JP2525643Y2 - 空調空気の吹き出し装置 - Google Patents

空調空気の吹き出し装置

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JP2525643Y2 JP1991028431U JP2843191U JP2525643Y2 JP 2525643 Y2 JP2525643 Y2 JP 2525643Y2 JP 1991028431 U JP1991028431 U JP 1991028431U JP 2843191 U JP2843191 U JP 2843191U JP 2525643 Y2 JP2525643 Y2 JP 2525643Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、エアコンデョショナー
等の空調設備における空調空気の吹き出し装置の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】空調空
気の吹き出し装置として実開昭50−117536公報には、吹
き出し口を開口したケースの内部に、空調空気の噴出方
向をケースの長手方向に変化するように調節するための
多数枚の案内羽根を設け、更にケースの内部に、吹き出
し口を開閉するためのシャッタを設けることが記載され
ている。この従来技術によると、不使用時にケースの内
部にゴミやホコリが溜まることを防止できる利点がある
が、その反面、吹き出し装置の箇所で風量を調節でき
ず、しかも、風向はケースの長手方向(横方向)にしか
変更できないため、空調空気をきめ細かに調節すること
ができない問題がある。
【0003】また、特開昭61−188219号公報には、断面
円弧状に形成した横長のケースに吹き出し口を形成し、
このケース内に、水平状に延びる横羽根を備えた枠体
を、その外周面がケースの内周面に接触するようにして
ケースに嵌め込むことにより、枠体をケースの軸線回り
に回動自在とし、更に、前記枠体内に、風向をケースの
長手方向に変化させるための多数枚の縦羽根を回動自在
に取付けることが記載されている。
【0004】この特開昭61−188219号公報の構成による
と、風向を縦横の両方向に変更できるため、実開昭50−
117536公報に比べたら空調空気の調節機能を向上でき、
しかも、縦羽根を枠体に内蔵したものであるため、例え
ば特開昭59-13337号公報のように横ルーバと縦ルーバ
(羽根板)とをケースに枢支した構造に比べて、吹き出
し装置の構造をコンパクト化できる利点を有する。
【0005】しかし、その反面、吹き出し装置の箇所で
の風量の変更できないため、空調空気の調節機能の向上
にいまだ限界があり、しかも、枠体をケースの内部に直
接に嵌め込んで回動させるものであるため、枠体の外周
面とケースの内周面とのこすれによって枠体の回動操作
をスムースに行いにくくなる虞があると言う問題があっ
た。
【0006】本考案は、コンパクトでありながら、風向
や風量の調節をきめ細かに且つスムースに行えると共
に、不使用時にゴミやホコリが溜まることを、構造を複
雑化することなく防止することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、 .両端を閉じた状態の筒状のケース5における周壁部
に、空調空気を外側に吹き出すための吹き出し口6と、
空調装置から送られた空調空気をケース5内に取り込む
ための吸気口7とを、ケース5の周方向に沿って適宜間
隔隔てて形成する、 .前記ケース5のうち吹き出し口6と吸気口7との間
の部位を、吹き出し口6の幅寸法(ケース5の周方向に
沿った開口寸法)と同じかそれよりも大きい幅寸法の非
開口部5′と成す、 .前記ケース5内に、外側からの操作にてケース5の
軸心回りに回動させ得る断面円弧状の遮蔽体12を、そ
の回動により、前記非開口部5′の箇所に位置した姿勢
と吹き出し口6を塞ぐ姿勢と吸気口7を適宜量塞ぐ姿勢
とに切り替わるように取付ける、 .前記ケース5の内部に、空調空気の風向をケース5
の周方向に変化させるための略偏平状の1つの制御体1
3を、当該制御体13の軸心回りに回動自在となるよう
その両端の箇所において枢支する、 .前記吹き出し口6から噴出する空調空気の風向をケ
ースの軸線方向に調節するための多数枚の羽根板14
を、前記制御体13に後方から被嵌し且つケース5の軸
線に沿った方向から見て前記遮蔽体12の回動軌跡に略
沿う円弧状の形状となるように形成し、これら各羽根板
14を、制御体13の軸線と直交した方向に延びる軸線
回りに回動するように制御体13に取付けると共に、各
羽根板14を、当該各羽根板14が一斉に回動し得るよ
う制御体13の長手方向に移動自在な連動部材35を介
して連結する、 .前記制御体13には、前記吹き出し口6に向けて開
口した空所を形成し、該空所内に、前記連動部材35を
移動操作するための操作体37を、前記吹き出し口6を
塞いだ状態の遮蔽体12の内側に位置するようにして設
ける、と言う構成にした。
【0008】
【考案の作用・効果】このように構成すると、制御体と
羽根板とによって空調空気の噴出方向を縦横両方向に調
節できることに加えて、吸気口の開度を遮蔽体で調節す
ることによって吹き出し装置の箇所でも風量の調節がで
きるから、空調空気の噴出をきめ細かく調節できる。
【0009】また、風量調節用の遮蔽体で吹き出し口を
塞ぐことができるから、不使用時にケース内にゴミやホ
コリが入ることを防止できるものでありながら、構造が
過度に複雑化することを防止できる。更に、多数枚の羽
根板を制御体に取付けたことと、各羽根板の外周面が遮
蔽体の回動軌跡に沿うように延びていること、及び、羽
根板を回動操作するための操作体を制御体の空所に内蔵
したことが相俟って、吹き出し装置をコンパクト化する
ことができるのであり、加えて、制御体をその両端の箇
所においてケースに枢支したから、当該制御体の回動操
作を円滑に行うことができるのである。
【0010】
【実施例】次に、本考案を間仕切パネル取付け式の吹き
出し装置に適用した場合の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図9は第1実施例を示しており、このうち
図2は、中空状の衝立式パネル1を二重床2に立設した
状態の斜視図である。パネル1の下面に空調空気取り入
れ口(図示せず)を設けて、該取り入れ口に、二重床2
の空所3内に噴出させた空調空気を取り入れるか、又
は、空所3に這わせたダクトを接続するかして、パネル
1の内部に空調装置からの空調空気を送り出している。
【0011】そして、パネル1における前面板1aの上
端部に、左右長手の取付け孔4を穿設し、該取付け孔4
に、吹き出し装置を構成する3個のケース5を、パネル
1の前方からの嵌め込みにて装着している。以下、吹き
出し装置を詳述する。図1は吹き出し装置の斜視図、図
3及びは主要部材の分離斜視図、図5は図3のV−V視
断面図、図6は図5のVI−VI視断面図、図7はケース5
をパネル1に取り付けた状態での図1のVII−VII視断
面図、図8は図7のVIII−VIII視断面図、図9は図7の
IX−IX視断面図である。
【0012】図1、図3〜図4、図8〜図9等に示すよ
うに、前記ケース5は両端を閉塞した円筒状に形成され
ており、該ケース5の前面には左右長手の吹き出し口6
を、ケース5の下面にはパネル1の内部に連通した左右
長手の吸気口7を各々開口し、更に、前端寄りの上下両
面に左右長手の係合溝8を形成している。この場合、吹
き出し口6の上端縁と吸気口7の後端縁との間に、吹き
出し口6の開口幅寸法(ケース5の周方向に沿った幅寸
法)よりもやや大きい幅寸法の非開口部5′を形成して
いる(図8,9参照)。
【0013】そして、図8及び図9に示すように、前面
に形成した鍔5aをパネル1の前面板1aに接当した状
態で、上下両係合溝8を、パネル1の内面に固着した補
強部材9の水平片9a,9bに切り起こし形成した係止
片10に対して、弾性に抗して嵌め込み係合することに
より、ケース5をパネル1に対して装着している。ま
た、前記パネル1における補強部材9の下水平片9bに
は、パネル1の内部に取り入れた空調空気をケース5内
に導くための連通孔11を、平面視で吸気口7と重なり
合うようにして形成している。
【0014】前記ケース5の内部には、前記吸気口7の
開口面積を増減して風量を調節するための遮蔽体12
と、前記吹き出し口6から吹き出される空調空気の吹き
出し方向を上下に調節するための制御体13とを配設し
ている。制御体13は中空で偏平板状に形成されてお
り、この制御体13には、風向を左右方向に切り換え調
節するための多数枚の羽根板14を装着している。遮蔽
体12は、吹き出し口6と吸気口7とを個別に完全に塞
ぎ得ると共に、ケース5の非開口部5′の箇所に収納し
得る幅寸法に形成されている。
【0015】前記遮蔽体12と制御体13とは、例えば
図3及び図4に示すオイル式の第1ブレーキ体15と第
2ブレーキ体16とを介して同心状に回動するように構
成されている。この点を次に述べる。前記遮蔽体12
は、ケース5の内周面に沿って延びるように断面円弧状
に形成されており、その両端に、外周にローレット状の
凹凸を施した円板状の操作板12a,12bを一体的に
連接している。例えば図3及び図4に示すように、前記
左右両操作板12a,12bのうち一方の操作板12a
には内周を円滑に形成した通孔17を穿設し、他方の操
作板12bには、内周にスプライン歯を形成したスプラ
イン孔18とこれより大径の位置決め用孔19とを、位
置決め用孔19が外側に位置するようにして穿設してい
る。
【0016】前記制御体13における両端面板13a,
13bのうち一方の端面板13aには、内周にスプライ
ン歯を形成したスプライン孔20を、他方の端面板13
bには内周面を円滑にした通孔21を各々穿設してい
る。前記ケース5における一方の側板5bに前記第1ブ
レーキ体15が設けている。この第1ブレーキ体15は
鍔付きの筒体22に回転軸23を装着して成り、前記筒
体22をケース5における一方の側板5bに適宜手段で
回転不能に固着し、該筒体22に、前記遮蔽体12にお
ける一方の操作板12aを回転自在に被嵌する一方、第
1ブレーキ体15における回転軸23に形成したスプラ
イン部23aに、前記制御体13における一方の端面板
13aに穿設したスプライン孔20を係合している。従
って、制御体13は回転軸23を介して両端の箇所でケ
ース5に枢支されており、制御体13と回転軸23とは
一体的に回動する。
【0017】また、ケース5における他方の側板5cの
内面に、第2ブレーキ体16における筒体22を固着
し、該筒体22に、前記遮蔽体12における他方の操作
板12bを被嵌する一方、第2ブレーキ体16における
回転軸23に形成したスプライン部23aに、前記遮蔽
体12における他方の操作板12bのスプライン孔18
を係合することにより、遮蔽体12と第2ブレーキ体1
6における回転軸23とが一体的に回動するように構成
している。
【0018】そして、図4に示すように、第2ブレーキ
体16における回転軸23に小径のガイド軸23bを突
設して、該ガイド軸23bに、前記制御体13における
他方の端面板13bを回転自在に被嵌している。前記第
1第2ブレーキ体15と第2ブレーキ体16とは同様の
構造であり、このうち第1ブレーキ体15を取り上げて
図5及び図6で示している。
【0019】両ブレーキ体15,16における筒体22
の内周面には、回転軸23の外周面に接触する仕切り板
25が固着されており、この仕切り板25に穿設したオ
リフイス26を、仕切り板25に一端を固着した板ばね
製の弁板27にて塞ぐ一方、回転軸23の外周面に、筒
体22の内周面に摺接するひれ板28を固着し、該ひれ
板28に穿設したオリフイス29を、ひれ板28の両面
のうち前記仕切り板25の弁板27と反対側の面に固着
した板ばね製の弁板30にて塞ぎ、且つ、筒体22と回
転軸23との間の空所内にオイルを充満している。
【0020】従って、通常の状態では、仕切り板25の
オリフイス26とひれ板28のオリフイス29とは各々
弁板27,30で塞がれており、仕切り板25とひれ板
28とで仕切られた第1オイル室31及び第2オイル室
32の相互間にオイルは流入不能であるため、回転軸2
3は回転不能に保持されている。他方、回転軸23に矢
印A方向に向かうある程度の力がかかると、第1オイル
室31の圧力が高くなって、オイルが、仕切り板25に
おける弁板27を弾性変形させつつ、仕切り板25のオ
リフイス26を介して第2オイル室32に流入し、その
結果、回転軸23はA方向に回転する。
【0021】反対に、回転軸23を矢印B方向に回転さ
せようとする力がある程度の大きさになると、第2オイ
ル室32の圧力が高くなることにより、オイルが、ひれ
板28における弁板30を弾性変形しつつ、ひれ板28
のオリフイス29を介して第1オイル室31から第2オ
イル室32に流入して、その結果、回転軸23のB方向
への回転が許容される。従って、回転軸23はある程度
の力をかけると何れの方向にも回転自在であると共に、
回転を停止すると、そのときの姿勢に保持される。な
お、回転軸23を回転させ得る力の大きさは、両弁板2
7,30のばね定数に依存することになる。
【0022】図3や図8,図9に示すように、前記各羽
根板14は、制御体13に対して後方から被嵌すると共
に、その外周面が遮蔽体12の内面に近接するように構
成されている。また、各羽根板14の切り欠き部に内向
き突設した突起33を、制御体13の上下両面に穿設し
た孔34に嵌挿することにより、各羽根板14が垂直状
の軸線回りに回動自在となるように構成されている。
【0023】また、各羽根板14の後方の部位に、制御
体13と平行に延びる連動部材35を配設し、該連動部
材35に切り欠き形成した前向き開口の係合溝36に、
各羽根板14の後部に形成した細幅状の係止部14aを
回動自在に係合している。更に、図3及び図7に示すよ
うに、前記制御体13の内部のうち任意の羽根板14に
対応した部位に、平面視扇形の操作体37を、その後端
部の箇所においてピン38にて水平回動自在に枢着し、
該操作体37の外周面を、制御体13に形成した切り欠
き孔39から前方に露出する一方、該操作体37の後ろ
向き突出部に連接した左右一対の挟持ピン40にて、1
枚の羽根板14を挟み係止している。
【0024】前記操作体37が取り付いた羽根板14の
係止部14aを、連動部材35における平面視Ω状の係
合溝36aに回動自在で且つ抜け不能に係止している。
従って、操作体14を左右方向に回動すると、挟持ピン
40にて挟持された1枚の羽根板14が水平回動し、こ
れにつれて連動部材35が水平移動し、その結果、各羽
根板14が一斉に水平回動し、空調空気の噴出方向が左
右に調節されることになる。前記操作体37の外周面に
は、回動操作を容易にするためにローレット状の凹凸を
形成している。
【0025】前記遮蔽体12は、ケース5の非開口部
5′を挟んだ両方に向けて回動させることができ、前記
吸気口7を完全に塞ぐ姿勢から吹き出し口6を完全に塞
ぐ姿勢までの範囲で回動させ得るように設定している。
以上の構成において、図8に示すように、遮蔽体12を
ケース5の非開口部5′の箇所に収納した状態では、吸
気口7は全開している。また、遮蔽体12の両端の操作
部12a,12bに指を当てて矢印Cで示す方向に回動
させて、吸気口7の開口面積を遮蔽体12で増減調節す
ることにより、空調空気の風量を調節できる。このよう
に風量を調節したいずれの状態でも吹き出し口6は全開
の状態であるから、風向は制御体13及び羽板14で設
定した状態のままであり、従って、自然な状態で風量を
調節することができる。
【0026】一方、空調設備の不使用時には、遮蔽体1
2を矢印Dで示す方向に大きく回動する。すると、図9
に示すように、遮蔽体12で吹き出し口6が塞がれるか
ら、不使用時にケース5内にゴミやホコリが溜まること
を防止できる。また、制御体13を指で摘んで上下回動
させると、空調空気の上下方向への風向を調節すること
ができ、更に、制御体13に設けた操作体37を水平回
動することにより、空調空気の左右方向への風向を調節
することができる。このように風向を縦横両方向に調節
できることに加えて、吹き出し装置の箇所で風量を調節
できるから、空調空気の噴出をきめ細かに調節できるの
である。
【0027】更に、各羽根板14を制御体13に取付け
たことと、各羽根板14の外周面が遮蔽体12の回動軌
跡に沿うように延びていること(換言すると、遮蔽体1
2が羽根板14の外周に沿って移動すること)、及び、
羽根板14を回動操作するための操作体37を制御体1
3の空所に設けたことが相俟って、吹き出し装置をコン
パクト化することができる。
【0028】且つ、制御体13はその両端の箇所でケー
ス5に枢支されているから、制御体13の回動操作をス
ムースに行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】パネルに取付けた状態での斜視図である。
【図3】主要部品の分解斜視図である。
【図4】主要部品の分解斜視図である。
【図5】図3のV−V視拡大断面図である。
【図6】図5のVI−VI視断面図である。
【図7】図1のVII−VII視断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII視断面図である。
【図9】遮蔽体を回転した状態の断面図である。
【符号の説明】
1 パネル 5 ケース 5′ 非開口部 6 吹き出し口 7 吸気口 11 連通孔 12 遮蔽体 13 制御体 14 羽根板 35 連動部材 37 操作体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 梅沢 剛 大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株 式会社イトーキ 内 (56)参考文献 特開 昭61−188219(JP,A) 特開 昭59−18337(JP,A) 実開 昭50−117536(JP,U) 実開 平2−20043(JP,U) 実開 昭52−2739(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端を閉じた状態の筒状のケース5におけ
    る周壁部に、空調空気を外側に吹き出すための吹き出し
    口6と、空調装置から送られた空調空気をケース5内に
    取り込むための吸気口7とを、ケース5の周方向に沿っ
    て適宜間隔隔てて形成し、 前記ケース5のうち吹き出し口6と吸気口7との間の部
    位を、吹き出し口6の幅寸法(ケース5の周方向に沿っ
    た開口寸法)と同じかそれよりも大きい幅寸法の非開口
    部5′と成し、 前記ケース5内に、外側からの操作にてケース5の軸心
    回りに回動させ得る断面円弧状の遮蔽体12を、その回
    動により、前記非開口部5′の箇所に位置した姿勢と吹
    き出し口6を塞ぐ姿勢と吸気口7を適宜量塞ぐ姿勢とに
    切り替わるように取付け、 更に、前記ケース5の内部に、空調空気の風向をケース
    5の周方向に変化させるための略偏平状の1つの制御体
    13を、当該制御体13の軸心回りに回動自在となるよ
    うその両端の箇所において枢支する一方、 前記吹き出し口6から噴出する空調空気の風向をケース
    の軸線方向に調節するための多数枚の羽根板14を、前
    記制御体13に後方から被嵌し且つケース5の軸線に沿
    った方向から見て前記遮蔽体12の回動軌跡に略沿う円
    弧状の形状となるように形成し、これら各羽根板14
    を、制御体13の軸線と直交した方向に延びる軸線回り
    に回動するように制御体13に取付けると共に、各羽根
    板14を、当該各羽根板14が一斉に回動し得るよう制
    御体13の長手方向に移動自在な連動部材35を介して
    連結し、 且つ、前記制御体13には、前記吹き出し口6に向けて
    開口した空所を形成し、該空所内に、前記連動部材35
    を移動操作するための操作体37を、前記吹き出し口6
    を塞いだ状態の遮蔽体12の内側に位置するようにして
    設けたこと、 を特徴とする空調空気の吹き出し装置。
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