JP2523891Y2 - 大梁と鉄骨小梁との接合構造 - Google Patents
大梁と鉄骨小梁との接合構造Info
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は大梁と鉄骨小梁との接合構造に係るものであ
る。
る。
（従来の技術） 従来、鉄骨大梁と鉄骨小梁との接合に際しては、鉄骨
大梁にガセットプレートを取付け、同ガセットプレート
にボルトを介して鉄骨小梁を接合していた。
大梁にガセットプレートを取付け、同ガセットプレート
にボルトを介して鉄骨小梁を接合していた。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら前記の方法では加工に多大の手間を要
し、また接合位置は予め決められ、加工後の位置変更が
できず、更に工場での加工を必要とし経済性に劣るとい
う難点がある。
し、また接合位置は予め決められ、加工後の位置変更が
できず、更に工場での加工を必要とし経済性に劣るとい
う難点がある。
近年、建物の構格の複合化が行なわれるようになり、
鉄骨大梁のみならず鉄筋コンクリート大梁にも鉄骨小梁
を接合する場合が増えてきたにもかかわらず、前記従来
の方法ではこのような場合に対応することはできなかっ
た。
鉄骨大梁のみならず鉄筋コンクリート大梁にも鉄骨小梁
を接合する場合が増えてきたにもかかわらず、前記従来
の方法ではこのような場合に対応することはできなかっ
た。
本考案はこのような実情に鑑みて提案されたもので、
その目的とするところは、鉄骨大梁のみならず各種の構
造の大梁に鉄骨小梁を接合することができ、しかも構成
が簡単で施行性、安全性が確保でき、経済性の優れた大
梁と鉄骨小梁との接合構造を提供する点になる。
その目的とするところは、鉄骨大梁のみならず各種の構
造の大梁に鉄骨小梁を接合することができ、しかも構成
が簡単で施行性、安全性が確保でき、経済性の優れた大
梁と鉄骨小梁との接合構造を提供する点になる。
（問題を解決するための手段） 前記の目的を達成するため、本考案に係る大梁と鉄骨
小梁との接合構造は、鉄骨小梁の端部上に形鋼よりなる
ブラケットを片持状に取付け、同ブラケットの前記小梁
からの突出端部を大梁の上部に載置係合するとともに、
前記小梁及び大梁上に亘って床スラブのコンクリートを
打設して構成されている。
小梁との接合構造は、鉄骨小梁の端部上に形鋼よりなる
ブラケットを片持状に取付け、同ブラケットの前記小梁
からの突出端部を大梁の上部に載置係合するとともに、
前記小梁及び大梁上に亘って床スラブのコンクリートを
打設して構成されている。
前記大梁が鉄骨大梁の場合、同大梁の上部フランジに
前記鉄骨小梁のブラケットの小梁からの突出端部を載置
係合するものである。
前記鉄骨小梁のブラケットの小梁からの突出端部を載置
係合するものである。
前記大梁が半PC大梁の場合、同大梁におけるプレキャ
ストコンクリート梁躯体の上面に前記鉄骨小梁のブラケ
ットの前記小梁からの突出端部を載置係合して前記大梁
及び小梁上に床スラブのコンクリートを打設するもので
ある。
ストコンクリート梁躯体の上面に前記鉄骨小梁のブラケ
ットの前記小梁からの突出端部を載置係合して前記大梁
及び小梁上に床スラブのコンクリートを打設するもので
ある。
前記大梁が現場打ちRC大梁の場合は、同大梁内に入る
ように、且つ同大梁の型枠の上部に前記鉄骨小梁のブラ
ケットの突出端部をRC大梁に入るように同大梁の型枠の
上端に載置するものである。
ように、且つ同大梁の型枠の上部に前記鉄骨小梁のブラ
ケットの突出端部をRC大梁に入るように同大梁の型枠の
上端に載置するものである。
更に前記鉄骨大梁と前記鉄骨小梁との間には座屈止め
部材を結合するものである。
部材を結合するものである。
（作用） 本考案によれば前記したように鉄骨小梁の端部上に形
鋼のブラケットを片持状に取付け、同ブラケットの前記
小梁からの突出端部を同小梁を接合すべき大梁の上部の
所要の個所に載置係合し、前記大梁及び小梁上に床スラ
ブのコンクリートを打設し、同コンクリート及びブラケ
ットを介して前記鉄骨小梁と大梁とを所要の位置におい
て確固と接合するものである。
鋼のブラケットを片持状に取付け、同ブラケットの前記
小梁からの突出端部を同小梁を接合すべき大梁の上部の
所要の個所に載置係合し、前記大梁及び小梁上に床スラ
ブのコンクリートを打設し、同コンクリート及びブラケ
ットを介して前記鉄骨小梁と大梁とを所要の位置におい
て確固と接合するものである。
この際、前記大梁が鉄骨大梁の場合には上部フランジ
に、半PC大梁の場合にはプレキャストコンクリート梁躯
体の上面に、現場打ちRC大梁の場合には大梁内に入るよ
うに型枠上部における所要の位置において夫々前記鉄骨
小梁のブラケットの前記小梁からの突出端部を載置して
床スラブのコンクリートを打設し、鉄骨大梁のみなら
ず、各種の構造型式の大梁と鉄骨小梁との接合を可能な
らしめるものである。
に、半PC大梁の場合にはプレキャストコンクリート梁躯
体の上面に、現場打ちRC大梁の場合には大梁内に入るよ
うに型枠上部における所要の位置において夫々前記鉄骨
小梁のブラケットの前記小梁からの突出端部を載置して
床スラブのコンクリートを打設し、鉄骨大梁のみなら
ず、各種の構造型式の大梁と鉄骨小梁との接合を可能な
らしめるものである。
更に前記鉄骨小梁の端部下端と鉄骨大梁との間には座
屈止め部材を結合し、簡単な構成で鉄骨大梁の横座屈を
防止するものである。
屈止め部材を結合し、簡単な構成で鉄骨大梁の横座屈を
防止するものである。
（実施例） 以下本考案を図示の実施例について説明する。
（Ａ）はＨ形鋼製の鉄骨小梁で、（１）は上部フラン
ジ、（２）は下部フランジ、（３）はウエブである。
ジ、（２）は下部フランジ、（３）はウエブである。
前記小梁（Ａ）の上部フランジ（１）の端部上面に溝
形鋼製のブラケット（Ｂ）がボルト（４）を介して片持
状に固定されている。
形鋼製のブラケット（Ｂ）がボルト（４）を介して片持
状に固定されている。
（C1）はＨ形鋼製の鉄骨大梁で、（５）は上部フラン
ジ、（６）は下部フランジ、（７）はウエッブである。
ジ、（６）は下部フランジ、（７）はウエッブである。
而して前記鉄骨大梁（C1）の上部フランジ（５）上の
所要位置に、前記鉄骨小梁（Ａ）に片持状に固定された
ブラケット（Ｂ）の小梁からの突出端部を載置係合する
とともに、前記鉄骨大梁（C1）の下部フランジ（６）と
前記鉄骨小梁（Ａ）の下部フランジ（２）との間に鉄筋
を曲成してなる座屈止め部材（Ｄ）を結合し、床スラブ
（Ｅ）のコンクリートを打設して、前記鉄骨小梁（Ａ）
と鉄骨大梁（C1）とを同床スラブ（Ｅ）のコンクリート
を介して一体に接合する。
所要位置に、前記鉄骨小梁（Ａ）に片持状に固定された
ブラケット（Ｂ）の小梁からの突出端部を載置係合する
とともに、前記鉄骨大梁（C1）の下部フランジ（６）と
前記鉄骨小梁（Ａ）の下部フランジ（２）との間に鉄筋
を曲成してなる座屈止め部材（Ｄ）を結合し、床スラブ
（Ｅ）のコンクリートを打設して、前記鉄骨小梁（Ａ）
と鉄骨大梁（C1）とを同床スラブ（Ｅ）のコンクリート
を介して一体に接合する。
なおこの際、前記ブラケット（Ｂ）は必らずしも鉄骨
大梁（C1）に結合しなくてもよい。
大梁（C1）に結合しなくてもよい。
図中（８）（９）は前記座屈止め部材（Ｄ）の接合
板、（10）（11）は同各接合板（８）（９）の接合ボル
トである。（第１図乃至第３図参照） 図示の実施例においては前記したように、鉄骨小梁
（Ａ）の上部フランジ（１）にブラケット（Ｂ）を片持
状に取付けるだけで加工を殆ど必要とすることなく、工
場を通さないでも現場加工が可能である。また鉄骨大梁
（C1）との接合に際しては、同大梁（C1）の上部フラン
ジ（５）における任意位置にブラケット（Ｂ）を載置係
合したのち、床スラブ（Ｅ）のコンクリートを打設する
だけでよいので、施工が簡単であり更に鉄骨小梁（Ａ）
の鉄骨大梁（C1）に対する取付位置の移動が可能であ
る。
板、（10）（11）は同各接合板（８）（９）の接合ボル
トである。（第１図乃至第３図参照） 図示の実施例においては前記したように、鉄骨小梁
（Ａ）の上部フランジ（１）にブラケット（Ｂ）を片持
状に取付けるだけで加工を殆ど必要とすることなく、工
場を通さないでも現場加工が可能である。また鉄骨大梁
（C1）との接合に際しては、同大梁（C1）の上部フラン
ジ（５）における任意位置にブラケット（Ｂ）を載置係
合したのち、床スラブ（Ｅ）のコンクリートを打設する
だけでよいので、施工が簡単であり更に鉄骨小梁（Ａ）
の鉄骨大梁（C1）に対する取付位置の移動が可能であ
る。
更にまた前記鉄骨大梁（C1）、鉄骨小梁（Ａ）間には
座屈止め部材（Ｄ）が簡単に取付けられるものである。
座屈止め部材（Ｄ）が簡単に取付けられるものである。
なお、鉄骨小梁（４）の上部フランジ（１）の端部に
取付けるブラケット（Ｂ）は溝形鋼の他にＬ形逆Ｔ形鋼
等を用いることができ、又前記鉄骨小梁（Ａ）とブラケ
ット（Ｂ）の接合はボルト（４）による他、溶接によっ
てもよい。
取付けるブラケット（Ｂ）は溝形鋼の他にＬ形逆Ｔ形鋼
等を用いることができ、又前記鉄骨小梁（Ａ）とブラケ
ット（Ｂ）の接合はボルト（４）による他、溶接によっ
てもよい。
第４図は本考案を鉄骨小梁（Ａ）と半PC大梁（C2）と
の接合に適用した実施例を示し、同半PC大梁（C2）はプ
レキャストコンクリート梁躯体（12）の上面より、同躯
体（12）内に埋設された肋筋（13）の一部が突設されて
いる。
の接合に適用した実施例を示し、同半PC大梁（C2）はプ
レキャストコンクリート梁躯体（12）の上面より、同躯
体（12）内に埋設された肋筋（13）の一部が突設されて
いる。
図中（14）は梁下端筋である。
而して前記鉄骨小梁（Ａ）に片持状に取付けられたブ
ラケット（Ｂ）における同小梁（Ａ）からの突出端部を
半PC大梁（C2）のプレキャストコンクリート梁躯体（1
2）の上面の所定位置に載置係合し、前記大梁上半部及
び床スラブ（Ｅ）のコンクリートを打設して、前記半PC
大梁（C2）と鉄骨小梁（Ａ）とを床スラブ（Ｅ）のコン
クリートを介して一体に接合する。
ラケット（Ｂ）における同小梁（Ａ）からの突出端部を
半PC大梁（C2）のプレキャストコンクリート梁躯体（1
2）の上面の所定位置に載置係合し、前記大梁上半部及
び床スラブ（Ｅ）のコンクリートを打設して、前記半PC
大梁（C2）と鉄骨小梁（Ａ）とを床スラブ（Ｅ）のコン
クリートを介して一体に接合する。
図中（15）は梁上端筋である。
第５図は鉄骨小梁（Ａ）と現場打ちRC大梁（C3）との
接合に本考案を適用した場合を示し、鉄骨小梁（Ａ）に
片持状に取付けられたブラケット（Ｂ）における同小梁
（Ａ）からの突出端部を前記大梁（C3）内に入るように
して、同大梁（C3）の型枠（Ｆ）の上部に載置係合し、
同型枠（Ｆ）内に大梁のコンクリート（Ｇ）を打設する
とともに、床スラブのコンクリートを打設して、前記鉄
骨小梁（Ａ）と現場打ちRC大梁（C3）とを前記大梁のコ
ンクリート（Ｇ）及び床スラブ（Ｅ）のコンクリートを
介して一体に接合する。
接合に本考案を適用した場合を示し、鉄骨小梁（Ａ）に
片持状に取付けられたブラケット（Ｂ）における同小梁
（Ａ）からの突出端部を前記大梁（C3）内に入るように
して、同大梁（C3）の型枠（Ｆ）の上部に載置係合し、
同型枠（Ｆ）内に大梁のコンクリート（Ｇ）を打設する
とともに、床スラブのコンクリートを打設して、前記鉄
骨小梁（Ａ）と現場打ちRC大梁（C3）とを前記大梁のコ
ンクリート（Ｇ）及び床スラブ（Ｅ）のコンクリートを
介して一体に接合する。
図中（15）は梁下端筋、（16）は梁上端筋、（17）は
肋筋である。
肋筋である。
（考案の効果） 本考案に係る大梁と鉄骨小梁との接合構造は、同鉄骨
小梁の端部上に形鋼よりなるブラケットを片持状に取付
け、同ブラケットにおける前記小梁からの突出端部を大
梁の上部に載置係合するのみで同大梁と鉄骨小梁とを結
合することなく、大梁と鉄骨小梁上に亘って床スラブの
コンクリートを打設し、同大梁と前記鉄骨小梁とを一体
に接合するように構成されているので、鉄骨小梁には殆
ど大梁接合のための加工を必要とせず、工場を通さない
でも製作可能で、経済性を向上しうるものである。
小梁の端部上に形鋼よりなるブラケットを片持状に取付
け、同ブラケットにおける前記小梁からの突出端部を大
梁の上部に載置係合するのみで同大梁と鉄骨小梁とを結
合することなく、大梁と鉄骨小梁上に亘って床スラブの
コンクリートを打設し、同大梁と前記鉄骨小梁とを一体
に接合するように構成されているので、鉄骨小梁には殆
ど大梁接合のための加工を必要とせず、工場を通さない
でも製作可能で、経済性を向上しうるものである。
また前記ブラケットの大梁上部に対する載置係合位置
を調整することによって、同大梁に対する鉄骨小梁の取
付位置の移動が可能となる。
を調整することによって、同大梁に対する鉄骨小梁の取
付位置の移動が可能となる。
更にまた本考案によれば、鉄骨小梁を鉄骨大梁のみな
らず、一般の現場打ちRC大梁、半PC大梁等、各種の大梁
に接合することができる。
らず、一般の現場打ちRC大梁、半PC大梁等、各種の大梁
に接合することができる。
請求項２の考案は、前記鉄骨小梁のブラケットの同小
梁からの突出端部を鉄骨大梁の上部フランジに載置係合
したことによって、鉄骨小梁と鉄骨大梁とを簡単且つ確
実に接合しうるようにしたものである。
梁からの突出端部を鉄骨大梁の上部フランジに載置係合
したことによって、鉄骨小梁と鉄骨大梁とを簡単且つ確
実に接合しうるようにしたものである。
請求項３の考案は、前記鉄骨小梁の端部に片持状に取
付けられたブラケットの同小梁からの突出端部を半PC大
梁におけるプレキャストコンクリート梁躯体の上面に載
置係合したことによって、半PC大梁を鉄骨小梁との接合
を可能ならしめたものである。
付けられたブラケットの同小梁からの突出端部を半PC大
梁におけるプレキャストコンクリート梁躯体の上面に載
置係合したことによって、半PC大梁を鉄骨小梁との接合
を可能ならしめたものである。
請求項４の考案は、前記鉄骨小梁の端部に片持状に取
付けられてブラケットの同小梁からの突出端部を現場打
ちRC大梁内に入るように同大梁の型枠上部に載置係合す
るとともに、同型枠内の大梁コンクリート及び前記小梁
に亘って接合コンクリートを打設することによって、現
場打ちRC大梁と鉄骨小梁との接合を可能ならしめたもの
である。
付けられてブラケットの同小梁からの突出端部を現場打
ちRC大梁内に入るように同大梁の型枠上部に載置係合す
るとともに、同型枠内の大梁コンクリート及び前記小梁
に亘って接合コンクリートを打設することによって、現
場打ちRC大梁と鉄骨小梁との接合を可能ならしめたもの
である。
請求項５の考案は、前記鉄骨小梁の端部下端と鉄骨大
梁との間に座屈止め部材を結合したことによって、梁部
材の座屈を防止するようにしたものであり、本考案によ
れば前記座屈止め部材の取付けが簡単に行なわれるもの
である。
梁との間に座屈止め部材を結合したことによって、梁部
材の座屈を防止するようにしたものであり、本考案によ
れば前記座屈止め部材の取付けが簡単に行なわれるもの
である。
第１図は本考案に係る大梁と鉄骨小梁との接合構造の一
実施例を示す縦断面図で第３図の矢視イ−イ図、第２図
及び第３図は夫々第１図の矢視II−II図並びに矢視III
−III図、第４図及び第５図は夫々本考案の他の各実施
例を示す縦断面図である。 （Ａ）…鉄骨小梁、（Ｂ）…ブラケット、（C1）…鉄骨
大梁、（C2）…半PC大梁、（C3）…現場打ちRC大梁、
（Ｄ）…座屈止め部材、（Ｅ）…床スラブ、（Ｆ）…大
梁の型枠、（Ｇ）…大梁のコンクリート、（１）…鉄骨
小梁の上部フランジ、（２）…鉄骨小梁の下部フラン
ジ、（５）…鉄骨大梁の上部フランジ、（６）…鉄骨大
梁の下部フランジ、（12）…プレキャストコンクリート
梁躯体。
実施例を示す縦断面図で第３図の矢視イ−イ図、第２図
及び第３図は夫々第１図の矢視II−II図並びに矢視III
−III図、第４図及び第５図は夫々本考案の他の各実施
例を示す縦断面図である。 （Ａ）…鉄骨小梁、（Ｂ）…ブラケット、（C1）…鉄骨
大梁、（C2）…半PC大梁、（C3）…現場打ちRC大梁、
（Ｄ）…座屈止め部材、（Ｅ）…床スラブ、（Ｆ）…大
梁の型枠、（Ｇ）…大梁のコンクリート、（１）…鉄骨
小梁の上部フランジ、（２）…鉄骨小梁の下部フラン
ジ、（５）…鉄骨大梁の上部フランジ、（６）…鉄骨大
梁の下部フランジ、（12）…プレキャストコンクリート
梁躯体。
フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭60−96860号（実開 昭62− 4506号）の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ) 実願 昭60−65146号（実開 昭61− 18140号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ) 実願 昭60−65147号（実開 昭61− 181418号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ)
Claims (5)
- 【請求項１】鉄骨小梁の端部上に形鋼よりなるブラケッ
トを片持状に取付け、同ブラケットの前記小梁からの突
出端部を大梁の上部に載置係合するとともに、前記小梁
及び大梁上に亘って床スラブのコンクリートを打設して
なることを特徴とする大梁と鉄骨小梁との接合構造。 - 【請求項２】前記鉄骨小梁の端部にブラケットを片持状
に取付け、同ブラケットの前記小梁からの突出端部を鉄
骨大梁の上部フランジに載置係合するとともに、前記小
梁及び大梁上に亘って床スラブのコンクリートを打設し
た請求項１記載の大梁と鉄骨小梁との接合構造。 - 【請求項３】前記鉄骨小梁の端部上に形鋼よりなるブラ
ケットを片持状に取付け、同ブラケットの前記小梁から
の突出端部をプレキャストコンクリート梁躯体の上面よ
り梁筋の一部が突設された半PC大梁における前記半PC大
梁躯体の上面に載置係合し、同半PC大梁及び前記鉄骨小
梁の上面に亘って床スラブのコンクリートを打設し、同
床スラブのコンクリートに前記ブラケットと梁が一体に
打ち込まれてなる請求項１記載の大梁と鉄骨小梁との接
合構造。 - 【請求項４】前記鉄骨小梁の端部上にブラケットを片持
状に取付け、同ブラケットの前記小梁からの突出端部を
現場打ちRC大梁内に入るように同大梁の型枠の上端に載
置するとともに、同型枠内の大梁コンクリート及び前記
小梁上に亘って床スラブのコンクリートを打設してなる
請求項１記載の大梁と鉄骨小梁との接合構造。 - 【請求項５】前記鉄骨小梁の端部下端と大梁との間に座
屈止め部材を結合した請求項１または２のいずれかに記
載の大梁と鉄骨小梁との接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989078348U JP2523891Y2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 大梁と鉄骨小梁との接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989078348U JP2523891Y2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 大梁と鉄骨小梁との接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0318304U JPH0318304U (ja) | 1991-02-22 |
| JP2523891Y2 true JP2523891Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31621544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989078348U Expired - Lifetime JP2523891Y2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 大梁と鉄骨小梁との接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2523891Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4899465B2 (ja) * | 2004-12-17 | 2012-03-21 | 横浜ゴム株式会社 | ゴルフクラブ及びゴルフクラブシャフト |
| JP2015108241A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 旭化成ホームズ株式会社 | 屋根架構構造 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0343282Y2 (ja) * | 1985-05-02 | 1991-09-11 | ||
| JPH042247Y2 (ja) * | 1985-05-02 | 1992-01-27 | ||
| JPH0334402Y2 (ja) * | 1985-06-26 | 1991-07-22 |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP1989078348U patent/JP2523891Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0318304U (ja) | 1991-02-22 |
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