JP2521056Z - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車等に設置されるサンバイザーを所望の角度姿勢に維持する
ための制動機構に関するものである。 [従来の技術] 一般に、自動車のフロントガラスの手前には第６図及び第７図に示すようにサ
ンバイザーが設置されている。サンバイザー１は自動車のルーフトリム２のコー
ナー部に取り付けられた支持アーム３に回動可能に支持されている。サンバイザ
ー１はその内部の周縁部に沿って鋼線からなる芯材４が配置され、この芯材４に
樹脂製のホルダ５が固定されており、このホルダ５に上記支持アーム３の先部が
回動可能に挿通されているのである。 周知のように、サンバイザー１は使用しない時には上方に跳ね上げて第７図に
おいて実線で示すようにルーフトリム２に沿って位置させ、使用時には下方に回
転してフロントガラス６の手前の任意の位置に停止させて使用する。このように
サンバイザー１を任意の角度姿勢で停止させて使用することができるように、サ
ンバイザー１には制動機構が設けられている。制動機構は、上記支持アーム３と
、ホルダ５に固定された略Ｕ字形の板ばね７からなり、この板ばね７が支持アー
ム３を両側から弾性力で挟みつけることにより、サンバイザー１を所望の角度姿
勢に保持可能にしている。 第８図は従来の制動機構の分解斜視図である。尚、この図ではホルダ５を省略
している。断面略円形をなす支持アーム３の先部には、軸心を挟んで両側に平滑
面からなる面取り部３ａ′，３ａ′が平行に設けられている。面取り部３ａ′は
、非使用状態におけるサンバイザー１の表面とほぼ平行をなすように位置せしめ
られている。板ばね７はその平行部７ａ，７ａをサンバイザー１の表面と平行を
なすようにホルダ５に固定されており、板ばね７の幅寸法Ｗ′は、面取り部３ａ
′における支持アーム３の軸線方向に沿う長さＬ′よりも若干小さくされている
。この板ばね７の両平行部７ａ，７ａ間に支持アーム３が挿通され、面取り部３
ａ′の外側に板ばね７が位置するようになっている。 第９図はサンバイザー１を使用しない時における制動機構の断面図である。こ
の時には、板ばね７の両平行部７ａ，７ａが支持アーム３の各面取り部３ａ′に
添って位置し、面取り部３ａ′の両側から支持アーム３を挟みつけて、振動等に
よって簡単にサンバイザー１が下方に回転しないように節度感を持たせている。
第１０図は、サンバイザー１を下方へ回転させて第７図のＡに示すようにほぼ鉛
直方向に向けて使用した時の制動機構の断面図である。この時には、板ばね７の
平行部７ａ，７ａは支持アーム３の円筒面３ｂ′に接触し、円筒面３ｂ′の両側
から支持アーム３を挟みつけて、サンバイザー１をこの角度姿勢に維持している
。 [考案が解決しようとする課題] ところで、第１０図のような角度姿勢で使用した場合、板ばね７の平行部７ａ
，７ａが支持アーム３の円筒面３ｂ′に接触するため、平行部７ａは弾性に抗し
て若干外方へ膨らみ、したがって、支持アーム３を挟みつける力は第９図の非使 用状態の時よりも強くなる。しかも、平行部７ａが接触する円筒面３ｂ′は、円
筒面３ｂ′においても面取り部３ａ′に周方向極めて接近したところに位置して
いる。そのため、振動等を受けて支持アーム３と板ばね７との間に滑りが生じる
と、サンバイザー１が第１０図において矢印Ｃ方向へ回転しようとする。その結
果、第７図においてＡで示す角度姿勢に停止させて使用していたにも拘わらず、
走行中に同図においてＢで示す角度姿勢に変化してしまうという不具合が生じた
。 この考案は上述従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、所望する任意の角度姿勢に確実に保持することができるサンバイ
ザーの制動機構を提供しようとするところにある。 [課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するためになされたもので、その要旨は、サンバイ
ザーを回動可能に支持する断面円形の支持アームと、上記サンバイザーに固定さ
れるとともに互いに対峙する第１、第２部分を有して縦断面略Ｕ字形をなし、こ
れら第１、第２部分の間に上記支持アームを挿入させて弾性力で挟持することに
よりサンバイザーを所望の姿勢に維持せしめる板ばねとから構成されたサンバイ
ザーの制動機構において、上記支持アームの一側部には平坦な面取り部が形成さ
れ、上記第１部分が、上記支持アームの面取り部に面接触するように平坦に形成
され、上記第２部分が、上記支持アームの曲率半径より大きな曲率半径で凸曲面
状に形成され、サンバイザー非使用状態において上記支持アームの面取り部に当
たる第１部分は上記面取り部の支持アーム軸線方向に沿う長さよりも小さい幅に
形成され、上記第２部分は上記面取り部の支持アーム軸線方向に沿う長さよりも
大きい幅に形成されていることを特徴とするサンバイザーの制動機構にある。 [作用] 板ばねと支持アームとの摩擦によりサンバイザーを所望の姿勢に維持すること
ができる。 非使用状態で支持アームの平坦な面取り部が板ばねの第１部分と面接触してお
り、振動等によりサンバイザーが非使用位置から少しずれても、サンバイザーを
使用しない状態に戻す復元力が働き、サンバイザーを非使用位置で確実に保持で
きる。 支持アームの面取り部は板ばねの頭部と脚部に当たらない。このため、サンバ
イザーを非使用位置から使用位置へ移行させる場合に、板ばねは第１部分と第２
部分の間隙が広がるようにして変形し、不自然な形状の変化を伴わないので過大
な強さの弾性力が生じない。それ故、回動操作方向と逆向きのモーメントが過大
にならない。これにより、上記非使用位置から使用位置での回動操作が容易にな
る。 サンバイザーを使用状態においては、面取り部の支持アーム軸線方向に沿う長
さよりも第２部分の支持アーム軸線方向に沿う長さの方が長いので、サンバイザ
ーを非使用位置から１８０度付近に回転して使用した場合にも、第２部分は面取
り部に係合せず、面取り部の両端近傍の円筒面に接触する。その結果、非使用状
態から１８０度近辺の角度姿勢にした場合は、サンバイザーをこの角度姿勢に維
持しようとする回転モーメントは発生せず、サンバイザーを所望する任意の角度
姿勢に維持することができる。 [実施例] 以下、この考案の一実施例を第６図及び第７図を援用し、第１図から第５図ま
での図面に基づいて説明する。 尚、第６図に示すように、ルーフトリム２のコーナー部に支持アーム３が取り
付けられている点、サンバイザー１にはその内部に芯材４が設けられ、芯材４に
樹脂製のホルダ５が固定されている点、上記支持アーム３の先部にホルダ５が回
動可能に支持されている点については、従来のサンバイザーの場合と同じである
。 第１図は、ホルダ５と、サンバイザー１の制動機構を構成する支持アーム３及
び板ばね１１の分解斜視図である。ホルダ５は正面から見ると略凹の字形をなし
、両側の山部５ａ，５ａに支持アーム３の先部を挿通させる孔５ｂ，５ｂが形成
されており、山部５ａを結ぶ底部５ｃの上面には板ばね１１の脚部１３が挿入固
定される一対の細長い溝５ｄ，５ｄが形成されている。 板ばね１１は、縦断面略Ｕ字形をなす頭部１２と、頭部１２の各端部から互い
に平行に延びる一対の脚部１３，１３とから構成されている。頭部１２は、凸曲
面に形成され脚部１３と同一幅をなす大幅部１４（第２部分）と、大幅部１４に 連なる凸曲面１５ａと平滑面１５ｂからなる小幅部１５（第１部分）とを有して
いる。板ばね１１の大幅部１４と小幅部１５の平滑面１５ｂの曲率半径は支持ア
ーム３の断面円形の曲率半径より大きく形成されている。そして、板ばね１１は
、各脚部１３，１３をホルダ５の各溝５ｄに挿入させ、爪１３ａを溝５ｄの内部
に掛止させることにより、ホルダ５の山部５ａ，５ａ間に固定されている。 一方、断面円形をなす支持アーム３の先部にはその一側部にのみ面取り部３ａ
が形成されている。面取り部３ａは軸線方向に沿って延びる平滑面になっており
、ルーフトリム２と対向する側に形成され、サンバイザー１の非使用状態におい
てサンバイザー１の表面とほぼ平行をなすようにされている。支持アーム３の先
部はホルダ５の一方の山部５ａの孔５ｂに挿通され、更に上記板ばね１１の頭部
１２の中を通って、ホルダ５の他方の山部５ａの孔５ｂに挿通されている。この
組み付け状態において、支持アーム３の面取り部３ａを有する部位が、板ばね１
１の頭部１２に挟まれるようになっている。 ところで、板ばね１１の小幅部１５の平滑面１５ｂは、サンバイザー１を非使
用状態にした時に支持アーム３の面取り部３ａに対向する部位に設けられている
。又、小幅部１５において支持アーム３の軸線方向に沿う幅寸法Ｗ₁は、支持ア
ーム３の面取り部３ａにおいてその軸線方向に沿う長さＬよりも小さくされてお
り、一方、大幅部１４において支持アーム３の軸線方向に沿う幅寸法Ｗ₂は、面
取り部３ａの上記長さＬよりも大きくされている。 そして、サンバイザー１の非使用状態においては、第２図及び第３図に示すよ
うに、板ばね１１の小幅部１５における平滑面１５ｂが面取り部３ａに面接触し
、大幅部１４の一部が支持アーム３の円筒面３ｂに線接触あるいは面接触して、
板ばね１１の弾性力により支持アーム３を挟みつけ、サンバイザー１を非使用状
態の姿勢に維持し続けるようになっている。このように面取り部３ａと平滑面１
５ｂとを係合することにより節度感を出している。 一方、サンバイザー１を下方に回転して使用状態にした場合には、小幅部１５
の平滑面１５ｂはその一部が支持アーム３の円筒面３ｂに線接触するようになり
、大幅部１４の一部も円筒面３ｂに線接触あるいは面接触して、支持アーム３を
挟みつけ、サンバイザー１を所望する任意の角度姿勢に維持し続けるようになる 。 特に、第４図に示すように、サンバイザー１を非使用状態の姿勢から下方へ９
０度以上回転させた場合にも、支持アーム３の面取り部３ａが一側にしかなく、
しかも、この時に面取り部３ａ近くにおいて支持アーム３と接触するのは、第５
図に示すように板ばね１１において面取り部３ａよりも幅の広い大幅部１４であ
り、大幅部１４はその幅寸法の関係から面取り部３ａには係合し得ないようにな
っている。したがって、従来のように第７図においてＡで示す角度姿勢にされた
サンバイザー１が勝手に同図のＢに示す角度姿勢に回転してしまうということは
起こらず、Ａの角度姿勢を確実に維持することができる。勿論、サンバイザー１
をＡ以外の任意の角度姿勢に停止させた場合にも、その姿勢に保つことができる
。 ただし、サンバイザー１を非使用状態に近い角度姿勢にした時だけは、板ばね
１１のばね力が、支持アーム３の面取り部３ａと板ばね１１の平滑面１５ｂとを
係合せしめんと、サンバイザー１を非使用状態の角度姿勢に近付ける方向に回転
させる。また、支持アーム３の面取り部３ａは板ばね１１の頭部１２と脚部１３
に当たらない。このため、サンバイザーを非使用位置から使用位置へ移行させる
場合に、板ばねは小幅部１５と大幅部１４の間隙が広がるようにして変形し、不
自然な形状の変化と伴わないので過大な強さの弾性力が生じない。それ故、回動
操作方向と逆向きのモーメントが過大にならない。これにより、上記非使用位置
から使用位置での回動操作が容易になる この考案は上述実施例に制約されず種々の態様が採用可能である。 例えば、上述実施例においては支持アームの面取り部をルーフトリムに近い側
に設けたが、ルーフトリムから遠い側に形成してもよい。 [考案の効果] 以上説明したように、板ばねと支持アームとの摩擦によりサンバイザーを所望
の姿勢に維持することができる。 非使用状態で支持アームの平坦な面取り部が板ばねの第１部分と面接触してお
り、振動等によりサンバイザーが非使用位置から少しずれても、サンバイザーを
使用しない状態に戻す復元力が働き、サンバイザーを非使用位置で確実に保持で きる。 支持アームの面取り部は板ばねの頭部と脚部に当たらない。このため、回動操
作方向と逆向きのモーメントが過大にならない。これにより、上記非使用位置か
ら使用位置での回動操作が容易になる。 サンバイザーの非使用状態から１８０度近辺の角度姿勢にした場合は、サンバ
イザーをこの角度姿勢に維持しようとする回転モーメントが発生せず、サンバイ
ザーを所望する任意の角度姿勢に維持することができる。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION [Industrial application field] The present invention relates to a braking mechanism for maintaining a sun visor installed in an automobile or the like at a desired angular posture. [Prior Art] Generally, a sun visor is installed in front of a windshield of an automobile as shown in FIGS. 6 and 7. The sun visor 1 is rotatably supported by a support arm 3 attached to a corner of a roof trim 2 of an automobile. The sun visor 1 has a core member 4 made of a steel wire disposed along a peripheral portion inside the sun visor 1, and a resin holder 5 is fixed to the core member 4, and the tip of the support arm 3 is attached to the holder 5. Is rotatably inserted. As is well known, the sun visor 1 is flipped up when not in use and positioned along the roof trim 2 as shown by the solid line in FIG. Use it after stopping at the position. Thus, the sun visor 1 is provided with a braking mechanism so that the sun visor 1 can be stopped and used at an arbitrary angle posture. The braking mechanism includes the support arm 3 and a substantially U-shaped leaf spring 7 fixed to the holder 5, and the leaf spring 7 sandwiches the support arm 3 from both sides with elastic force, so that the sun visor 1 is desired. Angle posture. FIG. 8 is an exploded perspective view of a conventional braking mechanism. In this figure, the holder 5 is omitted. At the tip of the support arm 3 having a substantially circular cross section, chamfers 3a ', 3a' formed of smooth surfaces are provided in parallel on both sides of the axis. The chamfer 3a 'is positioned so as to be substantially parallel to the surface of the sun visor 1 when not in use. The leaf spring 7 has its parallel portions 7a, 7a fixed to the holder 5 so as to be parallel to the surface of the sun visor 1, and the width dimension W 'of the leaf spring 7 is
′ Is slightly smaller than the length L ′ of the support arm 3 along the axial direction. The support arm 3 is inserted between the parallel portions 7a, 7a of the leaf spring 7, and the chamfered portion 3
The leaf spring 7 is located outside a '. FIG. 9 is a sectional view of the braking mechanism when the sun visor 1 is not used. At this time, both parallel portions 7a, 7a of the leaf spring 7 are located along the respective chamfered portions 3a 'of the support arm 3, and the support arm 3 is sandwiched from both sides of the chamfered portion 3a', and is easily sunk by vibration or the like. A moderation feeling is provided so that the visor 1 does not rotate downward.
FIG. 10 is a sectional view of the braking mechanism when the sun visor 1 is rotated downward and used in a substantially vertical direction as shown in FIG. 7A. At this time, the parallel portions 7a, 7a of the leaf spring 7 contact the cylindrical surface 3b 'of the support arm 3, sandwich the support arm 3 from both sides of the cylindrical surface 3b', and maintain the sun visor 1 at this angular posture. ing. [Problem to be Solved by the Invention] By the way, when used in an angular posture as shown in FIG.
, 7a contact the cylindrical surface 3b 'of the support arm 3, the parallel portion 7a swells slightly outward against the elasticity, and the force for pinching the support arm 3 is at the time of non-use in FIG. Will be stronger than In addition, the cylindrical surface 3b 'with which the parallel portion 7a contacts is located very close to the chamfered portion 3a' in the circumferential direction also on the cylindrical surface 3b '. Therefore, when a slip occurs between the support arm 3 and the leaf spring 7 due to vibration or the like, the sun visor 1 tends to rotate in the direction of arrow C in FIG. As a result, despite being stopped at the angular position indicated by A in FIG. 7 and used,
During traveling, there is a problem that the posture changes to the angle posture indicated by B in FIG. The present invention has been made in view of the above-described problems of the related art, and has as its object to provide a sun visor braking mechanism that can reliably hold a desired arbitrary angular posture. There. [Means for Solving the Problems] The present invention has been made to achieve the above object, and the gist of the invention is that a support arm having a circular cross section for rotatably supporting a sun visor and a sun visor fixed to the sun visor are provided. The sun visor is formed by inserting the support arm between the first and second portions and holding the support visor with elastic force, with the first and second portions having first and second portions facing each other. In a sun visor braking mechanism comprising a leaf spring for maintaining a desired posture, a flat chamfered portion is formed on one side of the support arm, and the first portion is formed on the chamfered portion of the support arm. The second portion is formed so as to be in flat contact with the surface, and the second portion is formed in a convex curved shape with a radius of curvature larger than the radius of curvature of the support arm, and the chamfer of the support arm when the sun visor is not used. The first portion is formed to have a width smaller than the length of the chamfered portion along the support arm axis direction, and the second portion is formed to be larger than the length of the chamfered portion along the support arm axis direction. A sun visor braking mechanism. [Operation] The sun visor can be maintained in a desired posture by friction between the leaf spring and the support arm. When the flat chamfer of the support arm is in surface contact with the first portion of the leaf spring in the non-use state, even if the sun visor slightly deviates from the non-use position due to vibration or the like, a restoring force for returning the sun visor to the non-use state Works, and the sun visor can be securely held in the non-use position. The chamfer of the support arm does not hit the head and leg of the leaf spring. Therefore, when the sun visor is moved from the non-use position to the use position, the leaf spring includes the first portion and the second portion.
The portion is deformed so as to widen the gap, and does not involve an unnatural change in shape, so that an excessively strong elastic force is not generated. Therefore, the moment in the direction opposite to the rotation operation direction does not become excessive. This facilitates the turning operation from the non-use position to the use position. When the sun visor is in use, the length of the second portion along the support arm axis direction is longer than the length of the chamfered portion along the support arm axis direction, so the sun visor is rotated about 180 degrees from the non-use position. Also when used, the second portion does not engage with the chamfered portion and contacts the cylindrical surfaces near both ends of the chamfered portion. As a result, when the angle stance is set to about 180 degrees from the non-use state, no rotational moment is generated to maintain the sun visor at this angle posture, and the sun visor can be maintained at any desired angle posture. it can. [Embodiment] An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. 6 and 7 and based on the drawings from FIG. 1 to FIG. As shown in FIG. 6, a support arm 3 is attached to a corner of the roof trim 2, and a core material 4 is provided inside the sun visor 1 and a resin holder is provided on the core material 4. The point that the holder 5 is fixed and the point that the holder 5 is rotatably supported at the tip of the support arm 3 are the same as those of the conventional sun visor. FIG. 1 is an exploded perspective view of a holder 5, a support arm 3 and a leaf spring 11 constituting a braking mechanism of the sun visor 1. FIG. The holder 5 has a substantially concave shape when viewed from the front, and has holes 5b, 5b through which the tip of the support arm 3 is inserted in the ridges 5a, 5a on both sides, and an upper surface of a bottom 5c connecting the ridges 5a. Are formed with a pair of elongated grooves 5d into which the leg portions 13 of the leaf spring 11 are inserted and fixed. The leaf spring 11 includes a head 12 having a substantially U-shaped vertical cross section, and a pair of legs 13, 13 extending in parallel from each end of the head 12. The head 12 has a large portion 14 (second portion) formed on a convex curved surface and having the same width as the leg portion 13, and a small width portion 15 (first portion) composed of a convex curved surface 15a and a smooth surface 15b connected to the large portion 14. And The radius of curvature of the large portion 14 of the leaf spring 11 and the smooth surface 15b of the small width portion 15 are formed to be larger than the radius of curvature of the circular cross section of the support arm 3. The leaf spring 11 is fixed between the crests 5a of the holder 5 by inserting the legs 13 into the grooves 5d of the holder 5 and hooking the claws 13a inside the grooves 5d. ing. On the other hand, the front end of the support arm 3 having a circular cross section has a chamfer 3a on only one side thereof.
Are formed. The chamfered portion 3a is a smooth surface extending along the axial direction, is formed on the side facing the roof trim 2, and is substantially parallel to the surface of the sun visor 1 when the sun visor 1 is not used. I have. The tip of the support arm 3 is inserted into the hole 5b of one of the ridges 5a of the holder 5, and further passes through the head 12 of the leaf spring 11 and is inserted into the hole 5b of the other ridge 5a of the holder 5. Have been. In this assembled state, the portion of the support arm 3 having the chamfered portion 3a is the leaf spring 1
It is designed to be sandwiched between one head 12. By the way, the smooth surface 15b of the small width portion 15 of the leaf spring 11 is provided at a portion facing the chamfered portion 3a of the support arm 3 when the sun visor 1 is not used. Further, the width dimension W ₁ of the support arm 3 along the axial direction in the small width portion 15 is smaller than the length L of the chamfered portion 3 a of the support arm 3 along the axial direction. width W ₂ along the axial direction of the arm 3 is larger than the length L of the chamfered portion 3a. In the non-use state of the sun visor 1, as shown in FIGS. 2 and 3, the smooth surface 15b of the small width portion 15 of the leaf spring 11 comes into surface contact with the chamfered portion 3a, and a part of the large portion 14 is formed. Makes line contact or surface contact with the cylindrical surface 3b of the support arm 3,
The support arm 3 is sandwiched by the elastic force of the leaf spring 11, and the sun visor 1 is kept in the non-use state. Thus, the chamfered portion 3a and the smooth surface 1
By engaging with 5b, a moderation feeling is given. On the other hand, when the sun visor 1 is rotated downward to be used, the small width portion 15
A part of the smooth surface 15b comes into line contact with the cylindrical surface 3b of the support arm 3, and a part of the large portion 14 also makes line contact or surface contact with the cylindrical surface 3b, sandwiching the support arm 3, The sun visor 1 is maintained at a desired arbitrary angle posture. In particular, as shown in FIG. 4, the sun visor 1 is moved downward from the non-use position.
Even when rotated more than 0 degrees, the chamfer 3a of the support arm 3 is only on one side,
Moreover, at this time, the contact with the support arm 3 near the chamfered portion 3a is caused by the fifth
As shown in the figure, the leaf spring 11 is a large portion 14 wider than the chamfered portion 3a, and the large portion 14 cannot be engaged with the chamfered portion 3a due to its width dimension. Therefore, unlike the conventional case, the sun visor 1 having the angle posture indicated by A in FIG. 7 does not rotate to the angle posture indicated by B in FIG. Can be maintained. Of course, sun visor 1
Is stopped at an arbitrary angle posture other than A, the posture can be maintained. However, only when the sun visor 1 is in the angular posture close to the non-use state, the spring force of the leaf spring 11 causes the chamfered portion 3a of the support arm 3 to engage with the smooth surface 15b of the leaf spring 11, The sun visor 1 is rotated in a direction approaching the angular posture in the non-use state. Further, the chamfered portion 3a of the support arm 3 includes the head 12 and the leg 13 of the leaf spring 11.
Does not hit. Therefore, when the sun visor is shifted from the non-use position to the use position, the leaf spring is deformed so as to widen the gap between the small width portion 15 and the large portion 14, and is not accompanied by an unnatural change in shape. No strong elastic force is generated. Therefore, the moment in the direction opposite to the rotation operation direction does not become excessive. This facilitates the rotation operation from the non-use position to the use position. The present invention is not limited to the above embodiment, and various modes can be adopted. For example, in the above-described embodiment, the chamfered portion of the support arm is provided on the side near the roof trim, but may be formed on the side far from the roof trim. [Effect of the Invention] As described above, the sun visor can be maintained in a desired posture by the friction between the leaf spring and the support arm. When the flat chamfered portion of the support arm is in surface contact with the first portion of the leaf spring in the non-use state, the restoring force for returning the sun visor to the non-use state even if the sun visor slightly deviates from the non-use position due to vibration or the like. Works, and the sun visor can be securely held in the non-use position. The chamfer of the support arm does not hit the head and leg of the leaf spring. For this reason, the moment in the direction opposite to the rotating operation direction does not become excessive. This facilitates the turning operation from the non-use position to the use position. When the sun visor is set at an angle of about 180 degrees from the non-use state, a rotational moment for maintaining the sun visor at this angle does not occur, and the sun visor can be maintained at a desired angle. it can.

【図面の簡単な説明】 第１図から第７図までの図面はこの考案の一実施例を示すものであり、第１図
はサンバイザーの制動機構の分解組み立て斜視図、第２図及び第４図はそれぞれ
サンバイザー非使用状態と使用状態における制動機構の縦断面図、第３図は第２
図IIIーIII断面図、第５図は第４図ＶーＶ断面図、第６図は使用状態におけるサ
ンバイザーの正面図、第７図は使用状態と非使用状態を示すサンバイザーの側面
図である。 又、第８図は従来の制動機構の分解組み立て斜視図、第９図及び第１０図はそ
れぞれ非使用状態と使用状態における従来の制動機構の縦断面図である。 １…サンバイザー、 ３…支持アーム、 ３ａ…面取り部、 １１…板ばね、 １４…大幅部（第２部分）、 １５…小幅部（第１部分）。BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIGS. 1 to 7 show an embodiment of the present invention, and FIG. 1 is an exploded perspective view of a sun visor braking mechanism, and FIGS. 4 is a longitudinal sectional view of the braking mechanism in the non-use state and the use state of the sun visor, respectively, and FIG.
Fig. III-III sectional view, Fig. 5 is Fig. 4 VV sectional view, Fig. 6 is a front view of the sun visor in use state, and Fig. 7 is a side view of the sun visor in use state and non-use state. It is. FIG. 8 is an exploded perspective view of the conventional braking mechanism, and FIGS. 9 and 10 are longitudinal sectional views of the conventional braking mechanism in a non-use state and a use state, respectively. DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Sun visor, 3 ... Support arm, 3a ... Chamfer part, 11 ... Leaf spring, 14 ... Large part (2nd part), 15 ... Narrow width part (1st part).

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】 サンバイザーを回動可能に支持する断面円形の支持アームと、上記サンバイザ
ーに固定されるとともに互いに対峙する第１、第２部分を有して縦断面略Ｕ字形
をなし、これら第１、第２部分の間に上記支持アームを挿入させて弾性力で挟持
することによりサンバイザーを所望の姿勢に維持せしめる板ばねとから構成され
たサンバイザーの制動機構において、 上記支持アームの一側部には平坦な面取り部が形成され、 上記第１部分が、上記支持アームの面取り部に面接触するように平坦に形成さ
れ、 上記第２部分が、上記支持アームの曲率半径より大きな曲率半径で凸曲面状に
形成され、 サンバイザー非使用状態において上記支持アームの面取り部に当たる第１部分
は上記面取り部の支持アーム軸線方向に沿う長さよりも小さい幅に形成され、上
記第２部分は上記面取り部の支持アーム軸線方向に沿う長さよりも大きい幅に形
成されていることを特徴とするサンバイザーの制動機構。[Utility Model Registration Claim] A substantially U-shaped vertical section having a support arm having a circular cross section for rotatably supporting a sun visor and first and second portions fixed to the sun visor and facing each other. And a leaf spring for holding the sun visor in a desired posture by inserting the support arm between the first and second portions and holding the support arm with an elastic force. A flat chamfer is formed on one side of the support arm, the first portion is formed flat so as to make surface contact with the chamfer of the support arm, and the second portion is formed on the support arm. The first portion which is formed in a convex curved shape with a radius of curvature larger than the radius of curvature and which is in contact with the chamfered portion of the support arm when the sun visor is not used is along the support arm axial direction of the chamfered portion. It is formed to a smaller width than is said second portion braking mechanism sun visor, characterized in that it is formed in width greater than the length along the support arm axis direction of the chamfered portion.