JP2520280Y2 - 液圧緩衝器 - Google Patents

液圧緩衝器

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JP2520280Y2
JP2520280Y2 JP1426090U JP1426090U JP2520280Y2 JP 2520280 Y2 JP2520280 Y2 JP 2520280Y2 JP 1426090 U JP1426090 U JP 1426090U JP 1426090 U JP1426090 U JP 1426090U JP 2520280 Y2 JP2520280 Y2 JP 2520280Y2
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嘉昭 渡辺
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、液圧緩衝器に関し、特に、ロッドガイドの
構造に関する。
(従来の技術) 従来、液圧緩衝器としては、例えば、特開昭61-82141
号公報に記載されているようなものが知られている。
この液圧緩衝器のロッドガイドは、中央にピストンロ
ッドが貫通して摺動する貫通穴が穿設され、その外周の
ロッド支持部は厚肉で剛性が極めて高い構造となってい
た。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述のような従来の液圧緩衝器にあっ
ては、ロッドガイドを成形するに際して、粉末成形及び
鋳造成形又は切削で加工されており、重量が重く、製作
コストが高いという問題を有していた。
加えて、この従来のものは、ロッド支持部の剛性が高い
ために、ピストンロッドに横力が入力された場合、局部
的に面厚が大きくなり過ぎてフリクションが増大すると
いう問題が生じ、さらに、このフリクションにより耐久
性が低下するという問題があった。
本考案は、このような問題に着目して成されたもの
で、重量が軽く、製造コストが安く、さらに、ピストン
ロッドに入力される横力によるロッドガイドへの局部的
な面圧悪化を防止し、フリクション低減及び耐久性向上
が可能な液圧緩衝器を提供することを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本考案請求項1記載の
液圧緩衝器では、ピストンロッドの摺動をガイドするロ
ッドガイドがシリンダチューブの開口端部に設けられ、
該ロッドガイドが、板材で形成され、かつ、前記シリン
ダチューブの内周に嵌合して支持される環状縦壁を有し
たシリンダ嵌合部と、前記ピストンロッドを支持する支
持用環状縦壁を有したロッド支持部とを備え、 前記ロッド支持部が、前記シリンダ嵌合部の環状縦壁に
連続した外側環状縦壁と前記支持用環状縦壁との2重筒
がシリンダチューブ内方側端部で連続した断面凹形状に
形成され、かつ、前記外側環状縦壁とシリンダチューブ
内周との間に間隙が設けられている手段とした。
また、本考案請求項2記載の液圧緩衝器では、本考案
請求項1記載の液圧緩衝器において、ピストンロッドの
摺動をガイドするロッドガイドがシリンダチューブの開
口端部に設けられ、該ロッドガイドが、板材で形成さ
れ、かつ、前記シリンダチューブの内周に嵌合して支持
される環状縦壁を有したシリンダ嵌合部と、前記ピスト
ンロッドを支持する支持用環状縦壁を有したロッド支持
部とを備え、前記環状縦壁の上部にはその内周部がシリ
ンダチューブの上端部に係止されると共に外周部がオイ
ルシールの下面側を支持するシール支持部が一体に形成
され、該シール支持部の下面側とシリンダチューブの上
端面との間には前記シール支持部の曲げ剛性を補強する
補強部材が介装された手段とした。
(作用) 本考案の液圧緩衝器では、ロッドガイドの成形に際
し、1枚の板材から単純なプレス成形によって成形する
ことができる。
また、ピストンロッドに横力が入力された際には、ピ
ストンロッドは、ロッドガイドのロッド支持部の片側を
局部的に押圧しながら傾く。
この場合、ロッド支持部は、外側環状縦壁とシリンダチ
ューブとの間に設けた間隙によって、ロッド支持部の曲
げ剛性に基づいてピストンロッドの傾きに追従して変形
し、前記局部的な面圧が低減する。
また、本考案請求項2記載の液圧緩衝器では、ロッド
ガイドにおけるシール支持部の外周部に軸方向力が入力
された際に、該シール支持部に曲げ応力が加わった場合
でも、この曲げ応力がシール支持部の下面側に介装され
た補強部材によって緩和されることでシール支持部の変
形が防止され、オイルシール及びシール支持部に加ええ
られた内部残留軸力が維持される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
第2図は、本考案第1実施例の液圧緩衝器の全体を示
す断面図である。
この図において、1は、シリンダチューブ,2はピスト
ン,3はリバウンドラバー,4はピストンロッド,5はアウタ
チューブ,6はベース,7はロッドガイド,Aは上部室,Bは下
部室,Cはリザーバ室である。
次に、第1図は、前記ロッドガイド7を示す拡大断面
図であり、このロッドガイドは1枚の四角形状の板材を
プレス成形して形成したもので、図示のように、下端部
で2重となった筒状に形成され、内周は前記ピストンロ
ッド4が貫通状態で摺動するロッド貫通孔71となってい
る。
このロッドガイド7は、上端にフランジ72が形成され
ている。
このフランジ72の部分は、平面で見ると成形前の四角
の形状を残しており、四角形の頂点部分の先端が前記ア
ウタチューブ5の内周に当接され、辺部分とアウタチュ
ーブ5との間は、漏油回収溝72aとして間隙が設けられ
ている。
前記フランジ72の下側にはシリンダ嵌合部73が設けら
れている。このシリンダ嵌合部73は、前記シリンダチュ
ーブ1の内周に嵌合して支持される環状縦壁73aを有し
ている。
また、このシリンダ嵌合部73の下側は、ロッド支持部
74であり、シリンダ嵌合部73の環状縦壁73aに連続し、
かつ環状縦壁73aよりも小径となった外側環状縦壁74a
と、前記ピストンロッド4を支持する支持用環状縦壁74
bと、両壁74a,74bをつなぐ底壁部74cとにより断面凹形
状に形成されている。
そして、このロッド支持部74の外側環状縦壁74aとシ
リンダチューブ1内周との間には、間隙が設けられてい
る。
さらに、前記底壁部74bの下側には、ストッパ75が設け
られている。即ち、このストッパ75は、外周に縦壁75a
が形成され、この縦壁75aの内周を前記外側環状縦壁74a
の外周に嵌合させて固定されており、このストッパ75の
縦壁75aとシリンダチューブ1の内周との間に間隙hが
確保されている。即ち、前記ストッパ75は実施例のロッ
ド支持部74と共に請求の範囲でいうロッド支持部を構成
し、前記縦壁75aは、実施例の外側環状縦壁74aと共に請
求の範囲の外側環状縦壁を構成している。
尚、前記ストッパ75は、ガイドシールリング8の抜け
止め用であり、即ち、前記ロッド支持部74の支持用環状
縦壁74bの内周にはガイドブッシュ9が嵌合固定され、
このガイドブッシュ9の下側に、ガイドシールリング8
が設けられている。このガイドシールリング8は、内周
がピストンロッド4に密着されていて、上部室A内の流
体が、ロッドガイド7の上側の空間部10側へ漏れるのを
抑制している。
また、前記ロッドガイド7の上側には、オイルシール
11が設けられている。このオイルシール11は、前記アウ
タチューブ5の内周に嵌合される補強環11aを有し、こ
の補強環11aの内周にシール用リップ11bが設けられてい
る。また、補強環11aの下面側には、前記ロッドガイド
7のフランジ72に圧接するチェックリップ11cが設けら
れている。このチェックリップ11cは、上部室Aからガ
イドブッシュ9を通過して空間部10に浸入した流体が、
そこから、漏油回収溝72aを通りリザーバ室Cへ流通す
る流れのみを許し、その逆流を防止する。
尚、前記フランジ72は、その断面形状が、シリンダチ
ューブ1の上端面に掛止する内側水平部72bとオイルシ
ール11における補強環11aの下面側を支持する外側水平
部72cとの間が縦壁部72dで連結された階段状に形成され
ている。
また、前記オイルシール11の上側で前記アウタチュー
ブ5の上端がかしめられ、それにより、オイルシール11
及びロッドガイド7が内部残留軸力を受けた状態で固定
されている。
次に実施例の作用について説明する。
(イ) ロッドガイド成形時 本実施例の液圧緩衝器では、ロッドガイド7を成形す
る場合、1枚の四角形の板材を、プレス成形により、引
き伸ばして成形する。
このように、本実施例では、ロッドガイド7を1枚の
板材から形成するため、ロッドガイド7が非常に軽量で
あるという特徴を有すると共に、プレス成形により加工
するから、加工が非常に容易で製造コストの低減を図る
ことができるという特徴を有している。
(ロ) ロッドガイド組付時 ロッドガイド7を組み付ける場合、まず、ロッド貫通
孔71にピストンロッド4を挿通させた状態で、シリンダ
嵌合部73をシリンダチューブ1の内周に嵌合させると共
に、フランジ72の内側水平部72bをシリンダチューブ1
の上端面に係止させ、かつ、フランジ72における外側水
平部2cの外周をアウタチューブ5の内周に嵌合させる。
そして、この外側水平部2cの上面に係止する状態で、補
強環11aの外周をアウタチューブ5の内周に嵌合させて
オイルシール11を組み付ける。
その後、アウタチューブ5の上端をかしめるのである
が、この際、ロッドガイド7は軸方向の力を、フランジ
72によりオイルシール11を介して入力し、さらに、シリ
ンダ嵌合部73に伝達する。
また、このようにして組み付けた状態では、閉方向に
対しては、フランジ72によるアウタチューブ5との嵌合
と、シリンダ嵌合部73によるシリンダチューブ1との嵌
合と及びロッド支持部72によるピストンロッド4との嵌
合により、適正に支持される。
(ハ) ピストンロッド摺動時 本実施例の液圧緩衝器において、ピストンロッド4に
対して横力が入力された場合、ピストンロッド4は、第
3図の作動説明図に示すように、ロッドガイド7のロッ
ド支持部74の片側を局部的に押圧しながら傾く。
この場合、ロッド支持部74が、板材により形成されてい
ると共に、外側環状縦壁74a(縦壁75a)とシリンダチュ
ーブ1との間に間隙hを設けていることに基づいて、そ
う高くはない所定の曲げ剛性を有しているため、ロッド
支持部74は、このまげ剛性に基づいて図示のようにピス
トンロッド4の傾きに追従して変形し、局部的な面圧が
低減する(変形しない場合に比べて)。
従って、本実施例では、フリクションが低減してピス
トンロッド4の摺動が円滑に成されると共に、このフリ
クション低減により耐久性を向上させることができると
いう特徴を有している。
尚、ピストンロッド4の伸側行程時に発生するリバウ
ンド入力に対しては、リバウンドラバー3がロッドガイ
ド7の下面のストッパ75に圧接され確実に力を受け止め
る。
次に、第2実施例〜第5実施例について説明する。
尚、これら実施例を説明するにあたり、第1実施例と同
じ構成は第1実施例と同じ符号を付けその説明を省略
し、第1実施例との相違点のみを説明する。
第4図は本考案第2実施例の液圧緩衝器の要部を示す
断面図である。
この第2実施例は、ロッドガイド7を1枚の円形の板
材から形成している。よって、フランジ72が環状に形成
され、その外周の全周がアウタチューブ5に嵌合される
構造となっている。そして、チェックリップ11cとの当
接部よりも外側位置に漏油回収孔271が穿設されてい
る。
また、ロッド支持部74は、ガイドブッシュ9のみを設
けた構造となっていて、第1実施例のガイドシールリン
グ及びストッパは省略した構造となっている。よって、
ロッド支持部74の外側環状縦壁74aとシリンダチューブ
1の内周との間に間隙hが設けられている。
次に、第5図は本考案第3実施例の液圧緩衝器の要部
を示している。
この第3実施例は、ガイドブッシュとガイドシールリ
ングとストッパを省略した例である。
よって、ロッド支持部74の支持用環状縦壁74bが直接ピ
ストンロッド4に当接している。また、ロッドガイド7
の上部には第2実施例と同様の漏油回収孔271が穿設さ
れている。
次に、第6図は本考案第4実施例の液圧緩衝器の要部
を示す断面図である。
この第4実施例は、前記第2実施例と略同様である
が、シリンダチューブ1の上端部とシール支持部を構成
するフランジ72との間に補強部材12を介装させた点が第
1実施例と相違している。
即ち、この補強部材12は、フランジ72における内側水
平部72bの下面と縦壁部72dの外周面に沿った断面L字の
環状に形成され、その水平部12aの内周部がシリンダチ
ューブ1の上端部と内側水平部72bとの間に介装される
と共に、垂直部12bの内周部に前記フランジ72の縦壁部7
2dを嵌入する状態で設けられている。
また、この実施例では、漏油回収溝51が、外側水平部
72cの外周に形成された切欠部51aと補強環11aの下面外
周に形成された連通溝51bで構成されている。
次に実施例の作用について説明する。
(イ) 軸方向力入力時 アウタチューブ5の上端部のかしめによる押圧力また
はバウンド入力等の軸方向がオイルシール11の補強環11
aを介してフランジ72側に入力された場合、この実施例
では、軸方向力の入力部と支持部(シリンダチューブ1
の上端部)とが径方向にずれているため、フランジ72に
はシリンダチューブ1の上端部を支点として曲げ応力が
発生する。そして、このフランジ72部分は板材のプレス
成形により引き伸ばして成形されたもので、曲げ剛性が
弱くなっているため、前記曲げ応力が加わることで変形
し、これにより、アウタチューブ5のかしめによる内部
残留軸力が低下して作動時に異常音を発生させる恐れが
ある。
しかしながらが、この実施例では、上述のように、フ
ランジ72における内側水平部72b及び縦壁部72dが前記補
強部材12の剛性で補強されているため、フランジ72に加
わる曲げ応力が緩和される。
以上のように、この実施例では、フランジ72の変形が
防止され、オイルシール11及びロッドガイド7に加えら
れた内部残留軸力を維持することができるので、作動時
における異常音の発生を防止できるという特徴を有して
いる。
次に、第7図は本考案第5実施例の液圧緩衝器の要部
を示す断面図である。
この第5実施例は、シリンダチューブ1の上端部とシ
ール支持部を構成するフランジ72との間に補強部材12を
介装させた点で前記第4実施例と略同様であるが、以下
の点で第4実施例と相違している。
即ち、この実施例では、補強部材12の垂直部12bの長
さを、フランジ72における縦壁部72dの長さと同一もし
くはそれ以上とすることにより、軸方向力がオイルシー
ル11の補強環11a及びフランジ72の外周水平部72cを介し
て補強部材12に直接入力され、フランジ72には曲げ応力
がほとんど作用しないようにしたものである。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、
本考案の具体的な構成はこれらの実施例に限られるもの
ではない。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案請求項1記載の液圧
緩衝器では、ロッドガイドを板材で形成したため、軽量
化を図ることができると共に、加工が簡単で製造コスト
を低減することができるという効果が得られる。
さらに、ロッド支持部の外側環状縦壁とシリンダチュ
ーブとの間に間隙を設け、ピストンロッドに横力が入力
された際には、ロッド支持部がピストンロッドの傾きに
追従して変形するようにしたため、ロッドガイドへの局
部的な面圧悪化を防止して、フリクションを低減させる
ことができると共に、これにより耐久性の向上を図るこ
とができるという効果が得られる。
また、本考案請求項2記載の液圧緩衝器では、ロッド
ガイドのフランジが補強部材の剛性で補強されているた
め、軸方向力によってフランジに加わる曲げ応力が緩和
され、フランジの変形が防止されるので、オイルシール
及びロッドガイドに加えられた内部残留軸力を維持でき
て作動時における異常音の発生を防止できるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の液圧緩衝器のロッドガイド
を示す拡大断面図、第2図は第1実施例緩衝器の全体を
示す断面図、第3図は第1実施例緩衝器の作動説明図、
第4図は本考案第2実施例の液圧緩衝器の要部を示す断
面図、第5図は本考案第3実施例の液圧緩衝器の要部の
断面図、第6図は本考案第4実施例の液圧緩衝器のロッ
ドガイド部を示す要部の断面図、第7図は本考案第5実
施例の液圧緩衝器のロッドガイド部を示す要部の半断面
図である。 1……シリンダチューブ 4……ピストンロッド 5……アウタチューブ 7……ロッドガイド 73……シリンダ嵌合部 73a……環状縦壁 74……ロッド支持部 74a……外側環状縦壁 74b……支持用環状縦壁 11……オイルシール 12……補強部材 72……フランジ(シール支持部) C……リザーバ室 h……間隙

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストンロッドの摺動をガイドするロッド
    ガイドがシリンダチューブの開口端部に設けられ、 該ロッドガイドが、板材で形成され、かつ、前記シリン
    ダチューブの内周に嵌合して支持される環状縦壁を有し
    たシリンダ嵌合部と、前記ピストンロッドを支持する支
    持用環状縦壁を有したロッド支持部とを備え、 前記ロッド支持部が、前記シリンダ嵌合部の環状縦壁に
    連続した外側環状縦壁と前記支持用環状縦壁との2重筒
    がシリンダチューブ内方側端部で連続した断面凹形状に
    形成され、かつ、前記外側環状縦壁とシリンダチューブ
    内周との間に間隙が設けられていることを特徴とする液
    圧緩衝器。
  2. 【請求項2】ピストンロッドの摺動をガイドするロッド
    ガイドがシリンダチューブの開口端部に設けられ、該ロ
    ッドガイドが、板材で形成され、かつ、前記シリンダチ
    ューブの内周に嵌合して支持される環状縦壁を有したシ
    リンダ嵌合部と、前記ピストンロッドを支持する支持用
    環状縦壁を有したロッド支持部とを備え、 前記環状縦壁の上部にはその内周部がシリンダチューブ
    の上端部に係止されると共に外周部がオイルシールの下
    面側を支持するシール支持部が一体に形成され、 該シール支持部の下面側とシリンダチューブの上端面と
    の間には前記シール支持部の曲げ剛性を補強する補強部
    材が介装されたことを特徴とする液圧緩衝器。
JP1426090U 1989-09-29 1990-02-15 液圧緩衝器 Expired - Lifetime JP2520280Y2 (ja)

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