JP2516438B2 - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents
ヘッドアップディスプレイ装置Info
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- JP2516438B2 JP2516438B2 JP1309883A JP30988389A JP2516438B2 JP 2516438 B2 JP2516438 B2 JP 2516438B2 JP 1309883 A JP1309883 A JP 1309883A JP 30988389 A JP30988389 A JP 30988389A JP 2516438 B2 JP2516438 B2 JP 2516438B2
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- Japan
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- light
- display
- driver
- combiner
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Links
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Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は車両の各種情報をフロントガラス等のコンバ
イナに反射投影し、表示をなすヘッドアップディスプレ
イ装置に関するものである。
イナに反射投影し、表示をなすヘッドアップディスプレ
イ装置に関するものである。
（従来の技術） 車速，走行距離，燃料残量その他の運転情報はインス
トルメントパネルに設けたメータ等で表示していたが、
最近運転者がこの運転情報を視認するのに、一旦前方視
界から目を逃さなくともよいように、運転情報をフロン
トガラス部分の前方視野内に結像させ、視野内の前景と
重なるように視認できるヘッドアップディスプレイ装置
が採用されている。
トルメントパネルに設けたメータ等で表示していたが、
最近運転者がこの運転情報を視認するのに、一旦前方視
界から目を逃さなくともよいように、運転情報をフロン
トガラス部分の前方視野内に結像させ、視野内の前景と
重なるように視認できるヘッドアップディスプレイ装置
が採用されている。
このヘッドアップディスプレイ装置は、フロントガラ
ス或いはフロントガラスの下部内面に設けたハーフミラ
ー等（以下コンバイナと云う）に、別置の発光表示する
発光表示部例えば螢光表示管方式，発光ダイオード表示
方式，透過型液晶表示方式等表示器からの表示光を前記
コンバイナからなる反射表示部に反射投影し、運転者に
所定の表示を視認させるものである（例えば特公平１−
15072号公報）。
ス或いはフロントガラスの下部内面に設けたハーフミラ
ー等（以下コンバイナと云う）に、別置の発光表示する
発光表示部例えば螢光表示管方式，発光ダイオード表示
方式，透過型液晶表示方式等表示器からの表示光を前記
コンバイナからなる反射表示部に反射投影し、運転者に
所定の表示を視認させるものである（例えば特公平１−
15072号公報）。
（発明が解決しようとする課題） 前述した従来のヘッドアップディスプレイ装置に在っ
ては、発光表示部の上方部分に発光表示部を保護するス
モーク板が設けられていた。このため発光表示部の表示
光が前記スモーク板を通して運転者の目に入り、而もこ
の表示光は表示すべき上方と対応して変化するので、運
転者の視界内に常にチラツキ感を与えることになる。
ては、発光表示部の上方部分に発光表示部を保護するス
モーク板が設けられていた。このため発光表示部の表示
光が前記スモーク板を通して運転者の目に入り、而もこ
の表示光は表示すべき上方と対応して変化するので、運
転者の視界内に常にチラツキ感を与えることになる。
また反射表示部をフロントガラスに形成すると、フロ
ントガラスは中央部分と左右周辺部分ではその曲率が相
違するので、運転者方向への反射光がアンバランスとな
り、運転者としては見難い表示となる。
ントガラスは中央部分と左右周辺部分ではその曲率が相
違するので、運転者方向への反射光がアンバランスとな
り、運転者としては見難い表示となる。
（課題を解決するための手段） 本発明は前記課題を鑑み、従来のスモーク板の代わり
に遮光スクリーンを設けたものである。
に遮光スクリーンを設けたものである。
即ち本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
運転者に種々の運転情報を発光表示する発光表示部と、
発光表示部からの表示光をフロントガラス等のコンバイ
ナに反射表示する反射表示部とで構成されるヘッドアッ
プディスプレイに於て、発光表示部の上方部分に、コン
バイナの曲率に対応して、運転者方向への前記発光表示
部表示光の光漏れを遮断し、且つコンバイナの反射光を
運転者方向に均一化せしめる角度に、ルーバー角を多段
に変更した遮光スクリーン部を設けたことを特徴とする
ものである。。
運転者に種々の運転情報を発光表示する発光表示部と、
発光表示部からの表示光をフロントガラス等のコンバイ
ナに反射表示する反射表示部とで構成されるヘッドアッ
プディスプレイに於て、発光表示部の上方部分に、コン
バイナの曲率に対応して、運転者方向への前記発光表示
部表示光の光漏れを遮断し、且つコンバイナの反射光を
運転者方向に均一化せしめる角度に、ルーバー角を多段
に変更した遮光スクリーン部を設けたことを特徴とする
ものである。。
（作 用） 発光表示部からの表示光は、遮光スクリーン部の遮光
スクリーンのルーバー角方向に指向性を有することにな
り、コンバイナの曲率に応じて前記指向性が定められる
ので、運転者は、バランスのとれた均一的にコンバイナ
に虚像表示されたもののみを視認できるものである。
スクリーンのルーバー角方向に指向性を有することにな
り、コンバイナの曲率に応じて前記指向性が定められる
ので、運転者は、バランスのとれた均一的にコンバイナ
に虚像表示されたもののみを視認できるものである。
（実施例） 次に本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例であるヘッドアップディスプレイ装置
は、発光表示部１と、遮光スクリーン部２と、車両のフ
ロントガラスを利用したコンバイナである反射表示部３
から構成され、表示部１は、透過光型液晶表示器11と発
光光源12を有し、車両の各個所に設置したセンサ13の情
報を処理部（CPU）14で適宜処理して前記表示器11を駆
動するものである。
は、発光表示部１と、遮光スクリーン部２と、車両のフ
ロントガラスを利用したコンバイナである反射表示部３
から構成され、表示部１は、透過光型液晶表示器11と発
光光源12を有し、車両の各個所に設置したセンサ13の情
報を処理部（CPU）14で適宜処理して前記表示器11を駆
動するものである。
遮光スクリーン部２は、所定のルーバー角Θ１を以て
傾斜せしめ遮光スクリーン２をベース板（アクリル樹脂
板）22内に形成したもので、ルーバー角Θ１はコンバイ
ナの曲率（フロントガラスの曲率：運転者側への反射角
度）に対応して、例えば運転者が右側座席の場合は遮光
スクリーン21を21a〜21iの９個に区分すると、第３図に
示すように左側より24゜,27゜,27゜,27゜,28゜28゜,28
゜,22゜,18゜のように設けたものである。
傾斜せしめ遮光スクリーン２をベース板（アクリル樹脂
板）22内に形成したもので、ルーバー角Θ１はコンバイ
ナの曲率（フロントガラスの曲率：運転者側への反射角
度）に対応して、例えば運転者が右側座席の場合は遮光
スクリーン21を21a〜21iの９個に区分すると、第３図に
示すように左側より24゜,27゜,27゜,27゜,28゜28゜,28
゜,22゜,18゜のように設けたものである。
このルーバー角Θ１が左右周辺部に対し中央部で大き
いのは、一般の車両において、コンバイナとなるフロン
トガラスの傾斜角（曲率）が左右周辺部よりも中央部で
大きく、このコンバイナの傾斜角の差に基因する表示部
１からの表示光の反射のアンバランスを解消するように
コンバイナの曲率に対応させて、コンバイナの全域にわ
たって、表示部１からの表示光が略均一に運転者へ反射
されるように設定したものである。当然前記ルーバー角
Θ１は車種によって異なるものである。
いのは、一般の車両において、コンバイナとなるフロン
トガラスの傾斜角（曲率）が左右周辺部よりも中央部で
大きく、このコンバイナの傾斜角の差に基因する表示部
１からの表示光の反射のアンバランスを解消するように
コンバイナの曲率に対応させて、コンバイナの全域にわ
たって、表示部１からの表示光が略均一に運転者へ反射
されるように設定したものである。当然前記ルーバー角
Θ１は車種によって異なるものである。
而して表示器11を透光した表示光は、透光スクリーン
21によって指向性（所定方向に対する光が遮断されると
云う意味で指向性を有する）を有せしめられ、反射表示
部（コンバイナ）３に反射表示され、所定の運転情報を
運転者に知らせるもので、第２図に示すように遮光スリ
ーン21のルーバー角Θ１を、当該個所と運転者の目の位
置がなす角度Θ２と一致させず相違せしめてなるので、
発光表示部１からの光の内、運転者には反射表示された
虚像以外の運転情報しか目に入らずチラツキ感が生じな
いものである。更に前記ルーバー角Θ１を反射表示部
（コンバイナとしたフロントガラス）３の表示光の反射
角度に対応して定めたものであるから、反射表示光が均
一化され、より見やすい表示を得ることができたもので
ある。
21によって指向性（所定方向に対する光が遮断されると
云う意味で指向性を有する）を有せしめられ、反射表示
部（コンバイナ）３に反射表示され、所定の運転情報を
運転者に知らせるもので、第２図に示すように遮光スリ
ーン21のルーバー角Θ１を、当該個所と運転者の目の位
置がなす角度Θ２と一致させず相違せしめてなるので、
発光表示部１からの光の内、運転者には反射表示された
虚像以外の運転情報しか目に入らずチラツキ感が生じな
いものである。更に前記ルーバー角Θ１を反射表示部
（コンバイナとしたフロントガラス）３の表示光の反射
角度に対応して定めたものであるから、反射表示光が均
一化され、より見やすい表示を得ることができたもので
ある。
尚前記実施例において表示器11に透過型液晶表示方式
表示器を用いたが、他の螢光表示管方式や発光ダイオー
ド表示方式の各表示器を用いても良い。また遮光スクリ
ーン部も、所定のルーバー角を有する遮光スクリーンを
設けることができるものであれば、その具体的材質並び
に構造は任意に定めることができる。
表示器を用いたが、他の螢光表示管方式や発光ダイオー
ド表示方式の各表示器を用いても良い。また遮光スクリ
ーン部も、所定のルーバー角を有する遮光スクリーンを
設けることができるものであれば、その具体的材質並び
に構造は任意に定めることができる。
（発明の効果） 本発明は以上のようにヘッドアップディスプレイ装置
に於て、発光表示部と反射表示部との間に遮光スクリー
ン部を設けると共に、遮光スクリーンのルーバー角を反
射表示部の曲率と対応して変化せしめたもので、反射表
示部の表示事項を運転者が確実に視認でき、而も発光表
示部からの表示光が直接運転者の目に入射しないもので
あるから表示の際のチラツキ感がなく、安全運転に貢献
するものである。
に於て、発光表示部と反射表示部との間に遮光スクリー
ン部を設けると共に、遮光スクリーンのルーバー角を反
射表示部の曲率と対応して変化せしめたもので、反射表
示部の表示事項を運転者が確実に視認でき、而も発光表
示部からの表示光が直接運転者の目に入射しないもので
あるから表示の際のチラツキ感がなく、安全運転に貢献
するものである。
図は本発明の実施例を示し、第１図は装置全体の簡便な
ブロック図、第２図は遮光スクリーン部の断面図、第３
図は同平面図を示すものである。 １は発光表示部 11は表示部 12は発光光源 13はセンサ 14は処理部 ２は遮光スクリーン部 21は遮光スクリーン 22はベース板 ３は反射表示部（コンバイナ）
ブロック図、第２図は遮光スクリーン部の断面図、第３
図は同平面図を示すものである。 １は発光表示部 11は表示部 12は発光光源 13はセンサ 14は処理部 ２は遮光スクリーン部 21は遮光スクリーン 22はベース板 ３は反射表示部（コンバイナ）
Claims (1)
- 【請求項１】運転者に種々の運転情報を発光表示する発
光表示部と、発光表示部からの表示光をフロントガラス
等のコンバイナに反射表示する反射表示部とで構成され
るヘッドアップディスプレイに於て、発光表示部の上方
部分に、コンバイナの曲率に対応して、運転者方向への
前記発光表示部表示光の光漏れを遮断し、且つコンバイ
ナの反射光を運転者方向に均一化せしめる角度に、ルー
バー角を多段に変更した遮光スクリーン部を設けたこと
を特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1309883A JP2516438B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1309883A JP2516438B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03169752A JPH03169752A (ja) | 1991-07-23 |
| JP2516438B2 true JP2516438B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=17998458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1309883A Expired - Lifetime JP2516438B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2516438B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04107285U (ja) * | 1991-02-27 | 1992-09-16 | スタンレー電気株式会社 | 表示装置 |
| JP2003127707A (ja) * | 2001-10-23 | 2003-05-08 | Central Glass Co Ltd | ヘッドアップディスプレイ |
| US8212744B2 (en) * | 2006-07-21 | 2012-07-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | See-through display |
| WO2013128615A1 (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-06 | パイオニア株式会社 | ヘッドアップディスプレイ |
| DE102018207078B4 (de) * | 2018-05-07 | 2023-08-31 | Audi Ag | Kraftfahrzeug mit selbstleuchtendem Bildschirm sowie zugehöriges Betriebsverfahren |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6088925A (ja) * | 1983-10-21 | 1985-05-18 | Toyota Motor Corp | ヘツドアツプデイスプレイ装置 |
| JPS62139728A (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-23 | Stanley Electric Co Ltd | ヘツドアツプデイスプレ− |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP1309883A patent/JP2516438B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03169752A (ja) | 1991-07-23 |
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