JP2521774Y2 - アンテナ昇降・旋回装置 - Google Patents

アンテナ昇降・旋回装置

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JP2521774Y2
JP2521774Y2 JP1992021655U JP2165592U JP2521774Y2 JP 2521774 Y2 JP2521774 Y2 JP 2521774Y2 JP 1992021655 U JP1992021655 U JP 1992021655U JP 2165592 U JP2165592 U JP 2165592U JP 2521774 Y2 JP2521774 Y2 JP 2521774Y2
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belt
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turning
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勇一 遠藤
隆 喜田
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INAMOTO MASHINTUURU KOUGYOU KABUSHIKI KAISHA
Tokin Corp
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INAMOTO MASHINTUURU KOUGYOU KABUSHIKI KAISHA
Tokin Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,オープンサイト,電波
暗室における受信アンテナを水平な軸を中心90度だけ
旋回し,所要の高さに上昇・下降するアンテナ昇降・旋
回装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアンテナ昇降・旋回装置(以下,
装置と記す)の構造と動作を図面に従って説明する(実
開昭63−144707号公報,参照)。
【0003】図5は,装置の基台(図示しない)部分の
概略平面図である。図5において,並列に配置した2本
の軸100a,100bの片方100bに,減速機10
2を介して電動機101を連結し,平歯車103を片方
の軸100bに固着し,同じ直径の平歯車104を他方
の軸100aに遊嵌して平歯車103と噛み合わせると
ともに,平歯車103,104の減速機102側とは反
対側に,同じ直径のプーリー105,106を対向して
それぞれの軸100a,100bにそれぞれ固着してあ
る。また,固着した平歯車103とプーリー105との
間にトルクリミッタ107が介在している。平歯車10
4を遊嵌した軸100aのプーリー106と反対側にク
ラッチ(常時は平歯車104と軸100bを接続)10
8とブレーキ109が設けてある。したがって,電動機
101を作動すると,プーリー105,106は同じ速
さで,逆向きに回転する。
【0004】図6及び図7は,図5の装置の概略側面図
である。これらの図をも参照してプーリー105,10
6と装置の天板(図示しない)に配設したプーリー10
5′,106′との間に2個のエンドレスベルト11
0,111が張設され,このエンドレスベルトには,ア
ンテナユニット112が設けられている。アンテナユニ
ット112は,基盤に立てた,天板を支える支柱(高さ
4.5mまたは7.5m,図示せず)に沿って昇降自在
である。ベルト110は,アンテナ旋回用であり,アン
テナユニット112のベルト111と反対側に設けたア
ンテナ旋回プーリー113に掛けてある。ベルト111
はアンテナユニット112の昇降用であり,ベルト11
0と反対側の中途でアンテナユニット112に黒丸11
7及び118で示す上面と底面の2個所で固着してあ
る。
【0005】次にアンテナ旋回部120について説明す
る。旋回プーリー113は,アンテナを回動する水平軸
114に固着されており,外周面にほぼ1/4周の幅狭
の溝115(破線で示す)が形成されており,アンテナ
ユニット112に突設したストッパー(例えば,先端球
形の丸棒)116が溝115に嵌合されている。ストッ
パー116は,図示したように,水平軸114と同じ水
平面で水平軸114に向って突出している。また,この
両端には,ベルトを支持する張りプーリー121,12
2が設けられている。したがって,旋回プーリー113
は90度だけ回動でき,アンテナは水平偏波と垂直偏波
を受信できる。この水平軸114に回動可能に支持され
たアンテナ旋回プーリー113と,ストッパー116と
張りプーリー121,122とで,アンテナ旋回部12
0を構成している。図6に示す旋回プーリー113の位
置が,例えば垂直偏波受信状態であり,図7に示す位置
が,水平偏波受信状態である。
【0006】アンテナユニット112の昇降は,ブレー
キ109を開放状態(クラッチ108は接続)で,電動
機101を所要の向きに回転して行う。ベルト110,
111は同じ速さで動き,同じ向きに動く部分でアンテ
ナユニット112と連結してあるので,原理的には旋回
プーリー113を回動することなくアンテナユニット1
12を昇降する。
【0007】一方,アンテナ(図示しない)の旋回は,
クラッチ108を開放し,ブレーキ109を入れてプー
リー106が回転しない状態(ベルト111とアンテナ
ユニット112が停止状態)にし,電動機101を所要
の向きに回転して行う。ベルト110だけが動いて旋回
プーリー113が回動し,ストッパー116と溝115
の端部が当接した位置で停止する。停止はストッパー1
16が折損しない大きさに設定したトルクリミッター1
07の働きによりプーリー106の回転が止まることに
よる。
【0008】ここで,トルクリミッター107を設置し
てあるので,図6に示した旋回プーリー113の位置
(垂直偏波の位置)で,電動機101を垂直偏波用の向
き(図で旋回プーリー113を時計回りに回転する向
き)に作動した場合,旋回プーリー113は回転せず,
仮にストッパー116と溝115の端部が離間している
と,ストッパー116と当接し直すだけであり,アンテ
ナの旋回の確認の操作を行うことができる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】従来の装置は,前述し
たように,クラッチ108,ブレーキ109,及びトル
クリミッタ107などを使う複雑な構造であり,故障し
易く,操作が面倒であり,動作が正確に伝達されないこ
とがあり,信頼性に欠け寿命が短かかった。
【0010】図6及び図7を参照して動作の欠点を説明
すると,図6(又は図7)の場合,アンテナユニット1
12の下降(又は上昇)の際,ベルト110の動く向き
と,旋回プーリー113のストッパー116と当接する
時計回り(逆時計回り)の向きとが一致するので,アン
テナは正しく垂直偏波(水平偏波)用に保持される。し
かし,アンテナユニット112の上昇(又は下降)の際
には,ベルト110の動く向きが,旋回プーリー113
のストッパー116から離間する向きであるので,上昇
(又は下降)後正しい偏波位置に保持されていないこと
がある。通常,装置は遠隔操作され,操作盤に装置の作
動状況が表示されるが,上述の理由からアンテナユニッ
ト112を昇降した後に,アンテナの旋回,またはアン
テナの旋回の確認の操作を行う必要があった。
【0011】そこで,本考案の技術的課題は,機構が簡
単で,操作が容易であるアンテナ昇降・旋回装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案によれば,第1の
平面を形成し鉛直方向に延在して駆動され,アンテナユ
ニットを固着した第1の環状ベルトと,該第1の環状ベ
ルトと平行に設けられ第2の平面を形成して駆動され,
アンテナ旋回部を介して前記アンテナユニットを支持す
る第2の環状ベルトとを備えたアンテナ昇降・旋回装置
において,前記第1の環状ベルトと前記第2の環状ベル
トとを,前記第1の平面及び前記第2の平面を互いに対
向させて離間して配置し,前記第の環状ベルトの前記
アンテナ旋回部を境にして両側に延在する部分の張力を
調整する張力調節機構を設け,前記両側に延在する部分
間の張力差によって,前記アンテナユニットを該張力に
沿う方向に旋回させることを特徴とするアンテナ昇降・
旋回装置が得られる。
【0013】また,本考案によれば,前記アンテナ昇降
・旋回装置において,前記アンテナ旋回部は,前記第2
の環状ベルトの両端部に一端を夫々接続し,且つ他端同
士を接続した一対の弾性部材と,該一対の弾性部材の他
端同士の接続部に固着されたすべり金と,前記アンテナ
ユニットに設けられた回動軸と,前記すべり金と前記回
動軸とを連結し,予め定められた角度範囲で前記すべり
金の周囲を回動する旋回レバーとを備えたことを特徴と
するアンテナ昇降・旋回装置が得られる。
【0014】さらに,本考案によれば,前記アンテナ昇
降・旋回装置において,前記張力調節機構は,前記第2
の環状ベルトの互いに対向する部分を支持する一対の移
動プーリーと,前記第2の環状ベルトに対する前記一対
の移動プーリーの夫々の両側を定位置となるように支持
する張りプーリと,前記移動プーリーを等しい間隔で支
持するとともに,前記第1の環状ベルトから近接又は離
間する方向に移動させる作動杆とを備えたことを特徴と
するアンテナ昇降・旋回装置が得られる。
【0015】
【作用】本考案においては,第1の環状ベルトは,アン
テナユニットが固着され,鉛直方向に延在して駆動され
る。また,第2の環状ベルトは,この第1の環状ベルト
と互いに形成する面を対向させて,平行に設けられて駆
動され,アンテナ旋回部を介してアンテナユニットを支
持している。
【0016】張力調節機構は一対のプーリーと張りプー
リーと作動杆とを備えている。一対の移動プーリーは,
第2の環状ベルトに互いに対向する部分を支持し,この
対向部分が常に一定間隔を持つように一定間隔を持って
作動杆に固定されている。張りプーリーは,第2の環状
ベルトに対して,前記移動プーリーの長さ方向の両端の
対向部が定位置となるようにこの第2の環状ベルトを支
持する。作動杆は,これらの移動プーリーを第1の環状
ベルトに対して近接又は離間方向に沿って移動させる。
【0017】また,張力調節機構は,第の環状ベルト
にアンテナ旋回部を境にして両側に延在する部分の張力
を調整する。このアンテナ旋回部は,すべり金と,回動
軸と,旋回レバーと,弾性部材とを備えている。弾性部
材は,第2の環状ベルトの両端部に設けられ,他端同士
を接続した接続部を有する。この接続部にすべり金が固
着され,回動軸は,アンテナユニットに設けられてい
る。旋回レバーは,すべり金と回動軸とを連結してい
る。
【0018】従って,張力調節機構から第の環状ベル
トのすべり金を境にして両側に延在する部分の張力が加
えられたとき,旋回レバーが予め定められた角度範囲内
で回動軸回りに回動する。即ち,この回動軸を固着した
アンテナユニットをこの張力方向に沿う方向に旋回させ
る。
【0019】
【実施例】以下に図1乃至図4及び図8を参照して本考
案の一実施例を説明する。図1は本考案の実施例に係る
アンテナ昇降・旋回装置の下方要部の概略平面図であ
る。また,図8は図1のアンテナ昇降・旋回装置の要部
分解組立斜視図である。
【0020】図1及び図8において,1本の軸10に2
個の同じ直径のプーリー25,26を固着して軸10を
減速機102を介して電動機101に連結してある。し
たがって,プーリー25,26は同じ速さで同じ向きに
回転する。
【0021】図2及び図3は,図1の装置のプーリー2
5に関連する要部を示す側面図であり,図4は図1の装
置のプーリー26について同様の側面図である。これら
の図をも参照すると,第1の環状ベルト及び第2の環状
ベルトとして昇降ベルト20及び旋回ベルト21が夫々
互いの形成する平面同士を対向させて設けられている。
プーリー25装置の図示しない天板に配設されたプー
リー25´との間アンテナ用の旋回ベルト20が懸
架されている。また,プーリー25の近傍に旋回ベルト
20を外方に互いに反対の向き迂回させた一対の移動プ
ーリー22,23と所要の張りプーリー24とからなる
プーリー列が配設されている。移動プーリー22,23
は,旋回ベルト20の張出し方向に摺動する所要の長
さの作動杆17一体に軸着されている。作動杆17
,プランジャ及びリニヤモータなどの所要の距離を往
復する直線駆動機18と連結されている。これらのプー
リー列と,作動杆17と,直線駆動機18とを備えて
力調節機構が構成される。
【0022】プーリー26と,図示しない装置の天板
配置されたプーリー26′との間にアンテナ昇降用の昇
降ベルト21が掛けられ,図4に示すようにプーリー2
6の左側の中途でアンテナユニット12と固着されてい
る。固着個所は,図4に示すように,黒丸32,33で
示されている。アンテナユニット12には,アンテナが
従来技術に示すように,旋回レバー19の回動軸14と
ともに,垂直面内を回動する構成となっている。また,
このアンテナユニット12は,装置の図示しない支柱に
沿って昇降自在のものである。支柱の高さは,測定距離
3mまたは10m用の4.5mであるか,30m用の
7.5mかのいずれかである。
【0023】次にアンテナ旋回部について説明する。
2及び図3を再び参照すると,旋回ベルト20は,アン
テナユニット2のアンテナを回動する水平軸14に固着
した旋回レバー19と,プーリー25の左側(昇降ベル
ト21をアンテナユニット12に固着したと同じ側)の
中途で,上下に一対の弾性部材27を緊張状態に入れて
接続されている。即ち,上下の弾性部材27の夫々の一
端が旋回ベルト20の両端に接続され,また,上下の弾
性部材27の他端同士が互いに接続されている 。この他
端の接続部にすべり金30の一端が位置する。
【0024】旋回レバー19は,水平面を中心に上下に
45度の範囲で回動するように,旋回レバー19の上下
2個所に,アンテナユニット12から突設したストッパ
ー28により規制されており,先端部に形成された長円
透孔29にすべり金30の円柱部が遊嵌されている。す
べり金30は,アンテナユニット12に形成された縦溝
(例えば,アリ溝)31に嵌合する台部の上に円柱部を
一体に設けたものであり,縦溝31と長円透孔29とを
摺動して旋回レバー19を回動する。
【0025】弾性部材27は,例えば2個のOリング
(上下に2個ずつ,合計4個)であり,旋回ベルト20
の引張り強度より若干低い強度に設定されたもので,す
べり金30の円柱部と旋回ベルト20の両端とに若干伸
びた状態で繋がれている。
【0026】アンテナユニット12に設けられた縦溝3
1,旋回ベルト20に設けられた一対の弾性部材27,
旋回レバー19,回動軸14及びストッパ28とによっ
て,アンテナ旋回部32が構成されている。図2に示す
ように,旋回レバー19が下方のストッパー28と当接
した状態は,アンテナが垂直偏波受信状態である。図2
の状態の時,移動プーリー22,23左方の定位置に
ある。
【0027】上述した構成の装置であるから,図8の要
部の分解組立斜視図を更に参照して,本考案の実施例に
係るアンテナ昇降・旋回装置の昇降と旋回との動作につ
いて以下に説明する。アンテナユニット12の昇降は,
電動機101を所要の向きに回転してプーリ25を回転
させて昇降ベルト21を駆動することにより行われる。
また,旋回ベルト20は,プーリ25と同じ軸に設けら
れた同形状のプーリ26によって,昇降ベルト21と同
じ速さで動く。旋回ベルト20には,昇降ベルト21と
同じ向きに動く側を旋回レバー19(のすべり金30)
に連結してある。また,旋回レバー19が,垂直偏波用
(図2),水平偏波用(図3)のどちらであっても一対
の弾性部材27の働きでどちらかのストッパー28に弾
接しているので,その旋回レバー19の位置のままでア
ンテナユニット12を昇降ベルト21と共同して昇降す
る。
【0028】アンテナユニット12のアンテナの旋回
は,直線駆動機18によって,移動プーリー22,23
を,図2と図3に示すどちらかの位置に変位して行う。
例えば,図2に示す垂直偏波受信から図3の水平偏波受
信に切り替える場合,直線駆動機18により作動杆17
を右へ動かす。この直線駆動機18のストローク(行
程)は,旋回レバー19(のすべり金30)のストロー
クとほぼ同じである。次に,作動杆17の右方への動き
につれて,旋回ベルト20の左側の下部をプーリー22
が緩め,左側の旋回レバー19より下方の弾性部材27
に及ぶ。同時にプーリー23が旋回ベルト20の右側の
下部を張る。この張力は,旋回ベルト20の左側の旋回
レバー19より上方の弾性部材に及ぶ。従って,旋回レ
バー19を右回りにストッパー28の位置まで回動させ
る。一方,図3の水平偏波受信から,図2に示す垂直偏
波受信に切り替える場合,上記したものとは,逆に,作
動杆17棹を左方に移動し,移動プーリー22が旋回ベ
ルト20の左側の下部を張る。同時に,移動プーリー2
3が,旋回ベルト20の右側の下部を緩め,左側の旋回
レバー19より上方の弾性部材27に及ぼす力を緩め
る。従って,旋回レバー19を右回りに下方のストッパ
ー28の位置まで回動させる。ここで,旋回ベルト20
のプーリー25に掛けた部分は不動であるが,反対(上
方)のプーリーに掛けた部分は,途中にアンテナユニッ
ト12の旋回レバー19(のすべり金30)があるの
で,作動杆17とすべり金30が,旋回ベルト20を同
じ緊張状態のままで,連動して,図示しないアンテナを
垂直面内に回転させる旋回レバー19を90度回動する
ことができる。
【0029】
【考案の効果】以上述べたように,本考案によれば,従
来のブレーキ,クラッチなどに代えてプーリー列と直線
駆動機を用いるので,構成が単純であるアンテナ旋回装
置を提供することができる。また,本考案によれば,ア
ンテナユニットの昇降は電動機だけで行い,アンテナの
旋回は直線駆動機で行うので操作が簡単であるアンテナ
旋回装置を提供することができる。更に,本考案によれ
ば,アンテナの旋回レバーを弾性部材を介して旋回ベル
トと緊張状態に連結したので,旋回レバーを回動範囲の
端部に正確に保持でき,操作表示の信頼性が向上し,従
来の確認操作を省くことができるアンテナ旋回装置を提
供することができる。更にまた,本考案によれば,単純
な構成で,操作が少なく,故障しにくいので寿命が長い
アンテナ旋回装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の下方要部を示す平面図であ
る。
【図2】図1の装置の旋回に関連する要部を示す側面図
である。
【図3】図1の装置の旋回に関連する要部を示す側面図
である。
【図4】同じく昇降に関連する要部を示す側面図であ
る。
【図5】従来例を示す要部平面図である。
【図6】従来例の要部と動作とを示す側面図である。
【図7】従来例の要部と動作とを示す側面図である。
【図8】 図1の装置の要部の分解組立斜視図である。
【符号の説明】
10 軸 12 アンテナユニット 17 作動杆 18 直線駆動機 19 旋回レバー 20 旋回ベルト 21 昇降ベルト 22,23 移動プーリー 24 張りプーリー 25,25´,26,26´ プーリー 27 弾性部材 28 ストッパー 29 長円透孔 30 すべり金 31 縦溝 32 アンテナ旋回部 33 張力調節機構 100a,100b 軸 101 電動機 102 減速機 103,104 平歯車 105,105′,106,106′ プーリー 107 トルクリミッタ 108 クラッチ 109 ブレーキ 110,111 ベルト 112 アンテナユニット 113 アンテナ旋回プーリー 114 水平軸 115 溝 116 ストッパー 120 アンテナ旋回部 121,122 張りプーリー

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の平面を形成し鉛直方向に延在して
    駆動され,アンテナユニットを固着した第1の環状ベル
    トと,該第1の環状ベルトと平行に設けられ第2の平面
    を形成して駆動され,アンテナ旋回部を介して前記アン
    テナユニットを支持する第2の環状ベルトとを備えたア
    ンテナ昇降・旋回装置において,前記第1の環状ベルトと前記第2の環状ベルトとを,前
    記第1の平面及び前記第2の平面を互いに対向させて離
    間して配置し, 前記第の環状ベルトの前記アンテナ旋回部を境にして
    両側に延在する部分の張力を調整する張力調節機構を設
    け,前記両側に延在する部分間の張力差によって,前記
    アンテナユニットを該張力に沿う方向に旋回させること
    を特徴とするアンテナ昇降・旋回装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンテナ昇降・旋回装置
    において, 前記アンテナ旋回部は,前記第2の環状ベルトの両端部
    に一端を夫々接続し,且つ他端同士を接続した一対の弾
    性部材と,該一対の弾性部材の他端同士の接続部に固着
    されたすべり金と,前記アンテナユニットに設けられた
    回動軸と,前記すべり金と前記回動軸とを連結し,予め
    定められた角度範囲で前記すべり金の周囲を回動する旋
    回レバーとを備えたことを特徴とするアンテナ昇降・旋
    回装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアンテナ昇降・旋回装置
    において,前記張力調節機構は,前記第2の環状ベルト
    の互いに対向する部分を支持する一対の移動プーリー
    と,前記第2の環状ベルトに対する前記一対の移動プー
    リーの夫々の両側を定位置となるように支持する張りプ
    ーリと,前記移動プーリーを等しい間隔で支持するとと
    もに,前記第1の環状ベルトから近接又は離間する方向
    に移動させる作動杆とを備えたことを特徴とするアンテ
    ナ昇降・旋回装置。
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