JP2514509Y2 - 製紙用ニードルフエルト - Google Patents

製紙用ニードルフエルト

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JP2514509Y2
JP2514509Y2 JP1989137345U JP13734589U JP2514509Y2 JP 2514509 Y2 JP2514509 Y2 JP 2514509Y2 JP 1989137345 U JP1989137345 U JP 1989137345U JP 13734589 U JP13734589 U JP 13734589U JP 2514509 Y2 JP2514509 Y2 JP 2514509Y2
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fibers
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は製紙用ニードルフエルトに関し、詳しくはポ
リアミド系ブロックコポリマーからなる繊維を用いた製
紙用のニードルパンチされたフエルトに関する。
[従来の技術]および[その解決課題] 紙を製造する一般的原理は、ワイヤーパート(濾網
部)から、フエルトで水を含んだ紙料を受けとり、プレ
スパート(圧搾部)において水を絞ってから、ドライパ
ート(乾燥部)に送って紙として仕上げる。この様に、
フエルトは、ワイヤーパートで脱水された湿紙を受けと
って、プレスパートに運び、プレスロールの間を通して
更に水を絞り、同時にまた湿紙の表面を平滑にして、ド
ライパートに送るという機能を持たせている。従って、
フエルトは、湿紙を運ぶコンベアーとしての機能、湿紙
からできるだけ水を絞り取る機能、および湿紙の面を平
滑にする機能を少なくとも持っていなければならず、こ
のためにフエルトは継ぎ目がないこと、搾水性や弾性や
回復性の優れた繊維構造体であること、仕上った紙面に
凹凸が出ないようなフエルト表面を持ったものであるこ
とが必要である。
さらに、近時は増々製紙機における抄速が高速化され
ており、フエルトもこの高速運転に耐えて走行しなけれ
ばならない。そのため、耐久性も要求され、フエルトに
要求される性質というものがより一層高度に、より一層
精密になってきている。製紙用フエルトは、かっての羊
毛よりなる繊フエルトから、合成繊維を用いたニードル
フエルトに移り変ってきており、ポリアミド系の繊維を
繊維バット層や基布に用いることが行われている。
ゴム状弾性を示す繊維は、ポリウレタン系弾性繊維の
ように、古くから知られているが、弾性繊維はフエルト
素材としては一般に使用し難く、カードにおけるカーデ
ングに難があったり、ニードリングでの締りに難があっ
たりし、ゴム状弾性があるために、ニードルパンチした
ときに、機械的な応力を受けた局所部分のみが弾性的に
強い変形を受け、応力が除かれると、元の繊維配列状態
に戻り、十分な立体的絡み合いが生じない。強いて絡み
合せんとすると、繊維の切断・損傷を伴ったりし、ま
た、フエルトを形成せしめんとすると、この時に発生す
る張力が不均一となり、均一なフエルトの形成を妨げ、
従来の一般的な繊維からなるフエルトのような、繊維の
配列が均斉でむらがなく、安定した品質および、性能を
有する弾性繊維からなるフエルトの製造は難しいものと
されていた。
本考案は、かかる技術的背景の下、フエルトとしての
特性を維持しながら、その製造工程における問題点も解
消することができる製紙用のニードルフエルトを供給す
ることを目的とし、弾性や回復性や耐久性などに優れた
ニードルパンチによる、紙の製造に適した製紙用ニード
ルフエルトを提供することを目的とする。
本考案の他の目的や新規な特徴は本明細書全体の記載
および添付図面からも明らかとなるであろう。
[課題を解決するための手段]および[作用] 本考案は、基布の片面または両面に繊維バット層を積
層し、当該基布と繊維バット層とをニードリングにより
一体化してなる製紙用ニードルフエルトにおいて、製紙
用ニードルフエルトがポリアミド系ブロックコポリマー
からなる繊維よりなり、かつ、当該ポリアミド系ブロッ
クコポリマーからなる繊維が、繊維バット層に使用され
る場合、その繊度が4〜50デニールであり、一方、それ
が基布に使用される場合、4〜50デニールの単繊維より
なる紡毛糸あるいはマルチフィラメント糸、または直径
0.1〜0.8mmのモノフィラメントであることを特徴とする
製紙用ニードルフエルトに関する。
本考案では、基布の片面または両面に繊維バット層を
積層し、当該基布と繊維バット層とをニードリングによ
り一体化してなる製紙用ニードルフエルトにおいて、弾
性繊維の使用を検討したところ前述のごとく難点がある
ので、繊維バット層および/または基布を、ポリアミド
系ブロックコポリマーからなる繊維により構成し、特
に、ポリアミド系ブロックコポリマーからなる繊維とし
て、ポリアミド成分からなるハードセグメントと、ポリ
エーテル成分からなるソフトセグメントとを有するポリ
エーテル成分含有のポリアミド系ブロックコポリマーか
らなる繊維を用い、しかも、特定の繊度、直径のものを
用いることにより、製紙機械のプレスパートにおける圧
縮弾性回復性に優れ、弾性回復性が良いために数十万回
のプレス後でも厚みを維持し、変形に対するエネルギー
吸収が大きく、耐久性に富み、フエルトの圧力分布を均
一に保持し、フエルトマーク(水分斑や厚さ斑によるマ
ーク)の発生を防止し、製紙機械のプレスロールの振動
トラベルの発生を防止することができた。そして、この
ようなフエルトとしての特性を維持しつつ、従来の弾性
繊維にあったような、ニードリング工程における難点を
も解消することができた。
さらに、本考案では上記本考案に係る繊維の使用によ
り、次のような予期していなかった効果も得られた。す
なわち、フエルトは長期の使用に伴い、摩擦によりその
表面の繊維が切れ、フエルトと湿紙が接触する時、その
切れて遊離した繊維が湿紙側に移行して、その表面に付
着し、付着した繊維が更に紙への印刷時に活字側に移行
して、そのマークを印刷される紙に次々に転写するとい
う問題があったが、上記の如き本考案に係る繊維を用い
た場合は、その繊維の弾性が一般のポリアミド系繊維に
比して大きいために、摩擦に対するエネルギー吸収量が
大きく、使用時プレスロール間で起こるフエルトとロー
ルとの間での瞬間的な引きずり摩擦に伴う力を吸収し
て、繊維は伸びるだけで切断には至らない。すなわち、
遊離繊維を発生しないという予期していなかった効果が
得られた。
[実施例] 次に、本考案の実施例を第1図および第2図に基づい
て説明する。
本考案では、第1図および第2図で例示するような製
紙用ニードルフエルト1において、その繊維バット層2
を、ポリエーテル成分を含有して成るポリアミド系ブロ
ックコポリマーからなる繊維で構成する。尚、これら図
中、符号3はニードリング用針、4は基布である。
本考案に使用される上記ポリエーテル成分を含有して
成るポリアミド系ブロックコポリマーは、ナイロン−
6、ナイロン−66、ナイロン−11、ナイロン−12等のポ
リアミド成分からなるハードセグメントと、後で述べる
ポリエーテル成分からなるソフトセグメントとを持つブ
ロック共重合体である。
ハードセグメントであるポリアミド成分は、例えば、
テレフタール酸、イソフタール酸、シュウ酸、アジピン
酸、セバシン酸、1,4−シクロヘキシルジカルボン酸の
如きジカルボン酸とエチレンジアミン、ペンタメチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、デカメチレンジア
ミン、1,4−シクロヘキシルジアミン、m−キシリレン
ジアミンの如きジアミンの重縮合;カプロラクタム、ラ
ウロラクタムの如き環状ラクタムの重合;アミノエナン
ト酸、アミノノナン酸、アミノウンデカン酸の如きアミ
ノカルボン酸の重縮合、あるいは上記環状ラクタムとジ
カルボン酸とジアミンとの共重合等により得られるもの
である。
また、ソフトセグメントであるポリエーテル成分は、
出発物質として一般式 (式中、a,b、dおよびfはすくなくと2の整数、好ま
しくは2〜4の整数、eは2〜30の整数、Cは0または
2〜30の整数である。)で示されるジアミンが使用され
る。
例えば、一般式 (式中、eは2〜30の整数、好ましくは6〜30の整数で
ある。)のビス(3−アミノプロピル)−ポリテトラヒ
ドロフランの混合物、 (式中、eは2〜30の整数である。)のビス−(3−ア
ミノプロピル)−ポリプロピレンオキサイド等である。
また、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシテ
トラメチルグリコール等のポリエーテルグリコールも使
用できる。
かかるポリアミド系ブロックコポリマーは、通常、前
記ポリアミド成分形成化合物と前記ポリエーテル含有ジ
アミンおよびジカルボン酸との縮合反応によって製造さ
れ、前記ポリエーテルブロックの重量割合が、8〜60重
量%になるものが望ましい。
このポリエーテルブロックの重量割合が8%未満で
は、フエルトの弾性変形量が小さくなり、本考案の目的
が達成され難くなる。一方、この割合が60重量%を超え
ると、フエルトの剛性が小さくなり、また、この場合に
は弾性変形量が大きくなり過ぎて、繊維にクリンプ加工
(繊維を屈曲させてカーディングなどが行ない易くする
加工)を施し難くなり、フエルトの製造が困難となり易
い。
上記のポリアミド系ブロックコポリマーに使用される
ジカルボン酸は、前記ポリアミド成分の原料として例示
したジカルボン酸、36個の炭素原子を有する二量化脂肪
酸、該二量化脂肪酸を主成分とする重合脂肪酸の混合
物、 で示される化合物等が使用される。
本発明で使用されるポリアミド系ブロックコポリマー
としては、ソフトセグメントとしてポリエーテル成分に
代えてあるいはこれに加えてポリエステル成分を有する
同様のブロックコポリマーであってもよい。
本考案の上記したポリアミド系ブロックコポリマーよ
り成る繊維は、スパンデックス糸程には弾性を示さない
が、一般のポリアミド系繊維に比しては弾性を有し、そ
の切断伸度は80〜100%で、15〜20%までの初期伸長時
にあっては伸長後に力を取り去ると、ほぼ完全に元に戻
るために、この繊維を用いたフェルトとしての弾性は大
きくなり、前述のように種々の効果が得られるが、一
方、そのフェルトの製造工程にあっては20%程度以上に
伸びを強いられるニードリング工程等では、通常のポリ
アミド繊維に近い塑性を示すために、従来のポリウレタ
ン系弾性繊維等の弾性繊維に於いてみられる不都合、す
なわち、ニードリング中、針によってその進行方向に押
し下げられる挙同に伴って繊維が引き伸ばされても又元
に戻ってしまい、従ってニードリングによって締まり難
いという不都合を生じないのである。
尚、フェルトは、基布部に於いては繊維が平面方向に
配列しているために、繊維の直径方向の圧縮に対する弾
性が必要であるが、本考案に係るポリアミド系ブリック
コポリマーより成る繊維は、この場合にあっても抄紙中
のプレスロール間で受ける加圧領域にあっては著しく大
きな弾性を示す。
伸長時並びに加圧時に於けるこれらの特異な性質は、
本考案のポリアミド系ブロックコポリマーの反発弾性が
ショアー・D硬度(JIS K6301)68°の場合約60%であ
り、通常のエステル系又はラクトン系のポリウレタンエ
ラストマーシのショアー・硬度65±3°の場合の35〜40
%に比べ著しく大きいことに基づきものと考えられる。
本考案に係る繊維は、ポリアミド系ブロックコポリマ
ーとこれ以外の他のポリアミド樹脂とを混合して成る繊
維であってもよい。当該他のポリアミド樹脂は、例えば
テレフタール酸、イソフタール酸、シュウ酸、アジピン
酸、セバシン酸、1,4−シクロヘキシルジカルボン酸、
デカンジルカルボン酸の如きジカルボン酸とエチレンジ
アミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジア
ミン、デカメチレンジアミン、1,4−シクロヘキシルジ
アミン、m−キシリレンジアミンの如きジアミンの重縮
合;カプロラクタム、ラウロラクタムの如き環状ラクタ
ムの重合;アミノエナント酸、アミノノナン酸アミノウ
ンデカン酸の如きアミノカルボン酸の重縮合、あるいは
上記環状ラクタムとジカルボン酸とジアミンとの共重合
等により得られるものである。これらのポリアミドのう
ち好適なものをナイロンの呼称で例示すると、ナイロン
6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン61
0、ナイロン612、ナイロン6/610、ナイロン6/66等が挙
げられる。
当該ポリアミドにおけるナイロン12は、化学式 H−[NH-(CH2)-CO]n−OHで示される。
本考案では、当該ポリアミド系ブロックコポリマーよ
りなる繊維のみを使用することができるが、他のポリア
ミド樹脂、例えば、ナイロン66、ナイロン6、ナイロン
11、ナイロン12、上で例示したような共重合ナイロンな
どよりなる。他のポリアミド系繊維も併用することがで
きる。当該ポリアミド系ブロックコポリマーよりなる繊
維を主体とし、例えば70重量%とし、これに、例えば30
重量%の上記のポリアミド系繊維を混合したバットとし
てもよい。
本考案に係る当該ポリアミド系ブロックコポリマーよ
りなる繊維は、繊維切断に要するエネルギーを考慮し、
ニードリングにより締り(立体的繊維の絡み会い)を良
好にし、圧縮弾性回復性を大きくし、圧力分布の均一性
や回復性の良さにより厚みを維持し、耐久性を良くし、
印刷時の紙へのマーク障害を回避し、本考案の目的を達
成するためには、その繊度は、4〜50デニール(d)の
範囲内にあることが適当である。また、ポリアミド系ブ
ロックコポリマー繊維を主体とし、これに上記他のポリ
アミド系繊維を混合したバットとする場合も同様であ
る。本考案では、さらに、ポリアミド系ブロックコポリ
マー繊維を主体とし、これに上記他のポリアミド系繊維
を混合し、さらに当業界でバット構成繊維として使用さ
れるその他の繊維を混合したバットでもよい。
本考案では、第2図に示すような繊維バット層2の積
層構造において、最外層(表層、片面のみに限らない)
をポリアミド系ブロックコポリマー繊維ウエッブ、また
は、当該ポリアミド系ブロックコポリマー繊維と他のポ
リアミド系繊維との混合繊維ウエッブとし、その内層を
上記のポリアミド系繊維ウエッブとしてもよい。全層が
前述した混合バットより構成されてもよい。
本考案における基布4は、合成繊維のモノフィラメン
ト、マルチフィラメントの如き糸の一または二以上を経
糸および/または、緯糸として一重あるいは多重に構成
してなる。
従来、当該糸としてスパン糸と称されるポリウレタン
弾性繊維(スパンデックス)糸が、使用されることもあ
ったが、本考案では、当該基布4をポリアミド系ブロッ
クコポリマー繊維よりなる糸により構成する。当該基布
4のポリアミド系ブロックコポリマー繊維は、4〜50デ
ニールの単繊維よりなる紡毛糸あるいはマルチフィラメ
ント糸、または直径0.1〜0.8mmのモノフィラメント
(糸)により構成する。ポリアミド系ブロックコポリマ
ー繊維と、前記他のポリアミド系繊維や当該基布を構成
するために使用される通常繊維との混撚、交織としても
よい。
使用するフィラメントの直径は、抄紙機の幅、抄紙速
度、ニップ圧、紙の種類、ピッチなどによる汚れなどを
考慮して、選択すればよいが、モノフィラメントの場
合、最小直径が0.1mmより細いと、フェルトが柔軟にな
り過ぎ、フェルト使用時の形態的な安定性が小さくなっ
てしまう。
又、フェルトが汚れ易くなる。
一方、直径が0.8mmより太い場合には織られた基布が
粗くなり使用時に紙にマークを付け易くなる。
従ってモノフィラメントの直径は0.1〜0.8mmの範囲内
にあることが必要である。
尚、抄紙に際し、フエルトの振動を抑制するには、フ
エルトの基布自体が平滑であることが望ましい。
この点、本考案にかかわるモノフィラメントの場合に
は、屈曲が容易なために、糸の交点におけるナックルが
ゆるやかになり、平滑な面が得られ易い。
但し、このものは伸び易いので、形態的な安定性を確
保するためには、基布の幅方向の糸として用いることが
望ましい。形態的安定性の確保という点では、2重また
は3重等の多重基布になっている場合、平滑性の要求さ
れる最上層に本考案に係るコポリアミド繊維を、下層面
にポリアミド系繊維などの通常繊維を用いることができ
る。尚、多重基布の場合の最上層としては伸びの心配が
いらないので、進行方向、幅方向ともに本考案に係るコ
ポリアミド繊維を用いることも可能である。
[考案の効果] (1)本考案によれば、フエルトとしての特性を維持し
つつ、従来の弾性繊維を用いる場合の難点であったカー
ディングやニードリングにおける問題を解消することが
できた。これは、従来のポリアミド系繊維における切断
時の強度および伸度が3〜4g/d、40〜50%であるのに対
し、本考案による上記ポリアミド系ブロックコポリマー
繊維における切断時の強度および伸長は3g/d、80〜100
%で、繊維の切断に要するエネルギーが従来の上記繊維
に比較して著しく大きいことが、このようなフエルトと
して優れ、かつ、製造上の困難を克服できた一つの要因
を成すと考えられる。
(2)本考案による製紙用ニードルフエルトは、プレス
パートでの使用に際し、圧縮弾性回復性が良好で、厚み
を長期にわたり保持できる。プレスロールでのプレス回
数の増加によっても、変形量が大で、回復性が良いため
に、柔軟性を長期にわたり保持し、圧力分布を均一なも
のとすることができた。因みに、70重量%が、ポリアミ
ド系ブロックコポリマーからなる繊維で、30重量%が、
通常のナイロン66のバット繊維によるバット層(本考案
例)を有するフエルトを構成し、これを、通常のナイロ
ン66の100重量%からなる繊維バット層(比較例)を有
するフエルトと、高速抄紙機において対比したところ、
本考案例では、50万回でのプレス後でも、フエルトは柔
軟なものであった。これに対し、比較例では、50万回以
下のプレスで、そのプレス回数の増加と共に次第に柔軟
性が失われ、更に圧力分布も不均一となった。フエルト
にあっては、基布部において繊維が平面方向に配列して
いるために、繊維の直径方向の圧縮に対する弾性が必要
であるが、本考案にかかわる上記ポリアミド系ブロック
コポリマーよりなる繊維は、この場合にあっても抄紙中
のプレスロール間で受ける加圧値の範囲においては有効
な弾性を示した。すなわち、ロール加圧が線圧例として
80kg/cmの下では、従来のフエルトにおける変形量を100
とした時、本考案によるフエルトの変形量は105程度で
あり、除圧時の厚さの回復量は、従来のフエルトの場合
を100とした時、本考案によるフエルトでは110〜115で
あった。両者のこの差異は一見して小さいように見える
が、高加圧の極限状態でのこの差異がフエルトによる均
一な圧縮効果に大きく寄与しているものと思われる。こ
の圧縮弾性回復性が大きいという点では、羊毛による織
フエルトに似ている。本考案では、強度的に羊毛の強度
(デニール当り1.5g程度)の2倍位あり、伸度も3倍以
上なので、変形に対するエネルギー吸収が大きく、従っ
て耐久性に優れている。即ち、性能は羊毛に似ており、
そのライフは著しく長くなる。本考案によるフエルトに
ついて、プレスロールでの振動エネルギーを従来フエル
トと対比測定したところ、本考案によるフエルトを用い
た場合、従来フエルトに比して約70%小さくなってい
た。これは、製紙機械のプレスロールの振動トラブルの
発生を抑止するのに有効である。
また、フエルトマーク(フエルト中の水分斑やフエル
トの厚さ斑によって紙につくマーク)について、本考案
フエルトと従来フエルトとを対比したところ、次の結果
を得た。すなわち、フエルトの湿紙への押圧に基づくこ
のマークの程度は、製品としての紙の平滑度(JIS P811
9に準拠、一定圧を掛けた紙とガラス板との間隙を一定
量の空気を通過する時間で表わされる。)として表示さ
れるが、その値について、紙が抄造される時にロールに
接する面側とフエルトに接する面側との平滑度の差に基
づき見たところ、本考案によれば、従来のフエルトを用
いた場合のその差に比較して約1/3と小さくなってい
た。この事は、このようなフエルトマークの発生を著し
く減少させることができることを示している。
(3)本考案によれば、当初予期していなかったような
優れた作用効果を示すことがわかった。すなわち、本考
案による製紙用ニードルフエルトにおけるポリアミド系
ブロックコポリマー繊維は、そのエネルギー吸収量が大
きいために、フエルトとロールとの間での瞬間的な引き
ずり摩擦に伴う力を吸収して、繊維は伸びるだけで切断
には至らない。すなわち、フエルト表面から切断し遊離
する繊維が発生しないという効果が得られた。
従来、プレスロール間でフエルトと湿紙が接触する時
に、遊離した繊維が湿紙側に移行しその表面に付着し
た。繊維は紙への印刷時に活字側に移行してそのマーク
を印刷される紙に次々転写して、印刷に際して障害とな
り大きな問題となっていたが、本考案によれば、かかる
問題を生じなくなることが見いだされ、製紙用ニードル
フエルトにおいてこの点は全く予期していなかった長所
となった。因みに、通常の酸性抄紙の場合で、従来例に
比して約1/2に、また、抄紙時のPh値が大きく遊離繊維
の発生が著しいために、しばしば、トラブルを発生して
いるいわゆる中性抄紙(中性乃至アルカリ領域での抄
紙)の場合には約1/5に小さくなっていた。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本考案の実施例を示す製
紙用ニードルフエルトの説明図である。 1……フエルト 2……繊維バット層 3……針 4……基布

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基布の片面または両面に維維バット層を積
    層し、当該基布と繊維バット層とをニードリングにより
    一体化してなる製紙用ニードルフエルトにおいて、当該
    製紙用ニードルフエルトが、ポリアミド成分からなるハ
    ードセグメントとポリエーテル成分からなるソフトセグ
    メントとを有するポリアミド系ブロックコポリマーから
    なる繊維よりなり、かつ、当該ポリアミド系ブロックコ
    ポリマーからなる繊維が、繊維バット層に使用される場
    合、その繊度が4〜50デニールであり、一方、それが基
    布に使用される場合、4〜50デニールの単繊維よりなる
    紡毛糸あるいはマルチフィラメント糸、または直径0.1
    〜0.8mmのモノフィラメントであることを特徴とする製
    紙用ニードルフエルト。
  2. 【請求項2】製紙用ニードルフエルトが、ポリアミド系
    ブロックコポリマーからなる繊維と他のポリアミド樹脂
    からなる繊維(以下、ポリアミド系繊維という。)との
    混合繊維よりなる、請求項1に記載の製紙用ニードルフ
    エルト。
  3. 【請求項3】製紙用ニードルフエルトが、繊維バット層
    を複数積層し、その最外層がポリアミド系ブロックコポ
    リマーからなる繊維よりなり、その内層がポリアミド系
    繊維よりなる、請求項1に記載の製紙用ニードルフエル
    ト。
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