JP2523138B2 - ワ―ク追従装置の制御方法 - Google Patents

ワ―ク追従装置の制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンベアによって移動するワークに対し、追
従装置に追従作業をさせる、追従装置の制御方法に関す
るものである。
(従来の技術) この種の従来の追従装置の制御方法としては、例えば
第5図に示すような方法がある。これはコンティニュア
スなコンベアによって移動するワーク1が基準点を通過
すると、検知センサ3により生ぜしめられた基準信号を
シーケンサ4に入力し、このシーケンサ4が、所定の処
理によりφ信号を出力し、そのφ信号出力後のワーク移
動処理、ひいてはワーク位置を、追従装置としてのワー
ク追従機能を有するロボット5,6のコントローラ5a,6aに
入力し、これらコントローラ5a,6aによりワーク1に対
するロボット5,6の追従作業を行なうようにしたもので
ある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこの種の従来の制御方法にあっては、ワ
ーク1が基準点を通過して検知センサ3により基準信号
が生ぜしめられてからこの信号をシーケンサ4にて処理
し、φ信号を出力するまでにある程度の時間が必要とな
るため、ワーク1の実際の位置と、ロボットに追従作業
を行なわせるべく上記φ信号に基づき求めた位置との間
に、シーケンサ4による処理時間内にワークが移動する
距離(処理遅れ距離)分だけずれが生じてしまい、ロボ
ットの追従動作の精度を十分高くできないという問題が
あった。
(問題点を解決するための手段および作用) 本発明方法はコンベアによって移動するワークが基準
点を通過したことを検知する通過検知手段から出力され
たφ信号と、このφ信号出力後の前記ワークの移動距離
とに基づきワーク位置を求め、このワーク位置をワーク
追従装置に入力して、前記ワーク追従装置にワークに対
する追従作業を行わせるに際し、前記φ信号の出力時の
前記ワークの速度と、前記通過検知手段に固有の処理遅
れ時間とを乗算して、その処理遅れ時間内に前記ワーク
が移動する処理遅れ距離を求め、この処理遅れ距離を、
前記φ信号出力後の前記ワークの移動距離に加える補正
を行ってワーク位置を求め、そのワーク位置を前記追従
装置に入力することにより、ワークの実際の位置と、ロ
ボットに追従作業を行なわせる位置とを高精度に一致さ
せることによって上述した従来装置の問題を有利に解決
するものである。
(実施例) 以下に本発明を図面につき詳細に説明する。
第1図は、本発明方法の第1実施例に用いるワーク追
従装置を示す構成図であり、第5図と同一の部分には同
一符号を付してある。この第1実施例の方法に用いる装
置は、第5図の従来例の装置のシーケンサ4とコントロ
ーラ5a,6aとの間に処理遅れ距離補正回路9を挿入する
ことにより前記処理遅れ距離を補正するものである。
第2図は上記第1実施例の装置における処理遅れ距離
補正回路9の詳細を示す構成図であり、その動作を以下
に説明する。
ここでは図示しないコンベアに装着されたパルスジェ
ネレータ11により発生されたパルスPを微分器13でワー
ク速度Vに変換し、この実際のワーク速度Vと、定数出
力回路14が出力する、シーケンサ4に固有の処理遅れ時
間に基づく定数Kとを乗算器15にて乗算し、得られた出
力、すなわち処理遅れ距離KVを、前記基準信号に対し時
間遅れを有するφ信号がシーケンサ4から出力された時
間で、ラッチ回路16によりラッチし、その出力である、
φ信号出力時点での処理遅れ距離KVφを加算器17に入力
する。この一方、前記φ信号出力時にカウンタ12をリセ
ットし、リセット後のカウンタ12の、φ信号出力後のワ
ーク移動距離を表す計数値Cを加算器17に継続的に入力
する。これにより加算器17の出力は検知センサ3から、
移動中のワーク1までの補正された距離、すなわちワー
ク1の位置Wとなり、この位置Wをコントローラ5a,6a
に入力する。
かかる方法によれば、シーケンサ4による処理遅れ距
離を補正し得て、ロボット5,6のワーク1に対する追従
精度を高めることができる。
第3図は本発明方法の第2実施例に用いるワーク追従
装置を示す構成図であり、第5図と同一の部分には同一
符号を付してある。この第2実施例の方法に用いる装置
は、第5図の従来例のシーケンサ4とコントローラ5a,6
aとの間に処理遅れ距離補正回路10を挿入し、さらにコ
ントローラ5a,6aからのフィードバックを設けて処理遅
れ距離を補正するものである。
第4図は上記第2実施例の装置における処理遅れ距離
補正回路10の詳細を示す構成図であり、第3図と同一の
部分には同一の符号を付してある。その動作を以下に説
明する。
第1実施例と同様に、カウンタ12の計数値Cと、φ信
号出力時点での処理遅れ距離KVφとを入力された加算器
17に、さらに後続のワーク2のワーク1との相対距離を
入力することにより、その後続のワーク2についてもシ
ーケンサ4による処理遅れ距離を補正する。すなわち、
ワーク1に対する追従作業が完了しないうちにワーク2
が検知センサ3を通過し、これによってシーケンサ4か
らワーク2に対するφ信号が発生すると、その時点にお
いて、カウンタ12の計数値Cを、もう一つのラッチ回路
18にラッチして、その値Cφ(これはワーク1とワーク
2との間の相対距離に相当する)を加算器17に入力し、
カウンタ12をリセットする。このことにて、加算器17の
出力は、検知センサ3からワーク1までの距離、ひいて
はワーク1の位置Wを継続的に表わすことになる。
次に、ワーク1に対する追従作業が完了し、コントロ
ーラ5a,6aから作業完了信号Seが出力されると、この信
号Seによりラッチ回路18はリセットされる。これから
後、加算器17の出力は、上記ワーク間の相対距離が除か
れ、検知センサ3からワーク2までの距離を継続的に表
わすことになり、ワーク2に対する追従作業はこの距離
に基づくワーク位置Wをコントローラ5a,6aに入力する
ことにより行なわれる。かかる方法によれば、従来例で
は、ワーク間ピッチが短く、ロボットが追従作業中に次
のワークが検知センサを通過してしまう場合でも、前の
ワークに対する作業完了後このワークに対し、位置補正
した追従作業を行なうことができるので、ワーク間の間
隔を必要最小限まで短縮することができる。
(発明の効果) かくして、本発明のワーク追従装置の制御方法によれ
ば、シーケンサが処理時間を要することによる追従装置
の処理遅れを補正し得て、高精度の追従作業を可能なら
しめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のワーク追従装置の制御方法の第1実
施例に用いる装置を示す構成図、 第2図は、その処理遅れ距離補正回路9の詳細を示す構
成図、 第3図は、本発明のワーク追従装置の制御方法の第2実
施例に用いる装置を示す構成図、 第4図は、その処理遅れ距離補正回路10の詳細を示す構
成図、 第5図は、従来のワーク追従方法に用いる装置の構成図
である。 1,2……ワーク、3……検知センサ 4……シーケンサ、5,6……ロボット 5a,6a……コントローラ 9,10……処理遅れ距離補正回路 11……パルスジェネレータ 12……カウンタ、13……微分器 14……定数出力回路、15……乗算器 16,18……ラッチ回路、17……加算器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベアによって移動するワークが基準点
    を通過したことを検知する通過検知手段から出力された
    φ信号と、このφ信号出力後の前記ワークの移動距離と
    に基づきワーク位置を求め、このワーク位置をワーク追
    従装置に入力して、前記ワーク追従装置にワークに対す
    る追従作業を行わせるに際し、 前記φ信号の出力時の前記ワークの速度と、前記通過検
    知手段に固有の処理遅れ時間とを乗算して、その処理遅
    れ時間内に前記ワークが移動する処理遅れ距離を求め、
    この処理遅れ距離を、前記φ信号出力後の前記ワークの
    移動距離に加える補正を行ってワーク位置を求め、その
    ワーク位置を前記追従装置に入力することを特徴とする
    ワーク追従装置の制御方法。
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