JP2516147Y2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2516147Y2
JP2516147Y2 JP7270291U JP7270291U JP2516147Y2 JP 2516147 Y2 JP2516147 Y2 JP 2516147Y2 JP 7270291 U JP7270291 U JP 7270291U JP 7270291 U JP7270291 U JP 7270291U JP 2516147 Y2 JP2516147 Y2 JP 2516147Y2
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JP
Japan
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circuit board
switch element
switch
operation knob
switch device
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JP7270291U
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河野  浩
寿美 植嶋
哲也 梅田
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Omron Corp
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Omron Corp
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Priority to AT92113123T priority patent/ATE139648T1/de
Priority to EP92113123A priority patent/EP0530509B1/en
Priority to DE69211626T priority patent/DE69211626T2/de
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、操作ノブにより内部
のスイッチ素子を作動させる自動車等のスイッチ装置の
薄型構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図7はこの種の自動車に用いられるスイ
ッチ装置の断面図である。
【0003】符号101は下ケースであり、その上部に
回路基板102が載置され、その上部に上ケース103
が設けられ、さらにその上部にベゼルとよばれる化粧カ
バー104が設けられている。
【0004】回路基板102上には複数のスイッチ素子
107が設けられている。スイッチ素子107の回路基
板102への固定は、スルーホールを介して回路基板1
02の裏面側に導出された固定端子130が半田付けさ
れて行われている。上ケース103の上記スイッチ素子
107のそれぞれに対応する位置には、スイッチ操作ノ
ブ110の装着孔111及び軸支部112がそれぞれ形
成されている。スイッチ操作ノブ110からは、下方に
延出する操作端125が設けられ、その操作端125が
装着孔111内に挿入されるとともに操作端125の基
部が軸支部112に揺動可能に支持されることにより設
けられている。そして、スイッチ操作ノブ110はその
装着状態において操作端125の下端がスイッチ素子1
07の***作部126に係合するようになっている。
【0005】化粧カバー104にはスイッチ操作ノブ1
10が露呈する開口128のそれぞれが設けられてい
て、化粧カバー104はそれら開口128内にスイッチ
操作ノブ110のそれぞれが位置するように上ケース1
03上に設けられている。
【0006】上記のような構成により、スイッチ操作ノ
ブ110の操作に伴って操作端125により***作部1
26が変位されてスイッチ素子107が作動されるよう
になっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うにスイッチ素子107の固定が、スルーホールを介し
て回路基板102の裏面側に導出された固定端子130
が半田付けされて行われる構成では、その固定端子13
0が回路基板102の裏面側に突出しているので、その
突出分だけ回路基板102と下ケース1面間にクリアラ
ンスCを設ける必要があり、その分スイッチ装置の厚さ
寸法が大きくなっていた。自動車等のスイッチ装置の場
合、設置スペースが制限されるのでスイッチ装置のコン
パクト化が望まれており、とくに薄型化が望まれてい
る。
【0008】この考案は、上記の問題点に鑑みて行うも
ので、この種スイッチ装置の薄型化を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案では、ケーシング内に回路基板に装着され
てスイッチ素子が設けられ、ケーシング表面に設けられ
た操作ノブの操作により前記スイッチ素子が作動される
スイッチ装置において、前記スイッチ素子が、その固定
端子が前記回路基板の表面側で半田付けされて前記回路
基板の裏面側に装着され、かつ、前記スイッチ素子の前
記操作ノブにより操作される***作部が前記回路基板に
形成される開口を介して前記回路基板の表面側に突出配
置されてなる構成とした。
【0010】
【作用】この考案によると、スイッチ素子が、その固定
端子が回路基板の表面側で半田付けされて回路基板の裏
面側に装着され、かつ、スイッチ素子の操作ノブにより
操作される***作部が回路基板に形成される開口を介し
て回路基板の上面側に突出配置されるので、回路基板表
面の固定端子の突出のための空間がスイッチ素子の***
作部の突出配置空間と兼用される。
【0011】
【実施例】図1はこの考案のスイッチ装置を備えるシー
トスイッチSの正面図、図2は横断面図である。
【0012】このシートスイッチSは、自動車の座席の
側方(図に示すものは左側方)に装着されて用いられる
もので、ケーシング1表面の前後に小形の操作ノブ2と
大形で長尺な操作ノブ3とが取り付けられて構成されて
いる。操作ノブ2は下部が軸支されて上部が前後方向に
揺動操作され、これにより座席の背もたれ部が前後に傾
動される。操作ノブ3は前後方向に移動操作されるとと
もに、前端側、後端側がそれぞれ上下に揺動操作され、
これにより座席が前後移動されるとともに、座席の前
部、後部が上下動される。
【0013】4は上ケース、5は下カバーであり、それ
ぞれにより外形を形成するケーシング1が構成され、そ
のケーシング1内上部の上ケース4の内面に相対する位
置に回路基板7が設けられている。回路基板7の内面側
にスイッチ素子8のそれぞれが装着され、スイッチ素子
8は操作ノブ2に対応する位置に1個、操作ノブ3に対
応する位置に3個それぞれ設けられている。
【0014】スイッチ素子8の回路基板7への取り付け
は、図3に示すように、スイッチ素子8の側部から突出
する固定端子10を回路基板7側に折り曲げ、スルーホ
ールを介して回路基板7の表面に導出し、その表面側で
半田50付けにより固定している。このようにして、回
路基板7表面の固定端子10の突出のための空間をスイ
ッチ素子8の***作部11の突出配置空間と兼用してい
る。そして、それぞれのスイッチ素子8の底面に下カバ
ー5面を近接配置する構成とすることにより、シートス
イッチSは従来品に比してケーシング厚さが小さい薄型
に構成されているものである。
【0015】回路基板7のスイッチ素子8に相対する位
置それぞれには開口13が形成されており、その開口1
3を通してスイッチ素子8の被作動部11が回路基板7
の表面側に突出している。上ケース4の上記開口13に
相対する位置にも開口12が形成されている。
【0016】次に、操作ノブ2部分に構成される前側の
スイッチ装置の説明を行う。図4は操作ノブ2部分の縦
断面図である。
【0017】操作ノブ2が取り付けられる上ケース4上
には、図5にも示すように、筒状の軸支ピン14が上下
位置に2本立設され、その間には2つの長穴状の開口1
2それぞれが形成されている。軸支ピン14それぞれの
周面には固定用の突起17が輪状に形成され、上側の軸
支ピン14内にはコイルバネ18を介してプランジャ1
9が装着されている。そして、操作ノブ2はその内面の
下部に形成される嵌合筒部20内に上記下側の軸支ピン
14が嵌入される状態で揺動可能に取り付けられる。操
作ノブ2の内面にはさらにスイッチ素子8作動用の作動
ピン22が突出して設けられていて、この作動ピン22
は操作ノブ2の軸支側から遠い側の開口12を挿通し、
その先端がスイッチ素子8の被作動部11に係合するよ
うになっている。
【0018】操作ノブ2内面のプランジャ19の先端が
当接する部分には、図6に示すような、ナイロン樹脂等
からなる摺動性に優れるプレート状の感触部材24が設
けられ、その感触部材24の水平方向の溝25にプラン
ジャ19の先端が納められる。溝25は中央が最も深く
なるようにその底部が傾斜状に形成されている。このよ
うな構成により、操作ノブ2に力がかからない場合は、
プランジャ19の先端がコイルバネ18のバネ力により
溝25の中央部に戻るようにして、操作ノブ2が復帰動
作するように構成している。とくに、操作ノブ2の復帰
動作のための機構を、軸支ピン14内にコイルバネ1
8、プランジャ19を装着して作動ピン22と独立して
操作ノブ2の内面位置でケーシング1外に設けているの
で、従来のようにケーシング1の厚さ寸法が大きくなる
ことが回避されるものである。
【0019】また、上ケース4上に設けられる2本の軸
支ピン14は選択的に軸支部として使用され、軸支部と
して使用されない側の軸支ピン14は操作ノブ2の復帰
機構を構成するように用いられる。そして、上ケース4
には2個の開口12が設けられ、さらに、それら開口1
2に相対するようにスイッチ素子8に2個の***作部1
1が設けられ、このようにして、操作ノブ2がどちらの
軸支ピン14で軸支されてもスイッチ素子8の作動がで
きるような構成とされている。このシートスイッチSの
場合、座席の右側使用と左側使用との2タイプのものを
製造する必要がある。その場合上記のように2本の軸支
ピン14を上下に設け、しかも、それぞれの軸支ピン1
4の中央位置が上ケースの縦方向における中央位置に合
致する構成としておけば、上ケース4の他の部分が縦方
向の中央位置から上部位置と下部位置とが線対称に形成
されるものであれば、1つのタイプの上ケース4で2タ
イプのシートスイッチSの上ケース4を兼用できるもの
である。
【0020】以下、後側のスイッチ装置の説明を簡略に
行う。
【0021】このスイッチ装置では、長尺な操作ノブ3
の内面に長手方向に沿って作動ピン22が3本突設固定
され、その間の上ケース4面に2本の筒状ボス40が突
設され、それぞれ筒状ボス40内にコイルスプリング1
8、プランジャ19が装着され、そのプランジャ19の
先端が上記前側のスイッチ装置と同様に、操作ノブ3の
内面に設けられた感触部材24に当接されている。そし
て、それぞれのプランジャ19の感触部材24への弾力
的当接により操作ノブ3の復帰動作が行われるようにな
っている。
【0022】
【考案の効果】この考案は以上のように構成されたもの
であり、スイッチ素子が、その固定端子が回路基板の表
面側で半田付けされて回路基板の裏面側に装着され、か
つ、スイッチ素子の操作ノブにより操作される***作部
が回路基板に形成される開口を介して回路基板の表面側
に突出配置され、回路基板表面の固定端子の突出のため
の空間がスイッチ素子の***作部の突出配置空間と兼用
されて、スイッチ素子の固定端子が従来のように回路基
板の裏面側に突出しないので、これにより、スイッチ素
子の固定端子の回路基板からの突出分だけ従来より薄型
のスイッチ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のスイッチ装置の正面図。
【図2】この考案のスイッチ装置の横断面図。
【図3】この考案のスイッチ装置の要部拡大横断面図。
【図4】この考案のスイッチ装置の縦断面図。
【図5】この考案のスイッチ装置の要部斜視図。
【図6】この考案のスイッチ装置の要部斜視図。
【図7】従来例スイッチ装置の横断面図。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 操作ノブ 7 回路基板 8 スイッチ素子 10 固定端子 11 被作動部 13 開口 50 半田
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−101429(JP,U) 実開 昭63−28211(JP,U) 実開 昭62−150826(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1)内に回路基板(7)に
    装着されてスイッチ素子(8)が設けられ、ケーシング
    (1)表面に設けられた操作ノブ(2)の操作により前
    記スイッチ素子(8)が作動されるスイッチ装置におい
    て、 前記スイッチ素子(8)が、その固定端子(10)が前
    記回路基板(7)の表面側で半田(50)付けされて前
    記回路基板(7)の裏面側に装着され、かつ、前記スイ
    ッチ素子(8)の前記操作ノブ(10)により操作され
    る***作部(11)が前記回路基板(7)に形成される
    開口(13)を介して前記回路基板(7)の表面側に突
    出配置されてなることを特徴とするスイッチ装置。
JP7270291U 1991-07-31 1991-09-10 スイッチ装置 Expired - Lifetime JP2516147Y2 (ja)

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JP7270291U JP2516147Y2 (ja) 1991-09-10 1991-09-10 スイッチ装置
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AT92113123T ATE139648T1 (de) 1991-07-31 1992-07-31 Schalteinrichtung
EP92113123A EP0530509B1 (en) 1991-07-31 1992-07-31 Switch device
DE69211626T DE69211626T2 (de) 1991-07-31 1992-07-31 Schalteinrichtung
US08/289,256 US5455399A (en) 1991-07-31 1994-08-11 Switch device

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JPH0523371U JPH0523371U (ja) 1993-03-26
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