された際その識別コードを前記第2の商品データ登
    録エリアに記憶させる手段と、前記締め操作が行われた
    際前記第2の商品データ登録エリアに前記識別コードが
    記憶されていることを条件として前記第1の商品データ
    登録エリアの識別コードと商品データとを前記記憶手段
    へ出力した後、前記第2の商品データ登録エリアの識別
    コードを前記第1の商品データ登録エリアへ転送する手
    段とを有する制御手段を設けた、 ことを特徴とする商品データ読取装置。
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