JP2524005Y2 - 可倒式車両用ミラー - Google Patents

可倒式車両用ミラー

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JP2524005Y2 JP1989103354U JP10335489U JP2524005Y2 JP 2524005 Y2 JP2524005 Y2 JP 2524005Y2 JP 1989103354 U JP1989103354 U JP 1989103354U JP 10335489 U JP10335489 U JP 10335489U JP 2524005 Y2 JP2524005 Y2 JP 2524005Y2
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秀夫 小岩井
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は可倒式車両用ミラーに関するものである。
(従来の技術) 自動車等の車両に取付けられるバックミラーの中には
使用位置、格納位置の間で約60°ミラー本体を傾動自在
としたいわゆる可倒式車両用ミラーが知られている。
このような可倒式車両用ミラーは例えば車体側に支持
される固定部材と、該固定部材に支持され、車体の前後
方向に傾倒自在なミラー本体と、前記固定部材もしくは
ミラー本体のいずれか一方の面部に形成した少なくとも
3つの60°の溝部と、前記固定部材もしくはミラー本体
のいずれか他方に120°ずつ間隔をおいて3つ形成さ
れ、前記溝部内に位置する突部等から構成され、前記突
部が溝部の一端側に当接することでミラー本体の使用位
置が設定されるとともに他端側に当接することで格納位
置が設定される。
又、ミラー本体の使用位置、格納位置をリミットスイ
ッチで検出してモーターを停止させたり、負荷を検知し
てモーターを停止させたりするものもある。
このような可倒式車両用ミラーではミラー本体の使用
位置において該ミラー本体に車体前方への外力が加わる
と、該ミラー本体が前方へ約80°傾動できるように構成
されるのが一般的である。
この場合、ミラー本体が使用位置から前方へ傾動する
と前記突部は溝部の一端側から前記面部に乗り上げ、こ
の面部を移動する。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら従来の可倒式車両用ミラーでは溝部が60
°、面部60°計120°なのに対し、ミラー本体は格納位
置側へ60°、前方側へ80°計140°回転するのでミラー
本体が前倒位置まで移動すると前記突部は隣りの溝部に
係合してしまう。従って、ミラー本体を前倒位置から使
用位置側へもどす際には前記突部はこの隣りの溝部の端
部を乗り越えなければならず、これが抵抗となって騒音
を発生するという不具合があった。
又、ミラーの可倒支持部と駆動部との間にクラッチが
あるものにおいては前記抵抗によりクラッチの断接力
と、突部と溝部との係脱力とのバランスがとりにくくな
るという不具合がある。
更に負荷を検出して使用位置、格納位置でモーターを
停止するものにおいては前記抵抗により使用位置、格納
位置でなくてもモーターが停止する虞れがある。
本考案は斯る従来の事情に鑑み成されたものであり、
その目的とする処は前倒位置から使用位置側へもどる時
の抵抗を少なくすることのできる可倒式車両用ミラーを
提供するにある。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本考案は、車体側に支持さ
れ、ミラー本体の傾動支軸を備える固定部材と、該固定
部材の前記傾動支軸に支持され、車体の前後方向に傾倒
自在なミラー本体と、前記固定部材もしくはミラー本体
のいずれか一方の対向する面部に突出して形成した段部
と、前記固定部材もしくはミラー本体のいずれか他方の
対向する面部に設けられた球体とから成り、前記球体が
前記段部に当接することでミラー本体の使用位置が設定
されるとともに、前記球体が前記段部を乗り越えること
でミラー本体が前倒位置側へ傾動する可倒式車両用ミラ
ーにおいて、前記段部に対向する面部にミラー本体の保
持穴を設け、該保持穴はミラー本体の格納位置方向が浅
い第1穴と、該第1穴に連続して形成され、ミラー本体
の使用位置方向が深い第2穴で形成し、前記第2穴は、
前記段部に当接した球体が略々没入し得る深さに構成
し、前記ミラー本体の使用位置から格納位置までの間
で、前記球体が当接する面部を水平面とするとともに、
前記ミラー本体が前傾位置側から使用位置側へ傾動する
際に、前記球体が当接する前記段部を、ミラー本体の使
用位置側傾動方向が略々垂直面で、該面と連続する前傾
位置側面が傾斜面とで構成した (作用) ミラー本体の使用位置から格納位置までの間では、球
体が面部の水平面を移動するのでミラー本体は抵抗無く
傾動することができることは勿論、ミラー本体が外力等
により前傾した場合においては、前傾位置から使用位置
への傾動に際しては、球体は保持穴の深い第2穴に収容
されており、球体が略々没する深い第2穴内を移動しつ
つ段部の傾斜面を移動するので、前傾位置から使用位置
への傾動、復帰に際し、前傾位置から使用位置への傾
動、復帰時の抵抗は極めて小さい。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を参考例とともに添付図
面に基づいて説明する。
第1図は一部を破断した可倒式ドアミラーの正面図、
第2図は同平面図、第3図は同要部拡大断面図、第4図
は同要部分解図である。
図中1は車体側に固定支持されるベース部材で、第5
図はこのベース部材1の平面図を示す。
ベース部材1の段部1a上面外周付近には3つの穴1b,1
b,1bを等間隔に形成する。これらの穴1b,1b,1bには鋼球
2を嵌装する。この鋼球2はその先端側が突部を構成し
ており、又鋼球2は穴1bから離脱不能となっている。
前記段部1aの中央には円筒状の固定軸4を固設し、段
部1a周囲の適宜箇所には突片1dをベース部材1と一体的
に形成する。
前記固定軸4にはブラケット5の基部5aを回動自在に
嵌装し、第1図、第2図に示すようにブラケット5の支
持面部5bにはミラー駆動ユニット7を固着する。該ユニ
ット7には上下、左右傾動可能なミラーホルダー9を取
付け(これらは公知技術であるので詳細な構造は図示し
ない)、該ミラーホルダー9にてミラー10を保持し、こ
れらブラケット5、ユニット7、ミラーホルダー9、ミ
ラー10等をブラケット5で支持されるミラーハウジング
11で囲繞してミラー本体12を構成する。
前記ブラケット基部5aの下面には第4図に示すように
環状の溝14を形成し、この溝の一部外周側には周段部15
を形成し、この周段部15内に前記突片1dを臨ませる。こ
の突片1dが周段部15の一端側、他端側に当接することで
ミラー本体12の前方、後方側への所定以上の傾動が防止
される。
前記溝14には環状板17を嵌合し、第3図に示すように
この環状板17の上面に形成した凹部17a…には溝14に形
成した凸部14a…が嵌合し、環状板17はミラー本体12に
対して固定される。
環状板17の下面の水平面部には第4図、第6図、第10
図に示すように3つの段部18,18,18を形成する。この段
部18は一端側が垂直面18aを成し、他端側には傾斜部18b
が形成されている。
前記ブラケット5の基部5a上面にはギヤケース20を接
合し、該ギヤケース20の上端にはベース板21を固着する
とともに該ベース板21上にモータMを配置し、このモー
ターMをモーターカバー22で覆う。
前記ギヤケース20下部に形成した軸受20aには軸24を
回転自在に取付け、この軸24の上下端にギヤ25,26を固
着し、前記モーターMの駆動軸M1と前記ギヤ25とを減速
ギヤ27で連結する。
一方、前記固定軸4の上部外周には第4図に示すよう
な環状溝4a及び面取り部4bを形成し、固定軸4上部に嵌
合する係合リング30の平段部30a,30aを前記面取り部4b
に当接させることでこの係合リング30を固定軸4に対し
て回転不能に取付ける。又、固定軸4の係合リング30下
方には前記回動ギヤ26に噛合する案内ギヤ32を固定軸4
に対して回転自在に嵌装する。案内ギヤ32の下面には複
数の穴32a…を形成し、この穴32aに鋼球32bを嵌装す
る。
前記案内ギヤ32の下方には当接板34を配置し、この当
接板34の上面は前記鋼球32b…に当接する。この当接板3
4と前記ブラケット基部5a上面間にはスプリング36を設
ける。
又前記環状溝4aにはサークリップ38を嵌合し、スプリ
ング36の弾力により上方へ付勢される係合リング30の上
限位置を規制する。
案内ギヤ32上面には複数の係合穴32c…を形成し、該
係合穴32c…に鋼球40を嵌装する。該鋼球40はその一部
が係合穴32cより上方へ突出し、この突出部分が、係合
リング30下面に形成した複数の係合溝30b…に係合する
(尚、係合溝30b…の数は係合穴32c…の倍数個形成され
ているものとする)。
前記案内ギヤ32は前記スプリング36の弾力により上方
へ押圧されるため、鋼球40と係合溝30bとの係合は所定
強さで保持され、よって通常時においては案内ギヤ32は
回転せず、固定されている。
従って、モーターMを作動させると駆動軸M1の回転は
減速ギヤ27を介してギヤ26に伝わるが、このギヤ26に噛
合する案内ギヤ32が固定されているためにギヤ26は自転
するとともに案内ギヤ32外周を公転する。この際、軸24
がギヤケース20に支持され、且つギヤケース20はブラケ
ット5に固定されているため、ギヤ26の公転によりブラ
ケット5が後方もしくは前方へ傾動し、これによりミラ
ー本体12の傾動が行なわれる。
以上において、ミラー本体12が使用位置(第13図のP
位置)にある時には第7図、第10図に示すように前記鋼
球2は段部18の垂直面18aに当接している。
この状態から車室内のスイッチを押すとモーターMが
作動し、前述のようにしてミラー本体12が格納位置Q側
へ傾動を始める。ミラー本体12の傾動に伴い、環状板17
は第7図、第10図のイ方向へ回動し、鋼球2が段部18の
傾斜面18aの端部に移動したところで前記突部1dが周段
部15の一端側に当接してミラー本体は格納位置Qで停止
する。この停止によるモーター駆動回路中の電流変化、
電圧変化等を検出手段で検出し、制御回路に信号を送っ
てモーターMの作動が停止する。尚、使用位置Pから格
納位置Qまでのミラー本体12の移動角は約60°である。
逆にミラー本体12が格納位置Qから使用位置P側へ移
行する際には環状板17は第8図、第12図のロ方向へ回動
し、鋼球2が段18の垂直面18aに当接した時にモーター
Mが停止し、ミラー本体12が使用位置Pで停止する。
ミラー本体12の使用位置P、格納位置Q間の傾動時に
は環状板17下面の水平面が鋼球2上を摺動するので負荷
変化が少なく、ミラー本体12はスムースに傾動すること
ができる。
一方、ミラー本体12が使用位置Pにある時に車体後方
から比較的大きな外力が第13図のC方向に作用するとミ
ラー本体12は前方へ傾動する。この際、環状板17は第7
図、第10図の状態からロ方向へ回動するので鋼球2が当
接していた段部18は鋼球2上に乗り上げ、更に環状板17
はロ方向へ移動する。第9図、第12図に示す状態になっ
たところで突部1dが周段部15の他端側に当接し、ミラー
本体12は最前位置Rで停止する。又、モーターMも前述
同様にして停止する。尚、ミラー本体12の使用位置Pか
ら最前方位置Rまでの移動角度は約80°である。
この最前方位置Rから再び車室内のスイッチを押して
使用位置P側へミラー本体12が復帰動すると、環状板17
は第9図、第12図の位置からイの方向に移動する。そし
て傾斜面18bが鋼球2上をイ方向に移動して鋼球2を乗
り越え、第10図となったところで使用位置Pとなる。
以上において、ミラー本体12が最前方位置Rから使用
位置Pに移動する時には傾斜面18bが鋼球2上を移動し
ていくので、即ち相対的に鋼球2が傾斜面18bに沿って
移動していくので、最前方位置Rから使用位置Pに至る
間での抵抗が少ない。従ってモーターMの電流変化等が
起きず、騒音が発生することがない。
尚、現在使用されている可倒式車両用ミラーは最前方
位置Rから使用位置Pへ復帰動する時には一旦格納位置
Qまで移動し、ここから再び使用位置Pにもどって停止
するようになっている。
第14図は本考案の実施例を示し、前記した参考例と同
一の箇所には同一の番号を付してある。
この実施例ではベース部材1の段部1a上面に3つの段
部50,50,50を突出形成し、この段部50は第20図に示すよ
うに一端側が垂直面50a、他端側が傾斜面50bに形成され
ている。
環状板17の下面外周近傍には3つの保持穴51,51,51を
形成し、この穴51,51,51よりも径方向内方には3つの穴
52,52,52を形成する。前記穴51は、第14図及び第20図に
示すように第1穴51aと、この第1穴51aに連続し、且つ
この穴51aよりも深く形成さえる第2穴51bから成る。
前記穴51には鋼球53を挿入し、穴52には鋼球54を挿入
する。鋼球53は穴51の第1穴51aと第2穴51b間で移動可
能である。鋼球54は鋼球53が第2穴51b側に移動した場
合に環状板17が移動するのを防止する。
ミラー本体12の使用位置Pでは第17図、第20図に示す
ように鋼球53は段部50の垂直面50aに当接し、且つこの
鋼球53は穴51の第1穴51aに位置する。又鋼球54はその
下端が段部1aに当接する。
この状態から車室内のスイッチを押すとモーターMが
作動し、前述同様にミラー本体12が格納位置Qへ傾動す
る(環状板17はイ方向へ回動する)。突部1dが周段部15
の一端側に当接したところでミラー本体12は停止し、前
記した参考例同様にしてモータMが停止する。これがミ
ラー本体12の格納位置Qであり、環状板17は第18図、第
21図に示す位置まで移動する。この時、鋼球53は穴51の
第2穴51b側に移動する。
格納位置Qから使用位置Pへ復帰する時には環状板17
はロ方向へ回動し、鋼球53は穴51a側に移動する。鋼球5
3が段部50の垂直面50aに当接し、モーターMが停止す
る。
一方、ミラー本体12が使用位置にある時に車体後方か
ら比較的大きな外力が加わると前述同様ミラー本体12は
前方へ傾動する。従って環状板17は第17図、第20図のロ
方向へ移動し、鋼球53は段部50を乗り越え、第19図、第
22図の状態になったところで前記突部1dが周段部15の他
端側に当接し、ミラー本体12及びモーターMが停止す
る。この状態が第13図のRで示す最前方位置である。
この最前方位置Rから再び車室内のスイッチを押して
使用位置P側へミラー本体12が復帰動すると、環状板17
は第19図、第22図の位置からイ方向へ移動する。そして
鋼球53が段部50を乗り越え、第17図、第20図となったと
ころで使用位置Pとなる。
この実施例においてもミラー本体12が最前方位置Rか
ら使用位置Pに復帰動する時に鋼球53は傾斜面50bに沿
って移動するので抵抗を少なくすることができる。
又、第23図に示すように鋼球53が段部50を乗り越える
時に鋼球53が穴51の第2穴51bに入り込む。従って鋼球5
3が段部50上に乗って、該鋼球53が上方へ移動してもこ
の上方への移動を第2穴51bで吸収し、環状板17側、即
ちミラー本体12側が上方へ移動するのを防止することが
できる。又、これにより抵抗を少なくしてミラー本体12
の傾動をスムースにすることができる。
(考案の効果) 以上の如き本考案によれば、 ミラー本体に外力が作用し、前傾した場合におけるミ
ラー本体の前傾位置から使用位置への傾動、復帰動に際
し、球体は深い第2穴を経由して浅い第1穴に移動し、
球体は段部の傾斜面に沿って、これに乗り上げてなされ
るが、球体の傾斜面への乗り上げに伴う上昇は、球体が
没入し得る程度の深さの第2穴で吸収することがでる。
このため、ミラー本体の前傾位置から使用位置への傾
動、復帰動に際し、ミラー本体は実質的に上方への移動
が無いか、あっても極めて小さく、ミラー本体を固定部
材側に押圧するバネの抵抗も殆ど無いか、あっても極め
て小さくて済み、ミラー本体の前傾位置から使用位置へ
の復帰を抵抗無く、円滑に行なうことができる。
以上により、電動式の可倒式ミラーにおいて、前傾位
置から使用位置へのミラー本体の復帰を電動機で行なお
うとした場合、電動機の負荷は、使用位置、格納位置間
の傾動に必要な負荷程度の小さなもので済み、電動機等
の保護上も有利である。
又以上により、前傾位置から使用位置への傾動、復帰
動に際し、クリック音等がなく、騒音を防止することが
でき、又ミラー可倒支持部と駆動部との間にクラッチを
設けたものでは、クラッチの断接力と球体と保持穴との
摺動時の抵抗力のバランスをとり易くなる、又負荷を検
出して使用位置、格納位置でモータを停止するものにお
いては、正確に2つの位置でモータを停止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は参考例を示し、第1図は一部を破断し
た可倒式ドアミラーの正面図、第2図は同平面図、第3
図は同要部拡大断面図、第4図は同要部分解図、第5図
はベース部材の平面図、第6図は環状板の平面図、第7
図乃至第9図は環状板とベース部材との関係を示す平面
図で、第7図が使用位置、第8図が格納位置、第9図が
最前方位置を示す、第10図乃至第12図は段部との係合状
態を示す展開図で、第10図が使用位置、第11図が格納位
置、第12図が最前方位置を示す、第13図はミラー本体の
模式的な平面図、第14図は実施例の可倒式車両用ミラー
の要部分解図、第15図はベース部材の平面図、第16図は
環状板の平面図、第17図乃至第19図は環状板とベース部
材との関係を示す平面図で、第17図が使用位置、第18図
が格納位置、第19図が最前方位置を示す、第20図乃至第
22図は鋼球と溝との係合状態を示す展開図で第20図が使
用位置、第21図が格納位置、第22図が最前方位置を示
す、第23図は鋼球が段部に乗り上げた状態を示す図であ
る。 尚、図面中、1は固定部材、2.,53は球体、12はミラー
本体、18,50段部、50は段部、50aは垂直面,50bは傾斜
面、51は保持穴,451aは第1穴、51bは第2穴である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に支持され、ミラー本体の傾動支軸
    を備える固定部材と、該固定部材の前記傾動支軸に支持
    され、車体の前後方向に傾倒自在なミラー本体と、前記
    固定部材もしくはミラー本体のいずれか一方の対向する
    面部に突出して形成した段部と、前記固定部材もしくは
    ミラー本体のいずれか他方の対向する面部に設けられた
    球体とから成り、前記球体が前記段部に当接することで
    ミラー本体の使用位置が設定されるとともに、前記球体
    が前記段部を乗り越えることでミラー本体が前倒位置側
    へ傾動する可倒式車両用ミラーにおいて、 前記段部に対向する面部にミラー本体の保持穴を設け、
    該保持穴はミラー本体の格納位置方向が浅い第1穴と、
    該第1穴に連続して形成され、ミラー本体の使用位置方
    向が深い第2穴で形成し、 前記第2穴は、前記段部に当接した球体が略々没入し得
    る深さに構成し、 前記ミラー本体の使用位置から格納位置までの間で、前
    記球体が当接する面部を水平面とするとともに、前記ミ
    ラー本体が前傾位置側から使用位置側へ傾動する際に、
    前記球体が当接する前記段部を、ミラー本体の使用位置
    側傾動方向が略々垂直面で、該面と連続する前傾位置側
    面が傾斜面とで構成した、 ことを特徴とする可倒式車両用ミラー。
JP1989103354U 1989-09-01 1989-09-01 可倒式車両用ミラー Expired - Lifetime JP2524005Y2 (ja)

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