JP2520811Y2 - 樹脂インレットパイプの注入口構造 - Google Patents
樹脂インレットパイプの注入口構造Info
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- JP2520811Y2 JP2520811Y2 JP2615691U JP2615691U JP2520811Y2 JP 2520811 Y2 JP2520811 Y2 JP 2520811Y2 JP 2615691 U JP2615691 U JP 2615691U JP 2615691 U JP2615691 U JP 2615691U JP 2520811 Y2 JP2520811 Y2 JP 2520811Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- inlet pipe
- inlet
- top surface
- resin
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は樹脂インレットパイプの
注入口構造に関するもので、従来構造の欠点を改良し、
金属リテーナを液体燃料注入口に嵌めて固定するリング
形の金属リテーナの固定を簡易正確にするものである。
注入口構造に関するもので、従来構造の欠点を改良し、
金属リテーナを液体燃料注入口に嵌めて固定するリング
形の金属リテーナの固定を簡易正確にするものである。
【０００２】
【従来の技術】樹脂インレットパイプの注入口に金属リ
テーナを嵌めて固定するのはその注入口に施すねじ付キ
ャップを螺合する必要上の外に、燃料補給用ガンの度々
の差込みによる注入口の摩耗を防ぐにあるが、従来は図
４に例示するように、インレットパイプａの注入口ｂ近
くの外周にＯリング嵌め込み溝ｃと、かしめ溝ｄを順次
に周設し、内周にねじｆを形成した金属リテーナｅにイ
ンレットパイプａの頂面を越えて外面をほぼ平行に覆う
リング状の折り返し片ｇを形成し、嵌め込み溝ｃにＯリ
ングｈを嵌め、折り返し片ｇの下端縁をかしめ溝ｄに曲
げかしめる等の工作を施している。
テーナを嵌めて固定するのはその注入口に施すねじ付キ
ャップを螺合する必要上の外に、燃料補給用ガンの度々
の差込みによる注入口の摩耗を防ぐにあるが、従来は図
４に例示するように、インレットパイプａの注入口ｂ近
くの外周にＯリング嵌め込み溝ｃと、かしめ溝ｄを順次
に周設し、内周にねじｆを形成した金属リテーナｅにイ
ンレットパイプａの頂面を越えて外面をほぼ平行に覆う
リング状の折り返し片ｇを形成し、嵌め込み溝ｃにＯリ
ングｈを嵌め、折り返し片ｇの下端縁をかしめ溝ｄに曲
げかしめる等の工作を施している。
【０００３】しかしながら前記した構成では 金属リ
テーナｅの成形を深絞りプレスによらなければならない
ので強度及び成形に難点がある。Ｏリングｈによるシ
ールを前記のかしめ溝ｄへのかしめ時の変形により確実
にできない。Ｏリングｈが傷付きやすく、又は金属リ
テーナｅのメッキ、又は塗装が剥がれ易い 等の欠点が
ある。
テーナｅの成形を深絞りプレスによらなければならない
ので強度及び成形に難点がある。Ｏリングｈによるシ
ールを前記のかしめ溝ｄへのかしめ時の変形により確実
にできない。Ｏリングｈが傷付きやすく、又は金属リ
テーナｅのメッキ、又は塗装が剥がれ易い 等の欠点が
ある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記した欠点
がない構造にした樹脂インレットパイプを提供すること
を解決の課題とし、本考案の目的とするものである。
がない構造にした樹脂インレットパイプを提供すること
を解決の課題とし、本考案の目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案の樹脂インレット
パイプの注入口構造は、合成樹脂製インレットパイプの
注入口内周にＯリング嵌込み溝を設け、インレットパイ
プ注入口に嵌め込むリング形の金属リテーナに前記パイ
プの頂面を間隔を置いて覆うキャップシール面を形成
し、外周に前記Ｏリング嵌込み溝に嵌めたＯリングを押
さえるフランジをインレットパイプの前記頂面の高さに
合せて設けると共に、インレットパイプの頂面と前記キ
ャップシール面の間で前記フランジを介してＯリングを
加圧する二つ割りの樹脂リングを前記頂面に溶着したこ
とを特徴とするもので、前記した目的に合致するもので
ある。
パイプの注入口構造は、合成樹脂製インレットパイプの
注入口内周にＯリング嵌込み溝を設け、インレットパイ
プ注入口に嵌め込むリング形の金属リテーナに前記パイ
プの頂面を間隔を置いて覆うキャップシール面を形成
し、外周に前記Ｏリング嵌込み溝に嵌めたＯリングを押
さえるフランジをインレットパイプの前記頂面の高さに
合せて設けると共に、インレットパイプの頂面と前記キ
ャップシール面の間で前記フランジを介してＯリングを
加圧する二つ割りの樹脂リングを前記頂面に溶着したこ
とを特徴とするもので、前記した目的に合致するもので
ある。
【０００６】
【実施例】図１は第１実施例の縦断面図、図２は分解斜
視図。図３は第２実施例の縦断面図である。
視図。図３は第２実施例の縦断面図である。
【０００７】第１実施例は図１、２に示す通りで、合成
樹脂製インレットパイプ１の注入口２の頂面１ａの内周
にＯリング嵌込み溝３を設け、外周はパイプ形の侭にす
る。インレットパイプ１に嵌め込むリング形の金属リテ
ーナ４には、前記パイプ１の頂面１ａを間隔を置いて覆
うキャップシール面５をインレットパイプの厚さ範囲で
逆Ｖ形に形成し、金属リテーナ４のインレットパイプ１
に嵌め込む外周に、前記Ｏリング嵌込み溝３に嵌めたＯ
リング１１を押さえるフランジ６を、突出の程度を少な
くし且つインレットパイプ１の前記頂面１ａの高さに合
せて設けると共に、インレットパイプ１の頂面１ａと前
記キャップシール面５の間に、前記フランジ６を介して
Ｏリング１１を加圧する二つ割りの樹脂リング７、７を
軸方向の面を接合して前記頂面１ａに溶着する。８は金
属リテーナ４の内面に突出させて形成したねじキャップ
を螺合するねじである。
樹脂製インレットパイプ１の注入口２の頂面１ａの内周
にＯリング嵌込み溝３を設け、外周はパイプ形の侭にす
る。インレットパイプ１に嵌め込むリング形の金属リテ
ーナ４には、前記パイプ１の頂面１ａを間隔を置いて覆
うキャップシール面５をインレットパイプの厚さ範囲で
逆Ｖ形に形成し、金属リテーナ４のインレットパイプ１
に嵌め込む外周に、前記Ｏリング嵌込み溝３に嵌めたＯ
リング１１を押さえるフランジ６を、突出の程度を少な
くし且つインレットパイプ１の前記頂面１ａの高さに合
せて設けると共に、インレットパイプ１の頂面１ａと前
記キャップシール面５の間に、前記フランジ６を介して
Ｏリング１１を加圧する二つ割りの樹脂リング７、７を
軸方向の面を接合して前記頂面１ａに溶着する。８は金
属リテーナ４の内面に突出させて形成したねじキャップ
を螺合するねじである。
【０００８】第２実施例は図３に示すように第１実施例
の金属リテーナと、フランジ６との間に合成樹脂インレ
ットパイプ１の内面に接するパイプ１２を溶接して設け
たもので、その他は第１実施例と同じである。
の金属リテーナと、フランジ６との間に合成樹脂インレ
ットパイプ１の内面に接するパイプ１２を溶接して設け
たもので、その他は第１実施例と同じである。
【考案の効果】本考案は前記したように、合成樹脂製イ
ンレットパイプ１の注入口の頂面内周にＯリング嵌込み
溝３を設け、インレットパイプ１に嵌め込むリング形の
金属リテーナ４に前記パイプ１の頂面を間隔を置いて覆
うキャップシール面５を形成し、前記金属リテーナ４の
外周に、Ｏリング嵌込み溝３に嵌めたＯリング１１を押
さえるフランジ６を設け、Ｏリング１１をフランジ６を
介して加圧する二つ割りの樹脂リング７、７をインレッ
トパイプ１の前記頂面に溶着した構成になる。金属リテ
ーナ４に従来のように曲げ返しを施さず上端に逆Ｖ形若
しくはそれらに類似形のキャップシール面５を設け、イ
ンレットパイプ１に嵌まる外周にフランジ６を設ける構
成とし、Ｏリング１１とフランジ６による金属リテーナ
４の固定を、インレットパイプの頂面１ａに溶接する二
つ割りの樹脂リング７、７により施すもので、前記のプ
レス成形による欠点を除き、製作、組み立てを容易にす
ると共に、耐久性を増加できる等の改良効果がある。
ンレットパイプ１の注入口の頂面内周にＯリング嵌込み
溝３を設け、インレットパイプ１に嵌め込むリング形の
金属リテーナ４に前記パイプ１の頂面を間隔を置いて覆
うキャップシール面５を形成し、前記金属リテーナ４の
外周に、Ｏリング嵌込み溝３に嵌めたＯリング１１を押
さえるフランジ６を設け、Ｏリング１１をフランジ６を
介して加圧する二つ割りの樹脂リング７、７をインレッ
トパイプ１の前記頂面に溶着した構成になる。金属リテ
ーナ４に従来のように曲げ返しを施さず上端に逆Ｖ形若
しくはそれらに類似形のキャップシール面５を設け、イ
ンレットパイプ１に嵌まる外周にフランジ６を設ける構
成とし、Ｏリング１１とフランジ６による金属リテーナ
４の固定を、インレットパイプの頂面１ａに溶接する二
つ割りの樹脂リング７、７により施すもので、前記のプ
レス成形による欠点を除き、製作、組み立てを容易にす
ると共に、耐久性を増加できる等の改良効果がある。
【図１】第１実施例の縦断面図
【図２】同分解斜視図
【図３】第２実施例の縦断面図
【図４】従来構造の縦断面図
１ インレットパイプ、 １ａ 頂面、 ２ 注入口、
３ Ｏリング嵌込み溝、４ 金属リテーナ、 ５ キャ
ップシール面、６ フランジ、 ７ 樹脂リング、 ８
ねじ、 １１ Ｏリング、１２ パイプ、
３ Ｏリング嵌込み溝、４ 金属リテーナ、 ５ キャ
ップシール面、６ フランジ、 ７ 樹脂リング、 ８
ねじ、 １１ Ｏリング、１２ パイプ、
Claims (1)
- 【請求項１】 合成樹脂製インレットパイプの注入口内
周にＯリング嵌込み溝を設け、インレットパイプ注入口
に嵌め込むリング形の金属リテーナに前記パイプの頂面
を間隔を置いて覆うキャップシール面を形成し、外周に
前記Ｏリング嵌込み溝に嵌めたＯリングを押さえるフラ
ンジをインレットパイプの前記頂面の高さに合せて設け
ると共に、インレットパイプの頂面と前記キャップシー
ル面の間に前記フランジを介してＯリングを加圧する二
つ割りの樹脂リングを前記頂面に溶着したことを特徴と
する樹脂インレットパイプの注入口構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2615691U JP2520811Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 樹脂インレットパイプの注入口構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2615691U JP2520811Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 樹脂インレットパイプの注入口構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04113221U JPH04113221U (ja) | 1992-10-02 |
| JP2520811Y2 true JP2520811Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=31910701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2615691U Expired - Lifetime JP2520811Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 樹脂インレットパイプの注入口構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2520811Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4066769B2 (ja) * | 2002-10-09 | 2008-03-26 | 豊田合成株式会社 | フィラーネック |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP2615691U patent/JP2520811Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04113221U (ja) | 1992-10-02 |
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