JPH0540883A - 商品販売装置 - Google Patents
商品販売装置Info
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- JPH0540883A JPH0540883A JP15811791A JP15811791A JPH0540883A JP H0540883 A JPH0540883 A JP H0540883A JP 15811791 A JP15811791 A JP 15811791A JP 15811791 A JP15811791 A JP 15811791A JP H0540883 A JPH0540883 A JP H0540883A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 店舗内の陳列棚上に配列された商品を顧客が
持ち運ぶことなく買物を実行できる商品販売装置を実現
する。 【構成】 各顧客が携行する情報カードを読取走査する
カードリーダと購入する商品の数量指定情報が操作入力
される数量指定手段とが設けられたデータ入力ユニット
２を多数の商品サンプル８の各々と共に配列し、これら
のデータ入力ユニット２の出力情報を集計すると共に記
憶する集計記憶手段と情報カードを読取走査するカード
リーダと精算処理を実行する精算処理手段とが設けられ
たレジスタユニット３，４を設け、顧客はデータ入力ユ
ニット２に所定の入力操作を実行してレジスタユニット
４で精算処理を実行するだけで商品を購入できるように
した。
持ち運ぶことなく買物を実行できる商品販売装置を実現
する。 【構成】 各顧客が携行する情報カードを読取走査する
カードリーダと購入する商品の数量指定情報が操作入力
される数量指定手段とが設けられたデータ入力ユニット
２を多数の商品サンプル８の各々と共に配列し、これら
のデータ入力ユニット２の出力情報を集計すると共に記
憶する集計記憶手段と情報カードを読取走査するカード
リーダと精算処理を実行する精算処理手段とが設けられ
たレジスタユニット３，４を設け、顧客はデータ入力ユ
ニット２に所定の入力操作を実行してレジスタユニット
４で精算処理を実行するだけで商品を購入できるように
した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、商品の販売業務に利用
される商品販売装置に関するものである。
される商品販売装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の商品販売装置では、店舗内に複数
のレジスタと多数の陳列棚とを連続的に設置した構造な
どとなっており、これらの陳列棚上に各種の商品を配列
するようになっている。そして、このような商品販売装
置では、顧客が購入を要望する商品を陳列棚から選出し
て買物カゴに投入するなどし、これをレジスタの位置に
持ち寄って精算するようになっている。
のレジスタと多数の陳列棚とを連続的に設置した構造な
どとなっており、これらの陳列棚上に各種の商品を配列
するようになっている。そして、このような商品販売装
置では、顧客が購入を要望する商品を陳列棚から選出し
て買物カゴに投入するなどし、これをレジスタの位置に
持ち寄って精算するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のような商品販売
装置では、陳列棚上に配列した商品を顧客がレジスタの
位置まで持ち運んで購入するようになっている。
装置では、陳列棚上に配列した商品を顧客がレジスタの
位置まで持ち運んで購入するようになっている。
【０００４】しかし、このように商品を持ち運ぶこと
は、顧客の負担を増加させると共に店内の混雑を招くこ
とになって好ましくない。さらに、上述のような商品販
売装置では、レジスタの位置では顧客が持ち寄った商品
をキャッシャーが個々に登録して精算処理する必要があ
るため、その作業が煩雑で販売業務が遅滞しがちであ
り、また、予め多数の商品を各種類毎に陳列棚上に配列
しておく必要もあるので、店員の作業負担も増加してい
る。
は、顧客の負担を増加させると共に店内の混雑を招くこ
とになって好ましくない。さらに、上述のような商品販
売装置では、レジスタの位置では顧客が持ち寄った商品
をキャッシャーが個々に登録して精算処理する必要があ
るため、その作業が煩雑で販売業務が遅滞しがちであ
り、また、予め多数の商品を各種類毎に陳列棚上に配列
しておく必要もあるので、店員の作業負担も増加してい
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】少なくとも担当する商品
を識別する商品識別情報が予め設定された商品識別手段
と各顧客が携行する情報カードから顧客識別情報を読取
走査するカードリーダと購入する商品の数量指定情報が
操作入力される数量指定手段とが設けられたデータ入力
ユニットを設け、このデータ入力ユニットを多数の商品
サンプルの各々と共に配列し、データ入力ユニットが出
力する商品識別情報と数量指定情報とを顧客識別情報毎
に集計すると共に記憶する集計記憶手段と各顧客が携行
する情報カードから顧客識別情報を読取走査するカード
リーダとカードリーダが読取走査した顧客識別情報によ
る検索処理で集計記憶手段から商品識別情報と数量指定
情報とを呼出す情報検索手段と情報検索手段が呼出した
商品識別情報と数量指定情報とで精算処理を実行する精
算処理手段とが設けられたレジスタユニットを設けた。
を識別する商品識別情報が予め設定された商品識別手段
と各顧客が携行する情報カードから顧客識別情報を読取
走査するカードリーダと購入する商品の数量指定情報が
操作入力される数量指定手段とが設けられたデータ入力
ユニットを設け、このデータ入力ユニットを多数の商品
サンプルの各々と共に配列し、データ入力ユニットが出
力する商品識別情報と数量指定情報とを顧客識別情報毎
に集計すると共に記憶する集計記憶手段と各顧客が携行
する情報カードから顧客識別情報を読取走査するカード
リーダとカードリーダが読取走査した顧客識別情報によ
る検索処理で集計記憶手段から商品識別情報と数量指定
情報とを呼出す情報検索手段と情報検索手段が呼出した
商品識別情報と数量指定情報とで精算処理を実行する精
算処理手段とが設けられたレジスタユニットを設けた。
【０００６】
【作用】顧客は情報カードを携帯してデータ入力ユニッ
トに所定の入力操作を実行するだけで商品を購入でき、
陳列棚上に配列された商品を顧客が持ち運ぶようなこと
を要しない。
トに所定の入力操作を実行するだけで商品を購入でき、
陳列棚上に配列された商品を顧客が持ち運ぶようなこと
を要しない。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、この商品販売装置である無線店舗システム１は、
図１に例示するように、多数個のデータ入力ユニット２
と、レジスタユニットの一部である一個のホストコンピ
ュータ３と、やはりレジスタユニットの一部である複数
個の電子キャッシュレジスタ４と、一個の自動棚卸装置
５とを組合わせた構造となっている。そして、この無線
店舗システム１では、前記部材３〜５は互いに接続され
て店舗の一角に配置されたチェックアウトカウンタ６に
近接配置されており、前記データ入力ユニット２は、店
舗内に連設された陳列棚７上に各種毎に一個ずつ配列さ
れた商品サンプル８の各々に並設されている。
まず、この商品販売装置である無線店舗システム１は、
図１に例示するように、多数個のデータ入力ユニット２
と、レジスタユニットの一部である一個のホストコンピ
ュータ３と、やはりレジスタユニットの一部である複数
個の電子キャッシュレジスタ４と、一個の自動棚卸装置
５とを組合わせた構造となっている。そして、この無線
店舗システム１では、前記部材３〜５は互いに接続され
て店舗の一角に配置されたチェックアウトカウンタ６に
近接配置されており、前記データ入力ユニット２は、店
舗内に連設された陳列棚７上に各種毎に一個ずつ配列さ
れた商品サンプル８の各々に並設されている。
【０００８】ここで、図２に例示するように、前記陳列
棚７の前縁部に固定された前記データ入力ユニット２
は、図３に例示するように、外観的には本体ハウジング
９の前面にディスプレイ１０と数量指定手段であるキー
ボード１１及びカードリーダ１２が設けられた構造とな
っており、図４に例示するように、回路的には商品識別
手段でもあるマイクロプロセッサ１３に前記部材１０〜
１２とブザー１４及びＳＩＯ(Ｓerial Ｉnput−Ｏutpu
t)１５が接続され、このＳＩＯ１５に無線部１６が接続
された構造となっている。ここで、この無線部１６は、
送信部１７と受信部１８及びアンテナ１９で形成されて
おり、前記キーボード１１は、テンキー２０、登録キー
２１、キャンセルキー２２、買物終了キー２３等で形成
されている。また、前記マイクロプロセッサ１３は、Ｃ
ＰＵ(Ｃentral Ｐrocessing Ｕnit)にＲＡＭ(Ｒandom
Ａccess Ｍemory)やＲＯＭ(Ｒead Ｏnly Ｍemory)
等を接続した構造などとなっており、例えば、このＲＯ
Ｍに担当商品を識別する商品識別情報が格納されてい
る。
棚７の前縁部に固定された前記データ入力ユニット２
は、図３に例示するように、外観的には本体ハウジング
９の前面にディスプレイ１０と数量指定手段であるキー
ボード１１及びカードリーダ１２が設けられた構造とな
っており、図４に例示するように、回路的には商品識別
手段でもあるマイクロプロセッサ１３に前記部材１０〜
１２とブザー１４及びＳＩＯ(Ｓerial Ｉnput−Ｏutpu
t)１５が接続され、このＳＩＯ１５に無線部１６が接続
された構造となっている。ここで、この無線部１６は、
送信部１７と受信部１８及びアンテナ１９で形成されて
おり、前記キーボード１１は、テンキー２０、登録キー
２１、キャンセルキー２２、買物終了キー２３等で形成
されている。また、前記マイクロプロセッサ１３は、Ｃ
ＰＵ(Ｃentral Ｐrocessing Ｕnit)にＲＡＭ(Ｒandom
Ａccess Ｍemory)やＲＯＭ(Ｒead Ｏnly Ｍemory)
等を接続した構造などとなっており、例えば、このＲＯ
Ｍに担当商品を識別する商品識別情報が格納されてい
る。
【０００９】一方、前記電子キャッシュレジスタ４は、
図５に例示するように、外観的には、ドロワ２４上に設
置された本体ハウジング２５に、ディスプレイ２６、レ
シートプリンタ２７、キーボード２８、カードリーダ２
９等を設けた構造となっており、図６に例示するよう
に、回路的には、情報検索手段でもあるマイクロプロセ
ッサ３０に、前記部材２４，２６〜２９やＲＡＭ等のメ
モリ３１及びブザー３２を接続した構造となっている。
図５に例示するように、外観的には、ドロワ２４上に設
置された本体ハウジング２５に、ディスプレイ２６、レ
シートプリンタ２７、キーボード２８、カードリーダ２
９等を設けた構造となっており、図６に例示するよう
に、回路的には、情報検索手段でもあるマイクロプロセ
ッサ３０に、前記部材２４，２６〜２９やＲＡＭ等のメ
モリ３１及びブザー３２を接続した構造となっている。
【００１０】なお、前記自動棚卸装置５は、特開平2-48
310号公報などに開示されている既存の装置であり、こ
こでは前記ホストコンピュータ３の制御に従って動作す
るようになっている。そして、このホストコンピュータ
３は、前記データ入力ユニット２が出力する各種情報を
集計すると共に記憶する集計記憶手段がＣＰＵ等のマイ
クロプロセッサやＨＤＤ(Ｈard Ｄisk Ｄrive)等のメ
モリ３３で形成されており、図７に例示するように、こ
のメモリ３３内に形成されるユーザファイル３４には、
姓名３５やコードナンバー３６等からなる顧客識別情報
３７の格納領域毎に、商品識別情報３８、数量指定情報
３９、単価情報４０、棚ナンバー情報４１等の格納領域
が多数形成されている。なお、前記単価情報４０は、こ
こでは前記データ入力ユニット２から入力される前記情
報３５〜３９に従って前記電子キャッシュレジスタ４の
メモリ３１内のＰＬＵ(Ｐrice Ｌook Ｕp)などから呼
出されるようになっており、前記棚ナンバー情報４１
は、ここでは前記自動棚卸装置５の動作制御用に各商品
識別情報３８毎に設定されている。さらに、このホスト
コンピュータ３には、前記電子キャッシュレジスタ４の
カードリーダ２９から入力される顧客識別情報３７で前
記メモリ３８内の各種情報３８〜４１を検索する情報検
索手段がマイクロプロセッサなどで設けられており、こ
のようにして検索された情報に基づいて精算処理を実行
する精算処理手段が前記電子キャッシュレジスタ４の回
路部材２８〜３１等で形成されている。
310号公報などに開示されている既存の装置であり、こ
こでは前記ホストコンピュータ３の制御に従って動作す
るようになっている。そして、このホストコンピュータ
３は、前記データ入力ユニット２が出力する各種情報を
集計すると共に記憶する集計記憶手段がＣＰＵ等のマイ
クロプロセッサやＨＤＤ(Ｈard Ｄisk Ｄrive)等のメ
モリ３３で形成されており、図７に例示するように、こ
のメモリ３３内に形成されるユーザファイル３４には、
姓名３５やコードナンバー３６等からなる顧客識別情報
３７の格納領域毎に、商品識別情報３８、数量指定情報
３９、単価情報４０、棚ナンバー情報４１等の格納領域
が多数形成されている。なお、前記単価情報４０は、こ
こでは前記データ入力ユニット２から入力される前記情
報３５〜３９に従って前記電子キャッシュレジスタ４の
メモリ３１内のＰＬＵ(Ｐrice Ｌook Ｕp)などから呼
出されるようになっており、前記棚ナンバー情報４１
は、ここでは前記自動棚卸装置５の動作制御用に各商品
識別情報３８毎に設定されている。さらに、このホスト
コンピュータ３には、前記電子キャッシュレジスタ４の
カードリーダ２９から入力される顧客識別情報３７で前
記メモリ３８内の各種情報３８〜４１を検索する情報検
索手段がマイクロプロセッサなどで設けられており、こ
のようにして検索された情報に基づいて精算処理を実行
する精算処理手段が前記電子キャッシュレジスタ４の回
路部材２８〜３１等で形成されている。
【００１１】このような構成において、この無線店舗シ
ステム１では、顧客は磁気カードやバーコードカード等
の情報カード(図示せず)を各々携行して店舗内で各種の
商品サンプル８を確認し、購入を要望する商品のデータ
入力ユニット２に所定の情報入力を行なう。すると、こ
の入力情報に従って自動棚卸装置５が自動的に商品をチ
ェックアウトカウンタ６の位置まで移送すると共に電子
キャッシュレジスタ４が登録処理を完了するので、顧客
は電子キャッシュレジスタ４で精算処理を行なって商品
を受け取るようになっている。
ステム１では、顧客は磁気カードやバーコードカード等
の情報カード(図示せず)を各々携行して店舗内で各種の
商品サンプル８を確認し、購入を要望する商品のデータ
入力ユニット２に所定の情報入力を行なう。すると、こ
の入力情報に従って自動棚卸装置５が自動的に商品をチ
ェックアウトカウンタ６の位置まで移送すると共に電子
キャッシュレジスタ４が登録処理を完了するので、顧客
は電子キャッシュレジスタ４で精算処理を行なって商品
を受け取るようになっている。
【００１２】そこで、このような無線店舗システム１の
処理動作を、図８に例示するデータ入力ユニット２の処
理動作のフローチャートと図９に例示するレジスタユニ
ット３，４の処理動作のフローチャートとに基づいて以
下に詳述する。まず、図８に例示するように、各データ
入力ユニット２は通常はディスプレイ１０に「いらっし
ゃいませ」などのメッセージが表示されており、各キー
２１〜２３の入力操作に待機した状態となっている。例
えば、商品サンプル８を視認して同一の商品の購入を要
望した顧客が登録キー２１を入力操作すると、ディスプ
レイ１０に「個数は？」のメッセージが表示されて数量指
定情報３９の入力に待機した状態となり、顧客がテンキ
ー２０で所望する個数の数値で数量指定情報３９を操作
入力すると、ディスプレイ１０に「カードを引いて下さ
い」のメッセージが表示される。
処理動作を、図８に例示するデータ入力ユニット２の処
理動作のフローチャートと図９に例示するレジスタユニ
ット３，４の処理動作のフローチャートとに基づいて以
下に詳述する。まず、図８に例示するように、各データ
入力ユニット２は通常はディスプレイ１０に「いらっし
ゃいませ」などのメッセージが表示されており、各キー
２１〜２３の入力操作に待機した状態となっている。例
えば、商品サンプル８を視認して同一の商品の購入を要
望した顧客が登録キー２１を入力操作すると、ディスプ
レイ１０に「個数は？」のメッセージが表示されて数量指
定情報３９の入力に待機した状態となり、顧客がテンキ
ー２０で所望する個数の数値で数量指定情報３９を操作
入力すると、ディスプレイ１０に「カードを引いて下さ
い」のメッセージが表示される。
【００１３】そこで、顧客が情報カードをカードリーダ
１２に挿入して引き抜くと、この情報カードに記録され
た顧客識別情報３７が読取走査されてマイクロプロセッ
サ１３内の商品識別手段であるメモリに一時記憶された
商品識別情報３８や数量指定情報３９と共に無線部１６
に伝送される。そこで、このデータ入力ユニット２は、
無線部１６が各情報３５〜３９をホストコンピュータ３
に無線伝送してホストコンピュータ３から情報処理の完
了を受信すると、ディスプレイ１０に「ありがとうござ
いました」のメッセージを表示すると共にブザー１４を
一度鳴らして初期状態に復帰する。また、このデータ入
力ユニット２では、この無線部１６が各情報３５〜３９
をホストコンピュータ３に無線伝送してホストコンピュ
ータ３から情報処理の不良発生を受信すると、ディスプ
レイ１０に「もう一度、お願いします」のメッセージを表
示すると共にブザー１４を間欠的に鳴らして初期状態に
復帰する。
１２に挿入して引き抜くと、この情報カードに記録され
た顧客識別情報３７が読取走査されてマイクロプロセッ
サ１３内の商品識別手段であるメモリに一時記憶された
商品識別情報３８や数量指定情報３９と共に無線部１６
に伝送される。そこで、このデータ入力ユニット２は、
無線部１６が各情報３５〜３９をホストコンピュータ３
に無線伝送してホストコンピュータ３から情報処理の完
了を受信すると、ディスプレイ１０に「ありがとうござ
いました」のメッセージを表示すると共にブザー１４を
一度鳴らして初期状態に復帰する。また、このデータ入
力ユニット２では、この無線部１６が各情報３５〜３９
をホストコンピュータ３に無線伝送してホストコンピュ
ータ３から情報処理の不良発生を受信すると、ディスプ
レイ１０に「もう一度、お願いします」のメッセージを表
示すると共にブザー１４を間欠的に鳴らして初期状態に
復帰する。
【００１４】そこで、この無線店舗システム１では、上
述のように「もう一度、お願いします」のメッセージを表
示した後にデータ入力ユニット２が初期状態に復帰した
場合、顧客は上述のような入力操作を最初から繰返すこ
とになるが、例えば、この顧客が商品の購入を思い止ま
った場合は、「いらっしゃいませ」のメッセージが表示さ
れた状態でキャンセルキー２２を入力操作する。する
と、このデータ入力ユニット２では、ディスプレイ１０
に「カードを引いて下さい」のメッセージが表示されて以
後は前述と同様な処理が実行される。また、この無線店
舗システム１では、前述のようにしてデータ入力ユニッ
ト２が初期状態に復帰した際に顧客が買物を終了する場
合は、この顧客は「いらっしゃいませ」のメッセージが表
示された状態で買物終了キー２３を入力操作する。する
と、このデータ入力ユニット２では、ディスプレイ１０
に「カードを引いて下さい」のメッセージが表示されて以
後は前述と同様な処理が実行される。
述のように「もう一度、お願いします」のメッセージを表
示した後にデータ入力ユニット２が初期状態に復帰した
場合、顧客は上述のような入力操作を最初から繰返すこ
とになるが、例えば、この顧客が商品の購入を思い止ま
った場合は、「いらっしゃいませ」のメッセージが表示さ
れた状態でキャンセルキー２２を入力操作する。する
と、このデータ入力ユニット２では、ディスプレイ１０
に「カードを引いて下さい」のメッセージが表示されて以
後は前述と同様な処理が実行される。また、この無線店
舗システム１では、前述のようにしてデータ入力ユニッ
ト２が初期状態に復帰した際に顧客が買物を終了する場
合は、この顧客は「いらっしゃいませ」のメッセージが表
示された状態で買物終了キー２３を入力操作する。する
と、このデータ入力ユニット２では、ディスプレイ１０
に「カードを引いて下さい」のメッセージが表示されて以
後は前述と同様な処理が実行される。
【００１５】つぎに、上述のようなデータ入力ユニット
２で操作入力されるデータに従って動作するレジスタユ
ニット３，４の処理動作を図９に例示するフローチャー
トに基づいて以下に詳述する。まず、このレジスタユニ
ット３，４のホストコンピュータ３はデータ入力ユニッ
ト２からのデータ受信に常時待機しており、この受信を
検知するとデータ入力の良否が判定される。そこで、こ
のデータ入力が不良の場合はデータ入力ユニット２にデ
ータ受信の不良発生を無線送信し、データ入力が良好な
場合は入力データを解析して登録キー２１による買物登
録コードの有無を判定する。そこで、これが検知された
場合は、マイクロプロセッサ３３内の集計記憶手段が入
力された情報３５〜３９に従ってメモリ３１内のＰＬＵ
を検索するなどして他の情報４０，４１を補完し、図７
に例示したようなユーザファイル３４を作成する。そし
て、このような集計記憶手段によるユーザファイル３４
の作成が完了すると、このレジスタユニット３，４で
は、データ入力ユニット２に受信データの登録完了を無
線送信して初期状態に復帰する。
２で操作入力されるデータに従って動作するレジスタユ
ニット３，４の処理動作を図９に例示するフローチャー
トに基づいて以下に詳述する。まず、このレジスタユニ
ット３，４のホストコンピュータ３はデータ入力ユニッ
ト２からのデータ受信に常時待機しており、この受信を
検知するとデータ入力の良否が判定される。そこで、こ
のデータ入力が不良の場合はデータ入力ユニット２にデ
ータ受信の不良発生を無線送信し、データ入力が良好な
場合は入力データを解析して登録キー２１による買物登
録コードの有無を判定する。そこで、これが検知された
場合は、マイクロプロセッサ３３内の集計記憶手段が入
力された情報３５〜３９に従ってメモリ３１内のＰＬＵ
を検索するなどして他の情報４０，４１を補完し、図７
に例示したようなユーザファイル３４を作成する。そし
て、このような集計記憶手段によるユーザファイル３４
の作成が完了すると、このレジスタユニット３，４で
は、データ入力ユニット２に受信データの登録完了を無
線送信して初期状態に復帰する。
【００１６】そして、このレジスタユニット３，４で
は、上述のようなユーザファイル３４の作成後に買物登
録コードが無いデータ受信を検知すると、この検知出力
から買物終了を判定してユーザファイル３４を自動棚卸
装置５に有線送信し、データ入力ユニット２に買物終了
の処理完了を無線送信して初期状態に復帰する。
は、上述のようなユーザファイル３４の作成後に買物登
録コードが無いデータ受信を検知すると、この検知出力
から買物終了を判定してユーザファイル３４を自動棚卸
装置５に有線送信し、データ入力ユニット２に買物終了
の処理完了を無線送信して初期状態に復帰する。
【００１７】なお、上述のようなユニット２〜４の各種
の処理は、予め設定されたプログラムに従って動作する
マイクロプロセッサ１３，３０の制御などで実行され
る。
の処理は、予め設定されたプログラムに従って動作する
マイクロプロセッサ１３，３０の制御などで実行され
る。
【００１８】そこで、この無線店舗システム１では、棚
ナンバー情報４１や数量指定情報３９に従って動作する
自動棚卸装置５によって所定の商品がチェックアウトカ
ウンタ６まで搬送され、このチェックアウトカウンタ６
の所定の電子キャッシュレジスタ４でユーザファイル３
４に従った登録処理が実行される。そこで、これらの作
業が完了すると、店舗内に顧客識別情報３７で顧客の呼
出しが放送されるので、この顧客は指定された電子キャ
ッシュレジスタ４のキャッシャーに情報カードを手渡
す。そこで、このキャッシャーが情報カードを電子キャ
ッシュレジスタ４のカードリーダ１２に挿入して顧客識
別情報３７を入力すると、この顧客識別情報３７が一致
するユーザファイル３４がメモリ３３から読出され、こ
のユーザファイル３３に従ってマイクロプロセッサ３３
やキーボード２８等からなる精算処理手段で精算処理が
実行される。そこで、このようにして精算処理が完了す
ると、このキャッシャーはチェックアウトカウンタ３６
上の商品を顧客に渡すことになる。
ナンバー情報４１や数量指定情報３９に従って動作する
自動棚卸装置５によって所定の商品がチェックアウトカ
ウンタ６まで搬送され、このチェックアウトカウンタ６
の所定の電子キャッシュレジスタ４でユーザファイル３
４に従った登録処理が実行される。そこで、これらの作
業が完了すると、店舗内に顧客識別情報３７で顧客の呼
出しが放送されるので、この顧客は指定された電子キャ
ッシュレジスタ４のキャッシャーに情報カードを手渡
す。そこで、このキャッシャーが情報カードを電子キャ
ッシュレジスタ４のカードリーダ１２に挿入して顧客識
別情報３７を入力すると、この顧客識別情報３７が一致
するユーザファイル３４がメモリ３３から読出され、こ
のユーザファイル３３に従ってマイクロプロセッサ３３
やキーボード２８等からなる精算処理手段で精算処理が
実行される。そこで、このようにして精算処理が完了す
ると、このキャッシャーはチェックアウトカウンタ３６
上の商品を顧客に渡すことになる。
【００１９】このようにすることで、この無線店舗シス
テム１では、顧客は情報カードを携帯して購入を要望す
る商品のデータ入力ユニット２に対して所定の入力操作
を実行するだけで商品を購入でき、陳列棚７上に配列し
た商品を顧客が持ち運んで購入するようなことを要しな
いので、顧客の負担が軽減されると共に店内の混雑を解
消することができる。さらに、この無線店舗システム１
では、顧客がデータ入力ユニット２の入力操作で買物の
終了を指示すると、電子キャッシュレジスタ４では入力
情報で形成されたユーザファイル３４に従って商品登録
が完了するようになっており、キャッシャーが商品を個
々に登録するようなことを要せず、顧客の到来後は精算
処理を実行するだけなので、その作業が簡易で販売業務
を迅速に実行することができる。また、この無線店舗シ
ステム１では、予め多数の商品を各種類毎に陳列棚７上
に配列しておくことも要しないので、店員の作業負担も
軽減することができる。
テム１では、顧客は情報カードを携帯して購入を要望す
る商品のデータ入力ユニット２に対して所定の入力操作
を実行するだけで商品を購入でき、陳列棚７上に配列し
た商品を顧客が持ち運んで購入するようなことを要しな
いので、顧客の負担が軽減されると共に店内の混雑を解
消することができる。さらに、この無線店舗システム１
では、顧客がデータ入力ユニット２の入力操作で買物の
終了を指示すると、電子キャッシュレジスタ４では入力
情報で形成されたユーザファイル３４に従って商品登録
が完了するようになっており、キャッシャーが商品を個
々に登録するようなことを要せず、顧客の到来後は精算
処理を実行するだけなので、その作業が簡易で販売業務
を迅速に実行することができる。また、この無線店舗シ
ステム１では、予め多数の商品を各種類毎に陳列棚７上
に配列しておくことも要しないので、店員の作業負担も
軽減することができる。
【００２０】なお、この無線店舗システム１において顧
客が携行する情報カードは、例えば、店舗の入口で顧客
に渡して出口で回収するように顧客に一時的に貸出すこ
とや、クレジットカードのように予め契約した顧客に携
帯させておくことや、プリペイドカードのように顧客に
販売しておくことなどが考えられる。
客が携行する情報カードは、例えば、店舗の入口で顧客
に渡して出口で回収するように顧客に一時的に貸出すこ
とや、クレジットカードのように予め契約した顧客に携
帯させておくことや、プリペイドカードのように顧客に
販売しておくことなどが考えられる。
【００２１】また、この無線店舗システム１では、実際
の商品をケースに格納した商品サンプル８をデータ入力
ユニット２に並設することを想定したが、本発明は上記
形式に限定されるものではなく、例えば、商品の写真か
らなる商品サンプルをデータ入力ユニット２の前面に形
成することなども実施可能である。
の商品をケースに格納した商品サンプル８をデータ入力
ユニット２に並設することを想定したが、本発明は上記
形式に限定されるものではなく、例えば、商品の写真か
らなる商品サンプルをデータ入力ユニット２の前面に形
成することなども実施可能である。
【００２２】さらに、この無線店舗システム１では、顧
客が精算処理を完了する以前に自動棚卸装置５で商品を
チェックアウトカウンタ６の位置に搬送しておくことを
例示したが、本発明は上記形式に限定されるものではな
く、例えば、顧客が購入する商品の情報を店舗外の配送
センタ(図示せず)に送信し、ここから顧客の自宅に商品
を配送するようなことも実施可能である。
客が精算処理を完了する以前に自動棚卸装置５で商品を
チェックアウトカウンタ６の位置に搬送しておくことを
例示したが、本発明は上記形式に限定されるものではな
く、例えば、顧客が購入する商品の情報を店舗外の配送
センタ(図示せず)に送信し、ここから顧客の自宅に商品
を配送するようなことも実施可能である。
【００２３】
【発明の効果】本発明は上述のように、少なくとも担当
する商品を識別する商品識別情報が予め設定された商品
識別手段と各顧客が携行する情報カードから顧客識別情
報を読取走査するカードリーダと購入する商品の数量指
定情報が操作入力される数量指定手段とが設けられたデ
ータ入力ユニットを設け、このデータ入力ユニットを多
数の商品サンプルの各々と共に配列し、データ入力ユニ
ットが出力する商品識別情報と数量指定情報とを顧客識
別情報毎に集計すると共に記憶する集計記憶手段と各顧
客が携行する情報カードから顧客識別情報を読取走査す
るカードリーダとカードリーダが読取走査した顧客識別
情報による検索処理で集計記憶手段から商品識別情報と
数量指定情報とを呼出す情報検索手段と情報検索手段が
呼出した商品識別情報と数量指定情報とで精算処理を実
行する精算処理手段とが設けられたレジスタユニットを
設けたことにより、顧客は情報カードを携帯してデータ
入力ユニットに所定の入力操作を実行するだけで商品を
購入でき、陳列棚上に配列された商品を顧客が持ち運ん
で購入するようなことを要しないので、顧客の負担が軽
減されると共に店内の混雑を解消することができ、さら
に、顧客がレジスタユニットの位置に至る以前にデータ
入力ユニットの送信情報で商品登録を完了しておくこと
が可能であり、キャッシャーが商品を個々に登録するよ
うなことを要せず、顧客の到来後は精算処理を実行する
だけなので、その作業が簡易で販売業務を迅速に実行す
ることができ、また、予め多数の商品を各種類毎に陳列
棚上に配列しておくことも要しないので、店員の作業負
担も軽減することができる等の効果を有するものであ
る。
する商品を識別する商品識別情報が予め設定された商品
識別手段と各顧客が携行する情報カードから顧客識別情
報を読取走査するカードリーダと購入する商品の数量指
定情報が操作入力される数量指定手段とが設けられたデ
ータ入力ユニットを設け、このデータ入力ユニットを多
数の商品サンプルの各々と共に配列し、データ入力ユニ
ットが出力する商品識別情報と数量指定情報とを顧客識
別情報毎に集計すると共に記憶する集計記憶手段と各顧
客が携行する情報カードから顧客識別情報を読取走査す
るカードリーダとカードリーダが読取走査した顧客識別
情報による検索処理で集計記憶手段から商品識別情報と
数量指定情報とを呼出す情報検索手段と情報検索手段が
呼出した商品識別情報と数量指定情報とで精算処理を実
行する精算処理手段とが設けられたレジスタユニットを
設けたことにより、顧客は情報カードを携帯してデータ
入力ユニットに所定の入力操作を実行するだけで商品を
購入でき、陳列棚上に配列された商品を顧客が持ち運ん
で購入するようなことを要しないので、顧客の負担が軽
減されると共に店内の混雑を解消することができ、さら
に、顧客がレジスタユニットの位置に至る以前にデータ
入力ユニットの送信情報で商品登録を完了しておくこと
が可能であり、キャッシャーが商品を個々に登録するよ
うなことを要せず、顧客の到来後は精算処理を実行する
だけなので、その作業が簡易で販売業務を迅速に実行す
ることができ、また、予め多数の商品を各種類毎に陳列
棚上に配列しておくことも要しないので、店員の作業負
担も軽減することができる等の効果を有するものであ
る。
【図１】本発明の実施例を示す模式図である。
【図２】商品サンプルとデータ入力ユニットとを配列し
た陳列棚を示す斜視図である。
た陳列棚を示す斜視図である。
【図３】データ入力ユニットを示す斜視図である。
【図４】ブロック図である。
【図５】電子キャッシュレジスタを示す斜視図である。
【図６】ブロック図である。
【図７】メモリ内の情報の構造を示す概念説明図であ
る。
る。
【図８】データ入力ユニットの処理動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図９】レジスタユニットの処理動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
１ 商品販売装置 ２ データ入力ユニット ３，４ レジスタユニット １１ 数量指定手段 １２，２９ カードリーダ １３ 商品識別手段 ２８〜３１ 精算処理手段 ３０ 情報検索手段 ３３ 集計記憶手段 ３７ 顧客識別情報 ３８ 商品識別情報 ３９ 数量指定情報
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも担当する商品を識別する商品
識別情報が予め設定された商品識別手段と各顧客が携行
する情報カードから顧客識別情報を読取走査するカード
リーダと購入する商品の数量指定情報が操作入力される
数量指定手段とが設けられたデータ入力ユニットを設
け、このデータ入力ユニットを多数の商品サンプルの各
々と共に配列し、前記データ入力ユニットが出力する商
品識別情報と数量指定情報とを顧客識別情報毎に集計す
ると共に記憶する集計記憶手段と各顧客が携行する情報
カードから顧客識別情報を読取走査するカードリーダと
前記カードリーダが読取走査した顧客識別情報による検
索処理で前記集計記憶手段から商品識別情報と数量指定
情報とを呼出す情報検索手段と前記情報検索手段が呼出
した商品識別情報と数量指定情報とで精算処理を実行す
る精算処理手段とが設けられたレジスタユニットを設け
たことを特徴とする商品販売装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15811791A JPH0540883A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 商品販売装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15811791A JPH0540883A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 商品販売装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0540883A true JPH0540883A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=15664674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15811791A Pending JPH0540883A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 商品販売装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0540883A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6370334B1 (en) | 1999-09-10 | 2002-04-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Imaging apparatus, a drive mechanism and a method of driving the mechanism |
| JP2020191040A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-11-26 | 大日本印刷株式会社 | 販売システム、商品掲示装置、サイネージ端末、及び販売方法 |
| JP2020191041A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-11-26 | 大日本印刷株式会社 | 販売システム、商品掲示装置、サーバ、レジ端末、携帯端末、及び販売方法 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP15811791A patent/JPH0540883A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6370334B1 (en) | 1999-09-10 | 2002-04-09 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Imaging apparatus, a drive mechanism and a method of driving the mechanism |
| JP2020191040A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-11-26 | 大日本印刷株式会社 | 販売システム、商品掲示装置、サイネージ端末、及び販売方法 |
| JP2020191041A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-11-26 | 大日本印刷株式会社 | 販売システム、商品掲示装置、サーバ、レジ端末、携帯端末、及び販売方法 |
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