JP2519334B2 - エンジンのクランク角検出装置 - Google Patents

エンジンのクランク角検出装置

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JP2519334B2
JP2519334B2 JP2035655A JP3565590A JP2519334B2 JP 2519334 B2 JP2519334 B2 JP 2519334B2 JP 2035655 A JP2035655 A JP 2035655A JP 3565590 A JP3565590 A JP 3565590A JP 2519334 B2 JP2519334 B2 JP 2519334B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、クランクシャフトの回転に連動して出力さ
れる複数系統の信号列により、制御タイミングを決定す
るエンジンのクランク角検出装置に関する。
[従来の技術] 一般に、エンジンの点火時期制御、燃料噴射制御など
においては、クランク角検出装置にて検出した制御タイ
ミングに従って制御が行われており、このクランク角検
出装置には、代表的なものとして、デストリビュータに
内蔵した磁性体のシグナルロータの回転を電磁ピックア
ップなどの磁気センサで検出するもの、あるいは、クラ
ンクシャフトに直結したクランクロータの回転を同様に
電磁ピックアップなどの磁気センサで検出するものなど
がある。
前者は、装置自体をコンパクトにできる反面、分解能
にやや難があり、また、歯車のがたなどによる精度低下
がさけられない。一方、後者は、分解能が良く、しか
も、精度が高いなどの利点を有し、エンジンを高精度に
制御できるため、最近では、広く採用されている。
ところで、多気筒エンジンにおいては、点火時期制
御、燃料噴射制御は、全気筒を同時に制御する場合を除
いて、気筒に対応して制御タイミングを決定するものが
多い。この場合、クランク角の検出と気筒判別とを同時
に行なう必要があり、本出願人は、先に、特開昭63−15
4828号公報において、クランクシャフトに各気筒が上死
点となる位置にノッチを形成したパルスプレート(クラ
ンクロータ)を固設し、さらに、上記クランクシャフト
により駆動されるカムシャフトに各気筒を識別するため
のノッチを形成したカムプーリを固設し、第1のマグネ
ットピックアップ(電磁ピックアップ)を上記パルスプ
レートのノッチに対峙させるとともに、第2のマグネッ
トピックアップを上記カムプーリのノッチに対峙させ、
上記両マグネットピックアップからの信号により各気筒
ごとの圧縮上死点を検出し、燃料噴射時期及び点火時期
のタイミングを制御する技術を提案している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、気筒数の多いエンジンでは、1つのセ
ンサで検出するクランク角の数が多いため、必然的にク
ランク角を検出する信号列の間隔が狭くなり、このクラ
ンク角の信号列の信号間に入力される気筒判別のための
信号も気筒数に対応して増加し、各信号列が時間的に重
なるおそれがある。
従って、複雑かつ高精度な信号検出部が要求され、コ
スト上昇を招くばかりでなく、各信号列の信号処理が複
雑となってマイクロコンピュータなどの処理装置の負荷
が増大し、また、耐ノイズ性が低下して確実な気筒判別
が期待できないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、簡単な
構成で高精度にクランク角を検出することができ、しか
も、確実に気筒判別を行なうことができ、気筒別の制御
を正確に行なうことのできるエンジンのクランク角検出
装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明によるエンジンのクラ
ンク角検出装置は、クランクシャフトの回転に連動して
クランク角信号の信号列を出力するクランク角信号出力
手段と、上記クランク角信号出力手段から出力するクラ
ンク角信号間に1つ以下の信号となる信号列パターンを
有し、この信号列パターンが特定のクランク角において
特定のパターンとなる気筒信号の信号列を出力する気筒
信号出力手段と、上記気筒信号の信号列の特定のパター
ンに基づいて、上記クランク角信号出力手段からのクラ
ンク角信号に対して上記特定のクランク角を予測するク
ランク角予測手段と、上記クランク角予測手段で予測し
た特定のクランク角と上記気筒信号の信号列パターンと
に基づいて、上記クランク角信号出力手段からのクラン
ク角信号に対し、対応する気筒を判別するクランク角対
応気筒判別手段とを備えたものである。
[作用] 上記構成によるエンジンのクランク角検出装置では、
クランクシャフトの回転に連動して、クランク角信号出
力手段からクランク角信号の信号列を出力するととも
に、気筒信号出力手段から気筒信号の信号列を出力す
る。
上記気筒信号の信号列は、上記クランク角信号間に1
つ以下の信号となる信号列パターンを有し、この信号列
パターンが特定のクランク角において特定のパターンと
なるもので、上記クランク角予測手段では、上記気筒信
号の信号列の特定のパターンに基づいて、上記クランク
角信号出力手段からのクランク角信号に対して特定のク
ランク角を予測する。
そして、上記クランク角対応気筒判別手段により、上
記クランク角予測手段で予測した特定のクランク角と上
記気筒信号出力手段からの信号列パターンとに基づい
て、上記クランク角信号出力手段からのクランク角信号
に対し、対応する気筒が判別される。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図〜第10図は本発明の第1実施例を示し、第1図
はクランクロータとクランク角センサの正面図、第2図
は第1図の側面図、第3図は第1のクランクロータと第
1のクランク角センサの正面図、第4図は第2のクラン
クロータと第2のクランク角センサの正面図、第5図は
パルスパターンを示す説明図、第6図はクランクパルス
とグループ判別パルスのタイミングチャート、第7図は
制御装置の機能ブロック図、第8図はエンジン制御系の
概略図、第9図は気筒判別手順を示すフローチャート、
第10図は点火時期制御手順を示すフローチャートであ
る。
(エンジン制御系の構成) 第8図において、図中の符号1はエンジン本体であ
り、図においては6気筒水平対向型エンジンを示す。こ
のエンジン本体1はシリンダブロック2がクランクシャ
フト1aを中心として両側のバンクに2分割されており、
各バンクの各シリンダヘッド3に形成した各吸気ポート
4にインテークマニホルド5が連通されている。
また、上記インテークマニホルド5の上流に、各バン
クに対応してスロットルチャンバ6a,6bが連通され、さ
らに、各スロットルチャンバ6a,6bが合流して上流側に
エアチャンバ7が連通されている。上記エアチャンバ7
上流側には、吸気管8を介してエアクリーナ9が取付け
られており、このエアクリーナ9の直下流に吸入空気量
センサ(図においては、ホットフィルム式エアフローメ
ータ)10が介装されている。
また、上記各スロットルチャンバ6a,6bに、それぞ
れ、スロットルバルブ11a,11bが介装され、一方のスロ
ットルバルブ11aに、スロットル開度センサ12aとスロッ
トルバルブ全閉を検出するアイドルスイッチ12bとが連
設されている。さらに、各スロットルチャンバ6a,6bを
連通する通路6cに可変吸気バルブ13が介装されている。
また、上記インテークマニホルド5の各気筒の各吸気
ポート4の直上流側にインジェクタ14が配設され、さら
に、上記各シリンダヘッド3の各気筒毎に、その先端を
燃焼室に露呈する点火プラグ15が取付けられ、この点火
プラグ15の端子部に点火コイル15aが直接取付けられて
イグナイタ29に接続されている。
また、上記シリンダブロック2に形成された冷却水通
路(図示せず)に冷却水温センサ16が臨まされており、
上記各シリンダヘッド3の各排気ポート17から、各バン
ク毎に設けた各排気管18a,18bが連通されている。
上記各排気管18a,18bには、それぞれ、O2センサ19a,1
9bが臨まされ、各O2センサ19a,19bの下流側に、それぞ
れ、触媒コンバータ20a,20bが介装され、さらに、各触
媒コンバータ20a,20bの下流側合流部に、触媒コンバー
タ21が介装されている。
一方、上記エンジン本体1のクランクシャフト1aに
は、クランクスプロケット1bが軸着され、このクランク
スプロケット1bにタイミングベルト22が張設されている
(第2図参照)。そして、上記クランクシャフト1aの回
転が上記タイミングベルト22を介してカムシャフト1cに
伝達され、このカムシャフト1cが上記クランクシャフト
1aに対し1/2回転する。
また、上記クランクシャフト1aにクランク角検出用の
第1のクランクロータ23とグループ気筒判別用の第2の
クランクロータ24とが軸着され、第1,第2のクランクロ
ータ23,24の外周に、被検出体である突起を検出する電
磁ピックアップなどからなる第1,第2のクランク角セン
サ25,26が、それぞれ、対設され、クランク角信号出力
手段、気筒信号出力手段が形成されている。
また、上記カムシャフト1cにカムロータ27が軸着さ
れ、このカムロータ27の外周にカム角センサ28が対設さ
れている。
第2図に示すように、上記各クランクロータ23,24
は、所定の間隔L2をもって互いに近接して軸着され、各
クランクロータ23,24の外周に、上記各クランク角セン
サ25,26の各検出部25a,26aが所定のクリアランスSを介
して対設されている。
また、上記各クランクロータ23,24の間隔L2は、各ク
ランク各センサ25,26の間隔L1(上記クランクシャフト1
aの軸方向の間隔)よりも小さく、従って、上記第1の
クランク角センサ25の軸中心は、上記第1のクランクロ
ータ23(クランク角検出用クランクロータ)の板厚中心
に対して上記クランクスプロケット1b側へ僅かにオフセ
ットしており、また、上記第2のクランク角センサ26の
軸中心は、上記第2のクランクロータ24(グループ気筒
判別用クランクロータ)の板厚中心に対して上記エンジ
ン本体1側へ僅かにオフセットしている。
さらに、第1図に示すように、上記各クランク角セン
サ25,26は、上記クランクシャフト1aの軸中心に対して
所定の開き角θ0(例えば第25°)で配置され、上記各
クランク角センサ25,26の各検出部25a,26aを被検出体が
通過する際に生じる磁束変化により互いに影響を受けて
ノイズが発生しないよう所定の空間的距離が保たれる。
すなわち、上記各クランクロータ23,24の軸方向の取
付け長さが最小にされるとともに上記クランク角センサ
25,26の相互干渉が防止されてコンパクト化を図ること
ができる。また、上記各クランクロータ23,24が同一軸
に軸着されているため、例えばクランクシャフト1aとカ
ムシャフト1bとの2つの軸上でクランク角の検出と気筒
判別とを行なう場合に比べ、タイミングベルト22の伸び
などによる各信号列間の位相ずれが生じることがない。
また、上記クランク角検出用の第1のクランクロータ
23は、第3図に示すように、その外周にクランク角検出
用の突起23aが形成されており、また、上記グループ気
筒判別用の第2のクランクロータ24は、第4図に示すよ
うに、その外周にグループ気筒判別用の突起24aが形成
されている。
そして、上記各クランク角センサ25,26の検出部25a,2
6aを上記各突起23a,24aが通過する際に、各検出部25a,2
6aの磁束を変化させ、その結果、電磁誘導により上記各
クランク角センサ25,26から交流電圧の信号列が出力さ
れ、それぞれ、クランクパルス(クランク角信号)、グ
ループ判別パルス(気筒信号)に変換される。
上記クランク角検出用の第1のクランクロータ23は、
詳細には、突起23aが、例えば、各気筒の圧縮上死点前
(BTDC)10°を起点として30°間隔で等間隔に形成さ
れ、この突起23aを検出する上記第1のクランク角セン
サ25からの信号が波形整形され、クランク角30°毎のク
ランクパルスが得られる。
第6図に示すように、BTDC70°を示すクランクパルス
がエンジン回転数Nを算出する際の基準クランク角とな
り、BTDC40°を示すクランクパルスが点火時期設定の際
の基準クランク角となる。また、BTDC10°を示すクラン
クパルスは、始動時の固定点火時期のクランク角を示
す。
また、上記グループ気筒判別用の第2のクランクロー
タ24の突起24aは、例えば、#1,#2気筒のBTDC55°の
位置から30°毎に2個形成され、#3,#4気筒のBTDC55
°の位置から30°毎に3個、#6,#5気筒のBTDC55°の
位置に1個形成されており、同様に、上記突起24aを検
出する上記第2のクランク角センサ26からの信号が波形
整形され、グループ判別パルスが得られる。
第6図からも明らかなように、上記グループ判別パル
スは、30°CA毎のクランクパルス間に0個ないし1個出
力され、BTDC100°とBTDC70°との間には、いずれの気
筒においてもグループ判別パルスは存在せず、上記グル
ープ判別パルスが、無し、有りのパターンの後のクラン
クパルスは、常にBTDC40°を示すものであることがわか
り、従って、次のクランクパルスはBTDC10°を示すクラ
ンクパルスであることがわかる。
従って、例えば、ある気筒のBTDC100°を起点として
次の気筒のBTDC100°までの間に存在するグループ判別
パルスのパターン、すなわち、BTDC70°から次の気筒の
BTDC100°までをパルスパターン判別区間とし、この区
間でのグループ判別パルスのパターンを調べることによ
り#1,#2気筒、#3,#4気筒、#5,#6気筒の各グル
ープに対し、グループ毎の気筒判別を行なうことができ
る。
また、カムロータ27には、特定気筒の圧縮上死点を判
別するための突起が1個形成されており(図示せず)、
カム角センサ28からのカムパルスと上記グループ判別パ
ルスとから、各気筒毎の判別が可能となる。
尚、上記第1,第2のクランクロータ23,24、あるい
は、上記カムロータ27の外周には、突起の代わりにスリ
ットを設けても良く、さらには、上記第1,第2のクラン
ク角センサ25,26、及び、カム角センサ28は、電磁ピッ
クアップなどの磁気センサに限らず、光センサなどでも
良い。
(制御装置の回路構成) 一方、符号30はマイクロコンピュータからなる制御装
置(ECU)であり、CPU31、ROM32、RAM33、バックアップ
RAM34、入出力(I/O)インターフェース35がバスライン
36を介して接続されている。
上記I/Oインターフェース35の入力ポートには、上記
各センサ10,12a,16,19a,19b,25,26,28、及び、アイドル
スイッチ12bなどが接続され、また、上記I/Oインターフ
ェース35の出力ポートには、イグナイタ29が接続される
とともに、駆動回路37を介してインジェクタ14が接続さ
れている。
また、上記ROM32には、制御用プログラム及び固定デ
ータが格納されており、上記RAM33には、データ処理し
た後の上記各センサの出力信号及び上記CPU31で演算処
理したデータが格納されている。
上記CPU31では、上記ROM32に記憶されている制御プロ
グラムに従い、上記RAM33に格納された各種データに基
づき、燃料噴射パルス幅、点火時期などを演算する。
また、上記第1,第2のクランク角センサ25,26からの
信号によりグループ気筒判別を行ない、該当グループ気
筒の点火プラグ15に上記CPU31で演算した点火時期の点
火信号をイグナイタ29を介して所定のタイミングで出力
するとともに、上記第1,第2のクランク角センサ25,26
からの信号と上記カム角センサ28からの信号により各気
筒ごとの気筒判別を行い、該当気筒のインジェクタ14に
上記CPU31で演算した燃料噴射パルス幅信号を、駆動回
路37を介して所定のタイミングで出力する。
上記イグナイタ29は、第7図に示すように、パワート
ランジスタTR群から構成され、キースイッチ38により閉
成するイグニッションリレーRYのリレー接点を介してバ
ッテリ39に接続された各点火コイル15aが、#1,#2気
筒、#3,#4気筒、#5,#6気筒のグループ毎にON、OF
Fされ、該当グループ気筒の点火プラグ15がスパークさ
せられる。
すなわち、本実施例においては、点火時期制御をグル
ープ気筒毎に行い、燃料噴射制御を各気筒独立に行な
う。
(制御装置の機能構成) 次に、ECU30の気筒判別機能を点火時期制御を例にと
って述べる。
第7図に示すように、上記EUC30は、グループ判別パ
ルス生成手段41、クランクパルス生成手段42,気筒判別
手段43、点火時期制御手段46から構成される。
すなわち、まず、グループ判別パルス生成手段41で第
2のクランク角センサ26からの交流出力電圧が所定のス
ライスレベルと比較され、波形整形されてグループ判別
パルスに変換され、また、クランクパルス生成手段42で
第1のクランク角センサ25からの交流出力電圧が所定の
スライスレベルと比較され、波形整形されてクランクパ
ルスに変換される。
そして、上記グループ判別パルス及びクランクパルス
が気筒判別手段43に入力されてグループ毎の気筒判別が
なされるとともに、上記クランクパルスが点火時期制御
手段46に入力され、上記気筒判別手段43の気筒判別結果
に基づいて点火時期が制御される。
また、上記気筒判別手段43は、グループ判別パルス入
力検知手段43a、RAM33からなる記憶手段43b、クランク
角予測手段44、及び、クランク角対応気筒判別手段45か
らなり、さらに、クランク角予測手段44は、BTDC100°
予測手段44a、BTDC10°予測手段44bから構成され、ま
た、クランク角対応気筒判別手段45は、クランクパルス
カウンタ手段45a、グループ判別パルス入力判別手段45
b、グループ判別パルス状態検出手段45c、グループ判別
パルスカウンタ手段45d、BTDC70°グループ気筒判別手
段45eから構成されている。
上記各手段は、クランクパルスの入力毎に所定の動作
を行ない、以下、それらの機能について述べる。
グループ判別パルス入力検知手段43aでは、上記グル
ープ判別パルス生成手段41からのグループ判別パルスが
入力されたか否かを検知し、グループ判別パルスが入力
された場合、RAM33からなる記憶手段43bのグループ判別
パルス入力フラグFLAG1をセットし(FLAG1←1)、グル
ープ判別パルスが入力されない場合には、上記グループ
判別パルス入力フラグFLAG1をクリアする(FLAG1←
0)。
BTDC100°予測手段44aでは、記憶手段43b(RAM33)に
記憶されているクランクパルス判別フラグFLAG3が1の
とき、次に入力されるクランクパルスはBTDC100°であ
ると予測し、クランクパルスカウンタ手段45aへ予測結
果を出力するとともに、クランクパルスカウント軸Ncを
クリアする(Nc←0)。
上記クランクパルス判別フラグFLAG3は、後述するBTD
C10°予測手段44bにて次のクランクパルスがBTDC10°で
あると予測されたときセットされる(FLAG3←1)もの
であり、BTDC10°のクランクパルスが入力されたときに
FLAG3=1となっているため、次のクランクパルスがBTD
C100°であると予測できる。
クランクパルスカウンタ手段45aでは、上記BTDC100°
予測手段44aにて、次のクランクパルスがBTDC100°を示
すものであると予測されると、BTDC100°を起点として
入力されるクランクパルス数、すなわち、クランクパル
スカウント値Ncのカウントを開始する。
グループ判別パルス入力判別手段45bでは、記憶手段4
3b(RAM33)に格納されたグループ判別パルス入力フラ
グFLAG1の値により、グループ判別パルスが入力された
か否かを判別し、FLAG1=0、すなわち、グループ判別
パルス入力無しのとき、グループ判別パルス状態検出手
段45cへ出力し、FLAG1=1、すなわち、グループ判別パ
ルス入力有りのとき、BTDC10°予測手段44bへ出力す
る。
グループ判別パルス状態検出手段45cでは、上記グル
ープ判別パルス入力判別手段45bにてグループ判別パル
ス入力無しと判別されたとき、記憶手段43b(RAM33)に
格納されているグループ判別パルス状態検出フラグFLAG
2をセットし(FLAG←1)、次にグループ判別パルスが
入力されてFLAG1=1となったとき、このグループ判別
パルス状態検出フラグFLAG2と上記グループ判別パルス
入力フラグFLAG1とから、グループ判別パルスが入力無
しの状態から入力有りの状態に変化したことを判別可能
にする。
BTDC10°予測手段44bでは、上記グループ判別パルス
入力判別手段45bからの出力により、記憶手段43b(RAM3
3)のグループ判別パルス状態検出フラグFLAG2を調べ、
グループ判別パルス入力フラグFLAG=1で、かつ、グル
ープ判別パルス状態検出フラグFLAG2=1のとき、すな
わち、グループ判別パルスが入力無しの状態から入力有
りの状態となったとき、次のクランクパルスはBTDC10°
を示すものであると予測し、上記グループ判別パルス状
態検出フラグFLAG2をクリアする(FLAG2←0)ととも
に、クランクパルス判別フラグFLAG3をセットする(FLA
G3←1)。そして、グループ判別パルスカウンタ手段45
dに出力し、グループ判別パルスの入力回数をカウント
させる。
すなわち、前述したように、各クランクパルス間に入
力されるグループ判別パルスのパターンは、BTDC100°
とBTDC70°との間には、いずれの気筒においてもグルー
プ判別パルスは存在せず、グループ判別パルス入力無し
の状態から入力有りの状態となった後のクランクパルス
が常にBTDC40°を示す特定のパターンを有する(第5図
参照)。従って、上記グループ判別パルス入力フラグFL
AG1=1で、かつ、上記グループ判別パルス状態検出フ
ラグFLAG2=1のとき、グループ判別パルスが入力無し
から入力有りの状態となったことを示すため、次のクラ
ンクパルスはBTDC10°を示すものであることが予測でき
る。
グループ判別パルスカウンタ手段45dでは、上記BTDC1
0°予測手段44bからのカウント指示により、BTDC100°
以降のクランクパルス間にグループ判別パルスが入力さ
れた回数、すなわち、グループ判別パルスカウント値Nj
をカウントする。
BTDC70°グループ気筒判別手段45eでは、上記クラン
クパルスカウンタ手段45aのクランクパルスカウント値N
cがNc=1のとき、すなわち、BTDC100°を示すクランク
パルスが入力されたとき、上記グループ判別パルスカウ
ンタ手段45dにおけるグループ判別パルスカウント値Nj
から次のBTDC70°を示すクランクパルスに対して該当す
るグループ気筒を判別する。
すなわち、第5図に示すように、パルスパターン判別
区間において、グループ判別パルスが1回入力された場
合(Nj=1)には、次のクランクパルスは#3,#4気筒
のBTDC70°を示すクランクパルスであり、グループ判別
パルスが2回入力された場合(Nj=2)には、次のクラ
ンクパルスは#5,#6気筒のBTDC70°を示すクランクパ
ルスであり、また、グループ判別パルスが3回入力され
た場合(Nj=3)には、次のクランクパルスは#1,#2
気筒のBTDC70°を示すクランクパルスであると判別で
き、その気筒判別結果を点火時期制御手段46に出力す
る。
尚、BTDC100°とBTDC70°との間には、いずれの気筒
においてもグループ判別パルスは存在しないため、上記
グループ判別パルスカウント値Njをリセットし(Nj←
0)、次のクランクパルス以降で、グループ判別パルス
カウント値Njをカウントアップさせる。
一方、上記点火時期制御手段46は、周期算出手段46
a、エンジン回転数算出手段46b、吸入空気量算出手段46
c、完爆判別手段46d、エンジン負荷算出手段46e、点火
時期設定手段46f、点火時期マップMPθIG、点火時刻設
定手段46g、タイマ手段46h、点火選択手段46iから構成
されている。
周期算出手段46aでは、上記BTDC70°グループ気筒判
別手段45eにて判別された上記クランクパルス生成手段4
2からのBTDC70°を示すクランクパルスと、次のBTDC40
°を示すクランクパルスとの経過時間tを測定し、これ
らのクランクパルスに対応するクランク角θ(θ=30
°)と上記経過時間tとに基づいて周期fを算出する
(f=dt/dθ)。
エンジン回転数算出手段46bでは、上記周期算出手段4
6aで算出した周期fからエンジン回転数Nを算出し(N
=60/(2πf)、また、吸入空気量算出手段46cでは、
吸入空気量センサ10の出力信号から吸入空気量Qを算出
する。
完爆判別手段46dでは、上記エンジン回転数算出手段4
6bにて算出したエンジン回転数Nと予め設定されている
完爆回転数N SET(例えば、500rpm)とを比較し、エン
ジンが完爆したか否かを判別する。
N>N SETのときには、エンジン完爆と判別して点火
時期設定手段46fに出力し通常点火時期制御とし、一
方、N≦N SETのときは、エンジンが完爆していないと
判別して点火選択手段46iに出力し始動時固定点火時期
制御とする。
エンジン負荷算出手段46eでは、上記エンジン回転数
算出手段46bで算出したエンジン回転数Nと上記吸入空
気量算出手段46cで算出した吸入空気量Qとに基づいて
基本燃料噴射量Tpなどのエンジン負荷を算出し(Tp=K
×Q/N:Kは定数)、点火時期設定手段46fに出力する。
点火時期設定手段46fでは、上記完爆判別手段46dにて
エンジン完爆と判定されたとき、上記エンジン回転数算
出手段46bで算出したエンジン回転数Nと上記エンジン
負荷算出手段46eで算出したエンジン負荷(基本燃料噴
射量)Tpとをパラメータとして点火時期マップMPθIGを
検索し、点火時期(BTDC40°を基準とした点火角度)θ
IGを設定する。
尚、上記点火時期マップMPθIGは、システムイニシャ
ライズ時にROM32からバックアップRAM34に転送され、学
習制御によって更新され、常に最新の情報がマップに書
込まれている。そして、キースイッチ38がOFFされたと
きにも、内容が保持されるようになっている。
点火時刻設定手段46gでは、上記周期算出手段46aで算
出した周期f(単位角度当りの時間)と、上記点火時期
設定手段46fで設定した点火時期(BTDC40°を基準とし
た点火角度)θIGから点火時刻ADVを設定する(ADV←θ
IG×f)。
タイマ手段46hでは、上記点火時刻設定手段46gで設定
した点火時刻ADVを、上記BTDC70°グループ気筒判別手
段45eで判別した該当グループ気筒のタイマにセット
し、上記クランクパルス生成手段42からBTDC40°を示す
クランクパルスをトリガとして計時を開始する。
点火選択手段46iでは、上記完爆判別手段46dにてエン
ジン完爆と判別されたとき、上記クランクパルス生成手
段42からのBTDC40°を示すクランクパルスに同期してト
ランジスタTRからなるイグナイタ29へ出力し、上記BTDC
70°グループ気筒判別手段45eで判別した該当グループ
気筒の点火コイル15aを通電してドエルを開始する。そ
して、上記タイマ手段46hからの計時終了信号により、
上記イグナイタ29へ点火信号(OFF信号)を出力し、該
当グループ気筒の点火コイル15aへの通電を遮断して点
火プラグ15をスパークさせる。
また、上記完爆判別手段46dでエンジンが完爆してい
ないと判別されたときは、上記クランクパルス生成手段
42からのBTDC40°を示すクランクパルスに同期して上記
イグナイタ29へ出力し、上記BTDC70°グループ気筒判別
手段45eで判別した該当グループ気筒の点火コイル15aを
通電してドエルを開始し、上記クランクパルス生成手段
42からの次のBTDC10°を示すクランクパルスにより上記
イグナイタ29へ点火信号(OFF信号)を出力して該当グ
ループ気筒の点火コイル15aへの通電を遮断し、固定点
火時期で上記点火プラグ15をスパークさせる。
次に、上記構成による実施例の動作について、第9図
及び第10図のフローチャートに基づいて説明する。
(気筒判別手順) 第9図は、気筒判別手順を示すフローチャートであ
り、第9図(a)はグループ判別パルス入力毎に実行さ
れる割込み処理ルーチン、第9図(b)はクランクパル
ス入力毎に実行される割込み処理ルーチンである。
すなわち、第2のクランク角センサ26からのグループ
判別パルスが入力されると、第9図(a)に示す割込み
処理が起動し、ステップS101で、グループ判別パルス入
力フラグFLAG1をセットし(FLAG1←1)、ルーチンを抜
ける。
ここで、次に、ある気筒のクランクパルスが入力され
ると、第9図(b)に示す割込み処理が起動し、まず、
ステップS201で、クランクパルス判別フラグFLAG3がセ
ットされているか否かを判別する。
上記ステップS201で、ルーチンが初回の場合、あるい
は、前回のルーチンで次のクランクパルス割込みがBTDC
10°であると予測されていないとき、すなわち、今回入
力されたクランクパルスが、いずれのグループ気筒に属
するものであるが判別が完了していないときには、上記
クランクパルス判別フラグFLAG3はFLAG3=0であるた
め、上記ステップS201からステップS202へ進み、BTDC10
0°を起点として入力されたクランクパルス数、すなわ
ち、クランクパルスカウント値Ncを1カウント加算し
(Nc←Nc+1)、ステップS206へ進む。
一方、上記ステップS201で、FLAG3=1のとき、すな
わち、前回のルーチンで次のクランクパルスがBTDC10°
であると予測されたときは、上記ステップS201からステ
ップS203へ進み、今回のクランクパルス割込みがBTDC10
°であるため、次のクランクパルス割込みはBTDC100°
であると予測してステップS204へ進む。
ステップS204では、上記クランクパルス判別フラグFL
AG3をクリアし(FLAG3←0)、ステップS205で、クラン
クパルスカウント値Ncをクリアして(Nc←0)、次のク
ランクパルス割込み以降に入力されるクランクパルスを
新たにカウントするためリセットを行なう。
次いで、ステップS206へ進み、上述のグループ判別パ
ルス割込みルーチンで、グループ判別パルス入力フラグ
FLAG1がセットされているか否かを判別する。
上記ステップS206で、FLAG1=0、すなわち、今回の
クランクパルス割込みの前にグループ判別パルスが入力
されていないときは、上記ステップS206からステップS2
07へ進み、グループ判別パルス状態検出フラグFLAG2を
セットし(FLAG2←1)、ステップS213へ進む。
一方、上記ステップS206で、FLAG1=1、すなわち、
今回のクランクパルス割込みの前にグループ判別パルス
が入力されているときは、上記ステップS206からステッ
プS208へ進む。
ステップS208では、グループ判別パルス状態検出フラ
グFLAG2がセットされているか否かを判別し、FLAG2=
0、すなわち、前回のクランクパルス割込みで、次のク
ランクパルス割込みはBTDC10°であると判別されている
とき(すなわち、今回の割込みがBTDC10°)は、上記ス
テップS208からステップS212へジャンプし、FLAG2=
1、すなわち、グループ判別パルスの入力が、無しの状
態から有りの状態となったときは、上記ステップS208か
らステップS209へ進み、今回の割込みはBTDC40°である
ため、次のクランクパルス割込みはBTDC10°であると予
測する。
そして、ステップS210で、上記グループ判別パルス状
態検出フラグFLAG2をクリアし(FLAG2←0)、また、ス
テップS211でクランクパルス判別フラグFLAG3をセット
して(FLAG3←1)ステップS212へ進む。
ステップS212では、BTDC100°以降のクランクパルス
間にグループ判別パルスが入力された回数、すなわち、
グループ判別パルスカウント値Njを1カウント加算し
(Nj←Nj+1)、ステップS213へ進む。
ステップS213へ進むと、クランクパルスカウント値Nc
が1か否かを判別し、Nc≠1のときは、上記ステップS2
13からステップS221へジャンプし、グループ判別パルス
入力フラグFLAG1をクリアして(FLAG1←0)ルーチンを
抜ける。
一方、上記ステップS213で、Nc=1、すなわち、今回
のクランクパルス割込みがBTDC100°であるときは、上
記すなわちS213からステップS214へ進んでグループ判別
パルスカウント値Njの値が1であるか否かを調べ、次の
BTDC70°を示すクランクパルスに対し、該当する気筒を
判別する。
上記ステップS214では、Nj=1のとき、ステップS215
へ進み、今回のBTDC100°割込みまでのパルスパターン
判別区間においてグループ判別パルスの入力が1回であ
るため、次のクランクパルス割込みは#3,#4気筒のBT
DC70°であると予測し、ステップS220へ進む。
また、上記ステップS214で、グループ判別パルスカウ
ント値Njが1でないときには、上記ステップS214からス
テップS216へ進み、Nj=2か否かを調べ、Nj=2のとき
には上記ステップS216からステップS217へ進んで、今回
のBTDC100°割込みまでのパルスパターン判別区間にお
いてグループ判別パルスの入力が2回であるため、次の
クランクパルス割込みは#5,#6気筒のBTDC70°である
と予測し、ステップS220へ進む。
さらに、上記ステップS216でグループ判別パルスカウ
ント値Njが2でないときには、上記ステップS216からス
テップS218へ進み、Nj=3か否かを調べ、Nj=3のとき
には上記ステップS218からステップS219へ進み、今回の
BTDC100°までのパルスパターン判別区間においてグル
ープ判別パルスの入力が3回であるため、次のクランク
パルス割込みは#1,#2気筒のBTDC70°であると予測
し、ステップS220へ進む。
一方、上記ステップS218でグループ判別パルスカウン
ト値Njが3でないとき(ルーチンが初回のとき)には、
上記ステップS218からステップS220へ進む。
そして、ステップS220で、グループ判別パルスカウン
ト値Njをクリアし(Nj←0)、また、ステップS221で、
グループ判別パルス入力フラグFLAG1をクリアし(FLAG1
←0)、ルーチンを抜ける。
なお、次のクランクパルス割込みがBTDC70°のクラン
クパルスと予測された次のクランクパルス割込みがBTDC
40°のクランクパルスであると予測される。
(点火時期制御手順) 上述の気筒判別結果により、例えば、グループ毎の点
火時期制御が実行され、以下、その制御手順を説明す
る。
第10図は点火時期制御手順を示すフローチャートであ
り、第10図(a)はBTDC70°のクランクパルス入力毎に
実行される割込み処理ルーチン、第10図(b)はBTDC40
°のクランクパルス入力毎に実行される割込み処理ルー
チン、第10図(c)はBTDC10°のクランクパルス入力毎
に実行される割込み処理ルーチンである。これらの点火
時期制御処理ルーチンと、上述したグループ気筒判別に
おける処理ルーチンとは、例えば、時分割にて実行され
る。なお、BTDC70°,BTDC40°,BTDC10°のクランクパル
スの予測が上述の気筒判別手順にて実行されているた
め、今回のクランクパルスによる割込み実行がどのルー
チンを実行するのかが決められる。
(BTDC70°割込み) まず、BTDC70°のクランクパルスが入力されると、第
10図(a)に示す割込みルーチンが起動され、ステップ
S301で、BTDC70°のクランクパルスと、次のBTDC40°の
クランクパルスとの経過時間tを測定し、これらのクラ
ンクパルスに対応するクランク角θ(θ=30°)と上記
経過時間tとに基づいて周期fを算出する(f=dt/d
θ)。
次いで、ステップS302で、上記ステップS301で算出し
た周期fからエンジン回転数Nを算出し(N=60/(2
πf))、ステップS303へ進む。
ステップS303では、上記ステップS302で算出したエン
ジン回転数Nと所定の完爆回転数N SET(例えば、500rp
m)とを比較し、エンジンが完爆したか否かを判別す
る。
上記ステップS303で、N≦N SETのときには、エンジ
ンが完爆していないと判別して上記ステップS303からス
テップS304へ進み、始動時点火時期制御フラグFLAG4を
セットして(FLAG4←1)、ルーチンを抜ける。
一方、上記ステップS303で、N>N SETのときは、エ
ンジン完爆と判別して上記ステップS303からステップS3
05へ進み、吸入空気量センサ10の出力信号から吸入空気
量Qを算出する。
次に、ステップS306へ進み、上記ステップS302で算出
したエンジン回転数Nと上記ステップS305で算出した吸
入空気量Qとに基づいて基本燃料噴射量Tpなどのエンジ
ン負荷を算出し(Tp=K×Q/N:Kは定数)、ステップS30
7へ進む。
ステップS307では、上記ステップS302で算出したエン
ジン回転数Nと上記ステップS306で算出した基本燃料噴
射量Tpとをパラメータとして点火時期マップMPIGを検索
し、点火時期(点火角度)θIGを設定してステップS308
へ進む。
ステップS308では、上記ステップS301で算出した周期
fと上記ステップS307で設定した点火時期θIGとから点
火時刻ADVを設定する(ADV←θIG×f)。
そして、ステップS309で、上記ステップS308で設定し
た点火時刻ADVを該当グループ気筒のタイマにセット
し、ステップS310で、上記始動時点火時期制御フラグFL
AG4をクリアして(FLAG4←0)、ルーチンを抜ける。
(BTDC40°割込み) 次に、BTDC40°のクランクパルスが入力されると、第
10図(b)に示す割込みルーチンが起動され、ステップ
S351で、始動時点火時期制御フラグFLAG4の状態を判別
し、状態始動時点火時期制御フラグFLAG4がセットされ
ている場合(FLAG4=1)、エンジンが完爆しておら
ず、固定点火時期制御であるため、ステップS352へ進ん
で該当グループ気筒#i(上述の気筒判別手順によって
グループ気筒#iは判別されている)をRAM33から読出
し、イグナイタ29へ出力してドエルを開始し、ルーチン
を抜ける。
一方、上記ステップS351で、上記始動時点火時期制御
フラグFLAG4がセットされていない場合(FLAG4=0)、
上記ステップS351からステップS353へ進み、該当グルー
プ気筒#iをRAM33から読出し、次に、ステップS354へ
進んで、イグナイタ29へ出力してドエルを開始するとと
もに、タイマを駆動して計時を開始し、ステップS355へ
進む。
ステップS355では、上記ステップS354のタイマの計時
が終了し、所定の点火時刻ADVに達すると、イグナイタ2
9に対する該当グループ気筒#iへの点火信号(OFF信
号)を出力し、ルーチンを抜ける。
(BTDC10°割込み) さらに、BTDC10°のクランクパルスが入力されると、
第10図(c)に示す割込みルーチンが起動され、ステッ
プS401で始動時点火時期制御フラグFLAG4がセットされ
ているか否かを判別する。
上記始動時点火時期制御フラグFLAG4がセットされて
いない場合(FLAG4=0)、そのままルーチンを抜け、
一方、上記始動時点火時期制御フラグFLAG4がセットさ
れている場合(FLAG4=1)には、固定点火時期制御の
ため、上記ステップS401からステップS402へ進む。
ステップS402では、既に、BTDC40°のクランクパルス
割込みルーチンにてイグナイタ29により該当グループ気
筒#iのドエルが開始されているため、BTDC10°を示す
クランクパルスにより上記イグナイタ29へ点火信号(OF
F信号)を出力し、該当グループ気筒#iの点火コイル1
5aへの通電を遮断することにより上記点火プラグ15をス
パークさせ、ルーチンを抜ける。
{第2実施例} 次に、本発明の第2実施例について説明する。第11図
〜第15図は本発明の第2実施例を示し、第11図はクラン
クパルスとグループ判別パルスのタイミングチャート、
第12図はパルスパターンを示す説明図、第13図は制御装
置の機能ブロック図、第14図は気筒判別手順を示す説明
図であり、以下、上述の第1実施例との相違点について
説明する。
第2実施例においては、グループ気筒判別用の第2の
クランクロータ24は、その外周の突起24aが、#1,#2
気筒のBTDC55°の位置に1個、#3,#4気筒のBTDC55°
の位置から30°毎に2個、#5,#6気筒のBTDC55°の位
置から30°毎に3個形成されている。
その結果、第11図に示すように、グループ判別パルス
は、それぞれ、#1,#2気筒のBTDC55°の位置で1パル
ス、#3,#4気筒のBTDC55°の位置から30°毎に2パル
ス、#5,#6気筒のBTDC55°の位置から30°毎に3パル
ス出力され、第1実施例に対して、グループ判別パルス
の位相が120°ずれたパターンとなっている。
すなわち、第12図に示すように、パルスパターン判別
区間において、グループ判別パルスが1回入力された場
合、次のクランクパルスは#5,#6気筒のBTDC70°を示
すクランクパルスであり、グループ判別パルスが2回入
力された場合には、次のクランクパルスは#1,#2気筒
のBTDC70°を示すクランクパルス、また、グループ判別
パルスが3回入力された場合には、次のクランクパルス
は#3,#4気筒のBTDC70°を示すクランクパルスである
ことがわかる。
また、第13図に示すように、ECU30の機能は、第1実
施例に対し、気筒判別手段50においては、クランク角対
応気筒判別手段51のBTDC70°グループ気筒判別手段51a
が異なり、また、点火時期制御手段52においては、点火
時期設定手段52a、タイマ手段52b、及び、点火選択手段
52cが異なる。
上記BTDC70°グループ気筒判別手段51aでは、クラン
クパルスカウンタ手段45aのクランクパルスカウント値N
cがNc=1のとき、すなわち、BTDC100°を示すクランク
パルスが入力されたとき、グループ判別パルスカウンタ
手段45dにおけるグループ判別パルスカウント値Njか
ら、パルスパターン判別区間において、グループ判別パ
ルスが1回入力された場合(Nj=1)には、次のクラン
クパルスは#5,#6気筒のBTDC70°を示すクランクパル
スと判別し、また、グループ判別パルスが2回入力され
た場合(Nj=2)には、次のクランクパルスは#1,#2
気筒のBTDC70°を示すクランクパルス、グループ判別パ
ルスが3回入力された場合(Nj=3)には、次のクラン
クパルスは#3,#4気筒のBTDC70°を示すクランクパル
スであると判別し、その気筒判別結果を点火時期制御手
段52に出力する。
尚、第1実施例同様、BTDC100°とBTDC70°との間に
は、いずれの気筒においてもグループ判別パルスは存在
しないため、上記グループ判別パルスカウント値Njをリ
セットし(Nj←0)、次のクランクパルス以降で、グル
ープ判別パルスカウント値Njをカウントアップさせる。
また、点火時期設定手段52aでは、完爆判別手段46dに
はエンジン完爆と判定されたとき、エンジン回転数算出
手段46bで算出したエンジン回転数Nとエンジン負荷算
出手段46eで算出したエンジン負荷(基本燃料噴射量)T
pとをパラメータとして点火時期マップMPθIGを検索
し、BTDC70°を基準とした点火時期(点火角度)θIGを
設定する。
タイマ手段52bでは、点火時刻設定手段46gで設定した
点火時刻ADVを、上記BTDC70°グループ気筒判別手段51a
で判別した該当グループ気筒ののタイマにセットし、ク
ランクパルス生成手段42からのBTDC70°を示すクランク
パルスをトリガとして計時を開始する。
点火選択手段52cでは、完爆判別手段46dにてエンジン
完爆と判別されたとき、上記クランクパルス生成手段42
からのBTDC100°を示すクランクパルスに同期してトラ
ンジスタTRからなるイグナイタ29へ出力し、上記BTDC70
°グループ気筒判別手段43iで判別した該当グループ気
筒の点火コイル15aを通電してドエルを開始する。そし
て、上記タイマ手段52bからの計時終了信号により、上
記イグナイタ29へ点火信号(OFF信号)を出力し、該当
グループ気筒の点火コイル15aへの通電を遮断して点火
プラグ15をスパークさせる。
また、上記点火選択手段52cでは、上記完爆判別手段4
6dにてエンジンが完爆していないと判別されたときは、
上記クランクパルス生成手段42からのBTDC100°を示す
クランクパルスに同期して上記イグナイタ29へ出力し、
上記BTDC70°グループ気筒判別手段51aで判別した該当
グループ気筒の点火コイル15aを通電してドエルを開始
し、上記クランクパルス生成手段42からの次のBTDC10°
を示すクランクパルスにより上記イグナイタ29へ点火信
号(OFF信号)を出力して該当グループ気筒の点火コイ
ル15aへの通電を遮断し、固定点火時期で上記点火プラ
グ15をスパークさせる。
(気筒判別手順) 次に、上記構成による気筒判別手順を第14図のフロー
チャートに従って説明する。
第14図(a)は、グループ判別パルス入力毎に実行さ
れる割込み処理プログラムであり、第1実施例と同様の
ため、その説明を省略し、第14図(b)のクランクパル
ス入力毎に実行される割込み処理プログラムについて説
明する。
このプログラムにおいては、第1実施例における気筒
判別手順のプログラム(第9図(b)参照)に対し、ス
テップS2150,S2170,S2190(それぞれ、第1実施例のス
テップS215,S217,S219に相当)のみが異なり、ステップ
S214で、Nj=1のとき、ステップS214からステップS215
0へ進み、今回のBTDC100°割込みまでのパルスパターン
判別区間においてグループ判別パルスの入力が1回であ
るため、次のクランクパルス割込みは#5,#6気筒のBT
DC70°であると予測し、ステップS220へ進む。
また、上記ステップS214で、グループ判別パルスカウ
ント値Njが1でないときには、上記ステップS214からス
テップS216へ進み、Nj=2か否かを調べ、Nj=2のとき
には上記ステップS216からステップS2170へ進んで、今
回のBTDC100°割込みまでのパルスパターン判別区間に
おいてグループ判別パルスの入力が2回であるため、次
のクランクパルス割込みは#1,#2気筒のBTDC70°であ
ると予測し、ステップS220へ進む。
さらに、上記ステップS216でグループ判別パルスカウ
ント値Njが2でないときには、上記ステップS216からス
テップS218へ進み、Nj=3か否かを調べ、Nj=3のとき
には上記ステップS218からステップS2190へ進み、今回
のBTDC100°までのパルスパターン判別区間においてグ
ループ判別パルスの入力が3回であるため、次のクラン
クパルス割込みは#3,#4気筒のBTDC70°であると予測
し、ステップS220へ進む。
一方、上記ステップS218でグループ判別パルスカウン
ト値Njが3でないとき(ルーチンが初回のとき)には、
上記ステップS218からステップS220へ進む。
そして、ステップS220で、グループ判別パルスカウン
ト値Njをクリアし(Nj←0)、また、ステップS221で、
グループ判別パルス入力フラグFLAG1をクリアし(FLAG1
←0)、ルーチンを抜ける。
(点火時期制御手順) 第15図は点火時期制御手順を示すフローチャートであ
り、第15図(a)は所定周期毎に実行される割込みルー
チン、第15図(b)はBTDC70°のクランクパルス入力毎
に実行される割込みルーチン、第15図(c)はBTDC10°
のクランクパルス入力毎に実行される割込みルーチンで
ある。
第15図(a)の割込みルーチンは、第10図(a)に示
す第1実施例の割込みルーチンからステップS309(タイ
マセット)を除き、タイマセットのタイミングを変更し
たものであり、ステップS307でエンジン回転数Nと基本
燃料噴射量Tpとをパラメータとして点火時期マップMPIG
を検索し、BTDC70°を基準とした点火時期(点火角度)
を設定すると、ステップS308へ進んで点火時刻ADVを設
定する(ADV←θIG×f)。
そして、上記ステップS308からステップS310へ進み、
始動時点火時期制御フラグFLAG4をクリアして(FLAG4←
0)、ルーチンを抜ける。
(BTDC70°割込み) また、第15図(b)の割込みルーチンでは、BTDC70°
のクランクパルスが入力されると、ステップS501で、始
動時点火時期制御フラグFLAG4の状態を判別し、FLAG4=
1のときには、エンジンが完爆しておらず固定点火時期
制御であるため、ルーチンを抜け、一方、FLAG4=0の
ときには、上記ステップS501からステップS502へ進んで
点火時刻ADVを読出してタイマセットし、ステップS503
でタイマを駆動して計時を開始する。
次いで、ステップS504で、該当グループ気筒#i(上
述の気筒判別手順によってグループ気筒#iは判別され
ている)をRAM33から読出し、ステップS505へ進んで、
タイマの計時が終了して所定の点火時刻ADVに達する
と、イグナイタ29へ点火信号(OFF信号)を出力し、該
当グループ気筒#iの点火コイル15aへの通電を遮断し
て上記点火プラグ15をスパークさせ、ルーチンを抜け
る。
尚、このBTDC70°割込みに先立ち、BTDC100°の割込
み処理にて該当グループ気筒#iの点火コイル15aに対
するドエル開始時刻がタイマセットされており、このBT
DC70°の割込み発生以前に既に上記点火コイル15aは通
電されている。
(BTDC10°割込み) 第15図(c)に示す割込みルーチンでは、BTDC10°の
クランクパルスが入力されると、ステップS601で始動時
点火時期制御フラグFLAG4がセットされているか否かを
判別し、FLAG4=0のときには、ルーチンを抜け、一
方、FLAG4=1のときには、固定点火時期制御のため、
上記ステップS601からステップS602へ進み、該当グルー
プ気筒#iをRAM33から読出す。
次いで、ステップS603で、上記イグナイタ29へ点火信
号(OFF信号)を出力し、該当グループ気筒#iの点火
コイル15aへの通電を遮断して上記点火プラグ15をスパ
ークさせ、ルーチンを抜ける。
{変形例} 第16図以下は変形例を示し、第16図はカムロータとカ
ム角センサの正面図、第17図は第16図の側面図、第18図
は第1のカムロータと第1のカム角センサの正面図、第
19図は第2のカムロータと第2のカム角センサの正面図
である。
この変形例では、カムシャフト1cに、クランク角検出
用の第1のカムロータ60とグループ気筒判別用の第2の
カムロータ61とを所定の間隔で軸着し、これらのカムロ
ータ60,61の外周に、それぞれ、第1のカム角センサ6
2、第2のカム角センサ63を対設したものである。
すなわち、上記第1のカムロータ60と上記第1のカム
角センサ62とからクランク角信号出力手段が形成され、
第18図に示すように、上記第1のカムロータ60の外周に
は、上記カムシャフト1cの回転はクランクシャフト1aの
1/2であるため15°間隔でクランク角検出用の突起60aが
形成され、上記第1のカム角センサ62からの信号が波形
変換されてクランクパルスとなる。
また、第19図に示すように、上記第2のカムロータ61
に外周には、先の実施例における第2のクランクロータ
24の突起24aと同様な位相関係にあるグループ気筒判別
用の突起61aが180°対称に形成され、上記第2のカム角
センサ63からの信号が波形変換されてグループ判別パル
スとなる。
この変形例においても、上述した第1実施例あるいは
第2実施例の気筒判別手順が適用でき、同様に、確実に
気筒を判別することができる。
尚、本発明は実施例に限定されることなく、例えば、
クランクシャフト1aに軸着したクランクロータと、カム
シャフト1cに軸着したカムロータとの組合わせにより、
気筒判別を行なうようにしても良い。
また、本発明は6気筒エンジンに限定されることな
く、パルスパターン判別区間を気筒数に応じて設定する
ことにより4気筒、あるいは、8気筒以上のエンジンに
も適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、クランク角信号
の信号列と、この信号列の信号間に1つ以下の信号とな
る信号列パターンを有し、この信号列パターンが特定の
クランク角において特定のパターンとなる気筒信号の信
号列が出力され、上記気筒信号の信号列の特定のパター
ンに基づいて、特定のクランク角が予測され、この予測
した特定のクランク角と上記気筒信号の信号列パターン
とに基づいて、対応する気筒が判別される。
従って、簡単な信号列パターンから高精度にクランク
角を検出できるとともに確実に気筒を判別することがで
き、信号処理装置などの負荷が軽減して気筒別の制御を
正確に行なうことができるなど優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明の第1実施例を示し、第1図は
クランクロータとクランク角センサの正面図、第2図は
第1図の側面図、第3図は第1のクランクロータと第1
のクランク角センサの正面図、第4図は第2のクランク
ロータと第2のクランク角センサの正面図、第5図はパ
ルスパターンを示す説明図、第6図はクランクパルスと
グループ判別パルスのタイミングチャート、第7図は制
御装置の機能ブロック図、第8図はエンジン制御系の概
略図、第9図は気筒判別手順を示すフローチャート、第
10図は点火時期制御手順を示すフローチャート、第11図
〜第15図は本発明の第2実施例を示し、第11図はクラン
クパルスとグループ判別パルスのタイミングチャート、
第12図はパルスパターンを示す説明図、第13図は制御装
置の機能ブロック図、第14図は気筒判別手順を示すフロ
ーチャート、第15図は点火時期制御手順を示す説明図、
第16図以下は変形例を示し、第16図はカムロータとカム
角センサの正面図、第17図は第16図の側面図、第18図は
第1のカムロータと第1のカム角センサの正面図、第19
図は第2のカムロータと第2のカム角センサの正面図で
ある。 1…エンジン本体 1a…クランクシャフト 23,24…第1,第2のクランクロータ 25,26…第1,第2のクランク角センサ 43,50…気筒判別手段 44…クランク角予測手段 45,51…クランク角対応気筒判別手段 60,61…第1,第2のカムロータ 62,63…第1,第2のカム角センサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランクシャフトの回転に連動してクラン
    ク角信号の信号列を出力するクランク角信号出力手段
    と、 上記クランク角信号出力手段から出力するクランク角信
    号間に1つ以下の信号となる信号列パターンを有し、こ
    の信号列パターンが特定のクランク角において特定のパ
    ターンとなる気筒信号の信号列を出力する気筒信号出力
    手段と、 上記気筒信号の信号列の特定のパターンに基づいて、上
    記クランク角信号出力手段からのクランク角信号に対し
    て上記特定のクランク角を予測するクランク角予測手段
    と、 上記クランク角予測手段で予測した特定のクランク角と
    上記気筒信号の信号列パターンとに基づいて、上記クラ
    ンク角信号出力手段からのクランク角信号に対し、対応
    する気筒を判別するクランク角対応気筒判別手段とを備
    えることを特徴とするエンジンのクランク角検出装置。
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