JP2515207Y2 - 二液混合容器 - Google Patents
二液混合容器Info
- Publication number
- JP2515207Y2 JP2515207Y2 JP4127790U JP4127790U JP2515207Y2 JP 2515207 Y2 JP2515207 Y2 JP 2515207Y2 JP 4127790 U JP4127790 U JP 4127790U JP 4127790 U JP4127790 U JP 4127790U JP 2515207 Y2 JP2515207 Y2 JP 2515207Y2
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- Japan
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- wall
- bottom wall
- container body
- thin film
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、二液混合溶器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 異種の液状調剤を混合して用いるが、混合した状態で
保存すると互いに反応して効力を失なう等の不具合を生
じる為、使用直前に混合して用いるものが知られてい
る。この種の液は、従来別々の容器に収納され、使用時
に第三の容器に各液を注入混合して使用するのが一般的
であるが、第三の容器への移し替えに手間がかかり、又
液を攪拌するにも面倒が伴う。
保存すると互いに反応して効力を失なう等の不具合を生
じる為、使用直前に混合して用いるものが知られてい
る。この種の液は、従来別々の容器に収納され、使用時
に第三の容器に各液を注入混合して使用するのが一般的
であるが、第三の容器への移し替えに手間がかかり、又
液を攪拌するにも面倒が伴う。
本考案は、極めて簡単な操作で二液の混合、攪拌、抽
出を行うことが出来る二液混合容器を提供することを目
的とする。
出を行うことが出来る二液混合容器を提供することを目
的とする。
「課題を解決するための手段」 下面を開口した筒状胴部５の上端より口頸部６を起立
させるとともに、該口頸部６上端よりノズル９を立設
し、且つ、胴部５下面開口を閉塞して上底状の薄膜底壁
８を張設してなる第１容器体２と、該容器体２の胴部５
下端内周に周壁11上端外周を嵌着させて装着するととも
に、周壁11上端面開口を閉塞させて薄膜頂壁12を張設
し、且つ、該頂壁12下方の周壁11内周面に液密且つ上下
動可能に外周縁を嵌合させた可動底壁13を設けてなる第
２容器体３とを有し、上記可動底壁13下方の第２容器体
周壁11内周に外周縁を固着させた上向きドーム状の弾性
壁14を設けるとともに、該壁14上面に上記可動底壁13裏
面中央より垂設した連結棒15下端を連結させ、上記可動
底壁13上面中央より上記薄膜底壁頂壁８及び薄膜頂壁12
破断用のカッター16を立設してなることを特徴とする二
液混合物容器。
させるとともに、該口頸部６上端よりノズル９を立設
し、且つ、胴部５下面開口を閉塞して上底状の薄膜底壁
８を張設してなる第１容器体２と、該容器体２の胴部５
下端内周に周壁11上端外周を嵌着させて装着するととも
に、周壁11上端面開口を閉塞させて薄膜頂壁12を張設
し、且つ、該頂壁12下方の周壁11内周面に液密且つ上下
動可能に外周縁を嵌合させた可動底壁13を設けてなる第
２容器体３とを有し、上記可動底壁13下方の第２容器体
周壁11内周に外周縁を固着させた上向きドーム状の弾性
壁14を設けるとともに、該壁14上面に上記可動底壁13裏
面中央より垂設した連結棒15下端を連結させ、上記可動
底壁13上面中央より上記薄膜底壁頂壁８及び薄膜頂壁12
破断用のカッター16を立設してなることを特徴とする二
液混合物容器。
「作用」 第３図に示す如く、ドーム状弾性壁14下面を押し上げ
ると、それに伴って可動底壁13が上昇するとともに、カ
ッター16が第１容器体２の薄膜底壁８及び第２容器体３
の薄膜頂壁12を破断して第１容器体２内の第１液と、第
２容器体３内の第２液とが混合する。弾性壁14は、その
押圧を解除すれば、弾性復元力で元の状態に戻る。次い
で、要すれば、そのまま容器１を振って混合液を充分攪
拌した後、キャップ４を外して再び弾性壁14を押圧すれ
ば、ノズル９先端より混合液を注出できる。
ると、それに伴って可動底壁13が上昇するとともに、カ
ッター16が第１容器体２の薄膜底壁８及び第２容器体３
の薄膜頂壁12を破断して第１容器体２内の第１液と、第
２容器体３内の第２液とが混合する。弾性壁14は、その
押圧を解除すれば、弾性復元力で元の状態に戻る。次い
で、要すれば、そのまま容器１を振って混合液を充分攪
拌した後、キャップ４を外して再び弾性壁14を押圧すれ
ば、ノズル９先端より混合液を注出できる。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図〜第３図は本考案の一実施例を示し、図中１
は、二液混合容器を示す。該容器１は、第１容器体２
と、第２容器体３と、キャップ４を主要部材として構成
している。
は、二液混合容器を示す。該容器１は、第１容器体２
と、第２容器体３と、キャップ４を主要部材として構成
している。
第１容器体２は、下面を開口した円筒状の胴部５上端
より肩部を介して口頸部６を起立させている。又、胴部
５内周下部で、下端縁より所定距離をあけた位置に、内
向きフランジ状の薄膜張設部７を突設し、該張設部７下
面にアルミ等よりなる薄膜底壁８の外周縁を固着させて
胴部下端開口を閉塞させている。又、上記口頸部６内周
に、下端を嵌着させてノズル９を装着させている。更
に、口頸部６外周に周壁内周面を螺合させて、キャップ
４を着脱自在に装着させている。このキャップ４の頂壁
裏面中央からは棒栓10を垂設させて、ノズル９の上端開
口を閉塞させている。この様に構成した第１容器体２内
には第１液を収納させている。
より肩部を介して口頸部６を起立させている。又、胴部
５内周下部で、下端縁より所定距離をあけた位置に、内
向きフランジ状の薄膜張設部７を突設し、該張設部７下
面にアルミ等よりなる薄膜底壁８の外周縁を固着させて
胴部下端開口を閉塞させている。又、上記口頸部６内周
に、下端を嵌着させてノズル９を装着させている。更
に、口頸部６外周に周壁内周面を螺合させて、キャップ
４を着脱自在に装着させている。このキャップ４の頂壁
裏面中央からは棒栓10を垂設させて、ノズル９の上端開
口を閉塞させている。この様に構成した第１容器体２内
には第１液を収納させている。
第２容器体３は、上下端面を開放した円筒状周壁11の
外周上端を、第１容器体胴部５内周下端に嵌着させて第
１容器体２に装着させている。又、その上端面開口を、
閉塞させてアルミ等よりなる薄膜頂壁12を張設してお
り、該頂壁12下方の周壁11内周面に外周縁を液密且つ上
下動可能に嵌合させた可動底壁13を設けている。更に、
この可動底壁13下方の周壁11内周に外周縁を固着させた
上向きドーム状の弾性壁14を設けており、この弾性壁14
上面に可動底壁13裏面中央より垂設した連結棒15の下端
を連結させている。又、可動底壁13上面中央より、上記
第１容器体の薄膜底壁８及び第２容器体の薄膜頂壁12破
断用のカッター16を立設させている。このカッター16
は、将棋の駒形状の二枚の板をクロスさせた形状をな
し、各薄膜壁を大きく破断させるとともに、各薄膜壁を
破断した際、第２容器体内より第１容器体内への液の流
入を容器ならしめる様構成している。この第２容器体３
内には第２液を収納させている。
外周上端を、第１容器体胴部５内周下端に嵌着させて第
１容器体２に装着させている。又、その上端面開口を、
閉塞させてアルミ等よりなる薄膜頂壁12を張設してお
り、該頂壁12下方の周壁11内周面に外周縁を液密且つ上
下動可能に嵌合させた可動底壁13を設けている。更に、
この可動底壁13下方の周壁11内周に外周縁を固着させた
上向きドーム状の弾性壁14を設けており、この弾性壁14
上面に可動底壁13裏面中央より垂設した連結棒15の下端
を連結させている。又、可動底壁13上面中央より、上記
第１容器体の薄膜底壁８及び第２容器体の薄膜頂壁12破
断用のカッター16を立設させている。このカッター16
は、将棋の駒形状の二枚の板をクロスさせた形状をな
し、各薄膜壁を大きく破断させるとともに、各薄膜壁を
破断した際、第２容器体内より第１容器体内への液の流
入を容器ならしめる様構成している。この第２容器体３
内には第２液を収納させている。
尚、上記各部材は合成樹脂にて形成すると良い。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案二液混合容器は、既述構成と
したことにより、ドーム状弾性壁を押し上げるだけの簡
単な操作で二液を混合することが出来、又、攪拌も混合
後容器を振って行えるものであり、二液の混合、攪拌が
極めて容易に行える利点がある。更に、混合液注出に当
たっては、キャップを外してドーム状弾性壁を押圧すれ
ば容易に注出が可能であり、しかもスポイト式容器に構
成しているので液の注出を加減して行える利点もある。
したことにより、ドーム状弾性壁を押し上げるだけの簡
単な操作で二液を混合することが出来、又、攪拌も混合
後容器を振って行えるものであり、二液の混合、攪拌が
極めて容易に行える利点がある。更に、混合液注出に当
たっては、キャップを外してドーム状弾性壁を押圧すれ
ば容易に注出が可能であり、しかもスポイト式容器に構
成しているので液の注出を加減して行える利点もある。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は分解截断面図、
第２図は可動底壁の一例を示す斜視図、第３図は截断面
図である。 ２……第１容器体、３……第２容器体 ４……キャップ、８……薄膜底壁 ９……ノズル、12……薄膜頂壁 13……可動底壁、14……ドーム状弾性壁 16……カッター
第２図は可動底壁の一例を示す斜視図、第３図は截断面
図である。 ２……第１容器体、３……第２容器体 ４……キャップ、８……薄膜底壁 ９……ノズル、12……薄膜頂壁 13……可動底壁、14……ドーム状弾性壁 16……カッター
Claims (1)
- 【請求項１】下面を開口した筒状胴部５の上端より口頸
部６を起立させるとともに、該口頸部６上端よりノズル
９を立設し、且つ、胴部５下面開口を閉塞して上底状の
薄膜底壁８を張設してなる第１容器体２と、該容器体２
の胴部５下端内周に周壁11上端外周を嵌着させて装着す
るとともに、周壁11上端面開口を閉塞させて薄膜頂壁12
を張設し、且つ、該頂壁12下方の周壁11内周面に液密且
つ上下動可能に外周縁を嵌合させた可動底壁13を設けて
なる第２容器体３とを有し、上記可動底壁13下方の第２
容器体周壁11内周に外周縁を固着させた上向きドーム状
の弾性壁14を設けるとともに、該壁14上面に上記可動底
壁13裏面中央より垂設した連結棒15下端を連結させ、上
記可動底壁13上面中央より上記薄膜底壁頂壁８及び薄膜
頂壁12破断用のカッター16を立設してなることを特徴と
する二液混合容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4127790U JP2515207Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 二液混合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4127790U JP2515207Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 二液混合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH041139U JPH041139U (ja) | 1992-01-07 |
| JP2515207Y2 true JP2515207Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=31551808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4127790U Expired - Fee Related JP2515207Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 二液混合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515207Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH703940A2 (de) * | 2010-10-13 | 2012-04-13 | Rm Beteiligungs Ag | Kunststoffverschluss mit Kapsel zur Abgabe von Wirkstoffen. |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP4127790U patent/JP2515207Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH041139U (ja) | 1992-01-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |