JP2522301Y2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2522301Y2
JP2522301Y2 JP1990034358U JP3435890U JP2522301Y2 JP 2522301 Y2 JP2522301 Y2 JP 2522301Y2 JP 1990034358 U JP1990034358 U JP 1990034358U JP 3435890 U JP3435890 U JP 3435890U JP 2522301 Y2 JP2522301 Y2 JP 2522301Y2
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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/02Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
    • B05B13/0221Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts
    • B05B13/0235Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts the movement of the objects being a combination of rotation and linear displacement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はワークを回転させつつ搬送するようにした搬
送装置に関するものである。
(従来技術) 台車に支承されたワークに対して所定の作業を行なう
ようにしたものにあっては、作業の内容上、搬送台車上
においてワークを回転させることが望まれる場合があ
る。例えば特開昭63−178871号公報に示すものでは、塗
料をダレ限界以上の厚さに塗布した後、乾燥工程におい
て、塗料のダレが生じる前からダレが生じなくなるまで
塗料が硬化するまでの間、ワークとしての被塗物を略水
平軸線回りに回転させるようになっている。この場合、
ワークの回転速度の範囲としては、重力の作用によって
ダレが生じる前に塗料への重力作用方向が反転すること
ができ、かつ回転に伴う遠心力によってダレが生じない
ような速度として設定される。
上記公報では、ワークとしての被塗物を搬送台車上で
回転させるのに、搬送台車を搬送する主コンベアの他
に、主コンベアに沿って副コンベアを配設して、この両
コンベアの相対速度差を利用するようにしてある。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、台車上のワークは、回転不用となった時点
で、後の工程のために所定回転位置で停止させておくこ
とが望まれる。例えば上記回転を利用した塗装が行なわ
れる被塗物として自動車ボディとした場合は、塗料乾燥
後の組立工程等のために、当該ボディを成立位置で停止
させておくことが望まれる このような観点から、ワークの回転不用となった位置
に台車が到達した時点で、ワークを所定回転位置で停止
させる機構を当該台車に装備することが考えられる。こ
の場合、所定回転位置でワークの回転をロックするロッ
ク機構をはじめとして、ワークの回転位置検出手段や、
所定回転位置となったときに上記ロック機構を作動させ
る操作手段や、ワークを所定回転位置とさせるための回
転用の補助駆動手段等が必要になる。しかしながら、こ
のような多数の機器類を台車に装備することは、台車が
大型かつ高価になるのは勿論のこと、この種の台車は多
数設けられることを考えると得策でない。とりわけ、塗
装用として台車を用いた場合は、ワークを所定温度に加
熱、維持するための乾燥炉での熱量が余分に大きくなっ
てしまうことにもなる。
本考案は以上のような事情を勘案してなされたもの
で、ワークを台車上で回転させるものを前提として、台
車への装備を極力少なくしつつ所定の搬送位置でワーク
を所定の回転位置で停止させることのできるようにした
搬送装置を提供することを目的をする。
(考案の構成、作用) 前述の目的を達成するため、本考案にあっては次のよ
うな構成としてある。すなわち、 所定の搬送経路に沿って走行される台車に、ワークを
回転自在に支承する支承部が設けられると共に、ワーク
の回転を停止させるロック機構が設けられ、 前記搬送経路の所定位置に、前記ワークを所定回転位
置で停止させるための回転停止ステーションが設けら
れ、 前記回転停止ステーションには、前記台車に装備され
ているワークの回転系に作用して該ワークを回転させる
ための駆動手段と、ワークの回転位置を検出する回転位
置検出手段と、該回転位置検出手段によってワークが所
定の回転位置となったときに前記ロック機構を作動させ
るロック操作手段と、が配設されている、 ような構成としてある。
このような構成とすることにより、台車が回転停止ス
テーションに到達すると、駆動手段によってワークが回
転されて確実に所定回転位置をとり得るようにされる一
方、当該所定回転位置となったことが回転位置検出手段
で検出された時点でロック操作手段がロック機構を作動
させてワークの回転が停止される。
(考案の効果) このように、本考案によれば、ロック機構を台車に装
備する以外は、他の機器類を全て回転停止ステーション
に装備して、台車への装備品を少なくすることができ
る。
また、回転停止ステーションには、ワーク回転用の駆
動手段を備えているので、この回転停止ステーションへ
搬送する前にワークが勝手な回転位置で停止していたと
しても、ワークを所定回転位置まで回転させることが可
能になる。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付した図面に基づいて説明す
る。なお、図面に示す実施例では、前記公報と同じよう
に、ワークとしての被塗物に対してダレ限界以上の厚さ
に塗料を塗布して、乾燥工程においてこの被塗物を略水
平軸線回りに所定回転速度で回転させる場合としてあ
る。
第1図において、搬送台車Dは、基板1を有して、こ
の基板1に設けた走行車輪2を利用してレール3上を走
行可能とされている。基板1の下方にはステー4が一体
化され、このステー4に対して、主コンベアとして牽引
ワイア5が固定されている。これにより搬送台車Dは、
ワイア5の牽引力を受けて図中左方から右方へと搬送
(駆動)される。
基板1上には、前後一対の支台6、7が立設され、こ
の一対の支台6、7によってワークとして自動車ボディ
Wが回転自在に支持される。すなわち、ボディWの前後
には、前回転治具8あるいは後回転治具9が固定され、
前回転治具8の回転軸部8aが軸受10を介して前支台6に
回転自在に支承され、後回転治具9の回転軸部9aが軸受
11を介して後支台7に回転自在に支承されている。勿
論、上記両回転軸部8aと9aとは互いに同一直線l上にあ
り、この軸線lが、ボディWの前後方向に伸びる略水平
軸線となるように設定されている。
前記主コンベアとしてのワイア5に沿って、副コンベ
アとしてのチェーン21が配設されている。このワイア5
とチェーン21との相対速度差を利用してボディWが回転
され、以下この回転のための機構部分について説明す
る。
先ず、上記回転機構の主たる部分は、後支台7内に装
備されており、その様子を、第2図、第3図に示してあ
る。この第2図、第3図において、22は回転速度調整手
段としての無段変速機で、その出力軸22aに設けたスプ
ロケット23が、チェーン24を介して、前記後回転治具9
の回転軸部9aに設けたスプロケット25と連動されてい
る。
上記無段変速機22の入力軸22bに設けたスプロケット2
6が、副コンベアとしてのチェーン21に対して次のよう
に連動されている。すなわち、基板1には、チェーン21
近傍においてギアボックス27が設けられ、このギアボッ
クス27の入力軸27aに設けたスプロケット28が、チェー
ン21に対して係合されている。このスプロケット28の回
転は、ギアボックス27の出力軸27bの回転として取り出
されて、この出力軸27bの回転が、ギア29、30、シャフ
ト31、自在継手32、シャフト33、自在継手34を介してシ
ャフト35に伝達される。このシャフト35の回転は、スプ
ロケット36、チェーン37、スプロケット38、39、チェー
ン40を経て、前記無段変速機22の入力軸22bに設けたス
プロケット26に伝達される。これにより、副コンベアと
してのチェーン21に係合するスプロケット28が回転され
ると、ボディWが回転されることになる。そして、ボデ
ィWの回転速度は、スプロケット28の回転速度と、無段
変速機22の変速比によって決定されることになる。な
お、41はアイドルスプロケット、42はトルクリミッタで
あり、トルクリミッタ42は、ワークWに大きな回転負荷
が作用したときに滑り作用を行なって、スプロケット28
とワークWとの連動機構の保護を図る。
上記無段変速機22の変速比は、変速機51を含む変速機
構によって変更される。すなわち、無段変速機22の変速
比調整軸22cが、継手52を介して変速機51の出力軸51aと
連結されている。この変速機51の入力軸51bは、スプロ
ケット53、チェーン54、スプロケット55、56、チェーン
57を介して、ギアボックス58の出力軸58aに設けたスプ
ロケット59と連動されている。このギアボックス58は、
2つの操作レバー60、61を有する。一方の操作レバー60
は直線状とされ、他方の操作レバー61は略L字状とさ
れ、この両レバー60と61とはギア62、63によって互いに
連動されている(操作レバー60、61の回転中心を符号60
aあるいは61aで示す)。この両操作レバー60、61は、ギ
アボックス58の入力軸58b(60aと同じ)を回転操作する
もので、第2図に示す状態のときに無段変速機22が減速
状態とされ、この第2図の状態から操作レバー60が一点
鎖線で示すように時計方向に略45°回動(操作レバー61
は反時計方向に略90°回動)されたときに、無段変速機
22は増速状態とされる。なお、変速機51を設けたのは、
操作レバー60あるいは61の小さな回動量でもって無段変
速機22の変速比を大きく変化させるためである。
前記ギアボックス58と無段変速機22との間に介在され
た前記スプロケット55、56は、互いにシャフト71に一体
化されている。
第6図は、主コンベアとしてのワイア5と副コンベア
としてのチェーン21との配設関係を示している。ワイア
5は、エンドレスとされて、モータ91によって駆動され
る。同様に、チェーン21もエンドレスとされて、モータ
92によって駆動される。ワイア5は、ボディWの塗装を
行なうため、準備工程と、吹付工程と、セッティング工
程と、焼付工程と、を経るようになっている。そして、
チェーン21は、上記セッティング工程と焼付工程におい
てボディWを所定回転速度で回転させる関係上、セッテ
ィング工程および焼付工程においてのみワイア5に沿っ
て設けられている。なお、吹付工程とセッティング工程
との境界部位には、ボディWの回転の立ち上がりをスム
ーズに行なうため固定チェーン93が設けられている。
次に、ボディWへの作業を順を追って説明する。先
ず、準備工程の前に、搬送台車Dに対してボディWが搭
載される。準備工程では、ボディWの内外のゴミが除去
される。吹付工程では、ボディWの表面に対して、ダレ
限界以上の厚さに塗料が吹付けられる。すなわち、例え
ば熱硬化型塗料は、一般には、後の乾燥工程で塗料のダ
レを生じない最大の塗膜厚さは40μm程度であるが、こ
れよりも厚い塗膜例えば60μmに塗料が吹付けられる。
この吹付けは、実施例では静電塗装(静電霧化塗装)に
よって行なわれる。乾燥工程としてのセッティング工程
および焼付工程のうち、セッティング工程は、焼付工程
よりも低い温度とされて塗料中の低沸点分を揮発させる
ものである。そして、このセッティング工程では、塗料
のダレを生じる前にボディWが軸線lを中心にして回転
される。また焼付工程においても軸線lを中心にしてボ
ディWが回転される。そして、焼付工程後は、後述する
回転停止ステーションSSを経てから搬送台車Dからボデ
ィWが脱荷され、このボディWが脱荷された搬送台車D
は再び前述した作業のために用いられる。
ここで、吹付工程からセッティング工程へ移行する段
階で、ボディWの回転力取り出し用としてのスプロケッ
ト28が、固定チェーン93に対して係合される。また、こ
のときは、レバー60が、手動によって第1図の実線で示
す減速状態とされ、したがってこのときのボディWの回
転速度は小さいものとされる。これは、ボディWの回転
始めであることを考慮してなされるものである。
上記スプロケット28がチェーン21に係合され始める
と、このチェーン21の駆動方向がワイア5の駆動方向と
反対方向とされている関係上、無段変速機22の変速比が
同じであれば、ボディWの回転速度は大きくされる。そ
して、搬送台車Dがさらに若干進行方向へとむ進むと、
操作レバー60、61が増速位置とされて、ボディWは所望
の回転速度とされる。このときの回転速度は、塗料のダ
レが生じる前に塗料に作用する重力の方向が反転される
ような速度で、かつ遠心力によってダレを生じさせない
速度の範囲とされる。上記増速状態とするため、第2図
にも示すように、増速が要求される位置においてストラ
イカ95を設けて、このストライカ95を操作レバー61に当
接させることによって行なわれる。このとき、操作レバ
ー60は、第2図の一点鎖線で示す位置となる。
焼付工程が終了した直後は、スプロケット28は未だチ
ェーン21と係合しており、ボディWはなおも回転され続
ける。しかしながら、このときは、操作レバー60、61が
減速状態とされて、ボディWは回転停止の前準備として
その回転速度が大きく低下される。この減速状態とする
には、実施例では、減速要求位置に第2図にも示すよう
にストライカ96を設けて、このストライカ96を操作レバ
ー60に当接させることによって行なうようにしてある。
このように、ストライカ95、96が、搬送台車Dの搬送
位置に応じてボディWの回転速度を変更するための回転
速度変更手段を構成している。
前記ワイア5は、手動式のスイッチ100によって、駆
動と駆動停止とが切換えられる。ワイア5が停止された
とき、セッティング工程あるいは焼付工程にあるボディ
Wの塗料が十分に硬化していないと、ダレを生じてしま
うことになる。このときは、スイッチ100からの入力を
受けるモータ91制御用の制御ユニットU1から、チェーン
21の駆動制御用の制御ユニットU2に対して、ワイア5が
停止される旨の信号が出力される。そして、制御ユニッ
トU2は、ワイア5が停止する前の相対速度差を維持する
ように、チェーン21の駆動速度を早めて、ボディWの回
転速度をワイア5が停止する前と同じ状態に維持する。
スイッチ101は、ワイア5の搬送速度を変更指令する
ものである。このときも、制御ユニットU2は、ワイア5
の速度変化に対応してチェーン21の速度を変化させて、
ボディWの回転速度を一定に維持する。なお、スイッチ
102は、チェーン21の駆動と駆動停止との指令を行なう
ためのものである。
さて次に、前記回転停止ステーションSSと、台車Dに
設けたロック機構の点について、第4図〜第6図を参照
しつつ説明する。
先ず、台車Dに設けたロック機構Rは、後支台7上に
摺動自在に設けられたロックピン72と、回転治具9形成
されたロック孔73とを有する。回転治具9すなわちボデ
ィWが第1図に示す所定回転位置(正立位置)にあると
きに、ロックピン72の先端部がロック孔73内に進退出可
能とされ、進出位置となった第4図の状態でボディWの
回転がロックされる。このロックピン72の基端部側にお
いて、支台7上には、ピン74を中心としてクランクレバ
ー75が回転自在に取付けられ、該レバー75の一端部に形
成された長孔75a内に、ロックピン72の基端部に突設さ
れたピン72aが摺動自在に嵌合されている。
一方、前記ステーションSSには、シリンダ76によって
台車Dの搬送径路とほぼ直交する方向に往復動される保
持アーム77が設けられている。この保持アーム77には、
前記クランクレバー75に作用するロック操作手段として
のシリンダ78と、ボディWが所定回転位置にあることを
検出するための位置検出アーム79が取付けられている。
上記位置検出アーム79の先端部にはローラ80が回転自
在に保持され、該位置検出アーム79の先端延長線上に
は、ステーションSSにある台車Dの回転軸9aが位置され
る。そして、この回転軸9aには、周面に凹部81aを有す
るカム81が固定されている。上記凹部81aが位置検出ア
ーム79の延長線上にきたときのボディWが所定回転位置
にあるときである。
位置検出アーム79は、スプリング82によってカム81側
に向けて付勢されている。これにより、ボディWが所定
回転位置にあるときはローラ80がカム81の凹部81aに嵌
入して、アーム79外周面に形成された凹部79aにリミッ
トスイッチ83の作動片83aが落ち込む。このときに当該
リミットスイッチ83がONとなって、ボディDが所定回転
位置となったことが検出される。これに対して、ローラ
80がカム81の凹部81aにないとき、すなわちボディWが
所定回転位置にないときは、位置検出アーム79が第5図
の状態からさらに左方へ変位しているので、リミットス
イッチ83はOFFとなる。
ステーションSSには、さらにボディ回転用のチェーン
からなるコンベア84が、主コンベア5に沿って配置され
ている。このコンベア84も、台車Dに設けた回転取り出
し用のスプロケット28に噛合されるもので、このコンベ
ア84駆動用モータ(図示略)を制御することにより、台
車D上のボディWをステーションSSでも任意に回転させ
ることが可能となる。
ステーションSS用の制御系を第7図に示してあり、こ
の第7図中U3は制御ユニット、85は台車Dがステーショ
ンSSにあることを検出するためのセンサである。
制御ユニットUによる制御内容を第8図のフローチャ
ートを参照しつつ説明するが、以下の説明でPはステッ
プを示す。
先ず、P1においてステーションSSに台車Dがきたこと
が確認されると、P2において、保持アーム77が第4図、
第5図に示すように前進位置とされる。この後、P3にお
いて、ボディDが所定回転位置となっているか否かが判
別され、この判別でNOのときは、P4においてコンベア85
を利用したボディWの所定回転位置へ向けての回転が行
なわれる。そして、P3の判別でYESとなった時点で、P5
においてコンベア84によるボディWの回転が停止される
(主コンベア5の搬送速度に対応してコンベア84の駆動
方向と速度が設定される)。
P5の後、P6においてシリンダ78が前進されて、クラン
クレバー75を介してロックピン72が第4図のロック位置
とされる。この後、P7において所定時間経過したことを
確認した後、P8、P9において、シリンダ78の後退と、保
持アーム77の後退とが行なわれて、次の台車Dがステー
ションSSにきたときに備える。なお、P7のステップを設
けたのは、シリンダ78の作動からロックピン72がロック
孔73に進出されるまでの時間遅れを見込んだものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図。 第2図は主と副との両コンベアの相対速度差を利用して
自動車ボディを回転させるための機構を示す平面図。 第3図は、第2図のA方向矢視図。 第4図は回転停止ステーションの要部平面図。 第5図は回転位置検出のための機構を示す側面一部断面
図。 第6図は搬送経路の一例を示す簡略平面図。 第7図は回転停止ステーション用の制御系を示す図。 第8図は第7図に示された回転制御系の制御内容を示す
フローチャート。 W:自動車ボディ(ワーク) D:搬送台車 R:ロック機構 5:ワイア(主コンベア) 21:チェーン(副コンベア) 28:スプロケット(回転取り出し用) 72:ロックピン 73:ロック孔 78:シリンダ(ロック操作) 79:回転位置検出アーム 81:カム 83:リミットスイッチ 84:コンベア(駆動手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の搬送経路に沿って走行される台車
    に、ワークを回転自在に支承する支承部が設けられると
    共に、ワークの回転を停止させるロック機構が設けら
    れ、 前記搬送経路の所定位置に、前記ワークを所定回転位置
    で停止させるための回転停止ステーションが設けられ、 前記回転停止ステーションには、前記台車に装備されて
    いるワークの回転系に作用して該ワークを回転させるた
    めの駆動手段と、ワークの回転位置を検出する回転位置
    検出手段と、該回転位置検出手段によってワークが所定
    の回転位置となったときに前記ロック機構を作動させる
    ロック操作手段と、が配設されている、 ことを特徴とする搬送装置。
JP1990034358U 1990-03-30 1990-03-30 搬送装置 Expired - Lifetime JP2522301Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990034358U JP2522301Y2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 搬送装置
US07/673,999 US5149371A (en) 1990-03-30 1991-03-25 Conveying system
DE4110149A DE4110149C2 (de) 1990-03-30 1991-03-27 Fördereinrichtung

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JP1990034358U JP2522301Y2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 搬送装置

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JPH03124981U JPH03124981U (ja) 1991-12-18
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