JP2519381Y2 - 空調ダクトの接続部構造 - Google Patents

空調ダクトの接続部構造

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JP2519381Y2
JP2519381Y2 JP10016690U JP10016690U JP2519381Y2 JP 2519381 Y2 JP2519381 Y2 JP 2519381Y2 JP 10016690 U JP10016690 U JP 10016690U JP 10016690 U JP10016690 U JP 10016690U JP 2519381 Y2 JP2519381 Y2 JP 2519381Y2
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嘉弘 野沢
康久 小池
義剛 村松
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、車両等に用いる空調ダクトの雌雄接続部の
構造に関する。
《従来の技術》 従来、合成樹脂製空調ダクトの雄側接続部を嵌合させ
るための雌側空調ダクトは合成樹脂のブロー成形により
安価に製造されてきた。しかしながらブロー成形はパリ
ソンを金型の内面にブローさせるため、外径寸法は規制
されるが、内径寸法はパリソンの肉厚、外形形状によ
り、一定しないのが通常であり、このため雌雄の嵌合精
度が悪く、きつ過ぎると接続が困難であり、ゆる過ぎる
と振動で抜けたり空転する欠点があった。そこで従来は
予めきつ過ぎるくらいの嵌合精度を設定しておき、第9
図に示すようなスリットSをプレス加工により雌側接続
部Aに形成し、この雌側接続部Aを押し拡げながら図示
しない雄側接続部を接続してきた。
《考案が解決しようとする課題》 上記の従来技術においては、プレス加工を必要とする
ため、設備費と加工費が増加するばかりでなく、スリッ
ト長に比べ嵌合深さが浅い場合、エア洩れが生ずるとい
う問題があった。
本考案はこれらの問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、雌側の膨出突条を雄側のブラケ
ットに挟持させることにより、シール性が向上する空調
ダクトの接続部構造を提供するにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために本考案による空調ダクトの
接続部構造は、合成樹脂製空調ダクトの雌側接続部に対
し、合成樹脂製空調ダクトの雄側接続部を嵌合させる空
調ダクトの接続部構造において、雌側接続部の開口部よ
り軸方向に膨出突条を形成すると共に、端部に係合突部
を設け、雄側接続部の中間部より立上り、軸方向に沿っ
て延びるブラケットを設け、このブラケットにはダクト
の接続に際し、上記膨出突条を挟持するガイド部と、緊
縮部と、係合凹部とを順次設けた構成にしてある。
《作用》 かかる構成により、雌側接続部に雄側接続部を嵌合さ
せるにあたり、膨出突条とブラケットを対向させ、嵌合
操作を行うと、ガイド部により膨出突条は挟持され、次
第に挟持力を強め緊縮部により膨出突条は更に狭窄さ
れ、最後に係合凹部に係合突部が嵌合し係着される。こ
れにより雌側ダクトは断面積を縮小し、雄側ダクトに密
接することになるからシール性は向上する。
《実施例》 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示すものであ
る。図において、1は合成樹脂製空調ダクト2の雌側接
続部で、端末は径を拡大し嵌め込み易い形状とし、ブロ
ー成形にて形成される。この雌側接続部1の開口部1aよ
り軸方向に膨出突条3を形成すると共に端部に係合突部
3aを設けている。この係合突部3aはビード状に形成して
もよいが、膨出度を拡大して形成してもよい。
一方、射出成形にて形成した合成樹脂製空調ダクト4
の雄側接続部5には上記膨出突条3に対応させて、雄側
接続部5の中間部より立上り、軸方向に沿って延びるブ
ラケット6が一体に形成されている。このブラケット6
には、ダクトの接続に際し、上記膨出突条3を挟持する
一対のテーパ状のガイド部6aと、緊縮部6bと、係合凹部
6cとを順次設けている。
したがって膨出突条3にブラケットの一対のガイド部
6aを合わせながら雌側接続部1の開口部1aに雄側接続部
5の端末5aを挿入し、次第に挿入度を深めてゆくと、膨
出突条3は一対のガイド部6aにより挟持され、次第に圧
縮されて、緊縮部6bにおいて狭窄されると第3図の実線
のように雄側接続部5の外周が雌側接続部1の内周に密
着した状態となる。更に膨出突条3の係合突部3aがブラ
ケット6の係合凹部6cに嵌合すると両ダクトの接続は完
了する。
第4図乃至第8図は本考案の第2実施例を示すもので
ある。図において、11は合成樹脂製空調ダクト12の雌側
接続部で、端末は径を拡大し嵌め込み易い形状とし、ブ
ロー成形にて形成される。この雌側接続部の開口部11a
より軸方向に膨出突条13を形成すると共に端部に係合突
部13aを設けている。この係合突部13aはビード状に形成
してもよいが、膨出度を拡大して形成してもよい。15は
合成樹脂製空調ダクト14の雄側接続部で、射出成形にて
形成したブラケット16が挟持脚片16dを介して軸方向に
沿って取付けられている。この取付構造は、第5図、第
6図に示すように挟持脚片16d内側に形成した係止爪16e
が、雄側接続部両側の係止溝15aに係合するようになっ
ている。このブラケット16には、ダクトの接続に際し、
上記膨出突条13を挟持する一対のテーパ状のガイド部16
aと、緊縮部16bと、係合凹部16cとを順次設けている。
したがって膨出突条13にブラケットの一対のガイド部
16aを合わせながら、雌側接続部11の開口部11aに雄側接
続部15の端末15aを挿入し、次第に挿入度を深めてゆく
と、膨出突条13は一対のガイド部16aにより挟持され、
次第に圧縮されて、緊縮部16bにおいて、狭窄されると
第8図の実線のように雄側接続部15の外周が雌側接続部
11の内周に密着した状態となる。更に膨出突条13の係合
突部13aがブラケット16の係合凹部16cに嵌合すると両ダ
クトの接続は完了する。
《考案の効果》 本考案は、合成樹脂製空調ダクトの雌側接続部に対
し、合成樹脂製空調ダクトの雄側接続部を嵌合させる空
調ダクトの接続部構造において、雌側接続部の開口部よ
り軸方向に膨出突条を形成すると共に端部に係合突部を
設け、雄側接続部の中間部より立上り、軸方向に沿って
延びるブラケットを設け、このブラケットにはダクトの
接続に際し、上記膨出突条を挟持するガイド部と、緊縮
部と、係合凹部とを順次設けたので、両ダクトの接続に
あたり位置決めが正確に出来ると共に、雄側のブラケッ
トにより、雌側の膨出突条を次第に狭窄し、これに伴い
雌側接続部の径を縮小させ、雄側接続部に密着させるこ
とが出来るので、シール性が良く、係合凹部と係合突部
との係合により振動等が生じても抜止めが確実になされ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示すもので、
第1図は空調ダクトの接続部の接続前の斜視図、第2図
は空調ダクトの接続後の斜視図、第3図は第2図のIII-
III線断面図である。第4図乃至第8図は本考案の第2
実施例を示すもので、第4図は空調ダクトの接続部の接
続前の斜視図、第5図はブラケットの斜視図、第6図は
ブラケットの取付状態を示す断面図、第7図は空調ダク
トの接続後の斜視図、第8図は同断面図、第9図は従来
の雌側接続部の斜視図である。 1,11……雌側接続部、5,15……雄側接続部、3,13……膨
出突条、3a,13a……係合突部、6,16……ブラケット、6
a,16a……ガイド部、6b,16b……緊縮部、6c,16c……係
合凹部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製空調ダクトの雌側接続部に対
    し、合成樹脂製空調ダクトの雄側接続部を嵌合させる空
    調ダクトの接続部構造において、雌側接続部の開口部よ
    り軸方向に膨出突条を形成すると共に、端部に係合突部
    を設け、雄側接続部の中間部より立上り、軸方向に沿っ
    て延びるブラケットを設け、このブラケットにはダクト
    の接続に際し、上記膨出突条を挟持するガイド部と、緊
    縮部と、係合凹部とを順次設けたことを特徴とする空調
    ダクトの接続部構造。
JP10016690U 1990-09-27 1990-09-27 空調ダクトの接続部構造 Expired - Lifetime JP2519381Y2 (ja)

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JPH0461239U JPH0461239U (ja) 1992-05-26
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JP5108638B2 (ja) * 2008-06-06 2012-12-26 東京フォーミング株式会社 配管の抜け止め装置
JP5123865B2 (ja) * 2009-01-20 2013-01-23 トーセツ株式会社 給排気管の抜け止め装置

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