JP2523779B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JP2523779B2
JP2523779B2 JP63103002A JP10300288A JP2523779B2 JP 2523779 B2 JP2523779 B2 JP 2523779B2 JP 63103002 A JP63103002 A JP 63103002A JP 10300288 A JP10300288 A JP 10300288A JP 2523779 B2 JP2523779 B2 JP 2523779B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子楽器の自動演奏装置に関するものであ
る。
従来の技術 近年、電子オルガン,電子キーボードに旋律と伴奏と
リズムを全て、あるいはそれらの一部を自動的に出力す
る自動演奏機能が組込まれている。又、リズム出力のみ
の単機能のものとしては、いわゆるリズムボックスとい
われるドラムパーカッション専用のものも開発されてい
る(例えば、特開昭56−66897号公報)。
以下図面を参照しながら上述の自動演奏装置について
説明する。
第3図は従来の自動演奏装置の構成を示すものであ
る。
第3図において、101はテンポ調整入力部、102はテン
ポ制御部、103はクロック発生部、104は楽音情報メモ
リ、105は楽音発生部、106は発生・停止指示部である。
以上のように構成された自動演奏装置について、以下
その動作について説明する。
テンポ調整入力部101は、出力する自動演奏のテンポ
を調整する為に、スライドボリューム等のテンポ調整用
スイッチにより指示される入力に対応してテンポ計数値
を出力する。即ち、現在のテンポ計数値がAである時
に、テンポ調整指示入力によって、テンポを半分の速さ
に指示すると、新規のテンポ計数値としてAの2倍の値
が出力されることとなる。
テンポ計数値をX、テンポ調整指示入力に対応する速
さをYとするとXとYとの関係は(1)式のようにな
る。
ここで、Wは予じめ定められた定数とする。
テンポ制御部102は、クロック発生部103から出力され
るクロックを計数し、その計数結果がテンポ調整入力部
101から入力されるテンポ計数値と等しくなった場合に
クロック計数値を0にリセットすると共に、楽音情報メ
モリ104に出力するアドレスを歩進する。クロック計数
値とテンポ計数値とが等しくない場合にテンポ制御部10
2は、上述の動作をくり返すが、発生・停止指示部106に
対し停止が指示されて発生・停止指示部106から停止指
示信号が出力されている時には、クロック計数動作を停
止し、クロック計数値とアドレスを共にリセットするも
のとする。
楽音情報メモリ104には出力したい楽音に関する楽音
情報が記憶されているものとする。ここで、楽音情報と
は、発生開始,継続,停止に関する情報が各々一語で表
現されているものとし、発生開始に関する情報について
はその一語内に更に音色,音量,音高に関する情報をも
含んでいるものとする。このような情報一語一語が自動
演奏用音符表現の最小単位に対応して楽音情報メモリ10
4内に順次格納されているものとする。
楽音発生部105は、テンポ制御部102から出力されるア
ドレスに対応して楽音情報メモリ104から出力される楽
音情報に従って楽音を出力することとなる。
以上の動作によってテンポ調整を実施した後に、一旦
発生・停止指示部106によって停止させ、さらに出力し
たいタイミングで発生を開始させるように使用される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、自動演奏の途
中でテンポを変更させようとする時に、使用者がその変
更時に望んでいる微妙なテンポ変化を設定し難いという
問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑みて、自動演奏途中において
微妙なテンポ変化を容易にかつ自然に設定することので
きる自動演奏装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明の自動演奏装置
は、入力されるテンポ相当のタイミングに対応したタイ
ミング信号を発生するテンポ入力部と、クロックを発生
するクロック発生部と、補間係数を出力する係数指示部
と、計数判定基準値を演算出力する無効入力指示部と、
前記タイミング信号間の時間間隔を前記クロックにより
計数した結果からテンポ制御の基準とするテンポ計数値
Bを算出し、前記補間係数に基づいて、該テンポ計数値
Bと、同様にして直前に算出したテンポ計数部Aとか
ら、前記テンポ計数値Aから前記テンポ計数値Bまでの
値を次第に変化するテンポ制御に使用されるテンポ計数
値Dを演算、出力するテンポ演算部と、前記テンポ演算
部から出力されるテンポ計数値Dと前記クロックの計数
結果とが等しくなる毎に楽音情報を更新するための信号
を出力するテンポ制御部と、前記楽音情報を更新するた
めの信号に従って順次演奏出力する演奏出力部とを備
え、前記テンポ演算部でのクロック計数結果が前記計数
判定基準値よりも大なる時には前記テンポ制御の基準と
なるテンポ計数値Bの算出を行わないように構成され
る。
作用 この構成によって、演奏曲のメロディとは無関係に予
め定めたパターンのタイミングがテンポ入力部に入力さ
れると、テンポ演算部はタイミング入力間の時間間隔と
予め定めたパターンとからテンポ係数値を演算して出力
するが、タイミング入力間の時間間隔が予め定めた判定
基準値よりも大なる場合には新たなテンポ係数値を演算
出力しないので、テンポ制御部はテンポ演算部から出力
されたテンポ係数値に従ってテンポを調整し、演奏出力
部から自動演奏音が出力されることとなる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の一実施例における自動演奏装置のブ
ロック図を示すものである。
第1図において、1はテンポ入力部、2はテンポ演算
部、3は係数指示部、4は無効入力指示部、5は演算出
力部である。なお、102はテンポ制御部、103はクロック
発生部、104は楽音情報メモリ、105は楽音発生部、106
は発生・停止指示部で、これらは従来例の構成と同じも
のである。
まず、テンポ入力部1に対してテンポ一拍相当毎のタ
イミングで入力が為されると、テンポ入力部1は各入力
に対応したタイミングでタイミング信号を順次出力す
る。
テンポ演算部2は、テンポ入力部1から第i番目のタ
イミング信号が入力されるとクロック発生部103から入
力されるクロックの計数を開始し、第(i+1)番目の
タイミング信号が入力されるとクロックの計数結果N
i,i+1を保持すると共に、第(i+1)番目のタイミ
ング信号に対するクロックの計数を開始する。他方にお
いて、テンポ演算部2は、クロック計数結果Ni,i+1
と無効入力指示部4において、後述するように演算出力
される計数判定基準値NMAXとを比較し、 Ni,i+1≧NMAXの時、 テンポ計数値演算を実施しない。
i,i+1<NMAXの時、 テンポ計数値演算を実施する。
ここで、テンポ計数値演算とは、以下のように演算す
るものとする。
クロック計算結果Ni,i+1を用いて、算出するテン
ポ計数値をLjとすると、 となる。ここで、lは従来例で述べた自動演奏用音符表
現の最小単位であり、本実施例のようにテンポを1拍単
位で与える場合には、Ni,i+1が1拍分に相当するク
ロック数であるため、最小単位が16分音符の時にはl=
4となる。
算出したテンポ係数値Lj(目標値)と、直前に演算出
力したテンポ係数値とから、演算出力するテンポ係
数値は(3)式で演算、出力される。なお、(3)
式による演算結果の出力は、直前に出力したテンポ係数
に対応したクロック計数動作が完了する毎に為さ
れるものとする。また、テンポ計数値の初期値は
(2)式に基づいて直前に算出したLj-1とする。 =C・Lj+(1−C)・ ……(3) ここで、Cは計数指示部3から出力される補間係数で
あり、テンポ変更の追随度を決定する予め定めた係数で
ある。
0≦C≦1 ……(4) 以上のように、(2)式及び(3)式によってテンポ
演算部2から出力するテンポ計数値を演算する。
上述の計数判定基準値NMAXは、無効入力指示部4にお
いて、予じめ定めた係数(例えば1.5)と、テンポ演算
部2から出力されるテンポ計数値と、音符の最小単
位lとから(5)式のようにして算出される。
NMAX=(1.5)・・l ……(5) このようにして、テンポ入力が間欠的に実施されても
無効判定を実施することができる。
なお、テンポ演算部2は上述の動作をくり返すものと
する。又、Tを最終的にテンポ1拍に対応する時間間隔
とすると、nをクロックの時間間隔として(6)式のよ
うに表現される。
T=・n・l ……(6) テンポ制御部102は入力されたテンポ計数値 に基いて、クロック発生部103からのクロックを計数す
ることによって従来例と同じ動作をくり返すので、演奏
出力部5からは自動演奏出力が出力されることとなる。
以上の各信号の関係を第2図に示す。
なお、以上のように発生・停止指示部106によって動
作の開始及び停止を指示されるテンポ制御部102は、自
動演奏を実施している場合としていない場合とにかかわ
らず最終的に有効入力されたテンポ計数値に基いてテ
ンポ制御を行うようにしたので、自動演奏開始前あるい
は演奏中においても任意の時点でテンポ入力を実施する
ことができる。
以上のように本実施例によれば、テンポ演算部2にお
いて、テンポ入力部1への入力に従ってクロックを計数
し、算出して得られるテンポ計数値Ljと、同様にして直
前に算出していたテンポ計数値Lj-1と補間係数Cとから
漸化式(3)により得られるテンポ計数値^j(値Li-1
から値Liまでを係数Cに従って次第に変化する)を演算
し、テンポ制御部102へ出力するようにしたので、所望
のテンポ相当のタイミング入力をくり返すうちに次第に
所望のテンポに漸近していくというテンポ調整ができ
る。又、補間係数Cを変化させることにより、テンポ調
整の漸近度合を制御することもできる。
発明の効果 本発明は、演奏曲のメロディとは無関係に予め定めた
パターンのタイミングを入力するテンポ入力部と、テン
ポ係数値を演算出力するテンポ演算部と、テンポ係数値
に従ってテンポを制御するテンポ制御部と、テンポ制御
に従って演奏音を出力する演奏出力部とから構成され
て、テンポ演算部は、前記予め定めたパターンと前記タ
イミング入力とからテンポ係数値を演算出力するが、入
力間の時間間隔が予め定めた判定基準値よりも大なる場
合には新たなテンポ係数値を演算出力しないので、テン
ポ制御部はテンポ演算部から出力されたテンポ係数値に
従ってテンポを調整し、演奏出力部から自動演奏音が出
力されることとなり、自動演奏装置の操作者が演奏曲の
メロディを知らなくとも予め定めたパターンのタイミン
グ入力を行うだけで所望のテンポ調整ができる、また、
タイミング入力はテンポ調整をしたい時にだけ入力する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における自動演奏装置のブロ
ック図、第2図は本発明の一実施例に係るデータの例示
的関係図、第3図は従来の自動演奏装置のブロック図で
ある。 1……テンポ入力部、2……テンポ演算部、3……係数
指示部、4……無効入力指示部、5……演奏出力部、10
2……テンポ制御部、103……クロック発生部、106……
発生・停止指示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 雅浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 品田 裕子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−58486(JP,A) 特開 昭59−99493(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるテンポ相当のタイミングに対応
    したタイミング信号を発生するテンポ入力部と、 クロックを発生するクロック発生部と、 補間係数を出力する係数指示部と、 計数判定基準値を演算出力する無効入力指示部と、 前記タイミング信号間の時間間隔を前記クロックにより
    計数した結果からテンポ制御の基準とするテンポ計数値
    Bを算出し、前記補間係数に基づいて、該テンポ計数値
    Bと、同様にして直前に算出したテンポ計数値Aとか
    ら、前記テンポ計数値Aから前記テンポ計数値Bまでの
    値を次第に変化するテンポ制御に使用されるテンポ計数
    値Dを演算、出力するテンポ演算部と、 前記テンポ演算部から出力されるテンポ計数値Dと前記
    クロックの計数結果とが等しくなる毎に楽音情報を更新
    するための信号を出力するテンポ制御部と、 前記楽音情報を更新するための信号に従って順次演奏出
    力する演奏出力部とを備え、 前記テンポ演算部でのクロック計数結果が前記計数判定
    基準値よりも大なる時には前記テンポ制御の基準となる
    テンポ計数値Bの算出を行わないことを特徴とする自動
    演奏装置。
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