JP2000306633A - コネクタ接続構造 - Google Patents

コネクタ接続構造

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JP2000306633A
JP2000306633A JP11114822A JP11482299A JP2000306633A JP 2000306633 A JP2000306633 A JP 2000306633A JP 11114822 A JP11114822 A JP 11114822A JP 11482299 A JP11482299 A JP 11482299A JP 2000306633 A JP2000306633 A JP 2000306633A
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frame
bolt
hole
connector frame
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Kenichi Doshita
憲一 堂下
Hiroshi Watabe
弘志 渡部
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/621Bolt, set screw or screw clamp
    • H01R13/6215Bolt, set screw or screw clamp using one or more bolts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタが設置された車両部品と車体等の組
み付けと同時にコネクタの接続を確実かつ迅速に行うコ
ネクタ接続構造を提供する。 【解決手段】 コネクタ11とコネクタ11よりも高さ
が高い柱状突起9とを同一面に有すコネクタフレーム7
と、コネクタフレーム7とコネクタ11と柱状突起9の
全体を挿入可能な溝部16が形成されたコネクタフレー
ム3とを有し、溝部16の底面19は開口位置から奥に
向かうにつれて深さが浅くなる様に傾斜させて形成さ
れ、コネクタ11に対向させて底面19の奥側にコネク
タ21が設けられ、開口側に柱状突起9に対向させて柱
状突起9を挿入する有底穴25が形成され、開口位置か
ら見た溝部16の両側面17の間隔は溝の奥側17bで
コネクタフレーム7の幅とほぼ同等に形成され、かつ、
開口位置の付近17aで徐々に拡げて形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的な装置など
を有する車両部品と車体側配線との電気的接続を行うコ
ネクタに係り、特に、車両部品の車体への組み付け時
に、コネクタを嵌合位置へ誘導及び位置修正を行い、車
両部品の車体への組み付けと同時にコネクタの接続を確
実に行うコネクタ接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−310316号公報に記載の
コネクタ接続構造を図12に示す。このコネクタ接続構
造は、車体79に配線される車体側ワイヤーハーネス8
1に接続したメス側コネクタ83と、インスツルメント
パネル85の内部に配線されるインパネ側ワイヤーハー
ネス87のオス側コネクタ89の接続を、インスツルメ
ントパネル85を車体79に固定するためのボルト91
に車体79側から図示されないナットを締め付けること
で、インスツルメントパネル85を車体に固定すると同
時に行うものである。
【0003】この従来技術の具体的コネクタ接続構造と
組み付けについて以下に説明する。車体79の、インス
ツルメントパネル85を固定するための固定部93に
は、図示されないボルト穴とこのボルト穴に連通するボ
ルト挿通穴95を有する突起部97を突設している。一
方、インスツルメントパネル85にも、その左右端部よ
り延在させた固定部99に、同様に、ボルト穴101が
設けられ、このボルト穴101と連通する図示されない
ボルト挿通穴を有する突起部103を固定部99に突設
している。これら両突起部97、103の外面には、コ
ネクタを係止する係止用突起105、107をそれぞれ
形成している。メス側コネクタ83のハウジング109
に、オス側コネクタ89との嵌合側を拡大した嵌合部1
11を設け、オス側コネクタ89のハウジング113と
嵌合するようにしている。また、メス側コネクタ83の
ハウジング109とオス側コネクタ89のハウジング1
13は、各々突起部97と103を挿通する挿通穴11
5と117を有する。
【0004】組み付けは、まず、車体79側の突起部9
7をメス側コネクタ83の挿通穴115に挿通させ、イ
ンスツルメントパネル85側の突起部103をオス側コ
ネクタ89の挿通穴117に挿通させる。その後、コネ
クタのオス端子とメス端子が嵌合可能になるように位置
決めをしながら、車体79及びメス側コネクタ83とイ
ンスツルメントパネル85及びオス側コネクタ89とを
仮組し、これをインスツルメントパネル85の固定部9
9のボルト穴101から挿通させたボルト91に車体7
9の固定部93側から図示されないナットを締め付ける
ことにより行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、組み付け時
に起こるコネクタハウジングの変形やコネクタ端子の損
傷を防ぐため、メス側コネクタとオス側コネクタとを仮
組するとき、双方のコネクタの嵌合間口を確実に合わ
せ、そして、双方のコネクタ端子が確実に嵌合するよう
に位置合わせすることが必要である。
【0006】また、双方のコネクタ端子が確実に嵌合す
るように位置合わせした後でも、ボルトとナットの締め
付けの際、過剰な締め付けを行うとコネクタハウジング
やコネクタ端子が破損することがある。
【0007】このように、従来技術では、インスツルメ
ントパネル等の車両部品の車体への組み付け時の作業性
が悪く、組立時間の増大につながるという問題があっ
た。
【0008】本発明の課題は、コネクタが設置された車
両部品と車体等との組み付け作業の作業性を向上できる
コネクタ接続構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタ接続構
造は、以下の手段により上記課題を解決する。本発明の
コネクタ接続構造は、第1のコネクタと第1のコネクタ
よりも高さが高い柱状突起とが同一面に設けられてなる
第1のコネクタフレームと、第1のコネクタフレームと
第1のコネクタと前記柱状突起の全体を挿入可能な溝部
が形成された第2のコネクタフレームとからなる。第2
のコネクタフレームの前記溝部の1つの側壁は開口さ
れ、この溝部の底面は前記側壁の開口位置から奥に向か
うにつれて深さが浅くなる様に傾斜させて形成され、第
1のコネクタに対向させて、前記溝部の底面の奥側に第
2のコネクタが装着された凹部が形成され、該凹部より
も開口側に前記柱状突起に対向させて該柱状突起を挿入
する有底穴が形成されている。前記開口位置から見た溝
部の両側面の間隔は溝の奥側で第1のコネクタフレーム
の幅とほぼ同等に形成され、かつ、前記開口位置の付近
で徐々に拡げて形成されている。
【0010】このような構造とすることで、本発明によ
れば、次の作用により、上記目的が達成できる。第1の
コネクタフレームが第2のコネクタフレームの溝部の開
口より挿入されてゆくと、この溝部の対向する両側面の
開口位置付近の徐々に拡げて形成されたテーパー部と奥
側の第1のコネクタフレームの幅とほぼ同等に形成され
された平行部と溝部の底面とにより、コネクタの嵌合位
置への誘導及び位置修正が行われる。そして、第1のコ
ネクタフレームの柱状突起が、第2のコネクタフレーム
の柱状突起挿入有底穴に挿入されることにより、コネク
タは嵌合位置に位置決めされる。そして、更に、この柱
状突起を柱状突起挿入有底穴に押し入れることにより、
自然と第1と第2のコネクタが接続されることになる。
このように、第1のコネクタフレームを第2のコネクタ
フレームの開口から挿入し、移動させてゆくことで、コ
ネクタは、嵌合位置へ確実に誘導及び位置修正され、コ
ネクタの接続が、確実かつ迅速に行える。
【0011】また、第1のコネクタフレームを第2のコ
ネクタフレームの溝部の奥側の側壁に当接させたとき、
第1のコネクタフレームの柱状突起と、第2のコネクタ
フレームの柱状突起挿入有底穴が対向する位置にあるた
め、第1のコネクタフレームを第2のコネクタフレーム
の溝部の奥側の側面に当接させることでも、コネクタの
嵌合位置への位置決めができる。
【0012】また、第1のコネクタフレームの柱状突起
に頂面から底面に向けてボルトの軸部が挿通する貫通穴
が設けられ、ボルトに対応するナットが軸心をこの貫通
穴と同軸にして埋設され、第2のコネクタフレームの柱
状突起挿入用有底穴の底面にボルトの軸部を挿通する穴
が穿設されていれば、コネクタフレームが取り付けられ
ている車体部品や車体等の組み付けと同時に、コネクタ
の嵌合及び接続が、確実かつ迅速に行える。
【0013】さらに、柱状突起は、この柱状突起の中央
部で揺動可能に支持した弾性材からなる複数の舌状片を
有し、この舌状片は、この舌状片が形成される位置に対
応する第1のコネクタフレームに形成された穴の中に垂
下される。舌状片の先端部は、複数のこの舌状片の先端
の間隔がボルトの軸部の径よりも小さくなるように柱状
突起の中心軸に向けて傾斜して形成される。舌状片の中
央部は外側に膨らんだ係止部を有し、この係止部と第1
のコネクタフレームの柱状突起が設けられた面との間隔
は、第1のコネクタフレームが取り付けられる固定部材
の厚みよりも大きい。係止部は、固定部材に設けられた
係止穴に係止可能に形成され、係止穴は、柱状突起の頂
面とほぼ同じ大きさに形成されてなる。ボルトは、軸部
の一部分にネジ山部を有し、このネジ山部とナットは、
ボルトをこのナットに締め込むことで第1のコネクタと
第2のコネクタが結合し、結合が完了したときにネジ山
部がナットからはずれ、ボルトの先端部が複数の舌状片
の先端の間に挿入される位置に設けられ、ボルトのネジ
山部の長さとナットの厚みを足した長さは、第1のコネ
クタと第2のコネクタの結合長である。
【0014】このような構造とすれば、固定部材に仮係
止された第1のコネクタフレームの柱状突起を第2のコ
ネクタフレームの有底穴に挿入し、第1のコネクタと第
2のコネクタの位置合わせを行った後、ボルトを挿入
し、ナットに螺合させて、締め付けることで、その螺子
送り量に応じて第1と第2のコネクタが相互に接近し、
結合する。さらに、締め込むと、ボルトのネジ山部が、
ナットからはずれ、ボルトの締め付け力が解除され、さ
らにボルトを締め付けても、コネクタハウジングやコネ
クタ端子が破損することはない。またこのとき、ボルト
の先端が、複数の舌状片の先端間に挿入されるため、ボ
ルトにより、複数の舌状片が外側へ押し拡げられ、第1
のコネクタフレームが、固定部材に固定される。このよ
うに、コネクタフレームが取り付けられている車体部品
や車体等の組み付けとともに、第1と第2のコネクタを
嵌合させ、かつ、組み付け時の過剰な締め付けによるコ
ネクタの破損を防ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用してなるコネ
クタ接続構造の一実施形態を、図を参照して説明する。 (第1の実施形態)第1の実施形態を図1乃至図4を参
照して説明する。図1(a)は、コネクタ接続構造を有
する車体側パネルとコンソールボックスの筺体の斜視図
である。同図(b)は、同図(a)のAの方向から見た
のコネクタフレーム部分のみの斜視図である。図2から
図4は、コネクタ接続工程を示す図である。
【0016】図1に示すように、車体に固定される合成
樹脂製のコンソールボックスの筺体1には、その内壁面
にコネクタフレーム3が一体成形されている。一方、車
体側パネル5には、合成樹脂製のコネクタフレーム7が
固定されている。コネクタフレーム7は、長方形の平板
状に形成され、その一面に四角柱状の柱状突起9が一体
成形されている。柱状突起9の先端である頂面は、4辺
の角部を切り落とした傾斜面となっている。また、コネ
クタフレーム7は、コネクタフレーム3と摺接する長辺
側の2つの摺接面15を有している。
【0017】図2に示すように、柱状突起9の頂面から
底面方向にボルト8の軸部が挿通する貫通穴12が穿設
され、その貫通穴12と同軸に軸心部が位置するように
ナット14が埋設されている。コネクタフレーム7に
は、コネクタ11が固定されており、メス側コネクタ1
1に接続されるワイヤハーネス13は、車体側パネル5
とコネクタフレーム7に設けられた図示されない貫通穴
を挿通し、コネクタフレーム7の柱状突起9が突設され
ている面の後背面側から、コネクタ11に接続される。
【0018】コネクタフレーム3も、図1に示すよう
に、直方体状に形成され、その一側面に開口する溝部1
6が形成されている。溝部16の2つの対向する側面1
7は、開口付近では、開口に向かい側面17間の幅が徐
々に拡大するテーパー部17aとなっており、奥側で
は、コネクタフレーム7の2つの摺接面15間の幅とほ
ぼ同等の幅の平行に対向する平行部17bとなってい
る。溝部16の開口の反対側の側壁には、コネクタフレ
ーム7が当接する当接面18とされている。溝部16の
底面19には、図2に示すように、コネクタ21が装着
される凹部23とコネクタフレーム7の柱状突起9が挿
入される有底穴25が穿設されている。有底穴25の底
面には、ボルト8を挿通する穴27が形成されている。
また、底面19は、開口側から奥に向かうにつれて深さ
が浅くなり、凹部23に装着されたコネクタ21のハウ
ジング間口の先端位置に連続するように傾斜して形成さ
れている。コネクタ21に接続されるワイヤハーネス2
9は、凹部23の底部側方に設けられた図示されない貫
通穴を通し、コネクタ21に接続されている。コネクタ
21及び有底穴25の位置は、コネクタフレーム7のコ
ネクタ11及び柱状突起9にに対応させて形成されてい
る。
【0019】次に、本実施形態の組み付け手順について
説明する。まず、図1及び図2に示すように、コネクタ
21とコネクタ11とが向き合うように、筺体1を車体
側プレート5に近づける。そして、図2に示すように、
コネクタフレーム7のコネクタ11側の端部からコネク
タフレーム3の溝部16に挿入するように筺体1を移動
方向31の方向に移動する。筺体1の移動とともに、コ
ネクタフレーム7は、対向する側面17のテーパー部1
7aに摺接して案内されながら溝部16の奥側に向かっ
て挿入される。そして、平行面17の平行部17bに導
かれ、コネクタ11とコネクタ21の図1における上下
方向の位置合わせが自然と行われる。また、コネクタフ
レーム7をコネクタフレーム3の溝部16に挿入してい
く過程で、図3のように、コネクタフレーム7の柱状突
起9の先端を溝部16の底面19に摺接させながら筺体
1を移動方向31へ移動させ、そして、有底穴25が柱
状突起9の位置に達すると、柱状突起9が有底穴25に
進入する。これにより、コネクタ11とコネクタ21の
結合が可能な状態に位置決めされる。また、コネクタフ
レーム3の当接面18が、コネクタフレーム7に当接す
ることでもコネクタ21の位置決めが行われる。この位
置で、図4に示すように、ボルト8を穴27に挿通し、
柱状突起9に埋設されたナット14に締め込むことによ
り、コネクタフレーム3がコネクタフレーム7に近づく
方向に筺体1が移動し、コネクタ21とコネクタ11が
相互に接近して結合されるとともに、筺体1の車体側プ
レート5への組み付けが完了する。
【0020】このように、コネクタフレーム3に成形さ
れた側面17のテーパー部17aと平行部17bと、底
面19とにより、コネクタ21は、コネクタ11との嵌
合位置に誘導及び位置修正される。また、柱状突起9と
有底穴25によりコネクタ11とコネクタ21の位置決
めが確実になされる。しかも、ボルト8を締め込むこと
により、コネクタの接続とともに筺体1の車体側プレー
ト5への組み付けが完了する。このため、コネクタ嵌合
間口の位置合わせ、及び、コネクタの接続が迅速に行え
るようになり、コネクタが設置された車両部品の車体へ
の組み付け等の作業において、作業性を向上できる。ま
た、コネクタの嵌合間口のずれによって起こるコネクタ
ハウジングの変形や、コネクタハウジング内の端子の損
傷を防ぐことができる。
【0021】(第2の実施形態)第2の実施形態を図5
から図10を参照して説明する。図5は、コネクタフレ
ームの斜視図である。図6(a)は、車体側パネルとコ
ンソールボックスの筺体の斜視図、(b)は,(a)の
矢印Aの方向から見た筺体側のコネクタフレーム部分の
みの斜視図である。図7(a)はボルト、(b)はナッ
トが埋設されたコネクタフレームを示す図である。図8
乃至図10は、筺体の車体側パネルへの組み付け及びコ
ネクタ接続工程を示す断面図である。図11は車体側パ
ネルの斜視図である。
【0022】本実施形態が第1の実施形態と異なる点
は、図5にしめすように、第1の実施形態のコネクタフ
レーム7に代えて、舌状片33が形成された円柱形状の
柱状突起34と弾性突起35を備えるコネクタフレーム
37を用い、図6(a)に示すように、舌状片33を車
体側パネル39の係止穴41に係止することにより、コ
ネクタフレーム37を車体側パネル39に緩やかに仮止
めしたことにある。コネクタフレーム37は、コネクタ
11が設置される位置に凸部42が形成され、この凸部
42の両側の摺接面43が、コネクタフレーム3の平行
部17bと摺接する。また、第1の実施形態のボルト8
に代えて、図7に示すように、軸部44の一部分にネジ
山部45が形成されたボルト46と、特別な厚みのナッ
ト47を柱状突起34に埋設したことが相違する。その
他の構造は、第1の実施形態と同じであることから、同
一符号を付して説明を省略する。
【0023】コネクタフレーム37は、図5に示すよう
に、長方形の平板状に形成され、円柱状の柱状突起34
の中央部で支持された一対の舌状片33が、対称に一体
成形されている。また、コネクタフレーム37の長辺側
の側面に対応する位置に、一対の弾性突起35が一体成
形されている。舌状片33は、コネクタフレーム37に
形成された穴48を通り、図8乃至図10に示すよう
に、コネクタフレーム37の柱状突起34に対応する位
置の後背面に形成された空洞部49の中に挿入されてい
る。舌状片33の先端部51は、舌状片33の先端の間
隔G1が、図7に示したボルト46の軸部44の直径D
1よりも小さくなるように柱状突起34の中心軸に向か
って傾斜して形成されている。舌状片33の中央部に
は、図8乃至図10に示すように、外側に膨らませた係
止部53が形成されている。コネクタフレーム37の柱
状突起34の設置面54と係止部53の端部55との間
隔G2は、車体側パネル39の厚みよりも大きく形成さ
れている。弾性突起35は、図5に示すように、コネク
タフレーム37の長辺側の側面から柱状突起34の設置
面側に向けて傾斜させて設けられている。車体側パネル
39には、図11に示すように、柱状突起34の頂面と
ほぼ同じ大きさの円形状の係止穴41が形成されてい
る。
【0024】ボルト46は、図7(a)に示すように、
軸部44の中央部のやや下方にナット47に対応するネ
ジ山部45を有しており、軸部44のネジ山部45以外
の部分の軸径は、ナット47の最***径よりも小さく形
成されている。ネジ山部45は、図8に示すように、コ
ネクタ11とコネクタ21とが位置決めされ、コネクタ
11とコネクタ21の先端部が僅かに結合した状態で、
ボルト46を穴27から柱状突起34の貫通穴12へ挿
通させ、ボルト46の頭部52がコネクタフレーム3に
接したときに、ネジ山部45がナット47と接しボルト
46を回転させることで螺合できるような位置に形成さ
れている。また、ボルト46のネジ山部45とナット4
7は、ボルト46を締め込み、ネジ山部45がナット4
7から外れたときに、ボルト46の先端部57が2つの
舌状片33の先端部51の間に挿入されるような位置関
係に各々形成または埋設されている。また、ネジ山部4
5とナット47の厚みは、図7に示したネジ山部45の
長さL1とナット47の厚み、すなわちナット47のネ
ジ山部の長さL2とを足した長さが、図8に示したコネ
クタ11とコネクタ21の結合長L3とほぼ同じに長さ
になるように形成されている。本実施形態では、ネジ山
部45の長さL1とナット47のネジ山部の長さL2
は、各々ほぼL3の半分の長さになっている。
【0025】このように構成されることから、柱状突起
34を車体側パネル39の係止穴41に挿入して、コネ
クタフレーム37を押しつけると、図8に示すように、
舌状片33の係止部53が係止穴41の縁部を通過し、
係止部53の端部55とコネクタフレーム37の設置面
54との間に車体側パネル39を挟んだ状態になる。こ
のとき、弾性突起35の作用によりコネクタフレーム3
7は車体側パネル39から離れる方向に付勢される。そ
の結果、コネクタフレーム37は、車体側パネル39と
の間に遊びとなる間隔G3を有して仮止される。第1の
実施形態と同様にコネクタフレーム37をコネクタフレ
ーム3の溝部16に挿入してコネクタ11とコネクタ2
1の位置決めをした後、ボルト46を穴27と貫通穴1
2に挿通し、ボルト46の頭部52がコネクタフレーム
3に接した状態でボルト46を回してネジ山部45をナ
ット47に螺合させる。ボルト46を締め込むと共に、
図9に示すように、コネクタ11とコネクタ21が相互
に接近して結合される。
【0026】そして、図10に示すように、ボルト46
のネジ山部45がナット47から外れると、コネクタ1
1とコネクタ21相互の接近が停止し、過剰な締め付け
をすることなくコネクタ相互の結合がなされる。このと
き、ボルト46の軸部44の先端部が、2つの舌状片3
3の先端部51の間に挿入され先端部51を押し拡げ
る。このため、コネクタフレーム37は、舌状片33と
弾性突起35によって車体側パネル39に固定され、筺
体1の車体側パネル39への組付けが完了する。
【0027】このように、ボルトの締め付け過ぎを防止
できるため、コネクタやコネクタ端子に不要な荷重が加
わることによるコネクタハウジングやコネクタハウジン
グ内の端子の損傷を防ぐことができる。すなわち、コネ
クタが設置された車両部品の車体への組み付け等の作業
の作業性を向上できる。
【0028】また、本実施形態において、一対の舌状片
33が形成された形状を示したが、舌状片33は、3つ
以上形成されていてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、コネクタが設置された
部材の組み付け作業の作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなるコネクタ接続構造の第1
の実施形態を示す図であり、(a)は、車体側パネルと
コンソールボックスの筺体の斜視図、(b)は、同図
(a)の矢印Aの方向から見た筺体側のコネクタフレー
ム部分のみの斜視図である。
【図2】第1の実施形態の筺体の車体側パネルへの組み
付け及びコネクタ接続工程の初期状態を示す図である。
【図3】第1の実施形態の筺体の車体側パネルへの組み
付け及びコネクタ接続工程の筺体移動状態を示す図であ
る。
【図4】第1の実施形態の筺体の車体側パネルへの組み
付け及びコネクタ接続工程の完了状態を示す図である。
【図5】本発明を適用してなるコネクタ接続構造の第2
の実施形態のコネクタフレームの拡大斜視図である。
【図6】本発明を適用してなるコネクタ接続構造の第2
の実施形態を示す図であり、(a)は、車体側パネルと
コンソールボックスの筺体の斜視図、(b)は、同図
(a)の矢印Aの方向から見た筺体側のコネクタフレー
ム部分のみの斜視図である。
【図7】第2の実施形態の(a)は、ボルト、(b)
は、ナットが埋設されたコネクタフレームを示す図であ
る。
【図8】第2の実施形態のボルトの締め付けによるコネ
クタの結合と筺体の車体側パネルへの組み付け工程の初
期状態を示す図である。
【図9】第2の実施形態のボルトの締め付けによるコネ
クタの結合と筺体の車体側パネルへの組み付け工程のボ
ルトの締め付けを行なっている状態を示す図である。
【図10】第2の実施形態のボルトの締め付けによるコ
ネクタの結合と筺体の車体側パネルへの組み付け工程の
完了状態を示す図である。
【図11】第2の実施形態の車体側パネルの拡大斜視図
である。
【図12】従来技術のコネクタ接続構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 コンソールボックスの筺体 3,7,37 コネクタフレーム 5,39 車体側パネル 8,46 ボルト 9,34 柱状突起 11 メス側コネクタ 12 貫通穴 14,47 ナット 15,43 摺接面 16 溝部 17 側面 17a テーパー部 17b 平行部 18 当接面 19 底面 21 オス側コネクタ 23 凹部 25 有底穴 27,48 穴 31 移動方向 33 舌状片 35 弾性突起 41 係止穴 42 凸部 44 軸部 45 ネジ山部 49 空洞部 51 先端部 53 係止部 54 設置面 55 端部 D1 軸の直径 G1,G2,G3 間隔 L1,L2 ネジ山部長さ L3 コネクタの結合長

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコネクタと第1のコネクタよりも
    高さが高い柱状突起とが同一面に設けられてなる第1の
    コネクタフレームと、第1のコネクタフレームと第1の
    コネクタと前記柱状突起の全体を挿入可能な溝部が形成
    された第2のコネクタフレームとを有してなり、 前記溝部の1つの側壁は開口され、前記溝部の底面は前
    記側壁の開口位置から奥に向かうにつれて深さが浅くな
    る様に傾斜させて形成され、第1のコネクタに対向させ
    て、前記溝部の底面の奥側に第2のコネクタが設けられ
    た凹部が形成され、該凹部よりも開口側に前記柱状突起
    に対向させて該柱状突起を挿入する有底穴が形成され、
    前記開口位置から見た溝部の両側面の間隔は溝の奥側で
    第1のコネクタフレームの幅とほぼ同等に形成され、か
    つ、前記開口位置の付近で徐々に拡げて形成されてなる
    ことを特徴とするコネクタ接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコネクタ接続構造にお
    いて、第1のコネクタフレームが第2のコネクタフレー
    ムの前記溝部の奥側の側面に当接したとき、前記柱状突
    起が、前記有底穴に対向する位置に形成されていること
    を特徴とするコネクタ接続構造。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2に記載のコネクタ接続構
    造において、第1のコネクタフレームの前記柱状突起に
    頂面から底面に向けてボルトの軸部を挿通する貫通穴が
    形成され、前記ボルトに対応するナットが軸心を前記貫
    通穴と同軸にして埋設され、第2のコネクタフレームの
    前記有底穴の底面に前記ボルトの軸部を挿通する穴が穿
    設されたことを特徴とするコネクタ接続構造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のコネクタ接続構造にお
    いて、 前記柱状突起は、該柱状突起の中央部で揺動可能に支持
    した弾性材からなる複数の舌状片を有し、該舌状片は、
    該舌状片が形成される位置に対応する第1のコネクタフ
    レームに形成された穴の中に垂下され、前記舌状片の先
    端部は、複数の該舌状片の先端の間隔が前記ボルトの軸
    部の径よりも小さくなるように前記柱状突起の中心軸に
    向けて傾斜して形成され、前記舌状片の中央部は外側に
    膨らんだ係止部を有し、該係止部と第1のコネクタフレ
    ームの前記柱状突起が設けられた面との間隔は、第1の
    コネクタフレームが取り付けられる固定部材の厚みより
    も大きく、前記係止部は、前記固定部材に設けられた係
    止穴に係止可能に形成され、前記係止穴は、前記柱状突
    起の前記頂面とほぼ同じ大きさに形成されてなり、 前記ボルトは、軸部の一部分にネジ山部を有し、該ネジ
    山部と前記ナットは、前記ボルトを該ナットに締め込む
    ことで第1のコネクタと第2のコネクタが結合し、該結
    合が完了したときに前記ネジ山部が前記ナットからはず
    れ、前記ボルトの先端部が複数の前記舌状片の先端の間
    に挿入される位置に設けられ、前記ボルトの前記ネジ山
    部の長さと前記ナットの厚みを足した長さは、第1のコ
    ネクタと第2のコネクタの結合長であることを特徴とす
    るコネクタ接続構造。
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